ITベンチャーに新卒で就職するメリットは?後悔しないためのポイント5選

ITベンチャーに新卒で就職するメリットは?後悔しないためのポイント5選
ITベンチャーとは、IT系の事業を展開しているベンチャー企業のことです。将来的な成長を見込める企業も多く、ITベンチャーに新卒で就職したいと考えている学生も多いでしょう。 この記事では、ITベンチャーに新卒で就職するメリットとデメリットから向いている人の特徴まで解説します。新卒でITベンチャーに就職して後悔しないための企業選びのポイントもまとめているので、参考にしてください。

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1. ITベンチャーとは?新卒・未経験の就職もあり

ベンチャー企業とは、独自技術や革新的なサービスを展開しながら、新しいビジネスモデルに挑戦し続けている企業の呼称です。ベンチャー企業は業界を問わず、医療系やエネルギー系、人材系など、数多く存在しています。

その中で「ITベンチャー」とは、IT・Web系の事業を展開しているベンチャー企業のことです。ベンチャー企業は成長途上にある若い企業ですが、将来的に大きく発展する可能性を秘めているのが特徴だといえます。

たとえば、楽天やサイバーエージェント、メルカリなどのベンチャー企業は、革新的なサービスを展開するなどして急成長を遂げ、大手企業へと成長しました。また、Appleも創業当初はスティーブ・ジョブズ氏の自宅で創業したITベンチャーとして有名です。

ITベンチャーのなかには、即戦力を求めて新卒の求人を出していない企業も珍しくありません。一方で、若手の人材を求めて新卒を積極的に採用しているITベンチャーも多いため、新卒で就職できる可能性も十分あるでしょう。

IT企業の主な事業内容

IT企業の事業内容は、大きく以下のように分けられます。
ソフトウェア事業                 主にシステムの部分を指し、ソフトウェアの設計、開発、販売、サポートなどに関わる事業
ハードウェア事業 コンピュータやネットワーク機器をはじめとする、電子機器のハードウェア製品の設計、製造、販売、保守などに関わる事業
Web系事業 ウェブサイトやWebアプリケーションの開発、運営、マーケティングなど、インターネットを通じたサービス提供に関わる事業
そのほかの事業 電子機器の機能に必要なインターネット回線やプロバイダのサポートなど、上記に当てはまらない関連事業
IT業界は、事業の範囲が広く、業種や業態が多岐にわたって複雑化しているのが特徴です。

また、変化が著しいため、常に早いサイクルで新しい技術やビジネスモデルが出現しています。IT業界は、今後も新たな事業領域が生まれる可能性が高いでしょう。

関連記事:IT業界研究のポイントを徹底解説|就活生必見

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2.ベンチャー企業の定義

ベンチャー企業の明確な定義はないものの、設立年数が浅く、従業員が少ない中小規模の企業がほとんどです。

ベンチャー企業は、規模によってアーリーベンチャー、ミドルベンチャー、メガベンチャーの3つに分類できます。

アーリーベンチャー

アーリーベンチャーとは、​​創業から間もないベンチャー企業のことです。アーリーベンチャーは、知名度が低く、資本投資や設備投資に課題を抱えている企業が多いといえます。

そのため、新卒から就職する場合は、廃業リスクの高さが懸念になるかもしれません。しかし、アーリーベンチャーの段階ならではの柔軟性も考えられるため、新卒で入社して間もなくさまざまな仕事を経験していけるでしょう。

ミドルベンチャー

ミドルベンチャーとは、創業後、本格的に事業が軌道に乗り始めたベンチャー企業を指します。企業の規模は、従業員数が100人から500人程度になり、将来的なビジネス展開の目処が立ち始めるフェーズだといえるでしょう。

ミドルベンチャーに成長すると、企業も人材発掘に力を入れるようになります。そのため、ベンチャー企業への就職を目指す学生の間で、人気が集まる傾向です。

メガベンチャー

メガベンチャーとは、楽天やサイバーエージェントのように、アーリーベンチャーからスタートして従業員数が500人以上の規模へと成長したベンチャー企業を意味します。

メガベンチャーになると、独自のビジネスモデルが確立され、安定した経営を実現している企業がほとんどです。新卒でIT関連のメガベンチャーへ入社できれば、一般的な大手企業に就職するのとほぼ変わらないといえるでしょう。

