IT業界の志望動機の答え方は?評価される例文や作り方、NG例を解説

しかし、「具体的にどのように書けばよいのか」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、IT業界の基本情報から、企業が評価する志望動機の5つの事前準備と3つの切り口からの志望理由、さらに企業が見る3つのポイントと効果的な書き方のコツを詳しく解説します。
関連記事:未経験からエンジニアになるための志望動機の書き方|職種・企業別に解説!

- 1.IT業界に就職するための基本情報
- 2.IT業界で評価される志望動機を作成するときに外せない5つの準備
- 3.IT業界の志望する理由としてよくあるもの
- 4.IT業界の志望動機で企業が評価するポイント
- 5.【状況別】IT業界の志望動機の例文
- 6.IT業界の職種ごとの志望動機例文
- 7.IT業界の志望動機で避けたいNG例文
- 8.まとめ
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1.IT業界に就職するための基本情報

IT業界の志望動機を考えるにあたって、まずはIT業界の種類や主な募集職種、企業から求められる人物像についてご紹介します。IT業界を目指すなら、業界研究の一環として参考にしてみてください。
IT業界の種類
IT業界に属する企業には、Web開発企業やシステム開発企業、パソコンや家電といったハードウェアを開発する企業など、さまざまな種類が存在します。こうしたIT業界の業種を分類すると、下記の5つが挙げられます。
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・Web・インターネット業界
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・情報処理サービス業界
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・通信インフラ業界
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・ソフトウェア業界
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・ハードウェア業界
IT業界で同じように「エンジニア」を募集している企業の中にも、これらの業種の違いによってまったく異なる仕事内容を担当することがある点に注意しましょう。たとえば、Web開発に携わりたいと考えている方がハードウェア業界のIT業界に就職してしまうと、やりたかった仕事が経験できず、ミスマッチを起こして2回目の就活に取り組まなければならなくなります。
関連記事:IT業界とは?業界別の人気企業や職種まで完全解説
IT業界の主な職種
IT業界への就職を目指すなら、IT企業が募集している代表的な職種について理解しておくことも重要です。IT業界の新卒採用で募集されている主な職種としては、次のような種類が挙げられます。
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・システムエンジニア
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・プログラマー
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・サーバーエンジニア
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・ネットワークエンジニア
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・インフラエンジニア
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・Webエンジニア
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・組み込みエンジニア
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・社内SE
これらの職種のうち、どの仕事に応募するのかによって必要とされるスキル・技術に違いがあるほか、仕事内容の違いによってアピールすべき志望動機も異なります。そのためIT業界への志望動機を考える場合には、応募する職種の仕事内容や必要スキルを理解した上で作成することをおすすめします。
関連記事:【徹底解説】IT業界にある18職種ごとの年収やキャリアパス、辛いことを紹介
IT業界の求める人物像
IT業界では、エンジニアやプログラマーといった技術職のイメージが強く、プログラミングスキルなどの技術面が重視されると思われがちです。しかし実際には、IT業界の就活で評価されやすいのはコミュニケーションスキル・論理的思考力などのビジネススキルです。
というのも、新卒採用を実施するIT企業は、入社時点で高いスキルを備えている学生よりも、価値観や性格などの人物面が自社とマッチしている学生を積極的に採用する傾向にあるからです。こうしたポテンシャル重視の採用では、スキル・技術よりもコミュニケーションスキルや論理的思考力を高く評価する選考が行われるので、エントリーシートや面接では、IT業界が求める人物像を踏まえた上で就活対策に取り組むことが大切です。
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2.IT業界で評価される志望動機を作成するときに外せない5つの準備

