エンジニアになるための勉強方法は?3つの必須スキルや学習のコツも解説

エンジニアになるための勉強方法は?3つの必須スキルや学習のコツも解説
将来性が高いITエンジニアは、近年人気を集めている仕事の一つです。実際に、「エンジニアになりたい」と考えている就活生も多いでしょう。しかし、エンジニアとして就職し、活躍し続けるためには勉強が必要です。 この記事では、エンジニアを目指す学生が勉強すべきことや学習のポイントを紹介します。おすすめの勉強法やエンジニアとして就職するために必要な対策もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

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1. エンジニアにとって勉強が重要な理由

エンジニアにとって学び続ける姿勢が重要だとされる主な理由は、以下の2つです。

職種によって必要な知識やスキルが異なる

エンジニアの仕事は、職種によって必要な知識やスキルが異なります。そのため、「業務の幅を広げたい」「専門性が異なる職種に転身したい」といった場合には、あらためて勉強しなければならないケースがほとんどです。

エンジニアとして活躍するためには、一般的なIT知識に加えて、専門性が求められます。エンジニアにとって、将来的なキャリアの選択肢を増やすためにも、学びを通じた自己成長は欠かせないといえるでしょう。

最新の技術を学び続ける必要がある

エンジニアとして活躍するには、常に最新の技術を学び続ける必要があります。IT業界は技術や情報の移り変わりが非常に激しく、数年前まで主流だった技術が今ではほとんど使われていないといったケースも珍しくありません。

そのため、エンジニアとして長く活躍を続けるためには、新たな技術や知識を学ぶ姿勢が不可欠です。IT分野に対する高い関心を持ち、積極的に自らの知識をアップデートしていける人ほど、エンジニアに向いているといえるでしょう。

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2. エンジニアの種類と必要な勉強

エンジニアとは、工学に関する専門知識やスキルを持つ人材のことで、IT業界においては、主に「IT技術者」を意味します。

エンジニアと一言でいっても、職種によって担当する分野や業務内容はさまざまです。ここでは、代表的な職種とそれぞれに求められる知識を解説します。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、クライアントからヒアリングした要望をもとに、システムを設計するのが主な仕事です。

システムエンジニアの仕事において、システムの設計に必要なプログラミングの基礎知識を身につけておく必要があります。なお、システム開発の上流工程を担当するうえで、技術的な能力だけでなく、ヒアリング能力やマネジメント能力も求められるでしょう。

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書に沿ってプログラミングし、システムを構築します。

プログラミング言語は種類が非常に多いため、自分の興味関心や挑戦する分野を絞ってスキルを身につけるのがポイントです。さまざまなプログラミング言語を用いて、情報システムやアプリケーションの開発を担います。

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組み込みエンジニア

組み込みエンジニアの主な仕事は、家電や工業機器などの機械製品に組み込まれるソフトウェアの開発です。

組み込みエンジニアとして働くためには、プログラミングスキルだけでは不十分だといえます。設計書や仕様書をよく理解して開発を進めるためには、電子回路などのハードウェアに関する知識も欠かせません。

Web系エンジニア

Web系エンジニアとは、WebサイトやWebサービスなどの企画から、開発、運用、保守までを担います。

Web系エンジニアのなかでも、利用者が目にするWebサイトやWebサービスのフロント側を設計・構築するのが「フロントエンドエンジニア」です。プログラミング言語のほか、HTML/CSSなどのデザインフレームワークの知識が求められます。

一方で、サーバーやデータベースなどのロジック部分を担当するのが「バックエンドエンジニア」です。主に、プログラミング言語をはじめデータベースの知識が必要とされます。

インフラエンジニア

サーバやネットワークをはじめとするシステム開発の基盤となるインフラの設計から構築、運用、保守までを担うのが、インフラエンジニアです。

なお、インフラエンジニアは専門領域によってさらにサーバーエンジニアやネットワークエンジニア、クラウドエンジニアなどに細分化されます。

サーバーエンジニアの場合はOSの知識が必要になるほか、ネットワークエンジニアであればネットワーク機器を提供する製品の知識やルータなどの知識が求められます。ほかにも、近年需要が高まっているクラウドの知識など、幅広い学習が必要です。

関連記事:エンジニアの種類と年収を紹介!適性や将来性も解説します

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3. エンジニアを目指す学生がまず勉強すべきこと

ここでは、エンジニアを目指す学生がまず勉強すべきことを2つ解説します。

ITの基本知識

エンジニアを目指すなら、学生のうちからITに関する基本知識を勉強しておくのがおすすめです。エンジニアとして仕事をするために必要なITの基礎知識には、以下のようなものがあります。
 