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3. 新卒におすすめの大手ITベンチャー企業一覧

ここでは、新卒におすすめの大手ITベンチャー企業を紹介します。

大手ITベンチャー企業は知名度が高く、提供しているサービスについても、広告で見たことのあるものや日常で使うような身近なものが多くあるでしょう。

各社の主な事業内容を参考にして、業界・企業研究に役立ててください。
企業名 設立 主なIT事業内容
株式会社サイバーエージェント 1998年 メディア事業
インターネット広告代理事業
モバイルゲーム事業
合同会社DMM.com 1998年 インターネットサービス事業
モバイルゲーム事業
ハードウェア開発事業
株式会社ディー・エヌ・エー 1999年 インターネットサービス事業
モバイルゲーム事業
株式会社MIXI 1999年 ソーシャルネットワーキングサービス事業
モバイルゲーム事業
グリー株式会社 2004年 モバイルゲーム事業
レバレジーズ株式会社 2005年 メディア事業
システムエンジニアリング事業
サイボウズ株式会社 2008年 ソフトウェア開発事業
ラクスル株式会社 2009年 印刷・広告系シェアリングプラットフォーム事業
マネーフォワード株式会社 2012年 金融系Webサービス事業
株式会社メルカリ 2013年 マーケットプレイス関連事業
求人サイトで検索すれば、メガベンチャーに限らずさまざまなITベンチャー企業を見つけられます。

ITベンチャーには、個性が際立っている企業も少なくありません。新卒で就職を目指す際は、自己分析と企業研究を徹底したうえで、自分に合った企業選びをする必要があります。

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4. ITベンチャーの仕事内容

ITベンチャーといっても、職種によって仕事内容はさまざまです。

ここでは、ITベンチャーの仕事内容について、それぞれの職種に必要なスキルや知識を交えて解説します。

開発職

開発職は、システムの構築や設計を担当する職種です。ITベンチャーと聞いてイメージしやすいのが、開発職ではないでしょうか。開発職の代表的な職種として、システムエンジニアやWebデザイナーなどが挙げられます。

開発職には、下記をはじめとする一定の専門スキルが必要です。
 
  • ・プログラミング言語

    ・開発ツールの知識

    ・データベースの設計能力 など


ほかにも、クライアントやチームメンバーと協力して仕事を進めるためにも、コミュニケーションスキルが求められます。

関連記事:新卒でSEになるためにしておくべき準備|仕事内容や必要な資格、求められるスキルまで解説

営業・コンサルタント職

営業・コンサルタント職の役割は、クライアントとコミュニケーションを図りながら、IT技術を活用して課題解決に導くことです。高いコミュニケーションスキルだけでなく、一定の専門知識が求められます。

営業職は、クライアントのニーズを理解し、適切な提案をするのが主な仕事です。

コンサルタント職は、ビジネスプロセスの改善や戦略立案など、顧客の課題に対してより具体的な解決策を提供する役割を担います。

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マーケティング職

ITベンチャーのマーケティング職は、主としてWebマーケティングを担うため、インターネットやSNSといったデジタル領域の専門知識が必要です。

具体的な業務としては、自社のサービスや商品を売り出すための、広告やキャンペーンの企画・実施が挙げられます。

また、市場調査や競合分析、顧客ニーズの把握などもマーケティング職の重要な要素です。そのため、効果的なマーケティング戦略を実行するための、幅広い経験と知識も求められます。

マネジメント職

ITベンチャーのマネジメント職として代表的なのが、プロジェクトマネージャーです。システム開発において、スケジュール管理やリソースの調整などをしながら、プロジェクトを成功に導く役割を担います。

