サマーインターンで見るべきこと|自分に合う会社と本選考でのアピールポイントを見つける方法

サマーインターンで見るべきこと|自分に合う会社と本選考でのアピールポイントを見つける方法
せっかくサマーインターンに参加するなら、今後の選考に役に立つ情報を得たいと思う方がほとんどでしょう。しかし、IT業界の知識がまだ浅いうちは、専門的な話についていくだけで精一杯になり、何を見ればいいのか分からないまま終わってしまうこともあります。

しかし、見るべきことをあらかじめ決めて参加すれば、たとえ未経験であってもサマーインターンの価値は一気に変わります。自分に合う会社かどうかを見極められ、さらに選考で使えるネタまで持ち帰れるからです。

この記事では、すぐに実践できるサマーインターンで「見るべきこと」と、それを会社選びや選考にどう活かすかまで、具体的に解説していきます。
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会社の本当の姿は「人」に表れる

まず前提として、サマーインターンで本当に見るべきなのは、社員という「人」です。きれいなオフィスや目立つ商品、待遇の良さは印象に残りますが、入社後の毎日を左右するものではありません。


実際に働き始めてから満足度を大きく分けるのは、結局のところ一緒に働く人だからです。年収や事業内容だけで選んで入社し、社風が合わずに苦しんでしまう人もいます。


会社説明会では、どうしても良い面ばかりが語られます。そのため、語られる言葉だけを信じても、その会社の本当の姿はなかなか見えてきません。


その点、サマーインターンは、社員の振る舞いを間近で観察できる貴重な機会です。数日間を同じ空間で過ごすからこそ、説明会では分からない素の雰囲気が見えてきます。


この記事では「どのように人を見るか」を軸に、2つの観点から見るべきことを整理します。ひとつは自分に合う会社かを見極める観点、もうひとつは選考で有利になる観点です。

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【観点1】自分に合う会社かを見極めるチェックポイント

最初の観点は、この会社が自分に合うかどうかを、社員の様子から見極めることです。グループワークに参加して、はじめてチームワークの大切さを痛感する人も多いはずです。


たとえば、個人プレーに走るメンバーがいて居心地が悪かった、という経験もよく聞きます。だからこそ、社員がどんな空気でチームを動かしているのかは、しっかり見ておきたいところです。


具体的には、次のようなポイントで社員の振る舞いを観察してみましょう。


  • ・社員が学生にどう接しているか(フィードバックは丁寧か、学生を大事にしているか)

  • ・社員が自分やチームの成長、結果に本気で向き合っているか

  • ・社員が楽しそうに働いているか

  • ・社員同士の会話の空気(チームで動いているか、個人プレーに走っていないか)

  • ・ワークや課題に会社の理念、ミッションが表れていて、共感できるか


特に見てほしいのが、社員が学生であるあなたにどう向き合うかです。忙しいなかでも丁寧にフィードバックをくれるかどうかには、その会社の人への向き合い方がにじみ出ます。


社員が楽しそうかどうかも、見逃せないサインです。数年後の自分に近い若手社員の表情や雑談には、その会社の本音の働き心地が表れています。


ポイントは、説明会で語られる言葉よりも、社員の振る舞いを見ることです。そのうえで、自分がこの会社のどこに魅力を感じたのかを、言葉にしておきましょう。この「魅力を感じた点」は、のちの選考で志望理由の核になっていきます。

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【観点2】「この会社ならでは」の違いを見つけるポイント

SIerやITコンサルに絞って複数社に参加すると、どこも似て見えて戸惑うことがあります。専門用語が難しく、その会社ならではの強みが分からない、という悩みもよく聞きます。


ここで知っておきたいのは、事業内容やサービスだけを比べても、違いはなかなか見えてこないということです。似た事業をしていても、大事にしている価値観や人の雰囲気は、会社ごとに大きく異なります。


そんなときに効果的なのが、観点1のチェックポイントを「同じ目線で複数社に当てはめる」ことです。同じ視点を自分のなかに持ちながら見比べると、各社の違いが少しずつ立ち上がってきます。


