【2024年SES企業大手ランキング】売上・年収・残業時間の一覧を比較

【2024年SES企業大手ランキング】売上・年収・残業時間の一覧を比較
大企業から中小企業まで数多くのSES企業がありますが、優良なSES企業を見極めるポイントは、売上高や年収、残業時間の短さなどです。 この記事では、売上高・資本金・平均年収・平均残業時間ごとのSES大手企業ランキングをご紹介します。 ブラック企業を見極めるポイントや、ホワイトなSES企業に共通するポイントなどもご紹介していますので、SES大手企業への就職を目指している方や、今のSES企業から転職したい方はぜひ参考にしてみてください。

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1.SES企業とは

SES企業とは、企業にシステムエンジニアの派遣・提供を行うサービスを運営する企業のことを指します。

システムの構築をするためにはシステムエンジニアの高度な技術が必要となりますが、優秀なエンジニアを採用するのはお金と時間がかかります。未経験者を採用する場合は教育も必要になりますし、採用後は社会保険料や福利厚生費などのコストがかかります。
一方で、SES契約を結んでシステムエンジニアを利用する場合、採用費や社会保険料などはSES企業が支払っているので、採用するよりも低いコストでシステムエンジニアの技術力を得ることができます。
また、スポットでの発注や特定の技術力を持つSESの発注など、時と場合に応じて柔軟に発注をかけられるのもSES企業を利用するメリットです。

関連記事:就活生向け|客先常駐やSESのメリット・デメリットについて徹底解説

SES契約とは

SES企業とクライアントは「SES(システムエンジニアリング)契約」と呼ばれる契約を結ぶのが一般的です。
SES契約とは、IT業界のみで用いられる契約形態で、中身は準委任契約となっています。エンジニアの作業時間に対して報酬が発生する契約形態となっており、成果物に対して報酬が発生するわけではありません。

SES契約を結ぶ際は、エンジニアの単価(月あたり単価=人月単価)を定め、作業時間を掛け合わせて報酬を決める方法が一般的です。

関連記事:IT業界でよく聞くSESとは?派遣との違いやメリット・デメリット

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2.優良なSES大手企業を選ぶポイント

SES企業はブラックが多い、という噂を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。SES契約は客先に常駐して働く場合も多く、SES企業側でしっかりとした残業時間や評価制度に関するルールが定められてない場合、ブラックと感じるSEも多くいるようです。
ここからは、優良な大手SES企業を選ぶポイントをご紹介していきます。

①売上高

チェックポイント1つめは、SES企業の売上高です。
売上高が高いということは、多くのクライアントを持ち、単価の高い案件を獲得できている可能性が高いです。
また、売上高の推移もチェックしておきましょう。単年の売上高ではなく、数年間の推移をチェックすることで成長企業かどうかを見極めることができます。

②平均年収

平均年収も重要なポイントです。
SE全体の平均年収は、正社員で498万円(※)となっています。
もちろん年齢や地域により年収は異なりますが、この平均年収と比較してそれぞれのSES企業の平均年収をチェックするといいでしょう。
また、平均年収だけではなく評価制度や昇給基準などが明確に用意されているかといった点も重要になります。

※出典元:求人ボックス 給料ナビ

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③残業時間

ブラック企業を避ける上で重要なのが残業時間です。
従業員に残業や休日出勤をさせる場合、36協定を締結しなければならず、36協定における時間の制限を超えて時間外労働をしている場合は違法となります。
36協定に定められている時間外労働の上限は、月45時間・年間360時間ですので、月の残業時間が45時間に近い企業は注意が必要です。
もっとも、残業時間が長い企業は企業ホームページや採用サイトなどに残業時間を掲載しないでしょう。堂々と掲載している企業は残業時間が短いことがアピールポイントの優良企業の可能性が高いです。