  • ・データベース

    ・ネットワーク

    ・サーバー

    ・セキュリティ


職種によって携わる分野が異なるため、実際に担当する業務でこれらすべての知識を必要とするとは限りません。

しかし、コンピュータやインターネットの基本構造や仕組みを幅広く理解していれば、クライアントやチームメンバーとスムーズにコミュニケーションを取れたり、対応できる仕事の幅を広げられたりするでしょう。

エンジニアとしてのパフォーマンスを高めるためにも、まずはIT全般の基礎知識をしっかりと勉強しておくことが大切です。

関連記事:ITの知識とは?IT業界へ就職を目指す学生に向けて徹底解説

プログラミング

エンジニアを目指すうえでは、プログラミングの勉強も欠かせません。特に、開発系やWeb系エンジニアに求められるスキルのなかで最も重要なものが、プログラミングスキルです。

エンジニアの種類によって、主として使用するプログラミング言語が異なります。開発内容別によく使われるプログラミング言語の一例は、下記のとおりです。
 

  • ・Webサイト開発:Ruby、PHP、JavaScript

    ・スマホアプリ開発:Swift、Java、Kotlin

    ・ゲーム/ソフトウェア開発:C#

    ・AI/機械学習開発:Python、R言語

    ・IoTの組み込み系開発:C言語


なお、初心者の場合は「Webサイト開発」に使用されるRubyやPHPなど、比較的習得する難易度が低い言語から勉強するとよいでしょう。これらのプログラミング言語は汎用性も高いので、就職先の選択肢も広げられます。

関連記事:プログラミングを学習するメリットとは?新卒向けに解説

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4. エンジニアに求められる3つのスキル

エンジニアとして活躍するためには、IT関連の専門知識を勉強するだけでなく、基本的なビジネススキルやヒューマンスキルを磨いておくことも必要です。

ここでは、エンジニアに求められる3つのスキルを解説します。

ビジネスライティングスキル

エンジニアに求められるスキルの一つとして、ビジネスライティングスキルが挙げられます。エンジニアの仕事において、開発する商品やサービスについて、文章を通じたコミュニケーションを取る機会は少なくありません。

たとえば、システムエンジニアの場合は、クライアントから聞き出した要望を元に設計書を作成するのが主な仕事の一つです。このとき、実際の開発を担当するチームのプログラマーが理解しやすいように設計書を書く必要があります。

また、セールスエンジニアの場合は、ITの基礎知識などがないクライアントにも分かりやすいように提案書やプレゼンテーション資料を作成しなければなりません。

このように、ビジネスライティングスキルは、エンジニアとして仕事をするうえで欠かせない重要なスキルだといえます。

コミュニケーション能力

エンジニアに求められるスキルの一つが、コミュニケーション能力です。エンジニアの仕事は、パソコンに向かって黙々と作業するイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、実際にはクライアントやメンバーとやり取りをする機会が多くあります。

たとえば、クライアントからの要望を正確に聞き出したり、システムの仕様について分かりやすく説明したりする場面です。また、開発はチーム単位で行うのが基本のため、メンバーとの意見交換も頻繁に行われます。

コミュニケーション能力は机に向かって勉強したからといって身につくわけではありません。しかし、日頃から積極的に人と交流するように心がけるとスキルを磨けます。

また、自分の考えをわかりやすく伝える方法や人の話の聞き方に関する書籍を読むのもおすすめです。特に、コミュニケーションに苦手意識がある場合には、書籍で学んだことを繰り返し実践するうちにスキルアップを図っていけるでしょう。

論理的思考力

エンジニアには、論理的思考力も求められます。たとえば、クライアントからヒアリングした要望から最適な仕様を導き出す際や、システムに発生したエラーの原因を突き止める際などには物事を論理的に考えなければなりません。

論理的思考力は、仕事以前にプログラミングを勉強するうえでも大切です。採用活動における判断基準として、「論理的思考力が高い=エンジニアの適性がある」と考える企業も少なくありません。

エンジニアを目指す学生は、普段から意図的に物事をロジカルに見たり考えたりする習慣を身につけておくとよいでしょう。

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5. エンジニアになるために必要な勉強時間

エンジニアを目指す学生が、エンジニアに必要な知識やスキルの習得には相当な時間がかかるといわれています。

目指すエンジニアの種類やレベルによって必要な知識やスキルが異なるため、一概に「△△時間の勉強が必要」とはいえないものの、習得に多くの時間を要することは確かです。

そのため、エンジニアを目指す方は、比較的自由な時間を確保しやすい大学生のうちに勉強を始め、ある程度のレベルまでスキルを身につけておくとよいでしょう。

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6. エンジニアの勉強でモチベーションを保つコツ

エンジニアの勉強は時間がかかるため、モチベーションを保つ工夫が必要です。特に、情報系以外の文系学生や未経験者の場合、分からないことがあったときに解決できずに挫折してしまうケースも少なくありません。

