文系でもSIerを目指せる?就職を成功させるためにやるべきこと

文系でもSIerを目指せる?就職を成功させるためにやるべきこと
IT業界に関心を持つ文系学生の中には、「文系でもSIerに就職できるのか」「理系と比べて不利ではないのか」と不安を抱える方もいるでしょう。 結論から言うと、文系でもSIer企業への就職は十分可能です。 実際、多くの企業が文系出身者を採用しており、未経験向けの研修や育成体制を整える動きも広がっています。

この記事では、文系でもSIerに就職できる理由をはじめ、SIerの仕事内容や企業の種類、「やめとけ」と言われる背景、文系に向いている企業の特徴までを分かりやすく解説します。
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1. 文系でもSIer企業に就職できる?

文系出身でも、SIer企業への就職を目指すことは十分に可能です。

レバテックがIT人材を採用する企業担当者1000名とIT人材3000名を対象に行った調査によると、エンジニア未経験者の採用状況は「採用している」が39.4%、「検討中」が31.2%、「採用していない」が29.4%という結果でした。検討中も含めると、約7割の企業が未経験者の採用に積極的な様子が伺えます。

また、採用時に重視される経験やスキルを見ると、プログラミングや理系知識よりも「顧客折衝経験(30.6%)」が上位に挙がっています。このことからも、文系出身者の強みであるコミュニケーション力や共感力が評価される場面が多く、入社前の専門知識がなくても十分に活躍できるといえます。年代別の採用状況を見ても、20代前半〜後半の若手採用が中心となっているため、これから就職活動をする文系学生にもチャンスがあるでしょう。

参考:レバテック株式会社「レバテックIT人材白書2025」

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2. そもそもSIerとは?文系学生向けにわかりやすく解説

SIer(エスアイヤー)は「System Integrator(システムインテグレーター)」の略で、企業向けの情報システムにおいて開発から構築・運用までの全工程を請け負う会社のことです。

システムを作る技術的な作業だけでなく、顧客の要望を整理したり、社内のメンバーと調整したりする業務も多く含まれます。
ここでは、まずSIerの仕事内容や企業の分類に加え、各分類にどんな会社があるのかを分かりやすく紹介します。

関連記事:SIer(エスアイヤー)とは?仕事内容やSEとの違いを解説

SIerの仕事内容

SIerの仕事は、一言で言うと「企業の問題をITで解決すること」です。顧客の業務フローを理解し、何が課題なのかを整理された上で、それを解決するシステムを設計・開発し、その後の運用までサポートします。

具体的には、以下のような流れで仕事が進みます。
 

  • ・顧客から課題や要望をヒアリングする

  • ・必要な仕組みを整理し、システムの設計を行う

  • ・プログラマーやエンジニアと連携し、開発を進める

  • ・完成したシステムをテストし、導入をサポートする

  • ・システム運用後の改善やトラブル対応を行う


特に文系学生が多く活躍しているのは、要件整理・業務理解・ユーザーとのコミュニケーションなど、ヒューマンスキルと論理思考が求められるフェーズです。

SIerとSEの違い

SIerは「企業の種類(会社の分類)」を表す言葉で、SE(システムエンジニア)は「職種」を指します。つまり、SIerという会社に勤めていれば、そこで働く職種の多くがSEというイメージです。
 

  • ・SIer=会社のタイプ

  • ・SE=その中で働く個別の職種のこと


SEはシステムを設計し、プロジェクトを進める「担当者」ですが、SIerはそのSEが所属する企業体です。文系であってもSEとして採用されるケースは非常に多く、研修制度が整っている企業が多いため安心してキャリアをスタートできます。

関連記事:SierとSESの違いは?年収や将来性はどのくらい異なる?

