【SIer・ITコンサル志望者向け】OBOG訪問で差がつく「本音を引き出すとっておきの質問集」


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1. 説明会の情報だけでは足りない?OBOG訪問という選択肢
サマーインターンや説明会を終え、秋から本格的にESの作成や面接の準備を始めると、多くの就活生が「会社説明会や企業の公式サイトから得た公式情報だけだと、どの企業も同じような志望動機になってしまう」という壁にぶつかります。
この章では、説明会の情報と実際の現場の間で起こりがちなギャップを整理し、自分だけの志望動機を作るうえで「なぜOBOG訪問という手段が有効なのか」をお伝えします。
公式情報が果たす「全体像」と「現場の実態」の違い
夏のインターンや説明会で語られる情報は、企業の理念や全体の事業戦略、福利厚生など「会社の全体像」を正しく理解してもらうための大切な情報です。
一方で、選考が近づくにつれて「全体像は理解できたけれど、自分が配属される現場での具体的な働き方や大変さまでは見えにくい」という部分が出てくるのは自然なことです。
他社との違いが語れない「解像度の壁」
本選考の面接では、「なぜ同業他社ではなくうちなのか」「入社後にどんな役割で貢献したいか」といった具体的な理由が厳しく問われます。
しかし、採用HPやパンフレットに掲載されている全般的な制度や魅力をなぞるだけでは、自分が入社した後の立ち回りまで具体化できず、志望動機の解像度が上がりにくいという問題が生じます。

企業研究に「現場の具体的な働き方」をプラスする選択肢
説明会や採用HPで「会社の全体像」を掴んだうえで、さらに「現場の具体的な働き方」を補強する手立てのひとつが、現場で働く先輩社員から直接話を聞く「OBOG訪問」です。
説明会やHPの情報だけで企業研究を進めることも十分に可能ですが、「サマーインターン後にもう一歩踏み込んだ情報がほしい」「面接で語れる具体的なエピソードを手に入れたい」と感じた場合、現場の生の声に触れることは非常にメリットがあります。
OBOG訪問で得た情報を面接で話すことで、他の就活生と被らない「実態に即した説得力のある志望動機」を組み立てやすくなります。
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2. ネガティブな質問を、「意欲の高さ」アピールに置き換える方法
「ぶっちゃけ残業ってどのくらいありますか?」「プログラミング未経験でも本当についていけますか?」といった本音ベースの質問は、入社後のミスマッチを防ぐためにも最も確かめたいポイントです。
しかし、評価に関わる場面でこの質問をストレートにぶつけると、面接官やOBOGに「権利ばかり主張する受け身な学生」「楽をしたいのかな」という懸念を抱かせてしまうリスクがあります。
採用担当は質問そのもの以上に、「その質問の裏にある仕事への向き合い方」を見ています。だからこそ、聞きづらい疑問は「自走力」や「問題解決への意欲」というポジティブなフレームに一度翻訳して伝えるのが鉄則です。

残業や激務度を確かめたいとき
NGな聞き方
「ぶっちゃけ、残業はどれくらい多いですか?」
好印象な聞き方
「プロジェクトのリリース前などのピーク時は、チーム全体でどのようにタスクを調整し、乗り越えられていますか?」
元採用担当者の視点
単に残業時間を聞くと「楽をしたいのかな」と捉えられがちですが、「ピーク時の乗り越え方」を聞くことで、タスク管理やチームワークに対する当事者意識をアピールしつつ、どのくらい大変なのかの実態を引き出せます。
未経験からのキャッチアップ・研修の実態を知りたいとき
NGな聞き方
「プログラミング未経験で入社しても、本当に新人研修だけでついていけるようになるんですよね?」
好印象な聞き方
「プログラミング未経験から入社された先輩方が、最初の1年間で技術的に一番苦労されたポイントと、それを乗り越えるために個人でどのようにキャッチアップをされたかを教えていただけますか?」
元採用担当者の視点
「手厚い研修で会社に育ててもらう」という受け身な姿勢は、選考において評価されません。「自走して積極的に学ぶ」という前提に立った上で、「苦労するポイントとその乗り越え方」を問うことで、地道な努力をする意欲ある様子を印象づけられます。
評価や昇進の基準を知りたいとき
NGな聞き方
「どうすれば早く出世・昇給できますか?」
好印象な聞き方
「若手のうちから『この人は信頼できる・伸びる』と現場で評価される人に共通する行動やマインドは何ですか?」
元採用担当者の視点
評価や給与といった見返りを求める聞き方ではなく、「周囲から信頼されるための行動基準」を尋ねる質問に変換しましょう。これだけで「現場に貢献しようとする意欲が高い学生」として好印象を持たれやすくなります。
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3. 未経験の自分が「入社1年目に何をするのか」を具体化するための質問方法
IT業界の就活で開発未経験者がよく苦戦するのが、「入社後の働くイメージ」の解像度の低さです。開発経験が少ないと、現場でよく使われる用語やプロジェクト構造も想像できず、自分がその企業でどのように役立つのかイメージが湧かないのは無理もありません。
面接官に「この学生は入社後の仕事内容をよく理解しているな」と感じさせる志望動機を作るには、入社1年目に任される泥臭い初期タスクと、成長のプロセスを段階的に聞き出すアプローチが有効です。

