理系で忙しく、サマーインターンに行けなかった。今後の就活はどうすべき?【IT就活一問一答】


Q. 研究が忙しく、夏の長期インターンに行けませんでした。今後の就活をどうすべきでしょうか?
情報系の学部に所属する学生です。研究活動や学会準備に追われて夏のインターンに参加する余裕がありませんでした。周囲がインターンに参加した話を聞いて、今さらながら焦りを感じています。
このような状況から希望企業の内定をもらうには、秋以降どのように就活を進めればよいでしょうか?
A. サマーインターンに参加できなくても大丈夫!本選考で十分巻き返せます。
周囲がインターンで成果を出している話を聞くと、「もしかして出遅れたのでは」と不安になる気持ちはとてもよく分かりますが、決して落ち込む必要はありません。
サマーインターンへの参加は「早期選考ルートに乗りやすくなる」というメリットはあるものの、それだけで「内定がもらいやすくなる」わけではありません。最終的に内定が出るかどうかは、本選考での評価で決まります。
企業の採用担当は、大学の研究室が多忙で夏にまとまった時間が取れない実情を十分に理解しています。特に情報学を学ぶあなたに対し、面接官が最も重要視しているのは、インターンの参加有無ではなく、研究や個人開発で培ってきた「技術力」そのものです。
秋以降の進め方として、「秋以降の短期インターンへ参加する」か「インターンには参加せず本選考に進む」かの大きく分けて2つがあります。自身の研究状況に合わせたアプローチを選び、本選考に向けて準備を進めていきましょう。
サマー未参加の影響と企業の評価視点
人事のリアルな見解を踏まえ、夏のインターン不参加が選考で不利にならない理由を解説します。
理系・情報系学生が「夏に参加できない」のは人事も想定済み
理系・情報系の研究室が多忙で夏に動けないことは、企業側もよく理解しています。サマーインターンに参加していないというだけで、不採用になることはありません。
評価の最重要軸は「技術力」「論理的思考力」「企業とのマッチ度 」そのもの
面接官が重視して見ているのは、インターンの参加実績ではありません。
評価の重要な軸としては、研究や開発に取り組み磨いてきた「技術力」、課題に対してどのように順序立ててアプローチできるかという「論理的思考力」、そして社風や価値観に合うかという「適性(定性面での企業とのマッチ度)」です。
これらを面接で示せれば、本選考からのエントリーでも十分に内定を獲得できます。 なく、どのような研究や開発に取り組み、どんなエンジニアリングスキルを身につけてきたかという点です。研究活動で技術力を磨いていれば、本選考からのエントリーでも十分に内定を獲得できます。
今後の就活、2つのアプローチ
研究の忙しさやスケジュールに合わせて、自分に合った進路を冷静に選択しましょう。
無理のない範囲で秋以降の短期イベントを活用する
少し時間に余裕がある場合や、早期選考ルートに乗る可能性を広げたい場合におすすめです。1〜2日程度の短期インターンや就活イベントに参加し、早期選考ルートに進められる可能性を上げます。
インターンに参加せず本選考に集中する
研究室が非常に忙しい場合は無理にインターンへ参加せず、最初から本選考へ挑む選択でも問題ありません。インターンに参加するよりも、研究成果を出すことに集中する方が、結果として技術面の高評価に繋がる可能性もあります。
研究と就活を両立させるためのポイント
研究活動やそこで得たスキルを最大のアピールポイントにしつつ、研究に支障のないよう就活を続けるために意識したい大事なポイントです。
研究と就活の共倒れに注意する
研究を疎かにして就活に全振りすると、研究活動が頓挫してしまうだけでなく、面接で研究内容や技術背景について深掘りされた際に説得力を欠く原因になりかねません。研究活動そのものを最後までしっかりとやり遂げ、それを就活における自分の武器として磨き上げる意識が大切です。
研究内容や開発実績を面接用に言語化する
自身の研究テーマや使用言語、課題解決のプロセスを改めて整理します。専門外の面接官にも技術的な魅力やロジックが伝わるよう、分かりやすい言葉に落とし込んでおきましょう。
スカウト型サービスで企業探しの効率化を図る
自ら1社ずつ企業を探して応募する時間を節約するため、研究プロフィールやスキルを充実させて企業からの直接オファーを狙う手法を取り入れるのもおすすめです。
焦らず自分に合った戦略で本選考を突破しよう
サマーインターンに行けなかったことを悔やまなくても大丈夫です。研究活動が忙しい中で就活をする上で大切なのは、周りの進捗に惑わされて焦り、研究と就活の両方が中途半端になる「共倒れ」を避けることです。
まずは自分の研究状況や忙しさを冷静に見極め、「秋以降のインターンで早期選考ルートを狙う」のか、「インターンには参加せず最初から本選考に集中する」のか、進むべき選択肢を明確にしましょう。
研究で培ってきた技術や開発の成果を面接で分かりやすく伝える準備を整え、スカウトサービスなども賢く活用しながら、納得のいく内定を掴み取りに行きましょう!
この質問の回答者

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