秋からを変える!8月にやるべき4つの行動【就活ロードマップ #3】

8月は夏休みで時間ができ、多くの学生がインターンに参加します。つまり、インターンに参加すること自体では、まわりと差はつきません。マイナビが27卒に対して行った調査では、夏に約6割(58.9%)の学生が、インターンとは別に自己投資も進めています。
出典:マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<インターンシップ・キャリア形成活動>(2025年9月)|株式会社マイナビ
この記事では、主にSIerやITコンサル志望の方に向けて、インターン参加以外に8月にやっておきたいことを、具体的な手順とあわせて解説します。秋以降に早期選考が本格化する前の今こそ、差を広げる準備にとりかかりましょう。

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インターンの体験を振り返って自己分析に活かす
まず取り組むべきなのは、インターンの体験を振り返り、自己分析に活かすことです。
なぜ急ぐかというと、インターンで感じたことは、時間がたつほど記憶が薄れてしまうからです。さらに、秋以降の早期選考では、サマーのときよりも思考を深く掘り下げられます。「なぜその行動をとったのか」「志望度はどれくらい高いのか」まで問われるため、記憶が新鮮なうちに言葉にしておきましょう。この振り返りは、長い時間をかける必要はありません。参加した日の夜に、10分ほどメモを取るだけで十分に効果があります。
進め方は、次の4ステップです。
・参加した直後に、印象に残ったことを書き出す(社員の言葉・仕事の中身・惹かれた点・自分が詰まった場面)
・詰まった場面を「なぜそう動いたか」で振り返り、強みの種を見つける
・惹かれた点を「なぜこの会社か」という志望動機に結びつける
・複数社に参加した場合は、同じ観点で横に並べて違いをメモする
特に、グループワークでの動きは、協調性や論理的に考える力といったIT業界で活きる強みに翻訳できます。それぞれの経験を、具体的な行動として言葉にしていくのがコツです。こうした力は、SIerやITコンサルの現場で求められるため、面接での説得力につながります。
より詳しい進め方は、サマーインターンで見るべきことや、自己分析の見直しを扱った記事もあわせて参考にしてみてください。
関連記事:サマーインターンで見るべきこと|自分に合う会社と本選考でのアピールポイントを見つける方法
関連記事:インターン後に自己分析を見直す方法|本選考の深掘りにたえる強みと志望動機の作り方
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適性検査・Webテストの対策を進める
2つ目は、適性検査やWebテストの対策です。秋以降の早期選考や本選考の多くで、避けて通れない関門になります。
この対策を夏に進めておく理由は、2つあります。1つは、秋以降は説明会や面接で忙しくなり、まとまった対策の時間が取りにくくなるからです。もう1つは、対策の有無で通過率が変わり、後回しにすると足をすくわれやすいからです。
代表的な形式には、言語・非言語を問うSPIや、複数の問題形式が組み合わさった玉手箱などがあります。IT企業では、これらに加えてCABやGABが使われることもあります。
CABはプログラマーやSEの適性をはかる検査で、暗号や法則性の問題が特徴です。GABは総合的な思考力を問う形式で、長文の読み取りや図表の読解が出ます。自分がどの形式でつまずくのかが分かれば、対策の的をしぼれます。やみくもにすべてを解くよりも、弱点に時間をかけるほうが効率的です。
進め方は、次のとおりです。
・サマーの選考で受けたテストの手応えや結果を振り返り、苦手な分野を洗い出す
・志望先で出やすい形式を調べ、対策する範囲を絞る
・苦手な分野から、問題集を1冊決めて毎日少しずつ解く
・慣れてきたら、時間を計って本番と同じ形式で練習する
1日30分ほどの短い時間を毎日積み重ねると、数週間で手応えは変わってきます。とくにCABやGABは、図形や論理の問題が中心で、慣れが結果を大きく左右する検査です。早めに触れておくほど、本番で落ち着いて解けるようになります。
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プログラミングの勉強をする
3つ目は、プログラミングや資格の勉強です。ここでのねらいは、高いスキルを身につけることそのものよりも、「IT業界に本気で進みたい」という志望度を、行動で示すことにあります。
特にSIerやITコンサルの採用担当は、いまのスキルの高さだけを見ているわけではありません。むしろ、学ぼうとする姿勢や、IT業界への本気度を大切にしています。夏のうちに勉強を始めておけば、面接で「今こういう勉強をしています」と、具体的な行動で意欲を伝えられます。
プログラミングを始めるなら、次の順番で進めると迷いにくくなります。
・学ぶ言語を1つに絞る(まずはHTMLやCSSから学びはじめ、次いでJavaScriptやPythonに着手する)
・Progateなど無料の学習サイトで、基礎の文法をひととおりさらう
・学んだ範囲で、簡単なアプリやツールを1つ作ってみる
難しく考える必要はありません。小さなものを1つ作ってみた経験があるだけで、面接で語れる具体的な材料になります。
プログラミング以外にも「ITパスポート」の勉強を始めるのもよいでしょう。ITパスポートは、ITの基礎知識を幅広く学べる国家資格です。合格を目指して学ぶこと自体が、IT業界への関心と、学ぶ姿勢のアピールになります。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、「学び始めている」と示せる状態をつくることです。夏はまとまった時間を取りやすいので、少しずつ手をつけておきましょう。
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早期選考の情報をキャッチできるようにする
最後に、秋からの早期選考に備えて、情報の受け皿を整えておきましょう。
早期選考の案内は、秋から冬にかけて増えていきます。その案内の多くは、企業のマイページを通じて届くものです。登録が遅れると、大事な募集を見逃してしまうことがあります。
やっておきたいのは、次の3つです。
・志望する企業のマイページに登録する
・気になる企業を、志望度で3段階ほどに分けて整理する
・通知を受け取れるように設定し、締め切りをカレンダーで管理する
受け皿になるのは、マイページだけではありません。気になる企業のOB・OG訪問や、社員が登壇するイベントの予定も、あわせて確認しておきましょう。秋のインターンや面談で使う逆質問を、いくつか用意しておくのも効果的です。
こうして受け皿を作っておくと、案内が来たときにすぐ動けます。限られた時間のなかで、大事な機会を逃しにくくなるはずです。
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まとめ
8月にインターンへ参加するのは、いまや多くの学生に共通する動きです。だからこそ、参加するだけでは、まわりと差はつきません。差が生まれるのは、インターンの振り返りと自己分析、適性検査の対策、そしてプログラミングの勉強といった、インターン以外の+αの行動です。どれも、体験が新鮮なうちや、時間に余裕がある夏だからこそ、進めやすいものばかりです。
特にIT・エンジニア志望なら、プログラミングの勉強を少しずつ積み重ねておくと、秋からの選考で語れることが増えていきます。今の一手間が、秋からの一歩を大きく変えます。まずは、インターンの振り返りメモから始めてみましょう。






