
関連記事:SESとは?新卒入社するメリットと「やめとけ」と言われる理由
- 1.「SESは誰でも受かる」って本当?新卒の採用事情
- 2.「SESは誰でも受かる」と言われるようになった理由
- 3.「SESは誰でも受かる」が当てはまる人の特徴
- 4.「SESは誰でも受かる」と就職してブラック企業に入らないためのコツ
- 5.優良なホワイトSES企業から内定を得るための就活対策
- 6. SESの志望動機で差をつけるポイント
- 7. SES就活でよくある誤解と正しい対策
- 8. まとめ
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1.「SESは誰でも受かる」って本当?新卒の採用事情
SESは未経験から入社しやすい業種として知られており、「SESは誰でも受かる」と言われることも珍しくありません。実際のところはどのくらいSESは受かりやすいのか、スキルや資格はどのくらい持っていれば十分なのかをご説明します。
「SESは誰でも受かる」は不正確
前提として、「SESは誰でも受かる」という話は正確ではありません。ほかの業種と比べると入社難易度が低いのは事実ですが、エントリーした全員が採用されるSES企業は存在しないのです。
というのも、SESとは自社で採用したエンジニアをクライアント企業に派遣することで、報酬を受け取るビジネスモデルです。その際に派遣するエンジニアが、まったくプログラミングができない人材だった場合、SES企業としての信用に傷がついてしまいます。だからこそSES企業側も、クライアント企業に派遣しても自社の看板を傷つけないであろう学生を採用しようとする心理が働くのです。
誰でも受かるSESはブラック企業の可能性
万が一、エントリーして面接をつけたらすぐに内定通知が来るような、誰でも受かりそうなSESに出会った場合、ブラック企業である可能性を疑った方が良いでしょう。SES業界はブラック企業が多いのも事実であり、十分な研修を受けられずに派遣されてしまうケースや、家電量販店・コールセンターなどの専門スキルを必要としない現場に派遣されるケースもあります。
そうしたブラック企業に就職してしまうと、将来のキャリア形成で不利になり、退職した後の就活のやり直しで消耗してしまうことが考えられます。そのため誰でも受かりそうなSESを見つけた際には、十分に企業研究を行い、ブラック企業でないかを慎重に見極めることが大切です。
SIerや自社開発よりも受かりやすい傾向
「SESは誰でも受かる」という話は誇張しすぎているものの、SIerや自社開発企業と比べると、SESは受かりやすい傾向にあります。SESはエンジニアの数と技術力を高めることが売上アップに直結するため、未経験であってもなるべく多くの人材を採用し、自社でじっくりと育成して技術力の高いエンジニアを確保しようと考えるからです。
新卒採用では特に入社難易度は下がり、プログラミングスキルを持ったエンジニアへの資質が高い方からすると、SESから何社もの内定をもらい、「SESは誰でも受かる」と感じることがあるかもしれません。その実力を活かすことで、大手SIerや自社開発企業から内定をもらえる可能性も高いでしょう。
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2.「SESは誰でも受かる」と言われるようになった理由
就活や転職活動で「SESは誰でも受かる」と言われるようになったのは、次のような背景があるためです。
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・未経験からでも入社しやすい業種だから
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・IT業界全体が人手不足だから
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・人材育成に積極的なSES企業が増えているから
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・客先常駐エンジニアがきつい・大変な印象があるから
それぞれ解説しますので、SESが受かりやすい理由を押さえておきましょう。
未経験からでも入社しやすい業種だから
SESは前述の通り、未経験の応募者が採用されやすいビジネスモデルです。充実した研修・教育体制を用意して、ポテンシャルのある若手人材を採用し、クライアント企業へ派遣できるエンジニアへと育てる文化があるので、未経験・スキルなしでも採用されやすい傾向があります。即戦力で活躍できるスキルを持った方であれば、特に内定を獲得しやすくなります。
IT業界全体が人手不足だから
「SESは誰でも受かる」と言われるようになった理由として、IT業界全体が人手不足に陥っていることが挙げられます。システム開発の依頼は増加する一方で、案件をさばけるエンジニアの数が足りておらず、SIerはもちろんSES業界においてもエンジニアの奪い合いが起こっている状況なのです。