④資本金

資本金は企業の安定性を見極める上で重要なポイントです。
資本金とは、売上高に関係のないその企業の元手のことを指します。会社を設立する際に経営者が投じた金額だけでなく、株主や投資家が投資した資金も含みます。
資本金が少なくても大きな利益を上げている企業はたくさんありますが、資本金が大きい企業ほど安定しており、投資家や株主から高い評価を得ている企業だということがわかります。

「資本金●円以上が大手企業」という決まりはないですが、政府機関などは資本金10億円以上を大企業としてデータ公表していることが多いようです。10億円以上を基準にして資本金を見てみるといいかもしれません。

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3.SES大手企業の売上高ランキング

2023年度の売上高ランキングをご紹介します。資本金とあわせてご覧ください。

順位 会社名 売上高 資本金
1位 富士ソフト 2,988億円 262億28万円
2位 NSD 779億円 75億円
3位 システナ 745億円 15億1,375万円
4位 コムチュア 290億円 10億2,212万円
5位 システムサポート 192億円 7億23百万円
6位 ソルクシーズ 158億円 14億9,450万円
7位 鈴与シンワート 155億円 8億225万円
8位 ランドコンピュータ 115億円 4億6,000万円
9位 TWOSTONE&Sons(旧:Branding Engineer) 100億円 5億円
10位 エクストリーム 88億円 4億1,900万円
11位 昭和システムエンジニアリング 70億円 6億3,050万円
12位 SIGグループ 54億円 5億789万円
13位 日本ラッド 35億円 2億3,948万円
14位 アイフリークモバイル 26億円 1,000万円
15位 ビーブレイクシステムズ 12億円 2億3,300万円

1位:富士ソフト 売上高2,988億円

富士ソフト株式会社は、神奈川県に本社を置く独立系SIer企業です。SIer企業ですが、SES事業もおこなっています。1万人の技術者集団を持ち、高い技術力と提案力が強みです。国内外にグループ会社を持つグローバル企業でもあります。
セブン銀行やパナソニック、TOTO、自治体まで、幅広い取引先を持ち高い売上高を誇ります。
資本金は約262億円で売上高同様1位となっており、企業体力の強さが伺えます。

2位:NSD 売上高779億円

NSDは、1969年創業の老舗SES企業です。
多種多様な業種・業態へのシステム導入実績があり、その件数はなんと10,000以上。独立系SIerとして、多くのシステム開発を手がけています。
従業員のSE比率は95%となっており、自社でサービス開発も行なっています。新卒採用を積極的に行なっており、研修体制も充実しています。

資本金は75億円で、売上高同様2位となっています。

3位:システナ 売上高745億円

次いで3位の売上高を誇るのが株式会社システナです。こちらも創業は1968年と歴史があり、日本でITが普及する以前の黎明期からソフトウェア開発事業を開始したそうです。
SES事業をはじめとして、自社サービスの開発・販売も積極的に行い、売上高を伸ばしています。

資本金は15億円で、売上高同様3位となっています。

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4.SES大手企業の平均年収ランキング

売上高ランキング上位15位までの企業を、平均年収順に並べ替えたランキングがこちらとなります。新卒学部卒初任給も合わせてご覧ください。

順位 会社名 年収 学部卒初任給(最大)
1位 NSD 671万円 306,000円
2位 SIGグループ 662万円 250,700円
3位 鈴与シンワート 644万円 270,000円
4位 ソルクシーズ 604万円 245,000円
5位 富士ソフト 600万円 235,000円
6位 システムサポート 564万円 228,143円
7位 コムチュア 562万円 270,000円
8位 昭和システムエンジニアリング 558万円 240,000円
9位 ランドコンピュータ 544万円 240,600円
10位 TWOSTONE&Sons(旧:Branding Engineer) 540万円(HD全体) 270,000円
11位 ビーブレイクシステムズ 523万円 240,000円
12位 日本ラッド 507万円 230,000円~255,000円
13位 エクストリーム 480万円 記載なし
14位 システナ 459万円 235,00円
15位 アイフリークモバイル 310万円 記載なし
※各社の有価証券報告書等より引用

