エンジニアのポートフォリオ例7選!作成方法を未経験・職種別に解説

本記事では、エンジニアのポートフォリオとは何かを整理したうえで、作成するメリットや未経験者向けの作り方、好印象につながるコツなどについて詳しく解説します。
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1. エンジニアのポートフォリオとは

エンジニアの就職活動において、ポートフォリオは自身のスキルや成果を示すものです。開発したサービスや自分の経験などを相手に分かりやすく伝えることができます。
そこで本章では、履歴書やエントリーシートなどとの違いを整理しながら、就活におけるポートフォリオの位置づけを解説していきます。
履歴書・エントリーシートとの違い
エンジニアのポートフォリオとは、自分がどのようなスキルを持ち、何に取り組んできたのかを具体的に示すための成果物です。履歴書やエントリーシートは、学歴や志望動機、自己PRなどを文章で伝える書類であり、どちらかといえば「人柄」や「考え方」を伝える役割が中心となります。
一方でポートフォリオは、実際に制作したWebサイトやアプリ、コードの一部などを通じて、「何ができるのか」「どのレベルまで理解しているのか」をビジュアルで伝えることができます。完成物だけでなく、設計の意図や工夫した点、課題にどう向き合ったかといったプロセスも評価対象です。
特にエンジニア職では、文章だけでは判断しきれない部分を補う材料としてポートフォリオが重視されやすい傾向があります。
就活ではポートフォリオ作成が実績になる
エンジニア就活において、ポートフォリオは単なる提出物ではなく、「これまでの取り組みを示す実績」として扱われます。未経験の場合、職務経歴でアピールできる内容が少ない分、どれだけ主体的に学び、アウトプットしてきたかが評価のポイントです。
ポートフォリオがあることで、独学やスクール学習をどのように活かしてきたのか、課題にどう向き合ってきたのかを具体的に伝えることができます。完成度の高さだけでなく、改善の工夫や試行錯誤の跡も評価されるため、経験が浅くても十分にアピール材料になるでしょう。
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2. エンジニア就活でポートフォリオを作成するメリット

エンジニア就活においてポートフォリオを作成することは、選考を有利に進めるだけでなく、自身の成長にもつながるものです。
エンジニア就活でポートフォリオを作成するメリットは、主に以下の3つです。
-
・ITパスポート試験 -
・基本情報技術者試験
-
・情報セキュリティマネジメント試験
それぞれ詳しく解説します。
視覚的にスキル・実績をアピールできる
ポートフォリオ最大のメリットは、スキルや実績を視覚的に伝えられる点にあります。文章で「Webアプリを作りました」と書くよりも、実際に動く成果物を見せたほうが、理解度や技術レベルは格段に伝わりやすくなるでしょう。
採用担当者にとっても判断材料が明確になり、他の応募者との差別化につながります。特に応募者が多い新卒採用では、エントリーシートと並んでポートフォリオが第一印象を左右することになるでしょう。
関連記事:ITエンジニアに求められるスキルとは?未経験・新卒から内定を得るための資格・知識
エンジニアとしての意欲を伝えられる
ポートフォリオは、スキルだけでなくエンジニアとしての姿勢や意欲を伝えるものでもあります。自分でテーマを考えて調べながら形にした経験は、入社後の業務でも活かせるものです。
企業側は、現時点のスキル以上に「成長できるか」「自走できるか」を重視することが多く、ポートフォリオはその判断材料になります。未経験者ほど、この意欲面のアピールが評価につながりやすいでしょう。
制作過程がアウトプット学習につながる
ポートフォリオ制作は、知識を定着させるアウトプット学習の場でもあります。エラー対応や設計の見直しを通じて、インプットだけでは得られない理解が深まるでしょう。
また、ポートフォリオでは技術だけではなく「見せ方」も意識する必要があります。どのような構成でどのように内容にすれば相手に伝わるのか考えることで、クリエイティブ作成の練習にもなるでしょう。
就活対策とスキルアップを同時に進められる点も、ポートフォリオ作成の大きなメリットです。
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3. エンジニア未経験の場合のポートフォリオ作成方法

エンジニア未経験から就職活動を進めるうえで、ポートフォリオはスキルの証明であると同時に、学習姿勢や思考力を伝える重要な資料です。完成度の高さだけでなく、テーマ設定や制作過程、改善への取り組みまで含めて評価されます。
そこで本章では、未経験者が就活向けポートフォリオを作成する際に意識したい流れを、5つのステップに分けて解説します。
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STEP1:学習目的とサービスのテーマを決める
