ITスクールがプログラミング習得におすすめの理由と選び方を解説!

ITスクールがプログラミング習得におすすめの理由と選び方を解説!
ITスクールは、IT業界で活躍するうえで必要になるスキルを身に付けることができる短期学校です。ITスキルは習得が困難なものが多く、挫折せずに体系的に学ぶための方法としてよくおすすめされます。しかし、具体的になぜITスクールがおすすめされるのかわからないという方もいるでしょう。 この記事では、ITスクールのメリット・デメリットや選ぶ際のポイント、そして卒業後に目指せる職業について詳しく解説します。

1. ITスクールのメリット

ITスクールには、ほかの学習法では得られないメリットが数多くあります。ここでは、ITスクールのメリットについて解説するので、ぜひ参考にしてください。

効率的に学習を進めることができる

ITスクールのメリットは効率的に学習を進められることです。独学でITスキルを身に付けようとする場合、学習プランを立てるのも、教材を選定するのも、すべて自分で行う必要があります。しかし全く知識のない状態では、適切な難易度の教材を選べない、計画通りに学習が進まないといった問題が発生してしまうことも少なくありません。

ITスクールでは、そのスクールが培ってきたノウハウが詰め込まれたカリキュラムに沿って学習するので、独学で陥りがちな問題に悩まされることなく、効率的にスキルを身に付けることができます

実務レベルのスキルを身に付けられる

実践的なスキルを身に付けられる点もITスクールで学ぶメリットです。前述したとおり、ITスクールでは、そのスクールが保有する豊富なノウハウや最新の情報を反映したカリキュラムで、実践的なスキル・知識を学ぶことができます

市販の参考書や無料でスキルを学べるWebサイトやアプリなどもありますが、それらで習得できるスキルはあくまで基本的なレベルであることも多いようです。そのため、実際にスキルを使って仕事をするとなると、さらに高いレベルのスキルを学ばなければ対応できないということも少なくありません。仕事で役立つ実践的なスキルを確実に身に付けたいのであれば、ITスクールで学ぶのがおすすめです。

プロのサポートで挫折しにくい

ITスクールでは、原則としてプロのインストラクターのサポートを受けながら学習を進めていきます。そのため、多くの方がITスキルの学習を途中で挫折してしまう理由として挙げる「自分で解決できない課題や疑問にぶつかった際に、質問できる相手がいない」ということはありません。分からないことが出てきてもすぐに講師に質問でき、学習者が挫折しにくい環境が整えられている点もITスクールで学ぶメリットといえるでしょう。

就職・転職支援がある

ITスクールによっては、スクール卒業後の就職・転職支援を行っている場合もあります。全くの未経験からIT業界で働くことを目指す場合、業界についての基礎知識や企業が求めている人材についての情報が不足し、思うように就活を進められない人も多いようです。しかし、IT業界の就活情報やスクール卒業生の就職支援実績を豊富に持つITスクールのサポートがあれば、就活を有利に進めることができます。卒業したITスクールの信頼度が高ければ、企業に優先的に採用してもらうことも期待できるでしょう。

2. ITスクールのデメリット

次にITスクールのデメリットについて解説します。メリットとともにデメリットも理解しておくことは大切です。しっかりと確認しておきましょう。

費用が高額

ITスクールにかかる費用の平均相場は3ヶ月のコースで約30万円と言われており、費用が高額という点がITスクールのデメリットです。将来的にITスキルを使って仕事をするという明確なビジョンがない場合は、まずは低予算で学習を始められる書籍や学習サイトなどを使って自身の適性を確認すると良いでしょう。

「ITスクールでしっかりとしたスキルを身に付けたいけれど、費用はなるべく抑えたい」という方には、レバテックが運営する大学生・大学院生向けのITスクール「レバテックカレッジ」がおすすめです。

レバテックカレッジでは、一般的なITスクールの費用よりもリーズナブルな月額29,800円で、現場で活躍するエンジニアが考案した「確実に成長できる」オリジナルカリキュラムに沿ってプログラミングスキルを学ぶことができます。未経験者でも3カ月でWebサービスの開発に必要なスキルの習得が可能です。