SIerの企業分類

SIerは「どこから仕事を受けるか」「どんな業界を中心に担当するか」によって4つの種類に分けられます。それぞれ企業文化や業務範囲、キャリアの方向性が異なるため、特徴を知っておくと企業研究の精度が一気に上がります。

ユーザー系

ユーザー系SIerは、親会社(例:銀行・商社・保険会社・製造業など)のIT部門を独立させてできた会社です。そのため、担当するシステムは親会社の業務に関連する領域が中心となり、扱う業務領域が比較的安定・限定的であるのが特徴です。

ユーザー企業と近い距離で働くため、業務知識が深まりやすく、プロジェクト全体の品質も安定しやすい傾向があります。働き方や教育体制が整っている企業も多く、文系学生から人気の高いSIer分類です。

関連記事:ユーザー系SIerとは?特徴・仕事内容・就職対策までわかりやすく解説!【新卒向け】

メーカー系

メーカー系SIerは、NEC、日立、富士通など、大手製造メーカーのIT部門から派生している組織です。企業規模が大きく、金融・公共・製造・医療などの巨大システムを扱うことが多いため、大規模プロジェクトに関わりたい人に向いています。

社内の教育体制が充実している企業が多く、大手企業ならではの安定した環境や福利厚生が魅力です。技術領域を深めたい人や、大規模なスケールで仕事をしたい人に適しています。

独立系

独立系SIerは、特定の親会社を持たず、さまざまな企業のシステムを受託して開発する企業です。業界・業種に縛られず多種多様な案件を経験できるため、若手でも幅広いスキルを身につけやすいのが強みです。

ただし企業ごとに体制の差が大きく、一次請け〜三次請けなどポジションの幅も広いため、「どのポジションの案件を多く扱っているのか」を理解しておくことが重要です。成長したい人には良い環境ですが、会社選びが非常に重要な分類です。

外資系

外資系SIerは、IBM、アクセンチュア、キャップジェミニなど海外企業を母体とするSIerです。最新の技術トレンドに強く、グローバルな環境で働けることが最大の魅力です。成果主義の傾向が強く、実力が給与やキャリアに反映されやすい点も特徴です。

英語力が求められるケースもありますが、コンプライアンスや働き方の制度が整っている企業が多く、専門性を身につけたい人に向いています。

各分類の主なSIer企業一覧

分類ごとの代表的な企業を知ることで、業界研究がより具体的になります。ここでは、それぞれのカテゴリでよく名前が挙がるSIerを簡潔に整理します。

ユーザー系SIer

ユーザー系は「親会社の業務システムを安定的に支える」ことが中心になるため、銀行・商社・保険・鉄道・通信など、国内大手企業の関連会社が多いです。ユーザー系SIerには、以下のような企業があります。
 

  • ・株式会社NTTデータ

  • ・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

  • ・SCSK株式会社

  • ・株式会社野村総合研究所

メーカー系SIer

メーカー系は大規模かつ公共性の高いプロジェクトが多く、社会インフラ級のシステムにも携われます。メーカー系SIerには、以下のような企業があります。
 

  • ・富士通株式会社

  • ・株式会社日立製作所

  • ・NEC(日本電気株式会社)

  • ・都築電気株式会社

独立系SIer

独立系は業界が幅広く、案件の種類も多いため、経験の幅を広げたい人に向いています。独立系SIerには、以下のような企業があります。
 

  • ・株式会社大塚商会

  • ・ISID(株式会社電通国際情報サービス)

  • ・BIPROGY株式会社(2022年4月に日本ユニシス株式会社から社名変更)

  • ・TIS株式会社

外資系SIer

外資系はグローバル案件・最新技術・高待遇で有名です。最後に、外資系SIer企業を紹介します。主に以下のような企業があります。
 

  • ・日本IBM(日本アイ・ビー・エム株式会社)

  • ・日本オラクル株式会社

  • ・アクセンチュア株式会社

  • ・SAPジャパン株式会社


どの分類においても、社会で広く名前が知られている企業や、大規模な売上をもつ大手企業があることがわかります。それぞれに得意とする分野や社風などは異なるので、企業研究を念入りに行い、自分の希望とマッチする企業を選びましょう。

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3. 「文系からSIerに就職するのはやめとけ」と言われるのはなぜ?