特に違いが表れやすいのは、次の3つです。


  • ・会社が大事にしている理念

  • ・ワーク中に称賛される行動

  • ・活躍している社員のタイプ


たとえ同じような課題に取り組んでも、何を褒めるかは会社によって違うことに気づくはずです。


さらに、社員への逆質問でも、他社との違いや強み・弱みを引き出せます。社員自身の言葉で本音を語ってもらうと、パンフレットには載っていない特徴が見えてきます。


大切なのは、用語の知識ではなく人と行動に注目することです。この観点であれば、技術にまだ詳しくなくても、会社ごとの違いを十分に見分けられます。

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【観点3】選考で有利になるネタを持ち帰るポイント

サマーインターンは、本選考で使えるネタの宝庫でもあります。なぜなら、企業がどんな人を求めているかが、現場のいたるところに表れているからです。


本選考に使える情報を持ち帰るためには、次の3つを意識的に観察しておきましょう。


  • ・企業がどんな人を求めているか

  • ・どんな人が活躍しているか

  • ・どんな行動が称賛されているか(ワーク中のフィードバックで何が褒められたか)


特にヒントになるのが、インターンに登場する社員です。企業は多くの場合、活躍している現場社員を学生の前に出します。その社員たちの共通点を探れば、その会社が求める人物像が自然と見えてきます。


ワーク中のフィードバックも見逃せません。「主体的に動けていた」「話が論理的だった」など、何を褒められたかには、その会社が評価する行動がはっきりと表れます。

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見聞きしたことを資産にするメモ術

どれだけ良い観察をしても、記憶は思ったよりも早く薄れていきます。「覚えていられるから大丈夫」と油断せず、インターンが終わったその日のうちに、メモを残しておくのがおすすめです。


次の項目をメモしておくと、今後のESや面接の準備にそのまま使えます。


  • ・魅力を感じた点、自分にあっていると感じた点(志望理由の種)

  • ・社員や社風の印象(人のリアルな雰囲気)

  • ・求める人物像、活躍社員の共通点、称賛された行動

  • ・他社と比べて違うと感じた点

  • ・逆質問で得られた答え


記憶が新しいうちに書き、選考の前に見返せる形にまとめておきましょう。この一手間が、「参加して終わり」と「選考につながる参加」の分かれ目になります。複数社ためていけば、企業同士を比べるときの比較表としても役立ちます。

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得た情報を、会社選びと選考に活かす

持ち帰った情報は、「自分に合うかの判断」と「選考対策」の両方に使えます。ここでは、その具体的な活かし方を見ていきましょう。

自分とのマッチングに活かす

まず、それぞれの会社で感じた「人の印象」を並べて、自分がどんな環境なら力を出せるのかを考えてみましょう。にぎやかなチームが心地よかったのか、落ち着いた雰囲気のほうが合ったのかなど、実際に感じた手応えが会社選びの軸になっていきます。


「なんとなく合わなかった」という違和感も、立派な判断材料です。合わない環境が分かることも、サマーインターンの大きな収穫のひとつだといえます。


さらに、その会社が大事にする理念や称賛する行動が、自分の価値観と重なるかを確かめてみましょう。ここが重なる会社ほど、入社後も無理なく力を発揮しやすくなります。

選考に活かす

選考では、観点1で見つけた「魅力を感じた点」が、そのまま志望理由の軸になります。「誰の、どんなふるまいに惹かれたのか」まで具体的に語ると、説得力が大きく増します。


観点3でつかんだ「求める人物像」や「活躍社員の共通点」も、強力な材料です。自分の経験をその人物像に寄せて語れば、自己PRやガクチカに一貫性が生まれるでしょう。


「この会社で働きたい」という思いを、実体験に基づいて語れる人は、それだけで一歩リードできるでしょう。

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まとめ

サマーインターンは、見るべきことを意識して臨むだけで、得られるものが大きく変わります。


本当に見るべきなのは、きれいなオフィスや目立つ商品ではなく、そこで働く「人」です。社員が学生にどう接し、どのように働き、どんな行動を称賛しているのかといった振る舞いを観察すれば、自分に合う会社かどうかが見えてきます。同時に、企業が求める人物像や活躍する人の共通点もつかめて、選考で使えるネタも集まります。


大切なのは、見て終わりにせず、得た情報を会社選びと選考の両方へ活かすことです。魅力を感じた点は志望理由に、求める人物像は自己PRにつなげられます。その日のうちにメモを残し、選考の前に見返しましょう。たとえITの知識が少なくても、人を見る視点さえ持てば、この夏に参加する一つひとつのインターンが、確かな武器に変わっていくでしょう。