ポートフォリオ制作で最初に取り組むべきなのが、学習目的とサービスのテーマを明確にすることです。就活用ポートフォリオでは、「何を作ったか」以上に「なぜそれを作ったのか」が重視されるためです。
そのため、単にチュートリアルをなぞっただけの成果物では「なぜ作ったのか」を言語化しにくく、評価にもつながりにくいでしょう。身近な不便や日常の小さな課題に目を向け、それを技術でどう解決したいのかを考えることが大切です。既存サービスがあるテーマであっても、自分なりの視点や利用シーンを設定することでオリジナリティは生まれます。
また、世の中にまだない機能や、既存サービスでは満たされていない点に着目できると、課題発見力として評価されやすくなります。テーマ選定の段階で目的が明確になっていれば、後工程の設計や実装、説明資料の作成も一貫性を持たせやすくなり、完成度の高いポートフォリオとなるでしょう。
STEP2:最低限の機能に絞った設計をする
テーマが決まったあとは、実装する機能を必要最低限に絞り込むことが重要です。未経験者の場合、最初から完成度の高いサービスを目指すと、途中で行き詰まりやすくなります。
就活用ポートフォリオでは、機能の多さよりも、設計意図が明確で動作する成果物であることが大切です。そのため、「この課題を解決するために本当に必要な機能は何か」を考え、優先順位をつけて設計することが求められます。画面構成やユーザーの操作フローを簡単に書き出し、全体像を把握してから実装に入ると手戻りを減らせるでしょう。
また、機能を絞ることで、一つひとつの処理やコードの役割を理解しやすくなり、説明力の向上にもつながります。小さく作って動かす経験は、実務に近い開発姿勢として評価されるポイントです。
STEP3:開発環境を整え小さくコードを書いていく
設計が固まったら、開発環境を整えて少しずつコードを書き進めていきます。未経験者の場合は、一度に完成させようとしないことがポイントです。
小さな単位で実装し、動作を確認しながら進めることで、エラーの原因を把握しやすくなります。環境構築の手順や使用したツールについても、後から説明できるよう整理しておくとよいでしょう。就活では、コードそのものだけでなく「どのように問題を切り分け」「解決してきたか」も評価ポイントです。
詰まった点や工夫した点をメモしておくことで、面接時の説明材料にもなります。小さな成功体験を積み重ねながら開発を進めることで、学習のモチベーションを保ちやすくなります。
STEP4:READMEで作成理由や技術選定を書く
ポートフォリオを提出する際、必ず冒頭に「README」を説明する場所を設けましょう。READMEには、サービスを作成した背景や目的、解決したい課題、使用した技術やその選定理由を記載します。未経験者であれば、技術選定に至った理由を自分の言葉で説明できることが大切です。難易度の高い技術を使っているかどうかよりも、「なぜその技術を選んだのか」「他の選択肢と比較してどう考えたのか」が伝わるようにします。
READMEがあれば、内容が伝わりやすいポートフォリオになるでしょう。
STEP5:第三者からフィードバックをもらい改善する
ポートフォリオが一通り完成したら、第三者からフィードバックをもらい改善を重ねるようにしましょう。自分だけで作業していると、使いにくさや説明不足に気づきにくくなります。
友人やエンジニア経験者、学習コミュニティなどに見てもらい、率直な意見をもらうことで、客観的な視点を取り入れられます。また、フィードバックをどう受け止め、どのように改善したかを説明できると、コミュニケーション力や柔軟性もアピールできます。
完成後も終わりにせず、改善を続ける姿勢を持つことで、ポートフォリオの価値を高めることができるでしょう。
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4. 【職種別】エンジニアポートフォリオの作成方法

エンジニアのポートフォリオは、職種によって評価されるポイントが異なります。同じ成果物でも、システム全体の設計力を見られる場合もあれば、画面の使いやすさや技術選定の妥当性が重視されることもあります。
そこで本章では、代表的なエンジニア職種ごとに、就活で評価されやすいポートフォリオの作り方と意識すべきポイントを解説します。
システムエンジニアのポートフォリオの作成方法
システムエンジニア向けのポートフォリオでは、単なる実装力だけでなく、要件整理や設計の考え方をどれだけ言語化できているかが重視されます。そのため、完成した画面や機能だけを見せるのではなく、「どのような課題を想定し、どんな要件を設定したのか」を明確に示すことが重要です。業務システムを想定した簡易的なWebアプリや管理画面のあるサービスは、SEの志向と相性が良いテーマといえます。
ポートフォリオ内では、画面遷移図やデータ構造の概要、処理の流れを簡単にまとめておくと、設計視点を持っていることを示せるでしょう。また、非機能要件を意識した工夫があれば、より実務に近い評価を得やすくなります。
たとえば、入力チェックやエラー処理、拡張を見据えた設計などは、未経験者でも取り組みやすいポイントです。READMEでは、仕様を決める際に悩んだ点や、想定ユーザーをどう考えたかを補足すると、思考プロセスを評価してもらいやすくなります。