文系からSIerを目指すと、「やめたほうがいい」という声を耳にすることがあります。ただ、その多くは誤解やイメージによるものです。実際には文系出身の社員も多く働いており、適性があれば活躍の場は広く用意されています。

とはいえ、不安につながりやすい理由が存在することも事実です。ここでは、なぜこうした声が挙がるのか、3つの理由を紹介します。どれも文系だから必ずしも不利というものではなく、理解しておけば過度な心配をせずに就職に向けた準備を進められます。

関連記事:新卒でSIerはやめとけと言われる7つの理由!働くメリット・向いている人の特徴も

数学やプログラミングに抵抗があると思われるから

文系出身者は、数学や理系科目に苦手意識を持っていると見られやすい傾向があります。そのため、エンジニアの仕事は理数系の知識が必須というイメージから、「続けるのは大変なのでは」と思われがちです。

実際には、業務で必要になるのは高校数学の一部程度に限られるケースも多いです。プログラミングは入社後に学べる機会もあり、文系出身者で未経験者でも問題ないことがほとんどです。しかし、こうした誤解が「やめとけ」という声につながります。

専門知識の差で理系より不利だと見られがちだから

大学で情報工学を学んだ理系の学生は、システムの基礎知識を身につけていることが多く、スタート地点で差があるように感じられることがあります。そのため、文系は始めから不利になるというイメージが生まれやすくなっています。

しかし、SIerの仕事は技術だけで成り立つものではありません。要望の整理や業務内容の理解、社内外との調整など、文系の強みであるコミュニケーション力や対人スキルがそのまま生きる場面も多くあります。基礎知識は入社後に学べるため、採用段階で文系が不利になるとは一概に言えないのです。

入社後の学習負担が大きいから

SIerの仕事では、新しい知識を学び続ける姿勢が欠かせません。文系出身の場合、業務で使う用語や考え方に慣れるまでに時間がかかることがあり、「学習負担が大きい」という印象につながります。

実際には、どの会社でも新人研修が充実していることが多く、基礎から段階的に学べる体制が整っています。学んだ内容を着実に理解し、コツコツ積み重ねていく姿勢があれば、文系でも十分にキャリアを築けます。

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4. 文系学生や未経験者でもSIerに採用される理由

SIer業界では、文系出身や未経験の学生を採用する企業が少なくありません。その理由は、システム開発に必要なスキルの全てを入社前に身につけておく必要がなく、働きながら成長できる仕組みが整っているからです。また、業務の幅が広く、文系が得意とするコミュニケーションや調整力が発揮される場面も多いため、文系でも力を発揮できると評価されています。

ここでは、企業が文系を積極的に採用する主な理由を詳しく見ていきましょう。

関連記事:SIerに未経験から就職するには?やめとけと言われる理由と大手の内定を取るコツ

コミュニケーション力を活かせるから

SIerの仕事では、顧客の要望を聞き取って課題を整理し、社内外の関係者と協力しながらプロジェクトを進める場面が多くあります。そのため、相手の意図を正しく汲み取ったり、分りやすく伝えたりするコミュニケーション力が欠かせません。

文系学生は、大学でのディスカッションやグループワーク、サークル活動などを通じて、さまざまな立場の人と関わる経験を積んできた人が多い傾向です。こうした経験で身につく対人折衝力や言語化能力は、システム提案や打ち合わせ、資料作成など、多くの場面で役立ちます。

このように、プログラミングなどの専門知識がなくても力を発揮できる場面があることが、SIer企業が文系を採用する理由だと考えられます。

入社後の研修制度が整っているから

文系学生や未経験者がSIerに採用される理由として、入社後の研修制度が整っていることが挙げられます。

多くのSIer企業では、新入社員向けに充実した研修が用意されています。実務に入る前にプログラミングやネットワークの基礎を学ぶ期間があるため、ITの知識がない状態でも問題なくスタートできることがほとんどです。

