最終面接で落ちる確率は意外と高い?8つの理由と内定につながる対策を解説

最終面接で落ちる確率は意外と高い?8つの理由と内定につながる対策を解説
長期にわたる就職活動の最終関門といえるのが最終面接です。苦労して、選考を突破してきたからこそ「必ず内定を勝ち取りたい」と燃えている就活生も多いのではないでしょうか。 しかし、実際は最終面接で落ちてしまう学生も少なくないため、入念な対策・準備が必要です。 この記事では、最終面接に落ちてしまう7つの理由や、実力を出し切るための対策について解説します。自分らしく最終面接を乗り切るために参考にしてください。

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1.企業にとって「最終面接」とは

最終面接ではそれまでの一次面接や二次面接と違い、企業の社長や役員、人事部長などが担当します。
皆それぞれ人を深く洞察する目を持った人たちなので、最終面接は「この人材はコストをかけてでも採用すべきか」を決断する重要な場といえるでしょう。

最終面接の位置付けは企業ごとに異なる

ES、SPI、複数回の面接を乗り越えて臨む最終面接。最終面接を受ける学生の中には、「最終面接なんて最後の顔合わせ程度で、落ちることはないだろう」と考えている方もいると思います。
ですが、最終面接の位置付けは企業ごとに異なります。

企業によっては、ほぼ内定が決まっている就活生と上層部の顔合わせ程度で終わる場合もありますが、時間をかけて話を聞き、最終的に自社に必要な人材を絞り込むケースも、もちろんあります。
大企業だからこうだろうとか、ベンチャー企業だからこうだろうというのは一概には判断できません。
最後だからこそ気を抜かず、しっかりと準備をして臨みましょう。

最終面接の対策を講じるためにも、面接官が重視するポイントや最終面接でよく聞かれる質問例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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最終面接で面接官が重視するポイント

一次面接や二次面接では、基本的なコミュニケーションスキルや、業務に必要な素質・スキルがあるか、企業への志望度合いなどを判断する質問がなされます。面接官は人事担当者や現場の社員が担当することが多いです。

一方最終面接では、社長や役員、人事責任者など会社で重要な役職についている社員が担当します。そこで企業と学生との最終的なマッチングを見極めるのです。
企業の採用担当者は最終面接を通して、就活生の以下のようなポイントを判断しています。
 

  • ・会社の方針と同じ目的を持って働けるか

    ・長期で企業に適合して一緒に働けるか

    ・この会社で働きたい熱意がどのくらいあるか


最終面接まで進んできた就活生ですから、能力や技術力などが高く、人柄にも問題がないコミュニケーション能力の高い優秀な人たちが残っているはずです。
そのような人たちが最後に見られるのは、仕事への考え方やビジョン・志望理由など、総合的に「自社に合う人材か」という点です。
また、内定を出した場合「本当に入社してくれるのか」「長期にわたって自社で活躍してくれそうか」という点の最終判断を下すために、志望度の高さも重視しています。

したがって、最終面接から内定につながる効果的なアピールをしたいなら、「企業との親和性」と「志望度の高さ」を軸に考えるのがよいでしょう。
質問に対し的確に答えるのはもちろんのこと、入社したいという熱意を伝えることが非常に重要となってきます。

最終面接でよく聞かれる質問例

最終面接でよく聞かれる代表的な質問は、以下の通りです。
 

  • ・あなたの志望動機を改めて教えてください

    ・3年後、5年後のキャリアプランを教えてください

    ・弊社で最も興味のある事業を教えてください

    ・これまでの就職活動で選考を受けた企業と進捗状況を教えてください

    ・もし仮に、希望する部署と異なる部署に配属されることになった場合、どうしますか?

    ・最後に聞きたいことは何かありますか?(逆質問)


上記の質問は、いずれも自社との親和性や、志望度・入社意欲の高さを確認するために尋ねられます。企業側の意図を正しく理解したうえで、適切な回答を考えておきましょう。

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2.最終面接で落ちる人は少なくない!