関連記事:システムエンジニアの自己PRの作り方!差をつけるポイント【例文あり】
フロントエンジニアのポートフォリオの作成方法
フロントエンジニアのポートフォリオでは、見た目の完成度と使いやすさが大きな評価軸になります。
ただし、デザインが整っているだけでは十分とは言えず、ユーザー体験を意識した設計ができているかが重要です。どんなユーザーを想定し、どんな課題を解決する画面なのかを明確にしたうえで制作を進める必要があります。
実装内容としては、SPA構成のWebアプリや、APIと連携した画面表示などがあると、技術的な理解度をアピールしやすくなるでしょう。レスポンシブ対応やローディング表示、エラーメッセージの出し方など、細かな配慮があると評価につながります。また、UIライブラリを使う場合でも、その選定理由やカスタマイズ方針を説明できることが大切です。
READMEや補足資料では、画面構成の意図やUX面で工夫した点を言語化しましょう。なぜその配置にしたのか、操作数を減らすために何を考えたのかといった説明があると、フロントエンジニアとしての視点を持っていることが伝わります。
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バックエンドエンジニアのポートフォリオの作成方法
バックエンドエンジニア向けのポートフォリオでは、処理の設計やデータの扱い方が評価の中心になります。画面の派手さよりも、内部のロジックや構成が分かりやすく整理されているかが大切です。そのため、APIを中心としたアプリケーションや、データベースと連携するサービスは、バックエンド志向を示しやすい題材といえます。
実装では、CRUD処理をただ動かすだけでなく、バリデーションや例外処理、データの整合性を意識した設計ができているかが見られます。また、フレームワークを使用している場合は、標準機能をどう活用したかも説明できるようにしておくのがおすすめです。
READMEには、API設計の方針やテーブル設計の考え方を記載しましょう。どんなデータを想定し、将来的な拡張をどう考えたかまで触れられると、バックエンドエンジニアとしての適性を示しやすくなります。
インフラエンジニアのポートフォリオの作成方法
インフラエンジニアを目指す場合、コード中心の成果物だけでは強みが伝わりにくいため、環境構築や構成の説明を重視したポートフォリオがおすすめです。クラウド環境を利用した簡易的なインフラ構成や、アプリケーションをデプロイした実績があると、就活で評価されやすくなります。
具体的には、どのクラウドサービスを使い、なぜその構成にしたのかを説明できることが大切です。冗長化やセキュリティをどこまで意識したか、運用を想定してどんな設定を行ったかといった点は、未経験者でも十分にアピールできます。構成図を用意して、全体像を視覚的に示すのも効果的です。
READMEでは、構築手順やつまずいたポイント、改善したい点を整理しておきましょう。インフラは正解が一つではない分、考え方や判断基準を言語化できるかが重要です。運用目線を持っていることが伝われば、インフラエンジニアとしての素養を評価してもらいやすくなります。
関連記事:インフラエンジニアとは?仕事内容・必要スキルと就活のポイントを紹介
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5. エンジニアのポートフォリオ例7選

本章では、実際にエンジニアである方のポートフォリオの作成例をそれぞれご紹介します。
ここでは、下記の7名のエンジニアのポートフォリオを順番に解説しています。
Naoto Suzukiさんのポートフォリオ例
Naoto Suzukiさんのポートフォリオ例は、コンパクトにまとめられたシンプルなページです。フロントエンド・バックエンド・データベース・インフラなどのジャンルごとにスキルレベルを視覚的に表現しているので、どのような強みを持ったエンジニアなのかが伝わりやすい設計となっています。
保有資格のほか、制作実績がGitHubのページとともに掲載されているので、ソースコードを見たいと考える企業のニーズにも応えるポートフォリオです。連絡先はSNSのDM機能に集約しているため、企業側はSNSの普段の投稿をチェックして人物性を評価できるほか、気軽な相談ベースで採用活動を行えるように配慮されています。
参考:Naoto Suzuki's portfolio
Hodaさんのポートフォリオ例
31歳でメーカーからIT業界へ転身した経歴を持つ、エンジニアHodaさんのポートフォリオ例です。レーダーチャートを用いたスキルレベルの紹介、使用言語やコメントとともに紹介する制作実績により、エンジニアとしての強みや専門分野を効果的にアピールしています。
エンジニアとしてのスキル・実績だけではなく、個人として大切にしている想いについても記載されているので、人物性に魅力を感じた企業からの依頼も届いていると予想されます。エンジニア就活では、人物面や価値観が重視されることも多いので、自分のポートフォリオにもぜひ取り入れてみると良いでしょう。
参考:Hodalab!