1位:NSD 平均年収671万円

売上高ランキングで3位となった株式会社NSDが、平均年収ランキングでは1位となりました。SE全体の平均年収が498万円なので、平均より170万円以上高い計算になります。

新卒システムエンジニア職の初任給は採用エリアごとに異なり、東京地区勤務者の場合
修士了:月額31万2,000円
大卒・高専専攻科了:月額30万6,000円
高専本科・短大・専門卒:月額28万3,000円
となっています。他の企業と比較しても新卒の初任給が群を抜いて高いですね。

ほとんどの企業が年2回である賞与も年3回で、2022年実績だと6.03ヶ月分の賞与が支給されたそうです。その他にも資格手当、時間外手当(残業代)、子供手当、褒賞金などが用意されており、平均年収が高いのが納得の待遇となっています。

2位:SIGグループ 平均年収662万円

SIGグループは、1991年創業の独立系SIer企業です。SES事業だけでなく、自社でシステム開発や販売を行なっています。

新卒の初任給はエリアや学歴により異なります。一例として、東京地区採用の初任給がこちらとなります。

新卒給与 住宅手当の支給区分 初任給合計
大学院卒
(博士課程修了)
一般(家賃の一部を負担していると会社が認める者)

世帯主(家賃により住宅手当の金額が異なる)
250,100円

254,100円〜266,100円
大学院卒
(修士課程修了)
一般(家賃の一部を負担していると会社が認める者)

世帯主(家賃により住宅手当の金額が異なる)
234,700円

238,700円〜250,700円
大卒 一般(家賃の一部を負担していると会社が認める者)

世帯主(家賃により住宅手当の金額が異なる)
219,300円

223,300円〜235,300円
新入社員研修は、入社前教育・集合研修・技術基礎教育・OJT教育・OJT発表会などが用意されており、新卒未経験でも技術を身につけられる環境が用意されています。

3位:鈴与シンワート 平均年収644万円

鈴与シンワート株式会社は、1947年創業の老舗企業です。コンサルティングからシステム開発、パッケージソフトウェアの導入など、幅広い事業を展開しています。

新卒の初任給は、システムエンジニア職で
大学学部卒業見込み:245,000円
大学院 卒業見込み:255,000円
となっています。
給与以外に家族手当、地域手当、プロジェクトリーダー手当、在宅勤務手当などが用意されています。
研修面では、新入社員研修以外にも先端技術勉強会、品質教育、階層別研修など豊富な研修が用意されており、資格試験の受験料負担なども行なってくれるそうです。

関連記事:ITエンジニアの年収はいくら?職種別の平均年収や年収を上げる方法について解説!

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5.SES大手企業の月間平均残業時間ランキング

大手SES企業の月間平均残業時間を短い順に並べたランキングはこちらです。上位の企業は7時間、下位の企業は29時間とかなり大きな差が出ています。

順位    会社名 月間平均残業時間 
1位 アイフリークモバイル 7時間
2位 鈴与シンワート 9.5時間
3位 ビーブレイクシステムズ 10.4時間
4位 システナ 10.76時間
5位 ソルクシーズ 10.8時間
6位 SIGグループ 14.1時間
7位 システムサポート 15時間
8位 コムチュア 15.2時間
9位 NSD 18.5時間
10位 ランドコンピュータ 20時間
11位 エクストリーム 20時間
12位 昭和システムエンジニアリング 24時間
13位 日本ラッド 25時間
14位 富士ソフト 29時間
15位 TWOSTONE&Sons(旧:Branding Engineer)  29時間
※企業HP、採用サイトなどから引用

1位:アイフリークモバイル 平均残業時間:7時間

残業時間の短さランキング1位はアイフリークモバイルで、脅威の7時間。月間稼働日数が20日の場合、毎日20分ほどの残業時間で済んでいる計算になります。

アイフリークモバイルは約550名のエンジニアが在籍しており、1,000社以上の取引先を持ちます。中途入社比率は99%ですが、うち未経験者の割合は90%だそうです。未経験者でもしっかりと技術力を身につけられる環境が整っているのですね。
年間休日は125日、夏季休暇付与などの福利厚生もあります。有給休暇取得率は78%なので、場合によっては有休を消化しきれないこともあるようです。