エンジニアの勉強でモチベーションを保つには、以下のようなコツがあります。
 

  • ・勉強時間を決めて学習を習慣化する

    ・情報共有したり悩みを相談したりできる学習仲間をつくる

    ・資格取得などの具体的な学習目標を立てる


まず、毎日の決まった時間を「エンジニアになるために勉強する時間」として割り振っておきましょう。習慣化することで勉強を継続しやすくなります。

また、勉強の進捗状況や調べた情報の共有、悩みの相談などをできる学習仲間をつくるのもおすすめです。同じタイミングで学習を進めながら切磋琢磨し合える仲間がいれば、モチベーションを維持しやすくなります。

そのほか、資格取得など、具体的な目標を定めるのもよいでしょう。エンジニアの就職に役立つ資格の多くはレベル別に分かれているため、初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。なお、合格することでこれまでの頑張りを見える化できるので、達成感も得やすいでしょう。

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7. エンジニアの勉強で挫折しないための3つのポイント

エンジニアを目指して勉強するときは、以下の3つを意識するのがポイントです。

自分のレベルに合わせて学習を始める

エンジニアの勉強で挫折しないためには、自分のレベルに合わせて学習を始める必要があります。「エンジニアになるための勉強」といっても、以下のように基礎レベルから業務レベルまでさまざまです。
 

  • ・用語を理解して指示通りにプログラミングができるレベル

    ・仕様書をもとに自分で考えてプログラムを構築できるレベル

    ・自分で要件定義から提案、設計、構築ができるレベル


自分のレベルと勉強するレベルにミスマッチがあると学習を思うように進められず挫折する可能性が高まります。また、目標を高く設定しすぎても、なかなか達成感を得られず、挫折につながりやすいでしょう。

エンジニアの勉強を継続させるためには、自分のレベルを正しく把握したうえで、学習を進めることが大切です。

基礎から順に勉強を進める

エンジニアになるための勉強では、基礎を飛ばさずに順を追って学習を進めていく必要があります。なぜなら、エンジニアの勉強で欠かせない専門的な用語や特有の概念など、基礎をしっかりと身につけていないと、さらに上のレベルの知識を学ぶのが難しくなるからです。

学び始めはわからないことや知らないことだらけで時間がかかってしまい、もどかしく感じる場面も多くあるでしょう。しかし、基礎からしっかりと固めていければ、結果的に効率よく知識やスキルを身につけていくことにつながります。

手を動かして学ぶ

エンジニアとしてのスキルを身につけるには、参考書や講義などから知識を増やしつつ、実際に手を動かすことが重要です。トライ&エラーを繰り返すうちに、実際の操作を覚えられるほか、エラーの原因を分析する力や対応力も身につきます。

IT業界は、知識や資格より実践できるスキルが重視される傾向です。エンジニアに求められるスキルは、参考書を読んだり、講義を受けたりするだけでは身につきません。

最近では特別な環境を構築しなくても作れるシステムやツール、Webページなどもあるので、基礎的な知識を勉強したら積極的に手を動かしてみましょう。

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8. エンジニアになるためにおすすめの勉強方法4選

エンジニアになるためのおすすめの勉強方法を4つ解説します。

書籍で独学する

書籍での独学は、初心者がITやプログラミングなどの基礎知識や仕組みを学ぶ方法としておすすめです。書籍が一冊あれば、隙間時間を活用して自由に勉強を進められるメリットがあります。

インターネットに比べて、出版社や編集者が関わって制作される書籍は、情報の信頼度が高い一方で、一定の期間が過ぎれば情報が古くなってしまうため注意が必要です。

また、書籍を読むだけでは実践的な経験を得られないほか、身近に頼れる人がいない場合には、疑問が出てきたときに自ら解決しなければならないといったデメリットも挙げられます。

書籍での独学なら、コストを掛けずに気軽に始められるため、エンジニアになるための勉強の取り掛かりとしておすすめです。

オンライン学習サイトで学ぶ

オンライン学習サイトを利用すれば、低予算で効率よくITの基礎知識やプログラミングを学べます。最近では、環境構築が不要のWebブラウザ上で学習できるProgate、一動画あたり3分程度で隙間時間にも気軽に学べるドットインストールなどが有名です。

オンライン学習サイトを利用する場合、パソコンやスマートフォンさえあれば自分のペースで勉強を進められるメリットがあります。一方で、分からないことがあってもすぐに質問できないなど、モチベーションの維持に苦労するかもしれません。

また、無料で学べる内容の多くは基礎レベル程度にとどまるため、より高いレベルを勉強したい場合は有料のサービスを利用する必要があります。

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プログラミングスクールに通う

エンジニアになるためのスキルを効率よく身につけたいなら、プログラミングスクールがおすすめです。プログラミングスクールの多くは、以下のようにスキルを短期間で身につけるための環境が整っています。
 