プロジェクトマネージャーは、技術的なスキルに加えてさまざまな能力が求められる職種です。
 
  • ・コミュニケーションスキル

    ・進捗管理能力

    ・予算管理能力 など


技術的な作業よりもマネジメント業務が主体となるため、経験を積んでから任されるケースが多いといえます。

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5. ITベンチャーに新卒で就職する5つのメリット

ITベンチャー企業への就職は、新卒の就活生にとって魅力ある選択肢の一つです。ITベンチャーならではのメリットを5つ解説するので、ぜひ参考にしてください。

1年目からチャレンジできる環境が整備されている

ITベンチャーに新卒で就職するメリットとして、入社後すぐにチャレンジできる環境が整っている点が挙げられます。

新しいことにチャレンジする社風は、ITベンチャー企業ならではの特徴です。実際に、ITベンチャーでは、若手のうちから大きな裁量権を与えられるケースも珍しくありません。上司の許可を待たずに、自らの判断で仕事に取り組む機会が多くあるでしょう。

このような環境で新卒1年目から活躍が期待されるため、年齢や経験に関係なくキャリアを築けるメリットがあります。

高いモチベーションを維持できる

ITベンチャー企業では、実力主義の社風が一般的です。年齢や学歴、性別などで判断されるケースは少なく、成果を上げるほど高く評価され、給与やポジションに反映される傾向があります。

そのため、モチベーションを高くもって仕事に取り組みたい人や、実力を正当に評価してもらいたい人にとって、実力主義のITベンチャーは最適な選択肢となるでしょう。

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報酬アップの可能性がある

ITベンチャー企業に就職すれば、成果次第では、新卒1年目でも高収入を目指せます。実力主義のITベンチャーでは、歩合制やノルマ制といった成果に応じた報酬体系を採用している企業も少なくありません。

実際に、年功序列制度の企業では、新卒の給与は低く設定されており、入社1年目から高収入を得るのは難しいケースがほとんどです。実力を正当に認めてもらいたい人は、年功序列よりも実力主義のほうがメリットは大きいでしょう。

一部のメガベンチャー企業では、職種によって、ほかの業種と比べて初年度の給与が高く設定されている場合もあります。経済的な面でもITベンチャーは魅力的な選択肢といえるでしょう。

学歴が重視されない

学歴が重視されない点も、新卒でITベンチャーに就職するメリットの一つです。ベンチャー企業は、評価にあたって学歴よりも人柄や能力を重視する傾向があります。

ベンチャー企業を立ち上げた起業家を見ても、大卒以上だけでなく中卒や高卒、大学中退など、経歴やバックグラウンドはさまざまです。ITベンチャー企業は、学歴にかかわらず能力があれば挑戦できる環境のため、成長の機会は多いといえるでしょう。

経営者層と社員の距離が近い

ITベンチャー企業は、経営者層と社員の距離が近いメリットがあります。インターネット環境とパソコンがあれば仕事を進められるうえに、社員数が少ない場合も多く、比較的小規模なオフィスも珍しくありません。

そのため、社長や役員との距離が近く、企業の経営やビジョンを共有しやすくなります。また、経営者層とのコミュニケーションが増えることで、若手社員でも自分のアイデアや意見を伝えやすく、成長の機会にもつながるでしょう。

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6. ITベンチャーに新卒で就職する5つのデメリット

新卒でITベンチャーに就職する場合は、メリットだけでなくデメリットも存在します。

ITベンチャーへの就職を目指している就活生は、あらかじめデメリットも理解しておくと、入社後のギャップを減らせるはずです。

教育制度や福利厚生が充実していない

ITベンチャーでは、大手企業と比べて教育制度や福利厚生などが充実していない傾向があります。たとえば、大手企業では時間をかけて新入社員研修を実施しますが、ITベンチャーではすぐに現場に配属されるケースも珍しくありません。

社員数が少なく人事部などの管理系の部署がなかったり、人事や総務といった複数の役割を一人の社員が担当していたりするといった背景もあります。

特に、アーリーベンチャーなどでは、設立から間もなく、社内制度の整備が追いついていない場合がほとんどです。多くの場合は、企業が成長して組織が拡大していく過程で、福利厚生や教育制度が充実していくと考えられます。

