モチベーショングラフで自己分析する5つのステップ!就活への活用法

モチベーショングラフで自己分析する5つのステップ!就活への活用法
モチベーショングラフとは、人生における出来事を時系列に並べ、その時々の感情の高低を曲線で表したグラフで、自分がどんな時にモチベーションが上がり、どんな状況で落ち込むのかを視覚的に把握できるのが特徴です。

本記事では、モチベーショングラフの基本から、自己分析で活用するメリット、5つのステップで進める具体的な作り方、作成方法、そして就活に活かすための方法まで詳しく解説します。
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1. モチベーショングラフとは?

モチベーショングラフとは、人生における出来事を時系列に並べ、その時々のモチベーションの高低を曲線で表したグラフのことです。横軸に年齢や時期を、縦軸にモチベーションの高さ(プラスからマイナス)を設定し、幼少期から現在までの印象的な出来事をグラフ上に記入していきます。点と点を線でつなぐことで、自分の人生におけるモチベーションの波が視覚的に見えるようになるのが最大の特徴です。

たとえば、「部活で県大会出場を果たした」という出来事は、モチベーションが高い(プラス)位置に記入します。逆に「大学受験で第一志望に落ちた」という出来事は、モチベーションが低い(マイナス)位置に配置するイメージです。こうして人生の浮き沈みをグラフ化することで、自分がどんな経験から影響を受けてきたのかが一目でわかるようになります。

モチベーショングラフは、就活の自己分析ツールとして広く活用されているほか、企業の研修やキャリアカウンセリングでも使われています。自分の価値観や行動パターンを客観的に把握できるため、志望動機や自己PRを作成する際の強力な材料となるのです。また、企業によってはエントリーシートや面接でモチベーショングラフの提出を求められるケースもあるため、就活生なら一度は作成しておくことをおすすめします。

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2. 自己分析でモチベーショングラフを作るメリット3つ

次に、自己分析でモチベーショングラフを作成することで得られるメリットを3つご紹介します。
 

  • ・人生の転機や価値観を可視化できる

  • ・共通パターンや行動の傾向を発見できる

  • ・面接やESで説得力あるエピソードを語れる


これらのメリットも踏まえながら、ぜひモチベーショングラフを使った自己分析に取り組んでみてください。

人生の転機や価値観を可視化できる

モチベーショングラフの最大のメリットは、人生の転機や自分の価値観を視覚的に把握できることです。過去の出来事を時系列で振り返るだけでは、どの経験が自分にとって重要だったのかが曖昧になりがちです。しかし、モチベーションの高低という「感情」の視点を加えることで、自分にとって本当に意味のあった出来事が明確になるのです。

グラフ上でモチベーションが大きく上昇した出来事は、あなたがやりがいや達成感を感じたエピソードです。そこには、「チームで協力して成果を出すことが好き」「新しいことに挑戦するのが楽しい」といった、あなたの価値観が隠れている可能性が高いです。逆に、モチベーションが大きく下がった出来事からは、「どんなことがストレスになるのか」「どう乗り越えたのか」といった、自分の弱みや成長のきっかけが見えてきます。

このようにモチベーショングラフを作成することで、漠然としていた自分の価値観が言語化され、志望動機や企業選びの軸として活用できるようになるでしょう。「なぜこの企業を選んだのか」という質問に対しても、自分の価値観に基づいた一貫性のある回答ができるようになります。

共通パターンや行動の傾向を発見できる

モチベーショングラフを完成させると、複数の出来事に共通するパターンや行動の傾向が見えてくるのも大きなメリットです。モチベーションが上がった出来事を並べて見ると、「リーダーとしてチームをまとめた経験」が複数あることに気づくかもしれません。これは自分が「リーダーシップ」という強みを持っている証拠であり、自己PRの軸として使える材料です。

また、モチベーションが下がった出来事にも共通点が見つかることがあります。たとえば、「一人で黙々と作業する場面」でモチベーションが下がる傾向があるなら、「協調性を重視する」「チームワークを大切にする」という価値観が浮かび上がります。こうした傾向を把握することで、自分に合った職種や働き方を見極めやすくなるのです。