最終面接で落ちてしまい悔しい思いをした就活生は数多く存在します。書類選考に始まり、一次面接、二次面接と進んできてようやく漕ぎつけた最終面接で落ちてしまうと、時間的にも精神的にもかなりのダメージを受けてしまいます。

そのような結果にならないためにも、最終面接こそしっかり対策をして内定を掴み取りましょう。

新卒学生が最終面接で落ちる確率は約50%

新卒学生が最終面接で落ちる確率は、約50%といわれています。

公益社団法人全国求人情報協会の「2022年卒学生の就職活動の実態に関する調査(16p)」によると、学生は1人あたりのプレエントリー社数が平均20.4社なのに対し、最終面接数は平均4.2社、最終的に内定(内々定)を取得した数は平均2.2社でした。

上記の結果から最終面接を受けたうち、約半数の学生が内定取得には至らなかったことがわかります。

なお、プレエントリーから最終面接に辿り着くまでの倍率が約20%であることを考えると、最終面接の通過率は比較的高いといえます。

ただし、実際に約半数の就活生が落ちているため、最後まで気を抜かず、万全の対策を講じたうえで最終面接に臨みましょう。

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3.最終面接で落ちるかもしれない5つのフラグ・サイン

最終面接で落ちてしまう場合、面接中や面接終了後にフラグが立っているケースもあります。

なお、フラグとは「伏線」や「前触れ」を意味する言葉です。つまり、フラグが立つ=最終面接で落ちてしまう予兆が発生している可能性があります。

もちろん、フラグが立ったからといって、必ずしも内定を獲得できないわけではありませんが、事前に内容を知っておくことで対策をたてやすくなります。

最終面接で落ちるかもしれない5つのフラグ・サインを紹介するので、しっかり把握しておきましょう。

なお、企業によって最終面接の内容や選考の方針は異なるため、一つのフラグだけで判断するのではなく、総合的な手応えを重視しましょう。

面接が予定より早く終わった

面接が予定していた時刻より早く終わった場合、不合格のフラグが立っている可能性があります。

本当に自社で採用したい人材であれば、面接官からの質問や企業のアピールが増える傾向にあるため、面接は長時間になりやすいです。

そのため、あまりに短時間で面接が終わった場合、早い段階で不採用と判断されてしまった可能性があります。

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具体的な質問が少ない

面接官から具体的な質問が少ない場合も、最終面接で落ちてしまうフラグの一つといえます。

面接官は自社で採用したい就活生に対して、一歩踏み込んだ具体的な質問をするのが一般的です。そのため、回答への深掘りがなく、淡々と面接が進む場合は、面接官の興味を失っている可能性があります。

とはいえ、最終面接では事務的な確認作業がメインの企業もあるため、面接の雰囲気や担当者の反応・表情なども加味したうえで判断しましょう。

発言に対して面接官のリアクションが薄い

就活生の回答に対して面接官のリアクションが薄い場合、最終面接で落ちる可能性が高まります。

面接官も人間なので、評価の高い学生や共感できる回答に対しては、リアクションが大きくなりやすいです。一方、うなずきなどのリアクションや真剣に耳を傾けている印象がない場合、あまり印象がよくない可能性があります。

ただし、リアクションの大小は面接官の人柄・性格によって異なるため、判断基準が曖昧です。なかには、あえて大きなリアクションをしないことで応募者の反応・対応を確認する場合もあるため、面接中は一喜一憂しすぎず、普段通りの対応を心がけましょう。

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入社後の業務内容や配属希望の話がない

最終面接で落ちてしまうフラグの一つとして、面接官から入社後の業務内容や配属希望に関する通達がないケースが挙げられます。

応募者の採用を現実的に考えているのであれば、業務内容に関する説明や配属希望を確認するのが一般的です。

そのため、面接中に不採用と判断されてしまった場合、少しでも時間を短縮するために、業務に関する詳細な話を割愛する可能性があります。

「メールで結果を送る」と伝えられた

面接の最後に、メールで結果を送る旨を伝えられた場合も、最終面接で落ちるフラグが立っているといえます。

内定を通知する場合、必要な書類の案内など伝えるべき内容が多いため、電話での連絡が一般的です。一方、不採用の場合、メールや書類での通達が主流となります。

なお、最終面接で精一杯アピールできたのであれば、合否連絡の手段はそこまで深く気にする必要はありません。胸を張って結果の通知を待ちましょう。

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4.最終面接で落ちてしまう8つの理由

狭き門である一次・二次選考を突破して、ようやく最終面接まで進んだにもかかわらず、落ちてしまう就活生には共通する理由・原因があります。

せっかくの内定チャンスを逃さないためにも、最終面接に落ちてしまう8つの理由を参考にして、効果的な対策を立てましょう。

志望度が低いと思われた

最終面接から内定を掴み取るには「この会社で働きたい」という強い想いを伝えなければなりません。

他の企業にもあてはまる志望動機を伝えてしまった場合「うちの会社じゃなくてもできる仕事だな」と思われ「内定を出しても他の会社に入社するのでは?」と、企業側に不信感を抱かせてしまいます。