また、研修後もOJTを通して段階的に業務に慣れていくため、未経験からでも無理なく成長できます。このことが、文系だからといって採用で不利になるわけではないといえる大きな理由です。

さまざまな業界・業種の知識を求められるから

SIerは銀行・メーカー・物流・小売など、幅広い業界のシステムに関わります。顧客の業務内容を理解し、課題を整理する役割も多いため、ITの専門知識だけに頼らない仕事が多いです。

文系が得意とする情報整理力、ヒアリング力、相手の意図を読み取る力が強みとして評価されやすく、理系と文系で大きく差が出る分野ではありません。柔軟に学べる姿勢があれば、幅広いプロジェクトで活躍できます。

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5. 文系におすすめなSIer企業の3つの特徴

SIer企業にはさまざまなタイプがあり、研修の内容や担当する工程、働く環境も企業によって大きく異なります。文系出身の学生が安心して成長するためには、最初の会社選びがとても大切です。

ここでは、文系の社員が多く活躍し、基礎からスキルを身につけやすい企業に共通する特徴を紹介します。就職先を選ぶときの判断材料として、ぜひ参考にしてみてください。

3か月程度の研修期間が設けられている

文系出身の人が安心して仕事を始められる企業には、入社後の研修が丁寧に組まれていることが多いです。約3か月ほどかけて、プログラミングやネットワークの基礎、システム開発の流れなどを体系的に学べる環境が整っている傾向があります。

こうした企業では、基礎を理解してから実務に入ることができるため、不安を抱えずに業務へ進むことができ、学習の負担を感じにくいことが特徴です。

元請け・一次請けの案件が多い

元請けや一次請けの案件を中心に扱う企業は、顧客との打ち合わせや要件の整理など、上流工程の仕事が多くなります。この上流工程では、コミュニケーション力や情報整理の力が求められる場面が多いため、文系出身の強みがそのまま発揮されやすい環境と言えます。

また、プロジェクトの全体像を理解しやすく、成長のスピードも早くなりやすいため、キャリアの基盤をつくる企業として選ばれることが多いタイプです。

文系出身者が多く在籍している

文系出身の社員が多い企業は、学習の壁やつまずきやすいポイントを理解している先輩が多く、相談しやすい雰囲気が整っています。社内に文系出身のロールモデルがいると、将来像を描きやすく、自分も同じように成長できるという安心感を得られます。

また、文系出社者が活躍している企業は、研修内容やサポート体制が整っているケースもあるため、文系にとって働きやすい環境が整っている可能性が高くなります。

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6. 文系学生からSIerに就職した方の例

ここでは、文系の学生でもSIerに就職した例を紹介します。レバテックルーキーの利用者の方で、文系学部在学中から少しずつプログラミングを学習し、SIer企業からの内定を獲得した例になります。実際に就職した際のインタビュー記事も載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。
 

  • ・<就活データ>

  • ・学歴:大東文化大学 経済学部 社会経済学科

  • ・レバテックカレッジを受講していた時期:2021年2月~2021年3月

  • ・レバテックルーキーを利用して就活を始めた時期:2021年4月

  • ・内定時期:2021年5月

  • ・内定先:創業40年超の老舗独立系SIer


Tさんは、大学3年生の夏頃、元々別業界を志望していた中でたまたま見つけたIT企業に惹かれ、プログラミングを学習することになりました。レバテックカレッジを利用してプログラミングの勉強を進めつつ、大学3年生の12月ごろからオファー型の就活サービスを利用してIT企業を中心に就活を始めました。最初の方は一次面接、書類選考で落ちることも多かったものの、レバテックルーキーも利用し、4社エントリーして第一希望の1社から内定を獲得しました。