2位:鈴与シンワート 平均残業時間:9.5時間

平均給与ランキングで3位だった鈴与シンワートが、残業時間の短さでも2位につけています。残業時間9.5時間ということは、月間稼働日数が20日の場合、毎日28分ほどの残業時間で済んでいる計算になります。

有給取得日数が年間平均15.6日と高く、男性の育児休暇取得率は72%。働きやすい環境が整っていそうですね。

3位:ビーブレイクシステムズ 平均残業時間:10.4時間

残業時間の短さランキング3位はビーブレイクシステムズで、10.4時間となっています。月間稼働日数が20日の場合、毎日31分ほどの残業時間で済んでいる計算になります。

2025年度の新卒採用人数は11〜15名となっており、新卒採用は狭き門と言えそうです。
バスケやゲームなどのサークル活動や社内イベントも充実しており、新卒でも会社に馴染みやすそうですね。

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6.ブラックなSES企業を見極めるポイント4つ

優良な大手SES企業を見つける際、ブラック企業ではないかを見極める必要があります。
ブラックなSES企業にはいくつかの特徴があります。採用サイトをチェックしたり、面接時に人事に質問するなどしてブラックではないことを見極めましょう。

教育体制が確立されていない

新卒や未経験でSES企業に入社する際、教育体制や研修制度があるかは必ずチェックすべきポイントです。特に新卒の場合は企業説明会などでも研修制度について説明があると思いますので、しっかりと聞いておきましょう。
新卒や未経験の場合、現場に派遣される前に数週間〜数ヶ月の研修期間があり、そこで技術
のインプットの時間があったり、課題が与えるケースが一般的です。
ブラック企業の場合、新人でも短い研修のみを実施してすぐ現場に派遣されることがあり、技術力が足りず業務を遂行できなかったり、残業時間が長くなってしまったりします。

大手SES企業は大半がしっかりした研修制度を確立していますが、採用サイトに研修制度の記載がない場合は

  • ・研修の内容

    ・研修の期間

をしっかりと人事に質問しておきましょう。

残業時間が長い

この記事でも大手SES企業の残業時間一覧をご紹介しましたが、エンジニアの平均残業時間を必ずチェックしておきましょう。
大手企業の場合は、自社HPの採用サイトやマイナビ・リクナビに残業時間を明記していることが多いです。

もし公式の情報で残業時間が確認できなかった場合、口コミサイトなどを確認するのも1つの方法です。また、人事やリクルーターなどに聞いてみるのも良いでしょう。

36協定のルール範囲内で行える時間外労働は月間45時間以内、年間360時間以内です。月間45時間を12ヶ月続けると540時間となってしまうため、月の平均残業時間は30時間以内に収める必要があります。
そのため、月間平均残業時間が30時間近くある企業は注意が必要です。

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離職率が高い

離職率も重視すべき重要なポイントです。離職率が高いということは、労働環境や給与などに何らかの不満があり社員が退職している可能性が高いです。

大手SES企業の離職率を一部ご紹介します。
【富士ソフト】売上高1位
全体離職率:6.8%
新卒社員3年後離職率:21.1%(2021年実績)
【NSD】売上高2位・平均年収1位
全体離職率:3.5%
【コムチュア】売上高4位
新卒社員3年後離職率:23.4%(2020年新卒社員が対象)
【SIGグループ】平均年収2位
新卒社員3年後離職率:24.4%(2020年新卒社員が対象)

売上高や平均年収が高い企業だけでみると、新卒社員の3年以内離職率は20〜25%程度のようです。
リクナビやマイナビに離職率の記載がない場合は、リクルーターや人事に聞いてみるようにしましょう。