企業はこれまで採用につぎ込んだ時間と労力を無駄にしたくないため、できるだけ不安要素の少ない学生を採用する傾向があります。

そのため、取り繕うことを考えず、しっかりと事前に企業研究し、応募する企業独自の魅力を探し出してください。また、その魅力が自分のビジョンとマッチしているかも考えたうえで、できるだけ具体的に伝えましょう。

自分の言葉で志望動機を伝えることで、「どうしてもこの会社で働きたい」という想いを理解してもらいやすくなります。

入社への熱意を伝えきれなかった

企業にとって新卒の学生は即戦力ではなく、時間をかけて育成し力をつけていってほしい人材です。そのため、学生に求めるのは特出したスキルではなく、熱意ややる気です。
入社への熱意が高く、入社後の業務に意欲的な学生であれば、入社後に多くのことを学び優秀な社員となってくれる可能性が高いからです。

いくらガクチカにインパクトがあっても、優秀な成績をおさめていても、その企業への入社の熱意がないと内定をもらうのは難しいでしょう。
的確な受け答えをするだけではなく、声のトーンや話の要所要所で熱意ややる気をアピールするようにしましょう。

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一貫性のない対応をしてしまった

最終面接で一次・二次面接時とまったく別の印象を与える対応をしてしまうのも、内定を逃す原因の一つです。

当然、一次・二次面接の面接官に話した内容は、最終面接の担当者にも資料として共有されています。

たとえば、これまでの面接でやりたい仕事を聞かれ「御社はすべての部署の仕事がチャレンジングであり、自分も学生時代に新しい分野である△△などにチャレンジしてきたので、そのスキルを活かして御社の挑戦的な新規事業に関わりたい」とアピールしたとしましょう。

それが最終面接時に「どんなライフスタイルが理想的か」と違う角度から質問された際、「人生100年時代を考え、あまり無理をしない安定したライフスタイルを目指しています」と答えた場合、一貫性に欠ける人材という印象を与えてしまいかねません。

矛盾した回答をすれば、「話を盛っている」「この前の話は嘘か」など不信感を抱かれてしまいます。もちろん人間なので、さまざまな内面があるのは当然ですが、面接に関しては自分が伝えたいアピールポイントを一貫性を持って伝えることが大切です。

自分の軸がぶれないようにするためにも、以下の点をもう一度掘り下げて考えてみましょう。
 

  • ・職種を選んだ理由

    ・業界を選んだ理由

    ・企業を選んだ理由

    ・企業で活かせる自分の具体的なアピールポイント


就活前に自分の就活の軸を決めれば、どんな質問が来ても一貫性のある答え方ができるようになります。

関連記事:「就活の軸」を聞かれたらどう答える?軸の見つけ方・答え方・軸の一覧を紹介

情報収集が足りていない

応募者の情報収集が足りていない場合、「入社意欲に欠ける」と判断されてしまう可能性があります。

一次・二次面接では、おもに自己PRや志望動機を質問されますが、最終面接ではより熱意や入社意欲に関する内容を深掘りされる傾向があります。その場合、「企業研究が十分にできているか」を基準に判断するのが一般的です。

インターネットやさまざまなツールが発展している現代は、誰でも手軽に情報収集できる時代といえます。そのような時代・環境にありながら、企業研究が不足している場合「この会社で働きたいという熱意がないのでは?」と判断されかねません。

そのようなマイナス評価を回避するためにも、応募先の企業や業界について、徹底的に情報収集しておくべきです。

具体的な方法としては、企業のWebサイトや大学のキャリアセンターを活用して、業務内容や社風、企業理念などをリサーチします。志望する企業に関連するニュースなどは、面接日の朝もチェックするとよいでしょう。