Yohei Munesadaさんのポートフォリオ例
Yohei Munesadaさんのポートフォリオ例は、マウスオーバーすることでトップページが大きく変化する、遊び心が取り入れられたデザインです。スキル・実績やプロフィールに関してはシンプルに記載されており、優れたデザインと読みやすさを両立させた設計となっています。
また、詳細な履歴書・職務経歴は、閲覧権限を付与された人だけがポートフォリオ上から確認できる仕組みです。ページを訪れるユーザーの目的ごとにコンテンツを分けることで、ポートフォリオページとしてもプロフィールページとしても活用できるアイデアが取り入れられています。
参考:Yohei Munasada′s Portfolio
kurramaさんのポートフォリオ例
トップページ上部にカードタイプのメニューが並んでいる、見やすいポートフォリオです。
仕事だけではなく、業務外で開発したアプリも紹介することで、どのような開発スキルがあるのか判断しやすくなっています。また、「Skill」の項目では、各言語や使用ツールなどの経験年数が星の数で表現されており、見やすく分かりやすいまとめ方の一例とした参考になるでしょう。
参考:kurram
Makoto Hiraoさんのポートフォリオ例
WebデザイナーのMakoto Hiraoさんのポートフォリオ例では、ページのスクロールに合わせた大胆なアニメーションが実装されており、ページを見ているだけでも楽しめる設計となっています。これまでの制作実績を前面にアピールするポートフォリオであり、Promise、Policyといったコンテンツでデザイナーとしての考え方や信念についても記載されています。
Webデザイナー個人としての強力なブランディングにも成功しているポートフォリオなので、WebデザイナーやWebエンジニアを目指している方には非常に参考になるはずです。
参考:MAKOTO HIRAO PORTFOLIO
MASAYUKI DAIJIMAさんのポートフォリオ例
こちらはテクニカルディレクターであるDaijimaさんのポートフォリオで、ページ遷移や背景の動的な演出が非常に洗練されており、細部までこだわり抜かれてています。
「ABOUT」では経歴と同時にどのような思いで活動をしてきたかも語られているのも特徴です。また、サイト自体が技術の証明になっており、このポートフォリオをみることで、特に技術面で実際にどのようなことができるのか伝えることができています。
参考:MASAYUKI DAIJIMA
Kaito Aotsukiさんのポートフォリオ例
こちらは、大学生エンジニアのAotsukiさんがインターンへの応募のために作成したポートフォリオの例です。
1ページでまとめられており、冒頭では自己紹介とどのようなスキルがあるのかがシンプルにまとめられています。後半ではWorksとして、どのようなプログラムを開発してきたのかが分かるようになっています。
作成者が大学生のため、特にこれからエンジニア就活を考えている方の参考として活用しやすいでしょう。
参考:PORTFOLIO
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6. エンジニア就活で好印象につながるポートフォリオ作成のコツ

エンジニア就活におけるポートフォリオは、スキルを示すだけでなく「一緒に働くイメージ」を持ってもらうための重要な資料です。
技術力が同程度でも、伝え方や構成次第で評価に大きな差が生まれます。特に未経験・新卒の場合は、完成度以上に考え方や姿勢が見られる傾向があります。
そこで本章では、採用担当者に好印象を持たれやすいポートフォリオを作成するためのコツについて詳しく解説していきます。
志望する業界・職種に合わせてアピールするスキルを決める
エンジニア就活で好印象につながるポートフォリオには、志望業界や職種に合ったスキルを意識的に打ち出している特徴があります。すべての技術を網羅的に見せるよりも、評価されやすいポイントを絞る方が、採用担当者に伝わりやすくなるからです。
たとえば、Web系企業を志望する場合は、UIや画面遷移を重視したアプリケーションが適しています。一方で、業務システムを扱う企業であれば、データ設計や処理の流れが分かる構成が好まれます。
対策としては、まず求人票や企業サイトを確認し、求められているスキルや役割を整理することが重要です。その上で、ポートフォリオ内で強調する技術や機能を決めます。たとえば、フロントエンド志望なら画面設計の意図を詳しく説明し、バックエンド志望ならAPI設計やデータ構造に焦点を当てるとよいでしょう。
すべてを詰め込むのではなく、「この職種ならここを見てほしい」という視点で取捨選択することが、好印象につながります。
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プロフィールや自己紹介を詳しく記載する