さらに、モチベーションが下がった後にどう立ち直ったかを振り返ることで、自分のストレス対処法や成長のプロセスも明確になります。「友人に相談した」「新しい目標を設定した」といった行動パターンがわかれば、面接で「困難をどう乗り越えましたか?」という質問にも具体的に答えられるようになるでしょう。

面接やESで説得力あるエピソードを語れる

モチベーショングラフを作成することで、面接やエントリーシート(ES)で使える説得力のあるエピソードが整理できるメリットもあります。就活においては、「私の強みは○○です」と言うだけでは不十分で、その強みを裏付ける具体的なエピソードが必要です。モチベーショングラフには、あなたがモチベーション高く取り組んだ経験が可視化されているため、どのエピソードを選ぶべきかが一目で把握できるのです。

たとえば、「サークル代表として文化祭のイベントを企画した」という出来事でモチベーションが最も高くなっていれば、それはあなたが情熱を持って取り組んだ経験であり、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)として語るのに最適と判断できます。当時の感情や行動を思い出しながらエピソードを語れば、面接官に熱意と本気度が伝わりやすくなるでしょう。

また、モチベーションが下がった経験も、使い方次第では強力なアピール材料になります。「挫折から学んだこと」「困難をどう乗り越えたか」というストーリーは、あなたの成長意欲や粘り強さを示すエピソードとして活用できるからです。

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3. モチベーショングラフの作り方5ステップ

ここからは、モチベーショングラフの具体的な作り方を5つのステップで解説します。
 

  • ・ステップ1:縦軸と横軸を設定する

  • ・ステップ2:人生の出来事を時系列で書き出す

  • ・ステップ3:各出来事のモチベーションを数値化する

  • ・ステップ4:点を線でつないでグラフを完成させる

  • ・ステップ5:グラフを振り返り山・谷の共通点を見つける


それぞれのステップを実践しながら、自己分析に役立つモチベーショングラフを作成していきましょう。

ステップ1:縦軸と横軸を設定する

モチベーショングラフを作る前に、まずはグラフの枠組みを用意しましょう。紙やノート、またはExcelやPowerPointを用意して、まず縦軸と横軸を設定します。横軸には「時間軸」を、縦軸には「モチベーションの高低」を設定するのが基本です。

横軸には、幼少期から現在までの年齢や時期を記入します。「0歳」「小学生」「中学生」「高校生」「大学生」といった大まかな区切りでも構いませんし、「6歳」「12歳」「15歳」「18歳」「22歳」といった具体的な年齢で区切っても良いでしょう。自分が振り返りやすい単位で設定してください。

縦軸には、モチベーションの高低を設定します。中央にゼロのラインを引き、上方向を「プラス(モチベーション高)」、下方向を「マイナス(モチベーション低)」として配置します。数値で表す場合は、「+10〜-10」や「+100%〜-100%」といった範囲を設定すると良いでしょう。グラフ用紙や方眼紙を使うと、目盛りが見やすくなるのでおすすめです。

ステップ2:人生の出来事を時系列で書き出す

グラフの枠組みができたら、次は人生の出来事を時系列で書き出していきます。幼少期から現在までを振り返り、印象に残っている出来事やエピソードをできるだけ多く挙げてみましょう。この段階では、モチベーションの高低は気にせず、思い出せる出来事を自由に書き出すことが大切です。

書き出す出来事としては、以下のようなものが挙げられます。
 

  • ・幼少期:引っ越し、幼稚園・保育園での出来事

  • ・小学生:習い事、友達との思い出、家族旅行

  • ・中学生:部活動、受験、人間関係の変化

  • ・高校生:文化祭・体育祭、進路選択、アルバイト開始

  • ・大学生:サークル活動、長期インターンシップ、ゼミ活動、留学


「大したことない」と思うような小さな出来事も、積極的に書き出してみてください。後から振り返ると、意外と重要な経験だったと気づくこともあります。また、成功体験だけでなく、失敗や挫折の経験も必ず含めるようにしましょう。モチベーションが下がった経験こそ、自己分析の深掘りに役立つからです。

この作業は、自己分析に役立つフレームワークの一つ「自分史」の作成と同じプロセスです。既に自分史を作成している場合は、そこから主要な出来事をピックアップすると効率的に進められるでしょう。