IT業界で評価される志望動機を作成するためには、以下の5つの準備をしておきましょう。
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1. 自己分析を行いIT業界を目指す理由を整理する
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2. IT業界研究・企業研究をする
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3. その企業を志望する理由を明確にする
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4. IT業界に活きる強みや経験を棚卸しする
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5. 入社後のなりたい姿を言語化する
それぞれのステップについて詳しくご紹介します。
1. 自己分析を行いIT業界を目指す理由を整理する
IT業界への志望動機を作成する上で、まず最初に行うべきは徹底的な自己分析です。なぜ数ある業界の中でIT業界を選んだのか、その根本的な理由を深掘りしましょう。
過去の経験や興味、得意なこと、価値観などを振り返り、ITとどのように結びつくのかを具体的に考えてみてください。例えば、「テクノロジーを通じて社会に貢献したい」「新しい技術を学ぶことに喜びを感じる」「課題解決に面白さを感じる」といった、あなたならではの動機を明確にすることが重要です。
この自己分析によって、あなたのIT業界への情熱が本物であることを面接官に伝えられるようになります。
表面的な理由ではなく、あなたの内側から湧き出る熱意を言語化する作業にじっくりと時間をかけましょう。
関連記事:就活の自己分析のやり方は?9つの方法と役立て方・行う際の注意点を解説
2. IT業界研究・企業研究をする
志望動機に説得力を持たせるためには、IT業界全体と応募企業に対する深い理解が不可欠です。
IT業界は、Web、ソフトウェア、ハードウェア、通信など多岐にわたる分野があり、それぞれ特徴が異なります。まずは、興味のある分野や職種について広く情報を集め、どのような課題があり、どのような技術が使われているのかを把握しましょう。
その上で、応募企業がどのような事業を展開し、どのようなサービスを提供しているのか、競合他社との違いは何かなどを徹底的に調べます。企業のウェブサイトはもちろん、ニュースリリース、IR情報、SNSなども活用し、「この企業ならでは」の魅力や強みを見つけてください。
業界と企業の理解を深めることで、あなたの志望動機に厚みと具体性が生まれます。
関連記事:IT業界研究のポイントを徹底解説|就活生必見
3. その企業を志望する理由を明確にする
IT業界を志望する理由が明確になったら、次は「なぜ、その企業でなければならないのか」を具体的に言語化しましょう。
この「企業を選ぶ理由」は、志望動機の中でも特に面接官が重視するポイントです。単に「IT企業だから」という漠然とした理由ではなく、その企業の企業理念、事業内容、技術スタック、社風、サービス、働く社員の魅力など、具体的な要素と自身の価値観や将来の目標を結びつけることが重要です。
例えば、「御社の〇〇な技術に感銘を受け、私もその技術で社会貢献したい」「御社の〇〇な社風は、私の〇〇な価値観と合致すると感じた」といった具体的な表現を心がけてください。
深い企業研究に基づいた「その企業への強い熱意」を伝えることで、面接官の心を掴むことができるでしょう。
4. IT業界に活きる強みや経験を棚卸しする
プログラミング経験の有無に関わらず、これまでの経験の中からIT業界で活かせるあなた自身の強みやスキルを洗い出しましょう。
例えば、論理的思考力、問題解決能力、情報収集力、継続力、コミュニケーション能力、チームで協力した経験などが挙げられます。学業、アルバイト、部活動、サークル活動、趣味など、どのような経験でも問題ありません。
重要なのは、その経験から何を学び、どのように成長したのか、そしてそれがIT業界の仕事でどのように役立つのかを具体的に結びつけることです。例えば、「アルバイトで顧客の課題をヒアリングし、解決策を提案した経験から、課題解決能力を培った」といったように、具体的なエピソードを交えることで、あなたの強みに説得力を持たせられます。
5. 入社後のなりたい姿を言語化する
志望動機の締めくくりには、入社後のあなたの具体的なビジョン(なりたい姿)を盛り込みましょう。
企業は、入社後に長期的に活躍し、貢献してくれる人材を求めています。そのため、「入社後に〇〇の技術を習得し、〇〇なプロジェクトに携わりたい」「〇年後には〇〇なエンジニアとして、チームを牽引できるようになりたい」「御社の〇〇な事業に貢献し、〇〇な価値を生み出したい」といった具体的な目標を示すことが重要です。
このビジョンは、応募企業の事業内容やキャリアパスと合致していると、より評価が高まるでしょう。
意欲と成長意欲を明確に伝えることで、面接官に「この学生は入社後も着実に成長し、会社に貢献してくれるだろう」という期待感を抱かせることができます。
関連記事:【就活生向け】面接でのキャリアプランの答え方と5つのポイントを解説
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3.IT業界の志望する理由としてよくあるもの