※レバテックカレッジは現在新規の申し込みを停止しています。

Tさんが語る、文系学生のSIer就職のポイント

Tさんは就活を振り返った際にこう語っています。

「その頃はまだエンジニア職一本で行くことも決めきれないまま、手当たり次第に面接を受けていたので、それが人事の方にも伝わっていたのかもしれません。」

元々は書類選考落ちが多かったTさんですが、エンジニア職一本に絞って企業選び〜選考対策をし始めてから就職活動が上手くいくようになったようです。

SIer企業といっても、プロジェクトマネジメントからエンジニアなど、さまざまな職種・業務があります。漠然と「SIer企業にいきたい」という理由で就活を進めてしまうと、志望動機が浅いとみなされて選考に落とされてしまうことが多くなってしまいます。そのため、SIerという漠然とした企業選びではなく、ある程度業務内容や職種を絞って就職活動を初めておくことが大切になります。

関連記事:未経験からプログラミングスクールに入校!余裕を持って就活を終えられた秘訣とは

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7. 文系学生からSIerに就職した方の特徴

ここでは、数多くのSIer内定獲得学生を排出したレバテックルーキーだからこそわかる、文系学生でもSIer企業に就職する方の特徴を紹介します。

早くから計画的に就職活動をしている

SIerの就活に限ったことではありませんが、内定を多く取る学生のほとんどは早くから計画的に就職活動をしています。

3年生の3月〜4年生の4月から焦って就活をするのではなく、3年生の夏や早い方だと2年生の冬くらいから就活を意識してインターン・選考に参加しています。焦って就職活動をする方に比べて、早くから就活を進めている方は時間に余裕がありますので、インターンや選考、面談に参加できるチャンスが多くなります。

また、早くから就活をしていると、途中で志望業界を変えたいとなった場合でも修正しやすくなります。そのため、納得のいく就職活動をしたいという方は、早いうちから計画的に就活を意識した学生生活を過ごすようにしましょう。

志望動機を具体的にしている

SIerは人気職種でもあるため、競争倍率が高いです。そのため企業側はより良い学生を選び、活躍してもらおうとします。

そんな中で、「SIerがかっこいい」「大手企業だから安心」といった漠然とした理由で就職活動を進めてしまうと、人事担当者にとっては本当にその企業で活躍してくれるのかイメージがわかず、内定を出しづらくなってしまいます。

上で紹介したTさんも途中でエンジニア職に絞ったという話があったように、SIer企業の中でどこに惹かれているのか、どうしてその職種で働きたいのか、を具体的にすることが大切です。

漠然とSIerがかっこいいと思う気持ち自体は大切にしつつ、「どうしてそう思うのか」「他の職種じゃなくてSIerがかっこいい理由は何か」といった点を明らかにしつつ、自分の経験と合わせて語れるようにしておくことが大切です。

就職活動と同時にITに関する勉強もしている

上で紹介したTさんは、就職活動を進めると同時にプログラミングスクール「レバテックカレッジ」に通ってITに関する知見も深めていました。

このように、SIerに内定を取っている文系学生の方の中にはITに関する勉強を同時にしている方が多くいらっしゃいます。SIerはIT系企業である以上、文系学生は理系学生に比べて知識・経験で多少劣ってしまいます。そこを埋めるために勉強を進めておくことで、内定時の差が小さくなりより活躍できる確率が高まります。

また、SIerになるために勉強をしているということを人事担当者に伝えることで本気度が伝わり、選考段階の評価も高まる可能性もあります。ただ、勉強しているだけだと誰でも言えることではあるので、面接のタイミングには「こういった開発物を作った」「こんな経験をした」といったような、実際に開発した経験を一緒に語れるようにしておくことが大切です。