また、教室には成長するベンチャー企業のエンジニア内定者を中心としたメンターが常駐しており、わからないことをいつでも気軽に相談できます。オンラインでは、Zoomでの相談会を開催しているほか、Slack上でもメンターに質問することが可能。レバテックルーキーで内定獲得までの就活支援も行っているので卒業後も安心です。リーズナブルな価格で一生もののスキルを身に付け、IT技術職で活躍したい方におすすめのプログラミングスクールです。

必ずスキルが身に付くとは限らない

ITスクールでは理想的な学習環境が用意されています。しかし、ただ通うだけでスキルが身に付くわけではありません。ITスクールの役割は、あくまでも受講生の学習効率を高め、勉強をサポートすることであると常に意識し、学習に対して意欲的な姿勢を保つ努力が必要です。

注意が必要なITスクールもある

近年はITスキルを学びたいという人が増え、それに伴いITスクールも増加していますが、なかには注意が必要なスクールも存在します。講師や授業の質が低かったり、表示金額よりも高額な請求をされるなどのトラブルに巻き込まれたりすることも少なからずあるようです。ITスクールを選ぶ際には、Webサイトで情報を確認することはもちろん、見学や授業の体験ができる場合は、実際に足を運び自分の目で確かめることをおすすめします。

3. ITスクールを選ぶ際のポイント

ここでは、ITスクールを選ぶ際の4つのポイントを解説します。いずれもITスクール選びでは欠かせないポイントなので、しっかりとチェックしておきましょう。

オンラインかオフラインか

ITスクールを選ぶうえで、受講スタイルは重要なポイント。ITスクールには、オンラインとオフラインの2種類の受講スタイルがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った受講スタイルで学べるスクールを選ぶことが大切です。

オンラインのメリットとデメリット

オンラインは、場所を問わずパソコンやスマートフォンがあれば受講できるというメリットがあります。一方で、同じ教室に通うほかの受講生からモチベーションを得ることができないため、自分でモチベーションを維持する必要がある点がデメリットと言えるでしょう。

また、スクールにもよりますが、オンライン通話やチャットツールなどでは、オフラインに比べて質問しづらいと感じる方もいるようです。オンラインを選ぶ場合は、スクールの学習支援内容や質問対応について確認しておくことをおすすめします。

オフラインのメリットとデメリット

オフラインは、実際に教室に通う緊張感やほかの受講生の存在によりモチベーションを維持しやすい、講師に質問や相談をしやすいといった点がメリットです。一方、スクールが遠かったり、時間が合わなかったりすると受講できないという点がデメリットといえます。

各受講スタイルのメリット・デメリットと、自身の生活スタイルとを照らし合わせて、最適な受講スタイルを選択しましょう。また、最近はオンライン・オフラインの両方を利用して学べるITスクールも徐々に増えてきています。サポート内容にもスクールごとに違いがあるので、複数のITスクールをリストアップして比べてみると良いでしょう。

目的に合った学習内容かどうか

ITスクールは数多く存在しており、それぞれ価格帯、学習内容、学習期間などが異なります。自分が将来的にどのITスキルを使って何をしたいのかを明確にしたうえで、その目標に合うスクールを選択することが大切です。

たとえば、将来的にAIに関わる仕事がしたいと考えているのにも関わらず、Webサイト・サービスを開発する言語しか教えていないITスクールに通うことは学費や時間の無駄になってしまいます。このようなミスマッチを発生させないために、事前にITスクールのWebサイトで学習内容をしっかりと調べるようにしましょう。

最新の情報やスキルを扱っているか

ITスクールを選ぶ際には、「最新の情報やスキルを扱っているか」という点も確認しましょう。目まぐるしいスピードで進化し、更新されるIT業界・技術に関する情報をキャッチアップできていないITスクールでは、実践業務で活かせるスキルや知識を習得することはできません。講師はIT業界の現状も熟知している現役のエンジニアか、定期的に最新のIT情報に関するセミナーが開催されているか、といったことをチェックすると良いでしょう。

就職・転職サポートの有無

就職・転職サポートを受けた方が有利に就活を進められることは前述したとおりです。そのため、スクール卒業後にITエンジニアとして就職したいと決めている場合は、就職・転職サポートがあることもスクール選びの重要なポイントとなります。

また、就職・転職サポートを提供しているITスクールのWebサイトなどに掲載されている卒業生の就職先実績を確認することも大切です。実績の中に働きたいと思えるような企業がない場合、自分が求める方向性とスクールの方向性が噛み合っていないことも考えられるため、ほかのITスクールも検討することをおすすめします。