仕事がハードで勤務時間が比較的長い

ITベンチャーは、仕事がハードで勤務時間も比較的長いのが特徴です。ITベンチャーは少数精鋭で事業を展開しているケースが多く、社員一人ひとりに与えられる業務は多岐にわたります。

そのため、一人ひとりが負う責任の範囲が広く、業務が多忙になりがちです。たとえば、ITエンジニアの場合、納期前やシステムトラブル発生時には、対応に追われて長時間労働になるケースも珍しくありません。

しかし、こうした状況は企業の規模に関係なく、どのような業種や職種でも発生する可能性があるでしょう。

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自分のやりたい仕事ができない

新卒でITベンチャーに入社しても、本当にやりたい仕事ができるとは限りません。

実際に、少数のメンバーでプロジェクトを進めるケースが多く、裁量を持って幅広い業務を任せられる一方で、自分のやりたい業務に専念するのは難しいといえます。

また、実力が不十分な場合は、ほかの経験が豊富なメンバーに仕事が振られる場合が多いようです。新卒でITベンチャーに就職する場合、自分がやりたい仕事に携わるために、まずはスキルの習得から始める必要があるでしょう。

離職率が高め

ITベンチャーでは、離職率が比較的高い傾向があります。実際に、ベンチャー企業で経験を積んでから、将来的な安定や高待遇などを求めて大手企業に転職するケースも少なくありません。

また、入社する時点で大手企業への就職を見据えていたり、ほかの中小企業に好条件で転職したりする人もいます。

ベンチャー企業の離職率が高いのは、職場環境が悪いといった単純な理由よりも、優秀な人材がベンチャー企業での役割や目的を果たして新たな環境を求める風潮によるものです。こうした人材の流動が多いのも、ITベンチャーの特徴といえるでしょう。

経営が安定していない

ITベンチャーは、大手企業と比べて経営が安定していない企業も少なくありません。ベンチャー企業の多くは成長途上であり、競争激化による廃業リスクが高いといえるでしょう。

そのなかでも、新卒採用を積極的に行っているベンチャー企業などであれば、一定の経営基盤を持っていると考えられます。ただし、新卒でITベンチャーに就職する場合、経営が不安定なリスクは念頭に置きましょう。

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7. 新卒でITベンチャーはやめとけと言われる理由

就活をしていると「ITベンチャーはやめとけ」という声を耳にしたことがあるかもしれません。「ITベンチャーはやめとけ」と言われるのは、主に以下のような理由が考えられます。
 
  • ・期待していたほどスキルが身につかない

    ・実力主義のためプレッシャーを感じて働きづらい

    ・転職活動で不利になる可能性がある


ITベンチャーと一括りにしても、事業内容や企業風土はさまざまです。企業との相性や仕事の取り組み方によっては、期待していたほどスキルが身につかないといったギャップを感じるケースもあるでしょう。

特に、知名度の低いITベンチャーに就職した場合には、一定の実績や成果がなければ転職で不利になる可能性も考えられます。

新卒でITベンチャーを目指す際は、前述のデメリットもふまえて企業理解を深め、適切に志望先を選ぶことが大切です。

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8. 新卒が後悔しないITベンチャー選びのポイント5選

新卒者がITベンチャーを選ぶ際に後悔しないための5つのポイントを解説します。

福利厚生が充実しているか

企業選びの際は、福利厚生がどの程度充実しているか確認してください。

福利厚生が充実している企業であれば、長期的に働きやすいほか、入社後に不満を感じることも少ないでしょう。福利厚生は、大学を卒業し、初めて社会に出て働き始めるうえで心強い存在です。