ステップ3:各出来事のモチベーションを数値化する

出来事を書き出したら、それぞれの出来事に対して、当時のモチベーションを数値化していきます。ここでは、「その出来事があった時、自分はどれくらいやる気があったか」「どれくらい充実していたか」を思い出しながら、プラスとマイナスで評価していきましょう。

たとえば、以下のような基準で数値化すると良いでしょう。
 

  • ・+10〜+8:人生で最も充実していた、最高にやる気があった

  • ・+7〜+5:とても楽しかった、やりがいを感じた

  • ・+4〜+2:まあまあ楽しかった、普通にやる気があった

  • ・+1〜-1:特に感情の起伏がなかった、普通

  • ・-2〜-4:少し辛かった、やる気が出なかった

  • ・-5〜-7:とても辛かった、落ち込んでいた

  • ・-8〜-10:人生で最も辛かった、どん底だった


数値化する際には、「ありのままの感情」を大切にすることがポイントです。周囲の評価や、後から振り返った時の解釈ではなく、当時の自分が実際に感じていた感情を思い出して数値化してください。たとえば「部活で県大会に出場したけど、実は当時はプレッシャーでモチベーションが下がっていた」というケースもあるでしょう。そうした正直な感情を記録することが、深い自己分析につながるのです。

全ての出来事に数値を振ったら、それをグラフ上に点として記入していきます。横軸の時期と、縦軸のモチベーションが交わる位置に点を打ち、そこに出来事の名前を書き込みましょう。

ステップ4:点を線でつないでグラフを完成させる

各出来事を点として記入したら、次はそれらの点を線でつないでグラフを完成させます。時系列に沿って左から右へ、点と点を線で結んでいきましょう。直線で結んでも構いませんが、曲線で滑らかにつなぐと、モチベーションの変化がより視覚的にわかりやすくなります。

線をつなぐ作業を通じて、自分の人生におけるモチベーションの波が明確に見えてきます。「中学生の頃は全体的にモチベーションが高かった」「高校2年生で大きく落ち込んだ」「大学に入ってから徐々に上昇している」といったパターンが、グラフとして可視化されるのです。

グラフが完成したら、全体を俯瞰してみてください。モチベーションの山(高い時期)と谷(低い時期)がどこにあるか、どのような周期で変動しているかを確認しましょう。

ステップ5:グラフを振り返り山・谷の共通点を見つける

グラフが完成したら、最後に全体を振り返って、山(モチベーションが高い時期)と谷(モチベーションが低い時期)の共通点を見つけましょう。複数の山に共通する要素があれば、それがあなたの価値観ややりがいの源泉です。同様に、複数の谷に共通する要素があれば、それがあなたのストレス要因や苦手なことを示しています。

モチベーションの山を見る際には、以下のような問いかけをしてみてください。
 

  • ・どんな状況でモチベーションが上がっているか?

  • ・誰と一緒にいる時にモチベーションが高いか?

  • ・どんな役割を果たしている時にやる気が出ているか?

  • ・どんな成果を出した時に達成感を感じているか?


たとえば、「サークル代表」「バイトリーダー」「文化祭実行委員長」といった経験でモチベーションが高くなっている場合、「リーダーシップを発揮する場面」や「チームをまとめる役割」にやりがいを感じる傾向があると分析できます。これは、志望職種を選ぶ際の重要な判断材料になるでしょう。

モチベーションの谷についても、同様に分析してみましょう。
 

  • ・どんな状況でモチベーションが下がっているか?

  • ・どんな出来事がストレスになっているか?

  • ・谷からどうやって立ち直ったか?

  • ・谷の経験から何を学んだか?


「一人で黙々と作業する」「ルーティンワークが続く」といった状況でモチベーションが下がっている場合、「変化や刺激を求める」「人と関わる仕事が向いている」という特性が見えてきます。また、谷からどう立ち直ったかを振り返ることで、自分のストレス対処法や成長パターンも明確になるでしょう。

こうした共通点を見つけたら、ノートやメモに書き出しておきましょう。これが自己PRや志望動機を作成する際の核となる材料です。

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4. モチベーショングラフのテンプレート・作成ツール紹介