また「御社は他社に比べてトラブル時の対応が迅速で」など、競合他社のことまで詳しく調べていると企業からの評価も期待できます。加えて、質問には即答できるよう、企業の今後の展望についても正しく理解しておきましょう。

関連記事:IT業界研究のポイントを徹底解説|就活生必見

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社風との相性がよくないと思われた

応募者と自社の社風の相性がよくないと判断されてしまうと、採用候補から外されてしまう可能性があります。

就活生は応募先の企業を選ぶ際「自分と社風が合いそうだ」と判断した結果、志望しているはずです。同様に企業も面接を通して、応募者が自社に合いそう、合わなそうという判断を下しています。

例えば、ベンチャー企業では個性的かつ自己主張が強く、多少、人を押しのけてでも業務をやり遂げるようなタイプが向いている場合があります。そのため、周りと調和を保って粛々と目の前の仕事をするタイプの人材は、採用の優先順位が低くなりやすいです。

一方、伝統のあるメーカーなどのように、チームワークを重視し、自分の仕事を着実に進めていくタイプが向いている企業もあります。

なお、社風との相性が合わないと入社後、社内の居心地を悪く感じたり、業務に対してフラストレーションを抱えたりなど、早期退職につながる原因になります。

入社後の後悔を防ぐためにも、就活初期の段階で企業の社会的イメージやWebサイトなどを元に、自分との相性を見極めておくことが大切です。

逆質問を活かせなかった

面接官から逆質問をされた際「特にありません」など消極的な回答をしてしまうと、入社意欲が低いと判断される可能性があります。

また、Webサイトを見ればわかることや、福利厚生などの待遇面に関する質問も面接官からの評価を下げる原因になりかねません。

逆質問は単に知りたいことを質問するだけではなく、自分の熱意や入社意欲をアピールできる重要な場です。

内定に一歩近づくためにも、入社後、貢献できるポイントや会社の価値観と自分の方向性がマッチしている点など、意欲をアピールできる質問を準備しておきましょう。

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緊張しすぎた

最終面接で緊張しすぎてしまった結果、普段通りの受け答えができず、内定を逃してしまうケースもあります。

普段、話す機会のない企業の社長や役員との面接は、緊張して当然です。しかし、最終面接では「そのような経験のなさをカバーして自分の言いたいことを伝えられるか」といった対応力も判断基準に含まれます。

余裕のある印象を持ってもらえるように、面接時はしどろもどろにならないよう、落ち着いてゆっくり話すように心がけましょう。

なお、面接の緊張感をほぐすためには、模擬面接を受けて本番のシチュエーションに慣れておくのがおすすめです。この際、練習だからといって手を抜かず、本番とまったく同じ状況を想定して声を張ったり、マナーを徹底するのが重要です。

入念に面接対策を行うことで、自信と安心感が生まれ、本番でも緊張しにくくなります。

リラックスしすぎた

リラックスした状態で面接に臨むのは大切ですが、度を越してしまうとマナーが悪いように見えたり、馴れ馴れしく見えたりする可能性があります。

面接官のなかには、マナーに厳格な人もいます。また、採用担当者が人柄を見るために、わざとフレンドリーな態度を取るケースもあるので、崩しすぎず節度を持って対応しましょう。

気が抜けると面接官の軽い冗談に悪ノリしてしまったり、椅子の背もたれにもたれたり貧乏ゆすりをしたり、日頃の癖が出やすいものです。つい気が緩んで、他社の批判などをしないように、一定の緊張感を持って面接に臨みましょう。

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5.最終面接に落ちてしまったらどうすればいい?

最終面接に落ちてしまったら、まずは気持ちを切り替えよう

幾度もの面接を乗り越えてきたにも関わらず、最終面接で落ちてしまうとかなり落ち込んでしまうと思います。メンタルを崩し、その後の就職活動にも影響が出かねません。
すでに内定をもらっている場合はまだ良いですが、そうでない場合新たに企業にエントリーしたり、他の企業の面接・最終面接の対策を行う必要があります。
落ち込んでしまうのは仕方ないですが、気持ちを切り替えて他の企業の面接対策を行うようにしましょう。