ただし、すべてのIT企業が常に人手不足に陥っているわけではありません。システム開発には、設計・開発の段階から、保守・運用の段階までいくつかのフェーズがあります。特に人手が必要なのは開発段階で、システムが完成した後の保守・運用段階では必要な人手は減る傾向にあります。
そこで多くのSIerは、システム開発の繁忙期にのみSESを使ってエンジニアの人手を確保し、システム開発が完了した後は自社のエンジニアだけで保守・運用を行っています。スポット的に人手不足を解消できることからSESの需要は増加しており、「SESは誰でも受かる」と言われるような状況が生まれているのです。
人材育成に積極的なSES企業が増えているから
前述のIT業界の人手不足を受けて、多くの企業では即戦力エンジニアを求める方針を切り替えて、未経験エンジニアを採用して自社で育成しようとする方針になっています。これはSES企業も同様で、新卒採用で大量募集を行った上で、一斉に研修・教育プログラムを行うことで、優秀なエンジニアを確保しようとする動きがあるのです。
その結果、未経験・スキルなしの状態からでも採用されるハードルが低くなっているのがSESの特徴です。エンジニアとしてのキャリアをスタートするために、研修・教育制度が充実している企業に就職したいと考えている方にも適した就職先となっています。
客先常駐エンジニアがきつい・大変な印象があるから
SESの客先常駐エンジニアという働き方は、案件ごとに職場環境が変わってしまうので、きつい・大変な印象を持たれがちです。労働環境が安定せず、プロジェクトが切り替わることに新しいスキルを覚えたり、人間関係を構築したりする必要があることから、マイナスな印象を持たれやすいのです。
そのため未経験からでも入社しやすいにもかかわらず、就職先としての人気はそれほど高くありません。選考を受ける際にもライバルが少ない状況での戦いになるので、「SESは誰でも受かる」という印象を持たれるようになったのです。
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3.「SESは誰でも受かる」が当てはまる人の特徴
続いて、「SESは誰でも受かる」という話が当てはまる人の特徴についてもご紹介します。つまり、SES企業に応募すればすぐに内定を獲得できるような、高評価を得られる人の特徴を説明します。
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・プログラミング・個人開発の経験がある人
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・新卒・第二新卒などの20代
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・エンジニア経験が豊富な30代
それぞれ順番に解説していきましょう。
プログラミング・個人開発の経験がある人
これまでに独学やプログラミングスクールを通じてプログラミング・個人開発の経験を持つ方は、どのSESにも受かりやすいでしょう。高いプログラミングスキルや個人開発の経験は、即戦力で活躍できる人材と評価されて、就活では好印象を与えられるからです。SES企業も当然、優秀なエンジニアを求めているので、高いスキルを持ったエンジニアであることをアピールできれば、内定を獲得するチャンスは豊富です。
就活の際にも、独学でプログラミング言語を学んだり、プログラミングスクールに通って基礎を身につけたりすることは十分に可能です。その上で簡単なWebサービスやスマホアプリを開発するなど、エンジニアとしてのポートフォリオを提出できると、SESへの内定はほぼ確実なものになるでしょう。
新卒・第二新卒などの20代
「SESは誰でも受かる」が当てはまりやすいのは、新卒・第二新卒をはじめとする20代の若手人材です。SES企業からはポテンシャル採用で評価されるので、プログラミングスキルや開発経験が少なかったとしても、内定を獲得できるチャンスは十分にあります。別の企業でエンジニアとしての研修を受けていない人の方が、自社の研修をスムーズに受けられるからと、高評価につながることもあります。
すでに社会人経験のある第二新卒の方であれば、基礎的なビジネスマナーが身についていると判断され、より好印象を与えられることもあります。ゼロからエンジニアとしてのキャリアを歩み始めるチャンスにもつながるので、20代でSES企業を目指している方は、積極的に就職活動に取り組みましょう。
エンジニア経験が豊富な30代
30代以降であってもエンジニア経験が豊富な方であれば、「SESは誰でも受かる」が当てはまりやすいです。SES企業も経験豊富な即戦力人材を歓迎しているため、入社後すぐにクライアント企業へ派遣できるような、技術力の高いエンジニアは積極的に採用しています。
大手SES企業を除けば、エンジニア経験者がSES企業に応募するケースは非常に少ないため、高年収・好待遇で迎えられる可能性も高いです。「SESは誰でも受かる」という状態になりやすいので、複数のSES企業を比較・検討しながら、理想の職場を選択できるでしょう。