IT業界の志望動機を考える際、どんな切り口で志望動機を考えたらよいか悩むことも多いのではないでしょうか。
そこで本章では、多くの就活生が抱く志望動機を3つご紹介します。
最新技術に触れて新しいモノ・サービスを生み出したい
就活生がIT業界を志望する理由の一つに、「最新技術に触れて、世の中に新しいモノやサービスを生み出したい」という思いを持つ方が多いです。
スマートフォンのアプリ、AI、IoT、VR/ARなど、日進月歩で進化するIT技術は、私たちの生活を豊かにし、社会に大きな変革をもたらしています。この変化の速さと、自身のアイデアや技術が直接形になり、多くの人に影響を与えることに魅力を感じるのは、まさにIT業界ならではのやりがいと言えるでしょう。
志望動機では、具体的にどのような最新技術に興味があり、それを使ってどのようなサービスやプロダクトを創り出したいのかを明確に伝えることが重要です。あなたの「創造したい」という意欲と、それに向けた具体的な好奇心を面接官に強くアピールしましょう。
ITの力で社会課題を解決したい
IT業界を志望する理由として、「ITの力で社会課題を解決したい」という目標を掲げる学生も多いです。
例えば、医療現場の効率化、環境問題へのアプローチ、教育格差の解消、地方創生など、ITは様々な分野で社会的な課題の解決に貢献しています。
まずは、どのような社会課題に関心があり、それをITのどのような技術やサービスを使って解決したいかを整理するとよいでしょう。具体的な課題と、それに対する問題意識や解決へのアプローチを明確にすることで、志望動機に深みと説得力が増します。
単なる技術への興味だけでなく、社会貢献への強い意欲を示すことは、企業にとっても魅力的な人材であると判断されるポイントになるでしょう。
特定のIT企業における企業理念・事業内容などへの共感
IT業界は多様な企業で構成されており、それぞれ独自の企業理念や事業内容を持っています。その中でも、特に心を動かされた企業があれば、その企業独自の魅力への共感を志望動機で深く伝えることができます。
例えば、「〇〇社の『地球の裏側までネットワークを届ける』という企業理念に深く共感し、私もその壮大なビジョンに貢献したい」「〇〇社の〇〇というサービスは、私の生活を大きく変え、私もその感動を他の人に届けたいと思った」といった具体的なエピソードを交えましょう。
単にIT業界に興味があるだけでなく、その企業が持つ「らしさ」に惹かれた理由を明確にすることで、志望度が高いことを面接官に効果的に伝えられます。
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4.IT業界の志望動機で企業が評価するポイント

ここからはIT業界に提出する志望動機について、企業が見ているポイントについて順番にご紹介します。
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・IT業界を選んだ理由
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・自社とのマッチ度
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・学習意欲・上昇志向
これらの3つを解説しますので、企業の面接官の心理を深く理解しておきましょう。
IT業界を選んだ理由
IT業界の志望動機では、この業界を選んだ理由について準備しておくのがコツです。IT業界を選んだ理由を踏まえて、企業を選んだ理由や、職種を選んだ理由についても深掘りして伝えられると、高い入社意欲を持った学生であることをアピールできるからです。
IT業界は将来性が高く、高収入・好待遇の働き方を実現できる世界ではありますが、こうした外部の条件面ではなく、あくまでも自分の内部的なモチベーションでIT業界を志していることをアピールするのがコツです。
関連記事:なぜIT業界を選んだのかへの回答例を学生時代の活動経験ごとに紹介
自社とのマッチ度
IT業界に限らず志望動機で企業が見ているポイントとして、自社とのマッチ度が挙げられます。
どれだけスキル・技術が優れた学生であったとしても、自社の社風・風土との相性が悪い人物を採用してしまうと、職場の和を乱してしまったり、社内で孤立したりする可能性が高まるからです。
特にポテンシャル重視で選考する新卒採用においては、自社の雰囲気とどれだけマッチするのかを重要な評価項目としている企業が多いため、徹底した企業分析に取り組んだ上で志望動機や自己PRを考える必要があります。
学習意欲・上昇志向
IT業界の企業は、応募者の志望動機を通じてIT知識を学ぶ学習意欲や、成長しようとする上昇志向をチェックしていることが多いです。IT業界の将来性や条件面に魅力を感じて応募するのではなく、IT業界に興味があり、IT系のエンジニアやプログラマーとしてキャリアアップするために応募する学生を積極的に採用する傾向があります。
IT業界は変化の激しい世界でもあるため、最新のトレンドにキャッチアップして情報収集できる人物が高く評価されるのです。
5.【状況別】IT業界の志望動機の例文