さらなる対策を重ねて次の面接に臨む

最終面接で落ちてしまうのは辛い経験ですが、次の面接に活かせる反省点が見つかったとも言えます。
最終面接で落ちてしまった場合、企業によっては落ちた理由を教えてくれるケースもあります。企業から落ちてしまった連絡をもらった時、落ちた理由を聞いてみましょう。

例えば「自社にマッチしていなかった」と言われたら、企業研究不足や自分の志望動機の作り込み不足の可能性があります。
「熱意が感じられなかった」などの理由の場合は、やる気がある姿勢や面接の受け答えの熱量不足が落ちた原因かもしれません。
最終面接に落ちてしまった経験を活かし、振り返りを行い次の面接に万全の対策で臨みましょう。

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6.最終面接で内定を獲得するための対策7選

ここまで見てきたように、最終面接で落ちてしまう理由は多岐に渡ります。しかし、原因がわかっていれば、事前に対策できます。

最終面接で内定を獲得するための7つの対策を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

過去の面接を振り返る

最終面接では、今までと違う面を社長や役員に見せようと、気をてらったアピールをする必要はありません。最悪の場合「一貫性がない」「今までと違って会社に合っていない」と判断されてしまう恐れがあります。

一次・二次選考で優秀と判断された結果、最終面接まで進めたわけですから、自分の軸はぶらさず今まで通りのスタンスを保ちましょう。

なお、いくつかの企業を同時に受けていると、どこでどんな話をしたかわからなくなってくるケースもあるので、面接の記録をノートに書き記しておくのがおすすめです。

その内容を振り返ることで、面接官に一貫性のある軸がぶれない印象を与えられます。一次・二次面接でうまく答えられなかった反省すべきポイントがあれば、家族や友人に頼んで面接練習をしてもらうのも、客観的な意見が聞けるためおすすめです。

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就職希望会社の情報をしっかり集める

企業研究は就活の第一歩です。その企業の理念や展望などを調べていくうちに、企業選びや面接でのアピールに役立つ、以下のような情報が見えてきます。
 

  • ・自分が思い描いていた通りの会社かどうか

    ・自分のスキルを活かせるかどうか

    ・価値観が合うかどうか など


なお、応募する企業が自分に合っているかを判断するには、企業研究と同時に自己分析も入念に行う必要があります。自己分析によって、自分自身の性格や強み・ビジョンを見つめ直すことで、企業との共通点を見出せます。

面接は企業が採用する人材を選ぶ場であると同時に、自分がずっと働く企業を選ぶ場でもあるため、しっかりと企業の情報を集めましょう。ひいては、その姿勢が入社の熱意があると捉えられ、企業へのアピールにもつながるので、手を抜かないことが大切です。

関連記事:自己分析とは?5つの方法と就活に役立つポイントを解説

志望動機や自己PRを改良する

これまで考えてきた志望動機や自己PRを、最終面接前にもう一度見直しましょう。

その際、集めた企業の情報を自分の強みと照らし合わせ「自分が入社したらこんな仕事ができる」「企業に対してこんな風に貢献できる」という具体的なイメージを持っておくことを意識してください。

最終面接では、そのポイントを自分の言葉でしっかりと伝え、企業側に将来、自社で活躍している姿をイメージしてもらうことが重要です。

具体的であればあるほど相手に伝わりやすいので、自己分析・企業研究によって、志望動機や自分の強み・ビジョンなどを熟考し、面接官に響く回答を完成させましょう。

関連記事:自己PRと長所の違いとは? 例文や採用担当者の意図を紹介

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第一志望の理由を具体的に伝える

最終面説では、志望動機を伝えると同時に「なぜ第一志望にしたのか」を明確に説得力を持って答えられると、内定取得に一歩近づけます。

企業は多大なコストを払って採用活動を行っています。そのコストを無駄にしないために、内定を出した学生が「必ず自社に来てくれるか」「自社で長期間働いてくれるか」を最終面接で確認したいと考えているわけです。

そのため、内定を出した場合、入社してくれる可能性の高い第一志望の学生を優先的に採用する傾向があります。

また、企業は「同業他社ではなくどうして自社なのか」という点も重視しています。入社意欲の高さをアピールするためにも「御社でなくてはならない理由」も考えておきましょう。