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4.「SESは誰でも受かる」と就職してブラック企業に入らないためのコツ
「SESは誰でも受かる」というイメージから、簡単に内定をもらえる企業に飛びつきたくなる人も多いかもしれません。しかし、名前を書けば受かるような企業はブラックSESの可能性が高く、将来のキャリアに悪影響を及ぼすリスクがあります。
ブラックなSES企業に入らないためには、企業選びの段階で見極めるポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、就活生が必ず確認しておきたい4つのポイントを紹介します。
関連記事:SES企業とは?エンジニアとして働くメリット・デメリットと企業選びのコツ
IT業界での立ち位置を確認しておく
ブラックSESを避けるためには、志望する企業がIT業界のどのポジションに位置しているかを把握することが重要です。IT業界は多重下請け構造が根強く、元請けや一次請けに近いほど経営基盤が安定しており、エンジニアの待遇や研修制度が充実している傾向があります。
反対に、三次請け・四次請けの立場になるほど、仲介業者が多いため利益が削られ、エンジニアの給与水準が低くなるリスクが高いです。企業の取引先や過去のプロジェクト実績を確認し、なるべく上流の立ち位置にあるSES企業を選ぶようにしましょう。
研修・教育制度の実態を調べておく
SES企業が求人票やHPで「未経験歓迎」と謳っていても、実際には研修がほとんど行われず、現場に放り出されるケースがあります。ブラックSESは、教育コストを削減するために研修を形式的にしか行わない場合が多いのです。
就活では、企業説明会や面接の場で具体的に以下のようなポイントを質問してみましょう。
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・研修期間はどれくらいか
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・どんな言語や技術を学ぶのか
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・実務研修はあるのか
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・研修後のフォロー体制はどうか
さらに、口コミサイトやSNSを活用し、実際の研修内容の口コミをチェックするのも有効です。学べる環境が整っていない企業は避けるのが賢明です。
明確な評価制度があるかリサーチする
SESで働くエンジニアは、派遣先での業務が中心となるため、会社に自分の頑張りが伝わりづらいという課題があります。だからこそ、ブラック企業かどうかを見極めるポイントは「どのように評価されるのか」という制度面にあります。
面接や説明会で、以下のような点を確認してみてください。
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・誰がどのような基準で評価するのか
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・客先常駐中の評価方法はどうなっているか
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・評価が給与や昇格にどう反映されるのか
「みんな頑張っているから」など、抽象的な回答しか返ってこない企業は危険です。正当な評価制度が整っているSES企業を選ぶことが、長く安心して働くためのカギです。
現場業務がエンジニア業務でないか確認する
「エンジニアとして採用されたのに、実際には家電量販店の販売やコールセンター業務をやらされる」という話は、SES業界では残念ながら珍しくありません。これは本来のITエンジニアのキャリア形成とは無関係の業務であり、入社後のキャリアに大きなダメージを与えます。
求人票に「ITエンジニア募集」と書かれていても、業務内容に「接客」「販売」「サポート業務」などの記載がないか細かく確認しましょう。面接でも具体的に以下の点を質問してください。
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・入社後、最初にアサインされる予定の業務は何か
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・エンジニア以外の業務を任される可能性はあるか
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・現在、どんな現場に社員が配属されているか
現場がエンジニア業務でない企業は避けるのが賢明です。
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5.優良なホワイトSES企業から内定を得るための就活対策
ブラックSESを避け、安心して働けるホワイトSES企業に入社するためには、しっかりと準備をすることが大切です。ここでは、内定を勝ち取るためにぜひ実践してほしい3つの対策を紹介します。
プログラミングスキルを身につける