本章では「文系・未経験」「理系」の2パターンに分けて、IT業界を目指す際の志望動機の例文をご紹介します。
文系・未経験におけるIT業界の志望動機
まずは、文系・未経験におけるIT業界の志望動機の例をご紹介します。
「私が貴社を志望するのは、Webサービスの持つ「人々を繋ぎ、生活を豊かにする力」に深く魅力を感じているからです。大学では国際関係学を専攻しており、情報伝達の重要性や文化交流の難しさを学ぶ中で、Webが国境や文化を超えて人々を繋ぐ架け橋となる可能性を強く認識しました。
特に貴社の『〇〇』は、私自身が留学中に現地の情報収集で苦労した際に利用し、その直感的な使いやすさと、地域に密着した情報提供の速さに感銘を受けました。
プログラミングは未経験ですが、現在はオンライン学習サイト「Progate」でHTML/CSSとJavaScriptの基礎を習得し、簡単な個人ブログを作成するなど、日々学習に励んでおります。
貴社の一員として、文系出身ならではの多様な視点と、ユーザーの心を掴むコミュニケーション能力を活かし、Webサービスを通じて社会に貢献したいと考えております。」
理系におけるIT業界の志望動機
続いて、理系におけるIT業界の志望動機の例をご紹介します。
「私が貴社を志望するのは、最先端のWeb技術を駆使して、社会に革新的な価値を提供したいという強い思いがあるからです。
大学では情報工学を専攻し、データ分析におけるアルゴリズムの最適化に関する研究に取り組んでまいりました。
この研究を通じて、複雑な課題を論理的に分解し、最適なソリューションを導き出すというプロセスに大きなやりがいを感じました。特に貴社が注力されている〇〇は、私の専門知識を直接活かせる領域であると確信しております。
研究で培った問題解決能力と、未経験の技術にも臆せず挑戦する探求心を武器に、貴社のWebエンジニアとして、インフラからアプリケーションまで一貫して高品質なサービス開発に貢献したいと考えております。」
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6.IT業界の職種ごとの志望動機例文

ここからはIT業界への就活で高評価を得るための志望動機について、具体的な例文とともにご紹介します。応募職種ごとの仕事内容や求められる役割に応じて例文を掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
システムエンジニアの志望動機
「私が貴社を志望するのは、生成AIをはじめとするIT技術を通じて、社会に貢献できる働き方を実現したいからです。
というのも、私が大学1年生の頃、期末試験対策の勉強で行き詰まった時に生成AIに出会い、課題を読み込ませてわかりやすい解答が得られたおかげで、試験では好成績を収められたという成功体験があるからです。このように生成AIを使った学習支援は、これからの学生にとっては不可欠な技術になると考え、生成AI事業を手掛ける貴社で働きたいと考えました。
私自身も生成AIを用いて業務効率化を図りながら、システムエンジニアとして御社に貢献したいと思っています。」
プログラマーの志望動機
「私はプログラマーとして活躍したいと考え、ゲーム業界で確固たる地位を築いている貴社に応募しました。
私は高校生の頃からゲーム制作に興味があり、大学のサークル活動では簡単なブラウザゲームを開発したことがあります。当時の友人にはオンライン飲み会の場で遊んでもらい、寄せられた感想をもとにバグ修正や遊び方の拡充に取り組んだことが印象に残っています。
貴社に入社した際には、これまでのゲーム制作で培った経験を活かして、貴社の●●のようなヒット作を生み出したいと考えています。」
おすすめ記事:受かるプログラマーの志望動機を書くときのポイントを例文付きで解説
インフラエンジニアの志望動機
「私は将来セキュリティに強いインフラエンジニアとして活躍したいと考え、貴社の募集に応募しました。
私はアルバイトでパソコンメーカーのコールセンターの仕事に就いていた時に、架空請求や迷惑メールなどに困っているユーザーからの問い合わせを多く受けたことで、セキュリティの分野に対して興味を抱くようになりました。
貴社に入社した際には、独学で学んでいるLinuCとCCNAの知識も活かしながら、インフラエンジニアとして貢献していきたいと考えています。」
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Webエンジニアの志望動機
「私が貴社を志望したのは、SNSで高く評価されているWebサービスの開発に携わりたいと考えたからです。
業界でも豊富な開発実績に裏付けられた、ユーザーファーストのWebアプリ開発に取り組んでいることに魅力を感じ、貴社のWebエンジニアとして働きたいと考えました。大学時代には行動経済学を学んできたので、Webサイトを訪れるユーザーの心理・行動についての知見を活かしながら、貴社の事業拡大に貢献していきたいです。」
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ITコンサルタントの志望動機
「日本の経済を支える中小企業が抱える課題を、ITの力で解決できるITコンサルタントになりたいと考え、貴社を志望しました。
私は実家が自営業を営んでおり、両親のつながりから後継者不足問題などの大きな課題にぶつかる中小企業の経営者が多いことを実感してきました。大学で中小企業診断士の資格取得に向けて勉強に取り組んでいる時にも、ITを駆使して経営者のノウハウを言語化し、属人性の低い経営に結びつけられないかを研究し続けてきました。
貴社では中小企業の後継者不足問題に対して積極的に取り組んでいることを知り、ぜひITコンサルタント職として活躍したいと考えています。」
7.IT業界の志望動機で避けたいNG例文