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8. 文系学生がSIerに就職するためにやるべきこと

最後に、プログラミング未経験の文系学生が、SIerへの就職を成功させるためにやっておくべき4つのことを紹介します。

プログラミングスクールで学ぶ

学校で学習する機会がなかったとしても、事前にプログラミングに触れておくことをおすすめします。

プログラミングは独学でも習得可能ですが、文系や未経験の学生にはスクールに通って学ぶことをおすすめします。スクールの魅力は、プロのエンジニアからの指導を受けながら学習を進められ、不明点があればすぐに質問できるということです。挫折しにくい環境が整えられており、まったく知識がない状態からでもしっかりとモチベーションを維持しながら、着実にスキルを身に付けていくことができます。

近年は、通学する以外にも、自宅でオンライン受講できるスクールもあります。また、スクールの期間は3カ月から半年程度、費用は約30万円から約50万円程度と、スクールごとにサービス内容や期間、費用には違いがあります。通うことを検討する方は、複数のスクールを調べて自分に最適なところを選ぶと良いでしょう。

関連記事:プログラミングスクールの選び方!失敗しないための注意点とは

IT資格を取得する

SIerに就職するために必須の資格は特にありません。しかし、資格を持っていることで、一定のスキルがあることや、仕事に対する意欲をアピールすることができます。

文系の未経験者には、情報処理系の入門資格である「ITパスポート」や、ITエンジニアとして働くうえで必要なIT関連全般の知識があることを証明できる国家資格「基本情報技術者試験」がおすすめです。どちらも難易度は比較的易しく、独学でも十分に取得を目指すことができます。

そのほか、プログラミング言語の資格も取得していると、プラス評価を得やすくなります。プログラミング言語の種類は数多くありますが、文系・未経験の学生は、学びやすいとされる「PHP技術者認定試験」や「Ruby技術者認定試験」などの取得から目指してみると良いでしょう。プログラミング言語の試験は多くの場合、レベル別に分かれているので挑戦しやすくおすすめです。

関連記事:IT資格の種類と難易度について解説!新卒におすすめの資格とは

就活エージェントを活用する

就活エージェントは、就活支援サービスを提供する会社です。登録することで、専任のアドバイザーが最適な就職先を紹介してくれるほか、履歴書の書き方や面接指導など、内定獲得までのサポートもしてくれます。就活中不安なときや困ったことがあれば気軽に相談することもできるので、学生にとっては大きな支えとなるでしょう。基本的に、費用は企業側から得ているため、就活生はこれらのサポートをすべて無料で受けることができます。

ただし、就活エージェントによって業界の得手・不得手があります。文系からSIerへの就職を目指す学生は、評判や実績なども参考にして、IT業界に特化した新卒向けの就活エージェントを利用すると良いでしょう。

理系大学・理系大学院に進学する手もあり

文系でもSIerになることは可能ですが、実際問題、理系学部や理系大学院生を対象とした求人が数多くあるのも事実です。特に大手企業になるほどこの傾向は強くなってしまいます。

というのも、理系学部や理系大学院だと、ITや機械に関する専門的な知識を学ぶことができ、その知識を活かして仕事につなげることができるためです。つまり、大手企業になるほど仕事内容が複雑で専門性を問われるものになる傾向があるので、大学の知識を活かすシーンが増えてくるのです。

そのため、ITに関する知識をつけるために理系大学に入り直したり、理系大学院に進学するという手もあります。実際、文系大学から理系学部の大学院に進学するという方も多くいらっしゃいます。そのため、理系大学院や理系学部への進学、転学も視野に入れておくと良いでしょう。

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9. まとめ

文系学生であっても、SIerに就職することは可能です。新卒採用を積極的に行っているSIerの場合は、入社後の研修制度や教育制度が整っている場合も多く、プログラミング経験がなくても着実にスキルを磨いていくことができます。

就職活動を行う際には、的確な志望動機を作成することが大切です。また、資格を取得したり、自ら基本的なプログラミングスキルを学んだりするなどの準備もしっかりと行い、企業に意欲をアピールしましょう。

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