商流が深い案件が多い

SES企業を含むIT業界は、図のようなピラミッド構造の商流になっていることが多いです。
クライアントが元請け企業に案件を依頼し、元請け企業が二次請け企業に発注をかけ、二次請け企業が三次請け企業に発注をかけ…という形の多重下請け構造になっているのです。
元請けに近ければ近いほど上流工程を担うことができ、利益が大きくなります。下請けになればなるほど下流工程を担当することになり、利益も少なくなるのです。

商流の深い下請けSES企業の場合、納期に追われ、発注元からの指示で下流工程しか担うことができず、仕事への不満も溜まりがち。また給与も低いケースが多いのです。
より技術力を磨きたい、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーなど上流工程に関わりたい、という人は元請け、二次請けのSES企業を探してみましょう。
就職先の企業ではどのような案件が多いのか、人事や現場社員に聞いてみるのがおすすめです。

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7.ホワイトな大手SES企業を見極める方法4つ

ここまで、ブラックSES企業を避けるためのチェックポイントをご紹介してきました。ブラックSES企業に当てはまらない企業の中で、特に以下のポイントに当てはまっていると大手SES企業の可能性が高いです。ぜひチェックしてみてください。

1人ではなく複数人で常駐している

常駐先企業に1人ではなく複数人で常駐している場合、ホワイトなSES企業と言えます。
1人で常駐する場合、作業に行き詰まった時に相談できる人がおらず、働きづらいと感じることも。特に新人の場合は辛いですよね。

大手SES企業は、チームで現場に入りコミュニケーションを取りやすい環境を用意していることが多いです。
複数人のチーム体制で常駐すれば相談しやすいですし、周りのメンバーの技術を学ぶこともできるので一石二鳥ですよね。

自社製品の開発をしている

大手SES企業は、請負だけでなく自社でのシステム開発やプロジェクト推進を行なっています。
自社開発を行なっている企業であれば、クライアントのプロジェクトを担当する以外に自社プロジェクトの開発に関わるという選択肢が増えます。

自社プロジェクトでは企画者と密にコミュニケーションを取ることができるので、より上流工程を学ぶことができるチャンスも多いでしょう。また、常駐する案件よりも働きやすい環境で技術を磨くこともできます。
ゆくゆくは事業会社でのSEを目指している方は、大手SES企業で自社開発に関わっていけるようにキャリアパスを描いてみるのもおすすめです。

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評価制度や昇給制度が明確に用意されている

SES企業に関わらず重要なポイントですが、社内の評価制度や昇給・昇格の条件が明確に示されており、社内に公開されている企業はホワイト企業だと言えます。
企業によっては、上司の一存で昇給・昇格が決まる企業もありますが、そうなってしまうと何を成し遂げれば昇給・昇格するのかのポイントがわからず給与が上がりづらいです。また、気に入られた人だけ昇給しやすいなんてことにもなりかねません。

ホワイト企業は、達成率や技術力に応じて昇給・昇格の制度をきちんと用意しています。入社前にその内容をみることはできないと思いますが、人事に聞けばどのような評価制度なのかは教えてくれるでしょう。
入社後に確実にステップアップするためにも、評価制度や昇給制度の有無・内容は確認しておきましょう。

社員の口コミをチェックしてみよう

上記以外にも、転職の口コミサイトなどで実際の社員の口コミをチェックしてみるのがおすすめです。
どの企業も、社員募集をしている場合は自社のことをよく見せようとアピールします。ですが、実際に働いた感想は社員や元社員に聞いてみないとわかりません。
口コミサイトでは給与や残業時間、待遇面なども詳細に記載されています。ぜひ面接前などにチェックしてみて、疑問点が沸いたら人事に確認してみるようにしましょう。

関連記事:【調査レポート】社会人エンジニアに聞く、企業の選び方

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8.まとめ

この記事では、大手SES企業の売上高・資本金・平均年収・残業時間のランキングをご紹介しました。
この記事ではご紹介しきれなかった大手・優良SES企業はたくさんあります。記事内でご紹介したブラックSES企業を見極めるポイント、ホワイト企業のポイントが、大手SES企業への転職のお役に立てれば幸いです。

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