エンジニアのポートフォリオでは、技術情報だけでなく人物像が伝わるプロフィールや自己紹介も記載します。採用では、成果物はもちろん、「どんな考え方をする人か」「成長意欲があるか」といった点も評価ポイントです。そのため、簡単な経歴だけで終わらせず、学習背景や価値観まで補足しておくようにしましょう。
なぜエンジニアを目指したのか、どんな点に興味を持って学習してきたのかを簡潔にまとめると、動機の一貫性が伝わります。また、未経験の場合は、挫折した経験や工夫した点を書くことで、粘り強さや主体性を示せます。
技術への向き合い方や今後伸ばしたい分野を言語化できれば、ポテンシャルの高い人材として評価されやすくなるでしょう。
ユーザー目線に立って設計する
エンジニア就活で評価されやすいポートフォリオには、ユーザー目線で設計されているという共通点があります。単に機能を実装しただけの成果物よりも、「誰のどんな課題を解決するのか」が明確な方が、実務に近い視点を持っていると判断されやすいからです。特に未経験者の場合、この視点があるかどうかで印象が大きく変わります。
たとえば、ターゲットユーザーを想定して操作手順を減らしたり、エラー時の表示を分かりやすくしたりする工夫が挙げられます。制作前に「自分以外が使うとしたらどう感じるか」を言語化しておくことがおすすめです。
使いやすさを意識した設計は、技術力以上に実務適性を評価してもらえるポイントになります。
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7. エンジニアのポートフォリオでやってはいけないこと

エンジニア就活におけるポートフォリオは、評価を高める一方で、内容次第ではマイナス評価になってしまうこともあります。
特に未経験・新卒の場合は、完成度よりも姿勢や誠実さが重視される傾向にあるため、やってはいけないポイント」を理解しておくことが大切です。
本章では、採用担当者からの評価を下げやすい代表的なNG例を整理し、それをなぜ避けるべきかについて詳しく解説します。
他人が作ったものをそのまま使う
エンジニアのポートフォリオで最も避けるべきなのは、他人が作った成果物をほぼそのまま使用することです。盗作はスキルや思考プロセスを正しく評価できず、信頼を大きく損なうものです。
チュートリアルやサンプルコードを参考にすること自体は問題ありません。しかし、内容を理解しないまま作成すると、ポートフォリオについての質問でもうまく答えられないでしょう。面接で深掘りされたときに回答できなければ、評価を下げてしまいます。
参考したものがあっても、自分なりの課題設定や機能追加を行い、なぜその構成にしたのかを言語化することが重要です。
実装していない機能を「できる」ように見せかける
エンジニアのポートフォリオでは、実装していない機能を「できる」と誤解させる表現をしないようにしましょう。採用担当者は成果物を通して、現時点でのスキルレベルを把握しようとしています。そのため、事実と異なるアピールは、選考過程で不利になる可能性が高いです。
実装済みの機能と未対応の機能は分けて記載し、今は難しいものでも「今後実装予定」と補足するだけでも、誠実な姿勢として評価されやすくなります。現時点で何ができて何ができないのかは、正確に伝えることが大切です。
デザインや構成に時間をかけない
見やすく分かりやすいポートフォリオを作るためには、デザインや全体構成も整える必要があります。技術力以前に「相手に伝える意識」が不足していると判断されやすいからです。
特にWeb系やアプリ開発を志望する場合、最低限の見やすさや操作性は前提条件となるでしょう。例えば、文字が詰まりすぎて読みにくいREADMEや、画面遷移が分かりにくいUIは、それだけで離脱を招きます。高度な機能が実装されていても、内容が伝わらなければ評価されません。
余白を意識したレイアウトや、情報の順序を整理するだけでも印象は大きく変わります。完成したら自分以外の人にも見てもらい、分かりにくい部分などがないかフィードバックをもらうようにしましょう。
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8. まとめ
エンジニアのポートフォリオは、スキルや思考力を具体的に伝えるために、就活で重要な役割があります。未経験でも学習過程や工夫した点を整理すれば評価につながり、職種に応じた構成にすることで経験やスキルを効果的に伝えることができるでしょう。
実際のポートフォリオ例や作成のコツを参考にしつつ、見せ方を工夫することが大切です。一方で、他人の成果物を使うなどのNG行為は評価を下げてしまいますので、絶対に行わないでください。
本記事でご紹介した作成ポイントを踏まえ、就活で好印象を与えられるポートフォリオを作成していきましょう。
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