ここからは、モチベーショングラフを効率的に作成するためのテンプレートやツールを紹介します。手書きで作成するのも良いですが、ExcelやGoogleスプレッドシートを使えば、後から編集しやすく、見栄えの良いグラフが簡単に作成できるので、ぜひ活用してみてください。

Excel・Googleスプレッドシートでの作り方

ExcelやGoogleスプレッドシートを使えば、データを入力するだけで自動的にグラフが生成される機能があるため、効率的にモチベーショングラフを作成できます。どちらも基本的な操作方法は同じなので、使いやすい方を選んでください。

まず、シートに表を作成します。A列に「時期」、B列に「出来事」、C列に「モチベーション数値」という項目を作り、各行に自分の経験を入力していきましょう。たとえば、「小学6年生」「学級委員長に選ばれた」「+7」といった形です。すべての出来事を入力したら、C列のモチベーション数値をドラッグして選択します。

次にメニューから「挿入」→「グラフ」を選択し、グラフの種類として「折れ線グラフ」または「散布図」を選びます。横軸に時期、縦軸にモチベーション数値が表示されるよう設定を調整してください。グラフが表示されたら、タイトルや軸ラベルを追加し、見やすくカスタマイズしましょう。

Googleスプレッドシートの場合は、完成したグラフを画像として書き出したり、URLで共有したりすることも可能です。就活でモチベーショングラフの提出を求められた場合にも、すぐに対応できるので便利に使えるはずです。シート自体をテンプレートとして保存しておけば、後から追記や修正も簡単に行えます。

無料で使えるテンプレート・ツール

モチベーショングラフを作成するための無料テンプレートやオンラインツールも数多く公開されています。これらを活用すれば、ゼロから作成する手間を省き、すぐにモチベーショングラフ作りに取り組めるのがメリットです。

Googleで「モチベーショングラフ テンプレート 無料」と検索すると、Excel用テンプレートやパワポ用テンプレートをダウンロードできるサイトが見つかります。テンプレートには、既に軸やグラフの枠組みが設定されているため、自分の出来事とモチベーション数値を入力するだけで完成します。就活支援サイトやキャリアセンターのサイトでも、無料テンプレートが配布されていることがあるので、チェックしてみると良いでしょう。

また、「Canva」のような無料のオンラインデザインツールを使えば、より視覚的に魅力的なモチベーショングラフを作成できます。Canvaには多数のグラフテンプレートが用意されており、色やフォントを自由にカスタマイズできるのが特徴です。無料プランでも十分な機能が使えるため、デザイン性にこだわりたい方にもおすすめです。

どのツールを選ぶにしても、大切なのは「作ること自体が目的にならないこと」です。見栄えの良いグラフを作ることよりも、グラフを通じて自己理解を深めることに集中しましょう。自分が使いやすいツールを選んで、まずは作成してみることが重要です。

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5. モチベーショングラフを作成するときの3つのポイント

次に、モチベーショングラフを作成する際に押さえておくべき3つのポイントを紹介します。
 

  • ・ありのままの感情で上下をつける

  • ・上下した理由を深掘りしてみる

  • ・複数のエピソードから共通点を探す


これらのポイントを意識することで、より深い自己分析につながるモチベーショングラフが完成しますので、ぜひ参考にしてください。

ありのままの感情で上下をつける

モチベーショングラフを作成する際に最も重要なのは、「ありのままの感情」でモチベーションの高低をつけることです。周囲の評価や、後から振り返った時の解釈ではなく、当時の自分が実際に感じていた感情を思い出して記入しましょう。

たとえば、「全国大会に出場した」という出来事は、一見するとモチベーションが高そうに思えます。しかし、実際には「プレッシャーで辛かった」「楽しめなかった」と感じていたのであれば、正直にマイナス側に記入してください。逆に「アルバイトで皿洗いをしていた」という地味な経験でも、「仲間と楽しく働けた」「お客様に感謝された」と感じていたなら、プラス側に記入するのが正解です。

周囲から見て「すごい」と思われる経験が、必ずしも自分にとってモチベーションが高い経験とは限りません。また、失敗や挫折の経験を隠す必要もありません。モチベーショングラフは他人に見せるためのものではなく、自分を理解するためのツールです。ありのままの感情を記録することで、自分の本当の価値観や適性が見えてくるのです。

上下した理由を深掘りしてみる

モチベーショングラフを作成したら、必ず「なぜモチベーションが上下したのか」という理由を深掘りしてみましょう。グラフを作って満足するのではなく、山と谷の背景にある要因を分析することが、深い自己理解につながるからです。

モチベーションが上がった出来事については、以下のような問いかけをしてみてください。
 

  • ・なぜその出来事でモチベーションが上がったのか?