SES企業に入社する際、必ずしも高いプログラミングスキルが求められるわけではありません。しかし、基礎的なスキルを身につけておくと「現場にすぐ入れる人材」と評価され、就活を有利に進められます。
たとえばWeb系のSES企業であれば、HTML/CSSやJavaScriptを学んでおくのがおすすめです。一方で業務アプリ開発に強い企業を志望するなら、JavaやC言語などが良いでしょう。
実際にコードを書き、動かすところまで経験しておくと、面接でも具体的に話ができ、アピール材料になります。
志望意欲を伝えるためのIT資格を取る
未経験からSESを目指す場合、資格は就活で大きな武器になります。IT業界では実務経験が最も重視されるものの、資格取得のために勉強を続ける姿勢は、成長意欲の証として高く評価されます。
特におすすめなのが以下の資格です。
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・ITパスポート試験
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・基本情報技術者試験
これらの資格を取得していると、「SESに本気で就職したい」という熱意を伝えられるため、他の応募者との差をつけられます。
IT業界に特化した就活サイトを活用する
SES企業を探す際には、IT業界に特化した就活サイトの活用が非常に効果的です。一般的な就活サイトよりも情報が細かく、SES企業ごとの特徴や評判、案件の種類などが詳しく掲載されています。
また、IT業界専門のキャリアアドバイザーに相談できる点も大きなメリットです。自己分析や志望動機の添削、面接対策をプロ目線でサポートしてもらえるため、ホワイトSES企業からの内定を目指すには非常に心強い存在です。
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6. SESの志望動機で差をつけるポイント
SESは「誰でも受かる」と言われるほど、間口の広い業界です。しかし、だからこそ志望動機で差をつけられるかどうかが重要なポイントになります。適当な志望動機では、ブラック企業にしか受からなかったり、内定をもらっても「この人はすぐ辞めそう」と思われてしまう恐れがあります。
ここでは、SESの志望動機で差をつけるために押さえておきたいポイントを解説します。
「誰でも受かると思われがちなSES」だからこそ差別化が大事
SESの志望動機は「エンジニアとして成長したい」「IT業界に興味がある」など、抽象的で似通った内容になりがちです。多くの学生が同じような志望動機を語る中、面接官に強く印象を残すには「自分ならではの理由」や「将来のキャリアビジョン」を具体的に伝えることが大切です。
たとえば以下のような観点を意識しましょう。
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・具体的にどんなスキルを磨きたいか
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・将来どんなエンジニアを目指すのか
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・SESを選んだ理由は何か
志望動機でよくある失敗例
SESの志望動機では、以下のような失敗例がよく見られます。
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・例1「手に職をつけたくてエンジニアを目指しました」
→ NG理由:抽象的で誰にでも当てはまる内容。面接官には「この人はSES以外でもいいのでは?」と思われてしまう。
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・例2「IT業界は将来性があるから」
→ NG理由:IT業界全体の話であり、SESを志望する理由になっていない。
こうした抽象的な動機では差がつきません。
差がつく志望動機の書き方・例文
差をつけるためには、具体的な経験や将来像を織り交ぜるのが効果的です。例文を挙げると、以下のようになります。
・良い例
「大学時代、独学でJavaを学び、簡単なWebアプリケーションを開発しました。ITの知識を深めたいと思うようになり、様々なプロジェクトに関わることで技術を広げられるSESに魅力を感じました。将来的には、複数の言語やフレームワークを扱えるフルスタックエンジニアを目指しており、貴社の多様な案件で経験を積みたいと考えています。」
このように、具体的な経験や、SESで実現したいキャリアプランを述べることが差別化につながります。
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7. SES就活でよくある誤解と正しい対策
SES就活を進める中で、よく耳にする噂や誤解があります。正確でない情報を信じて就活を進めると、ブラック企業を選んでしまったり、無駄に不安を感じたりする原因になりかねません。ここでは、就活生が陥りがちな誤解と、それに対する正しい考え方を解説します。