【配属直後期】1〜3ヶ月目の初歩的なタスクを具体化する
質問例
「配属直後の1〜3ヶ月目において、開発未経験スタートの新人が最初に任される具体的なタスクにはどのようなものがありますか?」
【独り立ち期】学んだことと現場のギャップの埋め方を聞く
質問例
「研修で学んだインプットと、現場で求められるアウトプットのギャップを埋めるために、先輩方は1年目にどのような工夫をされていましたか?」
【価値提供期】技術力以外での貢献実績を聞き出す
質問例
「技術力がまだ低い1年目の段階で、チームのエンジニアや顧客に対して「自分なりの価値」を発揮できたと感じた具体的なエピソードはありますか?」
「1年目はまずテストや議事録作成といった小さなタスクから始まる」というプロセスを理解した上で、「そこで自分の強みをどう活かすか」を語れる学生は、それだけで面接官の印象に残りやすくなります。
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4. OBOG社員から本音を引き出す3つの会話術
OBOG訪問がまるで一問一答のような面接風になってしまうと、対応する先輩も「社風は風通しが良くて、研修も手厚いですよ」といった模範解答しかできなくなります。
入社1〜3年目の歳の近い先輩から、当時のリアルな悩みや失敗談といった「本音の話」を引き出すには、面接とは違ったコミュニケーションのスイッチを入れる工夫が必要です。

自己開示で自分の「弱み・悩み」を先に見せる
相手に本音を話してもらうには、まず自分からカードを切るのが鉄則です。「開発未経験なので、入社後本当に通用するか不安です…」という心の葛藤を開示することで、先輩も「自分も最初はそうだったよ」と警戒心を解いて話してくれやすくなります。
対話フレーズの例
「実は今、プログラミング未経験の自分が本当に現場で役に立てるのかすごく不安でして…〇〇先輩も1年目の時は同じような壁を感じられましたか?」
体験談を引き出すために「具体的な場面や感情」を指定する
「社風はどうですか」「大変なことは何ですか」といった抽象的な質問は、浅い回答しか返ってきません。感情が大きく動いた場面をピンポイントで指定することで、その人しか語れない貴重なエピソードが聞けるかもしれません。
対話フレーズの例
「入社1年目の1年間の中で、一番焦った瞬間と、その時チームの上司や先輩がどうフォローしてくれたかを教えていただけますか?」
「感情のリアクション」を乗せて深掘りする
先輩がエピソードを話してくれた際、すぐにメモを取って次の質問へ移るのはもったいありません。
「当時の大変さ」にしっかり共感したうえで理由を深掘りすると、先輩も「自分の体験に本気で興味を持ってくれている」と感じ、より詳細な話や裏話まで話してくれるようになります。
対話フレーズの例
「1年目でそんな大きなトラブルの調整をされたのですね…!当時はかなりプレッシャーがあったのではないでしょうか。ちなみに、そのようなピンチの中で、一番の心の支えになったのは何だったのですか?」
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5. そのまま使える!目的別の質問リスト
OBOG訪問の準備にかける時間はできるだけ抑えつつも、先輩のリアルな話を引き出せるように、当日そのまま使える便利な質問リストを目的別に用意しました。