4. ITスクールを卒業後に目指せる職種とは

最後に、ITスクールを卒業することで新卒でも目指せる6つの職種を紹介します。それぞれの職種に求められる能力や資質も解説しているので、自身の特性と照らし合わせながら確認すると良いでしょう。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、システム開発において「上流工程」と呼ばれる、クライアントへのヒアリングや要件分析、要件定義、設計書の作成のほか、完成したシステムのテストなどを行う職種です。 システムエンジニアとして活躍するためには、プログラミングスキルをはじめとするIT全般のスキルや知識、クライアントやチームメンバーと円滑なやり取りをするためのコミュニケーション能力などが求められます。

関連記事:SEとはどんな職業なのか?新卒学生がしておくべき準備とは

プログラマー

プログラマーとは、システムエンジニアが作成した設計書を元に、プログラミング言語を使って実際にシステムを構築する人のことを指します。プログラマーになるためには、プログラミング言語はもちろん、精度の高いプログラムを書くための集中力や正確性、発生したバグに対応するための論理的思考力などが必要です。なお、システムエンジニアとプログラマーを混同される方もいるようですが、2つは担当する工程が異なる全く別の職種。システムエンジニアは、プログラマーがキャリアアップで目指す職種の一つです。

関連記事:新卒向け!プログラマーの仕事内容とキャリアアップ方法を徹底解説

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、ネットワークシステムの設計・構築・運用保守を担うエンジニアのことで、ITインフラの根幹を担う職種です。ネットワークエンジニアとして活躍するためには、ネットワークやネットワーク機器、サーバー、Webシステムなどの知識が必要です。さらに、クラウドが普及した近年は、クラウドエンジニアリングに関わるスキルやセキュリティに関する知識も求められます。また、顧客のヒアリングや結果のフィードバックなども頻繁に行うため、高いコミュニケーション能力も欠かせません。

関連記事:新卒でも活躍できる?ネットワークエンジニアのキャリアを解説

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、コンピュータシステムを運用するサーバー機器の構築やサーバーの運用保守を担当するエンジニアです。ひとくちにサーバーといっても、データベースサーバーやWebサーバー、クラウドサーバーなど数多くの種類があり、対応するためにはそれぞれに異なる知識やスキルが必要になります。そのため、サーバーエンジニアには、サーバー関連のOSの幅広い知識が欠かせません。また、ネットワークやセキュリティに関する知識やスキルも求められます。

データベースエンジニア

データベースエンジニアとは、データベースの開発、設計、運用管理を行うエンジニアのことで、近年のビッグデータ活用の普及に伴い、ニーズが増加傾向にある職種です。データベースエンジニアには、ITエンジニアとしての全般的なスキルや知識はもちろん、データを管理し分析するスキルや戦略的にデータを活用できる能力が求められます。また、仕事をするうえで、別部門と協力する場が多い職種でもあるため、コミュニケーション能力も欠かせません。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、サイバー攻撃や個人情報漏洩、ウィルスの感染といったさまざまな脅威からネットワークやシステムを守るエンジニアです。セキュリティに配慮したシステムの設計・構築・運用のほか、各種IT攻撃を防止するための調査・改善など、社会全体で情報セキュリティへの意識が高まっているなかで重要な業務を担います。セキュリティエンジニアになるためには、セキュリティに関わるスキルだけでなく、ITに関する幅広い知識が必要です。また、企業の重要な情報を扱うため、モラルや責任感も求められます。

関連記事:新卒でセキュリティエンジニアに就職できるのか?

5. まとめ

プログラミングスキルの学習方法は複数ありますが、ITスクールがおすすめです。なぜなら、独学で学習を進めるよりも効率的であることに加え、つまづいたときには講師に直接質問できるので、挫折することなくスキルの習得が可能だからです。また、卒業生への就職サポートを行うITスクールであれば、就活を有利に進めることもできます。

ITスクールは、書籍やWebサイトでの学習と比較すると高額な費用がかかる点がデメリットです。しかし、スクール選びをきちんと行えば、レバテックカレッジのようにリーズナブルな価格でしっかりとしたスキルを身に付けられるITスクールもあります。
プログラミングスキルの習得を考える方は、多くのメリットを得られるITスクールで学ぶことを検討すると良いでしょう。

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