「SESは将来性がない」という誤解
SNSや口コミなどで「SESは将来性がない」といった声を目にすることがあります。確かにSESは客先常駐という形態上、プロジェクトが変わるたびに職場や人間関係がリセットされるなど、安定感に欠ける側面は否めません。
しかし近年では、SES企業自体が教育体制を整えたり、自社サービスの開発に挑戦したりするなど、長期的なキャリア形成を支援する動きが活発化しています。特に元請け・一次請けに近いポジションのSES企業なら、先端技術の案件に参画できる可能性も十分あります。
大事なのは、どのSES企業を選ぶか。将来性のあるSES企業を見極めるためには、企業説明会や面接で以下を必ず確認しましょう。
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・自社内のキャリアパスは用意されているか
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・技術研修や資格取得支援が充実しているか
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・元請け・一次請けの比率が高いか
「SESだから将来性がない」という決めつけは誤りです。
「SESは全員低スキルの人ばかり」という誤解
「SESは低スキルの人の集まり」という誤解もよく聞きます。確かにSESには未経験者の入社が多く、業界内でスキルレベルに差があるのは事実です。しかし、だからといって全員がスキルの低いエンジニアというわけではありません。
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・幅広い案件を経験できるSESは、逆にスキルを磨くチャンスが豊富。
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・自社開発より多様な現場で技術を吸収できる。
優良SES企業では、ベテランのエンジニアも多く在籍し、教育体制もしっかりしています。スキルアップを目指すなら、自分から積極的に学び、先輩から技術を吸収する姿勢が大切です。
「SESは就活で妥協した人が行く」という誤解
「SESは就活で行き場を失った人が仕方なく入る場所」というイメージも誤解のひとつです。実際には、さまざまな理由でSESを志望する人がいます。
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・幅広い業種の案件に挑戦できるから
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・新しい技術を学ぶチャンスが多いから
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・将来自社開発やSIerへのキャリアパスのステップにしたいから
「妥協でSESに行く」と思い込んでいると、自分の志望動機をうまく語れず、面接で不利になる可能性があります。SESを志望する理由を、自分の将来像やスキルアップと結び付けて話せるよう準備しましょう。
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8.まとめ
「SESは誰でも受かる」といわれるほど、SES企業は比較的間口が広いのは事実です。しかし実際には、入社後の研修や成長環境、配属される案件の内容など、企業によって大きく差があります。
誰でも受かるような企業は、ブラック企業である可能性も否定できません。安易に「受かりやすいから」という理由でSES企業を選ぶのではなく、自分に合った企業を慎重に見極めることが大切です。
ホワイトSES企業に入社するためのポイントは以下の通りです。
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・企業のIT業界での立ち位置を調べる
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・研修や教育制度の実態を確認する
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・評価制度の内容をリサーチする
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・プログラミングスキルやIT資格を身につける
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・就活サイトや口コミを活用し情報を集める
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・志望動機を具体的に差別化する
SESをキャリアのスタート地点としてうまく活用すれば、自分が目指すエンジニア像に近づくことも可能です。「SESは誰でも受かる」という言葉に振り回されず、自分の将来を見据えた就活を進めましょう!
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