最後に、IT業界の志望動機を作る上で、なるべく避けたいNG例文についてもご紹介します。
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・どの企業にも使い回せる志望動機
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・収入面・待遇面を重視する志望動機
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・具体的なエピソードが抜けている志望動機
上記3つのパターンについて解説しているので、自分の作成した志望動機がこれらのパターンに当てはまらないかどうかをチェックした上で、エントリーに進んでみてください。
どの企業にも使い回せる志望動機
IT業界の志望動機でNGとされるのが、どの企業にも使い回せる内容です。「私はIT業界の将来性に魅力を感じて、貴社に応募しました。」など、IT業界全体に対する志望動機だけで終えるのではなく、必ず応募企業・応募職種への志望意欲を盛り込むことが大切です。
どの企業にも使い回せる志望動機という印象を持たれてしまうと、企業側からは入社意欲が低く、内定を出しにくい学生と判断されてしまうため注意しましょう。
収入面・待遇面を重視する志望動機
IT業界の志望動機では、収入面・待遇面を重視する志望動機も避けた方が無難です。IT業界は、高収入の職種が多く福利厚生が充実した企業も豊富ですが、こうした条件面を志望動機にしてしまうと、スキル・経験を積むための下積みに耐えられないのではないかという印象を与えてしまいます。
「貴社の想定年収や福利厚生に魅力を感じて応募しました。」などの表現を避けて、あくまでも事業内容・仕事内容や将来のキャリアに関連する志望動機で構成することで、条件面だけでIT業界を選んでいないことをアピールしてください。
関連記事:【徹底解説】IT業界にある18職種ごとの年収やキャリアパス、辛いことを紹介
具体的なエピソードが抜けている志望動機
IT業界の志望動機を作る時には、具体的なエピソードを盛り込むことが効果的です。幼少期の体験談や、大学で学んできたテーマ・資格など、具体的なエピソードを入れることで、志望動機の説得力が増すメリットがあります。
「私は学生時代にITについての知識を独学してきました。」など、具体的なエピソードがなく抽象的な表現で終わってしまうと、他社でも使い回しているのではないかという印象につながったり、就活のために創作しているような印象を持たれたりする可能性があります。
そのため志望動機を提出する際には、自分にしか書けないオリジナリティある内容かどうかを必ずチェックしておきましょう。
とはいえ、一人で志望動機を作成していると「本当にこれで大丈夫か不安」「ポイントを意識して書いたつもりだけど、ESで落ちてしまう」など悩むこともあるでしょう。そのような時は、就活エージェントに相談してみるのもおすすめです。
レバテックルーキーはITエンジニア向けの就活サービスで、エンジニア選考のポイントをふまえたES添削や面接練習をおこなっています。あなたの希望に合った企業の紹介もしているため、IT業界でエンジニアとして就職したい方は、ぜひ以下のボタンからレバテックルーキーに登録してご相談ください。
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8.まとめ
IT業界に響く志望動機を書くためには、IT業界を選んだ理由や、応募企業とのマッチ度、学習意欲や上昇志向など、企業がよく見ているポイントを押さえて作成するのがコツです。IT業界に対する志望動機に加えて、応募企業や応募職種に対する意欲をアピールすることで、企業側には自社とマッチしたポテンシャルのある学生というイメージを印象付けることができます。
そのためにも本記事で解説してきた職種別の志望動機の例文や、気をつけたいNG例文を参考にしながら、面接官に響く志望動機作成を心掛けてみてください。
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ITエンジニアの就活に特化しているからこそ分かる選考のポイントをお伝えしていますので、ITエンジニアとして就職したい方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。
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