さらに、企業によっては、考えを揺さぶるような質問を用意しているケースもあるため、複数のパターンを想定した問答集を作っておくのもおすすめです。どれだけ入念に準備をしたとしても、対策しすぎということはないため、可能な限り徹底しましょう。

なお、第一志望ではない企業に対しても、熱意をアピールするために「第一志望です」と伝えるのが一般的です。内定をもらった後に他社の選考が残っていて、受けてみたい場合は真摯に事情を伝えましょう。

関連記事:新卒向け!IT業界の志望動機作成のコツと書き方を実例つきで解説

逆質問の内容を考える

最終面接で内定につながる高評価を得るために、逆質問の内容を考えておくべきです。

逆質問は面接内でこちらが主導権を持って進められる数少ないアピールチャンスといえます。逆質問を最大限、有効活用するためにも、しっかり時間を取って質問の仕方と内容を熟考しておきましょう。

例えば、会社の5年後10年後のビジョンを質問する際、そこに自分自身の仕事に対するビジョンを盛り込めば、入社後の姿を思い描いてもらいやすくなります。

その際、入社後に必要なスキルや努力の方向性といった回答を、社長や役員から直接聞けるので、将来的に役立つ本当に知りたいことをいくつか考えておきましょう。

最終面接は経営者から経営方針を聞ける貴重な機会です。そのような場面において「質問は特にありません」で終わってしまっては、熱意がないとみなされかねません。

また、何度も話に出てきた内容をもう一度聞いてしまわないように、最終面接のムードに沿った質問内容を臨機応変に選ぶことも大切です。

関連記事:就活生向け!面接での逆質問例6選 逆質問を成功させるポイントとは

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面接対策の基本を復習する

最終面接を受ける前には、初心に戻って、つい忘れがちな面接の基本をもう一度思い出しましょう。具体的には、以下のようなポイントを再確認してください。
 

  • ・面接室に入室するときの所作

    ・相手の目を見てしっかり大きな声で話す

    ・姿勢を正す

    ・なるべく笑顔で話す など


何回も面接を受けているからといって、基本的なマナーをないがしろにすると面接慣れした雰囲気が出てしまい、真剣味が足りないという評価になってしまう可能性もあります。

緊張しすぎる必要はありませんが、最終面接は後がないので、些細なことで減点されるのは命取りです。内定に向けた最後のステップだからこそ、できる対策はすべて済ましたうえで、自分の本気度を伝えてください。

また、基本を見直すことで心に余裕が生まれ、自信を持って面接に臨めるため、堂々とした落ち着いた態度になり、信頼感を得やすくなるでしょう。

関連記事:【これを押さえれば好印象】就活で成功するための面接マナーとは

身だしなみにも注意する

就活の基本として、最終面接でも身だしなみには十分、気を配るべきです。具体的には、以下のようなポイントをチェックしましょう。
 

  • ・服装や髪型に清潔感はあるか

    ・TPOに沿った服装か

    ・靴やカバンなど細部にまで意識を向けているか など


一説では、人の第一印象は3秒で決まるといわれています。貴重な時間を割いて、面接に参加してくださった社長や役員の方々に失礼な印象を与えないためにも、客観的にどう見えるのかを入念にチェックしましょう。

なお、身だしなみはその他の対策と比較して、意識すればすぐに改善できるポイントです。最終面接に辿り着いた就活生であれば、基本的な身だしなみはクリアできていると思いますが、気を引き締める意味でも入念に確認してから面接に臨みましょう。

関連記事:IT業界の就活の服装を男女別に解説!服装自由の場合はどうすればいい?

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7.まとめ

就活生の間に根付いている「最終面接まで辿り着ければ内定はほぼ確実」という認識は大きな間違いです。実際、最終面接を受けた約50%の学生が、内定まであと一歩のところで悔しい思いをしています。

だからこそ、内定通知が届くその瞬間まで決して気を抜かず、万全の対策を講じたうえで最終面接に臨むべきです。

具体的には、志望度の高さや企業との親和性など、面接官が重視するポイントを押さえた高評価につながるアピールを心がけましょう。また、油断しがちな基本的なマナーや身だしなみを再確認することも忘れてはいけません。

せっかく掴んだ内定取得のチャンスを無駄にしないためにも、本記事で紹介したポイントを押さえて効果的な対策を実施しましょう。

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