企業のWebサイトや求人サイトを見て福利厚生に関する具体的な記載がない場合には、説明会やOB・OG訪問などで実際に働く社員に聞いてみてもよいでしょう。

労働環境が整っているか

ITベンチャーへの就職を検討している場合は、労働環境が整っているかどうかも確認してみてください。
 
  • ・フレックス制度やリモートワークといった多様な働き方ができるか

    ・ワークライフバランスへの配慮があるか

    ・オフィスは快適に働ける環境か など


事前に労働環境を確認するためには、説明会やインターンシップに参加して、実際に働くオフィスを見ておくのがおすすめです。

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人材が不足していないか

志望先の企業を選ぶ際は、人材不足といった課題を抱えていないかも確認しておきましょう。

人材不足のITベンチャーでは、仕事量に対して人員が少なく、ハードな働き方が求められる傾向です。詳しい業務内容や一日のスケジュールなどを実際に働く社員に直接聞いてみると、入社後の働き方をイメージしやすくなるでしょう。

キャリアパスが明確か

入社後のキャリアパスに関しても、企業選びの際に確認しておきたいポイントです。

従業員の成長をサポートするためのキャリアパスや昇進制度が明確でなければ、入社後に理想のキャリアを叶えられるかどうか判断できません。また、必要なスキルや経験が分からず、具体的な行動を起こしにくいでしょう。

企業によっては、採用ページや求人サイトでキャリアモデルについて説明している場合があります。初任給だけでなく、数年先の平均年収まで記載されているケースもあるので、よく確認しておいてください。

どのような投資を受けているか

ITベンチャーの企業研究をする際は、投資内容についても確認しておくとよいでしょう。

研究開発や新技術など、どのような投資を受けているかチェックしておくと、企業の将来性や信頼度を判断する材料になります。

IT業界は変化が著しいのが特徴です。企業選びで後悔しないためにも、業界の動向にアンテナを張って、業界・企業理解を深めていくのがポイントです。

関連記事:IT業界の今後の動向 | 将来性とこれからの課題について

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9. 新卒でITベンチャーが向いている人の特徴5選

ここでは、新卒でITベンチャーに就職するのが向いている人の特徴を解説します。

以下の5つの特徴を参考に、自分がITベンチャーで働くのに向いているかどうか考えてみてください。

明確な目的やビジョンがある

働くことに対して明確な目的やビジョンを持っている人は、ITベンチャーに向いています。ベンチャー企業では、自身のキャリアプランや理想のライフスタイルを実現するために働いている人が多い印象です。

「人として成長したい」といった漠然とした理由や、目的もなく「ベンチャー企業で働きたい」と考えて、あえてITベンチャーを志望する人は少ないでしょう。

自分なりの明確な目的やビジョンを持っている人ほど、それを実現する手段としてベンチャー企業への就職が適しているといえます。

挑戦するのが好き

挑戦するのが好きで学習意欲が強い人も、新卒でITベンチャーに就職するのに向いているでしょう。

ITベンチャー企業の多くは、革新的なサービスや新しい分野に挑戦し続けています。そのため、挑戦を楽しみながら学び続ける姿勢は企業風土とマッチしやすい傾向です。

実際に、ITベンチャーでは、安定よりも挑戦を好む人材が重宝されています。また、挑戦しながら、変化に対応できる柔軟性も高く評価されるでしょう。

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やりがいを重視する

仕事をするうえで、やりがいを重視したい人は、ITベンチャーでの就職に向いています。ITベンチャーは、社員一人ひとりの裁量や責任の範囲が広いのが特徴です。そのため、仕事を通じてやりがいや達成感を得やすい環境だといえるでしょう。

ITベンチャーでは、新卒1年目からさまざまなことに挑戦しやすく、早い段階から多くの経験を積んでいけます。そのため、仕事を通じてやりがいを強く感じたい人にとって、ITベンチャー企業はおすすめの選択肢の一つです。

成長意欲が強い

ITベンチャーへの就職に向いている人の特徴として、成長意欲の強さが挙げられます。

ITベンチャー企業では、実力主義の環境で自己成長を追求し、積極的にアクションを起こせる人が重宝される傾向です。行動力が強みの場合は、新卒1年目から自分の長所を仕事で活かせるでしょう。