SIer特化質問:泥臭い調整力・チーム開発の実態に迫る
「顧客からの仕様変更や無茶な追加要望が発生した際、現場のSEとしてどのように着地点を見つけて調整していますか?」
「自社エンジニアとパートナー会社のメンバーが混在するチーム開発で、未経験の若手が意識すべき立ち回りは何ですか?」
ITコンサル特化質問:超上流・顧客折衝の現場を引き出す
「顧客自身も本当の課題を言語化できていない時、最初のヒアリングでどのようなアプローチをして潜んだ課題を引き出していますか?」
「提案したIT戦略に対し、顧客の現場から抵抗が出た際、どのように納得してもらってプロジェクトを進めていますか?」
働き方・カルチャー質問:実際の激務度とフォロー体制を確かめる
「案件のピーク時やリリース直前時の一日のリアルなスケジュールと、チーム内でのタスクの助け合いについて教えてください。」
「プロジェクトで予期せぬトラブルが起きてしまった時、上司や先輩メンバーはどのようなフォローをしてくれますか?」
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6. 【所要時間10分】「事前準備」3つの裏ワザ
忙しい学生生活の中で、OBOG訪問前のリサーチの時間はできるだけ最小限にしたい就活生も多いはずです。わずか10分程度のポイントを押さえた準備を行うだけで、「この学生はしっかり調べて来ている」という強い印象を与え、話の深みを引き出すことができます。
もちろんしっかりと時間をかけて準備するのが望ましいですが、どうしても難しい場合は、今から紹介する3つのポイントを準備するだけで、最低限相手へ失礼のない対応をとることができます。

2分:「今日のゴール(訪問目的)」を1文章で言語化しておく
「何でもいいから話を聞きたい」というスタンスだと、質問がブレてしまい浅い回答しか得られません。
なぜこの企業の社員にOBOG訪問をお願いしたのかという「訪問目的」や、「今日持ち帰る成果」を端的に書き出しておくと、主旨がぶれることなく落ち着いて質問することができます。
今日のゴール例
「プログラミング未経験スタートの自分が、1年目に現場でどう価値発揮するか(特に調整力・業務理解において)のリアルな立ち回りネタを、最低1つは持ち帰る」
5分:ゴールに沿った内容を採用サイトでリサーチし、質問を内容を考える
設定したゴールを達成するために必要な情報をリサーチします。OBOG訪問で成果を得るために、具体的にどのようなことを聞けばよいかを考えながら質問を設計することで、より深い対話に繋がります。
質問の組み立て例
「採用サイトで『現場主義』という言葉を拝見しました。技術提案以上に、現場の使いやすさを追求することこそがシステム定着の鍵と感じて共感したのですが、〇〇様が日々の業務の中で『現場主義』を最も実感された瞬間はどのような時でしたか?」
3分:「企業公式の情報」と「口コミサイト」のギャップをメモしておく
会社説明会で語られる公式情報と、社員口コミサイト等で見かけるリアルな声の「ギャップ」も事前に整理しておきましょう。このギャップこそが、現場のリアルな実態を知るための貴重な質問のきっかけになります。
準備メモ例
公式情報「若手から挑戦できる風土」
口コミ「1〜2年目は下積みや議事録作成が多い」
質問例
「採用サイトでは『若手の挑戦』を掲げられている一方で、1〜2年目は下積み業務も重要だと伺いました。〇〇様ご自身は、1年目の下積み業務をどのように将来の挑戦に繋げられましたか?」
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7. まとめ
会社説明会や採用サイトの情報だけでは物足りなさを感じているなら、ぜひ今回紹介した質問例文や会話術を参考に、OBOG訪問を活用してみてください。現場で働く先輩から直接聞いた一次情報は、本選考のESや面接で他の就活生と大きな差をつける強力な材料になります。
「先輩社員の〇〇様から伺った現場の課題に対し、自身の〇〇な強みで貢献したい」といった具体的なエピソードを志望動機や自己PRに盛り込むことで、面接官に「しっかり当社の解像度を上げて選考に臨んでいる」という強い納得感を与えることができます。
就活において大切なのは、自分なりに問いを立てて納得のいく情報を集めていく姿勢そのものです。事前にしっかりと準備を行い、目的意識を持って先輩社員との対話に臨むことで、入社後のミスマッチを防ぎながら自信を持って本選考へ挑めるようになります。
この質問の回答者

ITエンジニアを目指す新卒学生向け就活エージェントならレバテックルーキー
レバテックルーキーは、レバテックが運営するITエンジニア専門の就活エージェントです。多数のITエンジニアのキャリア支援経験のあるアドバイザーが、あなたのスキルと希望に合わせた企業の紹介から、人事目線での面接対策など、就職までを一貫してサポートします。ES添削、面接対策、ポートフォリオ作成サポートなども実施していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。
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