  • ・どんな要素がやりがいにつながったのか?

  • ・誰と一緒だったから楽しかったのか?

  • ・どんな役割を果たしていたのか?

  • ・どんな成果を出せたから達成感があったのか?


たとえば、「文化祭でイベントを企画した」という出来事でモチベーションが上がった理由を深掘りすると、「ゼロから何かを作り上げるプロセスが楽しかった」「チームメンバーと協力できた」「来場者に喜んでもらえた」といった要素が見えてきます。これらの要素こそ、あなたの価値観や、やりがいの源泉なのです。

同様に、モチベーションが下がった出来事についても深掘りしましょう。「なぜ辛かったのか」「何がストレスだったのか」「どうすれば防げたのか」といった視点で分析することで、自分の弱みや苦手な環境が明確になります。また、「その後どう立ち直ったのか」を振り返ることで、自分のストレス対処法や成長パターンも見えてくるでしょう。

複数のエピソードから共通点を探す

モチベーショングラフの分析で特に重要なのが、複数のエピソードから共通点を探すことです。一つひとつの出来事を個別に見るのではなく、全体を俯瞰して、モチベーションが上がる時の共通パターン、下がる時の共通パターンを見つけましょう。

たとえば、以下のような共通点が見つかるかもしれません。
 

  • ・「サークル代表」「バイトリーダー」「ゼミ長」など、リーダーシップを発揮する場面でモチベーションが上がっている

  • ・「新しいプロジェクトの立ち上げ」「海外旅行」「留学」など、新しいことに挑戦する時にモチベーションが高い

  • ・「ルーティンワーク」「一人での作業」など、単調な作業や孤独な環境でモチベーションが下がる

  • ・「チームでの成果発表」「お客様からの感謝」など、人に喜んでもらえる時にやりがいを感じる


こうした共通点が見つかれば、それがあなたの強み、価値観、適性を示す重要なヒントになります。「リーダーシップを発揮する場面」が共通して現れるなら、管理職やマネジメント職が向いている可能性があります。「新しいことに挑戦する時」にモチベーションが上がるなら、変化の多い業界やベンチャー企業がマッチしているかもしれません。

共通点を見つけたら、必ずノートにまとめておきましょう。「私は○○な状況でモチベーションが上がる」「△△な環境では力を発揮しにくい」といった形で言語化することで、企業選びや志望動機作成の軸として活用できるようになります。

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6. モチベーショングラフを活用した自己分析の深め方

モチベーショングラフを作成したら、それをさらに深掘りして、より実践的な自己分析につなげましょう。ここでは、モチベーショングラフを起点に自己理解を深める3つの方法を紹介します。
 

  • ・自分史と組み合わせて詳細に分析する

  • ・SWOT分析で強み・弱みを整理する

  • ・生成AIに開示しながら深掘りする


これらの方法を活用することで、モチベーショングラフの効果をさらに高めつつ、就活での選考対策に直結する材料を揃えることができるでしょう。

自分史と組み合わせて詳細に分析する

モチベーショングラフと自分史を組み合わせることで、より詳細で深い自己分析ができます。モチベーショングラフは感情の起伏を可視化するツールですが、自分史は出来事の詳細や背景を記録するツールです。この2つを組み合わせることで、「なぜそう感じたのか」「どんな行動を取ったのか」という情報が整理され、より深い自己分析を進めることができます。

具体的には、モチベーショングラフで特に高い山、または深い谷となった出来事について、自分史ノートで詳しく掘り下げてみましょう。以下のような項目を追加で記入すると効果的です。
 

  • ・その出来事の詳細な経緯

  • ・当時の環境や人間関係

  • ・自分が取った具体的な行動

  • ・その経験から学んだこと

  • ・今の自分にどう影響しているか


たとえば、「大学2年生でサークル代表に就任」という出来事がモチベーションの山だった場合、自分史ノートに「50人規模のサークルで、運営体制の立て直しを任された。週1回の運営会議を設置し、役割分担を明確化。メンバーの意見を聞きながら新しいイベントを企画し、参加者満足度が80%に向上した」のように、なるべく詳細を書き込みます。