また、ITベンチャーは一人ひとりの裁量権が大きい分、社員にはセルフマネジメント力(自己管理能力)が求められます。

そのため、ITベンチャーへの就職は、上司から管理されるのではなく、自分自身を律して成長したいといった意欲を持っている人に適しているでしょう。

将来独立して起業したい

ITベンチャーへの就職は、将来的に独立して起業したいと考えている人に向いています。

ITベンチャーでは、職種の枠組みにとらわれず、幅広いスキルや管理能力を学べるのが特徴です。そのため、ITベンチャーで働く経験は、独立後の大きな糧になるでしょう。

ITベンチャーでは社長や役員との距離が近く、経営者から直接会社経営のノウハウを聞ける機会にも恵まれています。また、社内ベンチャーや独立支援制度を設けているITベンチャー企業も珍しくありません。

将来独立して起業したいと考えている人は、新卒でITベンチャーに就職するメリットをより感じられるでしょう。

関連記事:IT業界に向いている人の特徴7選!就職するメリットやおもな職種もご紹介

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10. ITベンチャーに新卒で就職する4つのコツ

新卒でITベンチャーに就職するために押さえておきたい、就活のコツを4つ解説します。

早めに就活を始める

新卒でITベンチャーに就職するためには、一般的な就活スケジュールより早めに動き出すのがポイントです。​​ITベンチャーのなかには、大手企業と異なり、政府が定める就活スケジュールよりも早く採用活動を始める企業も少なくありません。

多くのITベンチャー企業は、大手企業に先行して、できるだけ早く優秀な学生を採用したいと考えています。そのため、大学3年の冬から選考が開始されるケースが多く、なかには大学3年の3月に内定を出す企業もあるようです。

この場合、一般的な就活スケジュールに合わせて、大学3年生の3月に就活を始めていたら選考に間に合いません。新卒でITベンチャーへの就職を目指す場合は、早めに就活を始めましょう。

選考対策を徹底する

ITベンチャー企業にエントリーする際は、企業研究をしっかりとして、志望理由を明確にしておく必要があります。

志望する企業の独自技術や革新的なサービスに着目して「なぜ大手企業ではなくベンチャー企業がよいのか」を自分の言葉で伝えられるようにしましょう。

企業研究を通して志望する企業の強みと弱みを理解できれば、入社後に自分がやりたいことを明確にできます。自身の強みや入社への熱意を的確に伝えるためにも、エントリーシートの作成から面接対策まで、各種選考対策を徹底しましょう。

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インターンシップに参加する

新卒でITベンチャーに就職したい場合は、志望する企業のインターンシップに参加するのがおすすめです。インターンシップへの参加を通して、業界や企業について理解を深められます。

IT系の分野で新卒がスキルを証明するのは難しいといえます。そのため、インターンシップでの経験が就活で有利になる可能性もあるでしょう。

また、一部のITベンチャー企業では、インターンシップに参加した学生を対象に特別ルートの選考が案内される場合もあります。

インターンシップを実施しているITベンチャー企業があれば、志望先に限らず、積極的に参加しましょう。インターンシップに参加することで、就活を有利に進められる可能性が高まります。

関連記事:【大学生向け】おすすめエンジニアインターンとインターン先の探し方|選考対策まで解説

IT業界に特化したサイトやエージェントを活用する

より効率よく就活を進めたい場合は、IT業界に特化した求人サイトや就活エージェントの活用がおすすめです。

IT業界に特化した求人サイトなら、一般的なサイトと比べて、事業内容や職種といった細かな条件を絞って求人を探せます。

また、IT業界に特化した就活エージェントなら、企業の細かな情報を得られたり面接対策のサポートを受けられたりするほか、未公開の求人情報を紹介してもらえるケースも少なくありません。

求人サイトも就活エージェントも、基本的に無料で利用できる場合がほとんどなので、ぜひ積極的に利用してみてください。

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11. まとめ

ITベンチャーに新卒で就職する場合、メリットとデメリットの両方が存在します。ITベンチャーならではの、新卒1年目からチャレンジできる環境は魅力ですが、企業の規模によっては経営基盤の安定性に不安が残るでしょう。

ITベンチャーには、成長途上にある企業も少なくありません。入社後にスキルを発揮して活躍できるか検討したうえで、企業とともに成長していきたいと感じられるのであれば、新卒からITベンチャーへの就職を目指しましょう。

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