このように自分史と組み合わせることで、モチベーショングラフの各ポイントが「ストーリー」として語れるようになります。面接で「学生時代に最も力を入れたことは?」とガクチカを聞かれた際にも、グラフと自分史を照らし合わせながら、説得力のあるエピソードを語れるようになるでしょう。

SWOT分析で強み・弱みを整理する

モチベーショングラフから見えてきた共通点や傾向を、SWOT分析のフレームワークで整理するのも効果的です。SWOT分析とは、「Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)」の4つの視点から自分を分析する手法で、ビジネスシーンでも広く使われています。

モチベーショングラフの「山」から見えてきた共通点を、SWOT分析の「強み」として整理しましょう。たとえば、「チームをまとめる場面」でモチベーションが高いなら、「リーダーシップ」が強みです。「新しいことに挑戦する時」にやる気が出るなら、「好奇心」「挑戦意欲」が強みとなります。

逆に、モチベーショングラフの「谷」から見えてきた苦手なことや課題を、「弱み」として記入します。「ルーティンワークでモチベーションが下がる」なら、「単調な作業への耐性が低い」という弱みが見えてきます。弱みを認識することで、面接で短所を聞かれた際にも、誠実に答えられるようになるでしょう。

さらに、「機会」には自分の強みを活かせる環境や業界を、「脅威」には自分にとってマイナスになる可能性のある要因を書きます。モチベーショングラフで見えてきた「自分が輝ける条件」と「苦手な環境」を踏まえて、どんな企業や職種が合っているかを分析しましょう。このSWOT分析を組み合わせることで、明確な企業選びの軸を見つけることができるでしょう。

生成AIに開示しながら深掘りする

モチベーショングラフを作成したら、生成AI(ChatGPTやClaude、Geminiなど)に開示しながら、対話形式で自己分析を深掘りするのも効果的です。AIに自分のモチベーショングラフの内容を伝え、「この山と谷の共通点は何だと思う?」「私の価値観は何だと分析できる?」といった質問を投げかけることで、客観的な視点からの分析が得られます。

具体的には、以下のような使い方がおすすめです。
 

  • ・モチベーショングラフの元となるExcelデータをAIに入力し、「共通するパターンを分析してください」と依頼する

  • ・「モチベーションが上がった理由」を説明し、「私の価値観は何だと考えられますか?」と質問する

  • ・「この分析結果から、どんな業界・職種が向いていると思いますか?」と提案してもらう

  • ・AIの分析結果に対して、「なぜそう思うのか」「具体的にどう活かせるか」とさらに深掘りする


AIは膨大なデータに基づいた分析を瞬時に提供してくれるため、自分では気づかなかった視点や解釈が得られることがあります。また、対話を重ねることで、自己分析がどんどん深まっていくのも大きなメリットです。「なぜなぜ分析」のように、AIに繰り返し「なぜ?」と問いかけてもらうことで、表面的な理由から本質的な価値観まで掘り下げられるでしょう。

ただし、AIの分析結果を鵜呑みにしすぎないことも重要です。AIはあくまで参考情報を提供するツールであり、最終的な判断は自分自身で行う必要があります。AIの提案を「そうかもしれない」と受け止めつつ、自分の実感と照らし合わせながら、納得できる自己理解を目指しましょう。

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7. まとめ

モチベーショングラフは、人生における出来事を時系列に並べ、その時々の感情の高低を曲線で表すことで、自分の価値観や行動パターンを可視化できる強力な自己分析ツールです。縦軸と横軸を設定し、人生の出来事を書き出して数値化、点を線でつないでグラフを完成させ、山と谷の共通点を見つけるという5つのステップで作成できます。

完成したモチベーショングラフは、自分史やSWOT分析と組み合わせたり、生成AIで分析を深掘りしたりすることで、より実践的な自己分析につなげられます。ぜひ本記事を参考に、今日からモチベーショングラフ作りに取り組んで、納得のいく就職活動を進めてください。

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