  • ・初心者からでも実務レベルのスキルを勉強できるカリキュラムが用意されている

    ・疑問点などをすぐに質問できるプロのインストラクターが常駐している

    ・卒業後の就職や転職のサポートを受けられる


しかし、ほかの勉強方法と比較して費用が高額になる傾向です。受講料はスクールによって数万円から数十万円と差があります。受講期間やカリキュラムの内容、サポート体制などをよく確認して、自分に合ったプログラミングスクールを選びましょう。

低予算でプログラミングスクールに通いたいという学生におすすめなのが、月額29,800円(税込)で受講できるレバテックカレッジです。

レバテックカレッジは、大学生および大学院生向けのプログラミングスクールで、未経験者でも3ヶ月でWebサービスの開発に必要なスキルを身につけられます。教室にはメンターが常駐しており、分からないことがあれば、いつでも気軽に相談が可能です。

「独学で学習を進めるのは不安」「効率よくスキルを身につけたい」といった方は、プログラミングスクールを検討してみるとよいでしょう。

勉強会やセミナーに参加する

エンジニアになるための知識やスキルを身につけるには、勉強会やセミナーへの参加も効果的です。近年は、IT人材の需要が高まっており、多くの企業がエンジニア向けにさまざまな内容の勉強会やセミナーを開催しています。

現役エンジニアの講義を受けたり、直接相談したりできるほか、同じようにエンジニアを目指して勉強に励む仲間との出会いも期待できるでしょう。

勉強会やセミナーの開催情報は、TECH PLAYconnpassDoorKeeperなどから探せます。一人で勉強するのに疲れたときやモチベーションを高めたいときには、ぜひ参加を検討してみてください。

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9. エンジニアを目指す学生が勉強の次にやるべき就活対策

エンジニアを目指すための勉強に加えて、ここでは、就活を有利に進めるための具体的な対策を4つ解説します。

目指すエンジニア像の明確化

エンジニアを目指すうえで大切なのは、理想とするエンジニア像を明確にすることです。前述のとおり、エンジニアにはシステムエンジニアやプログラマーなど、さまざまな職種が存在します。

職種によって求められるスキルや特性が異なるため、「自分がどのような分野の開発に携わりたいのか」「どの職種として将来的に活躍したいのか」などを考え、適切に対応することが大切です。

なお、目指すエンジニア像を明確にしておくのは、志望動機を作成するうえでも重要です。就活準備のなかでも念入りに時間をかけて考えてみましょう。

関連資格の取得

就活対策として、関連資格の取得もおすすめです。実際のところ、エンジニアになるうえで、必須の資格はありません。しかし、エンジニアとして活躍を続けるためには、ITに関する幅広い知識を身につけておくことが大切です。

合格という明確な目標があると、勉強のモチベーションを維持しやすいだけでなく、取得後は自分のスキルを客観的に示す証明にもなります。

エンジニアを目指す学生なら、国家資格の「ITパスポート」「基本情報技術者試験」から取得を目指すとよいでしょう。いずれも、エンジニアとして仕事をするために必要なIT知識を網羅していることを証明する資格です。

ほかには、志望する企業や携わりたい分野の開発で使用されるプログラミング言語の資格もおすすめです。具体的には、以下のような認定試験があります。
 


プログラミング言語の資格の多くは、レベル別に種類が分かれているので、プログラミングの勉強を始めたばかりの初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。

企業のなかには、社員に資格の取得を推奨しているケースもあります。そのため、学生のうちに関連する資格を取得しておけば、採用選考でも高評価につながりやすいでしょう。

関連記事:プログラミング資格を大学生が取得するメリットは?おすすめ5選を紹介

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長期インターンシップへの参加

エンジニアとしての就職を目指すなら、長期インターンシップへの参加がおすすめです。学生向けの職場体験制度であるインターンシップのなかでも、長期のものは数ヶ月から一年ほど、企業に所属して実際に業務の一部を担います。

長期インターンシップに参加する主なメリットは、以下のとおりです。
 

  • ・現場レベルの実務的なスキルを身につけられる

    ・上司や先輩社員とのやり取りを通じてコミュニケーション能力を磨ける

    ・業界や職種に対する自分の適性を確認できる

    ・就活において熱意や志望度の高さをアピールする材料にな


長期インターンシップはメリットも多くありますが、参加するためには選考を通過しなければならないケースがほとんどです。そのため、エンジニア志望の学生は、できるだけ早いタイミングでITの基礎知識やプログラミングなどを勉強しておくとよいでしょう。

関連記事:エンジニアインターンは未経験でも参加できる?未経験参加可能な求人の応募方法

ポートフォリオの作成

勉強して少しでもスキルが身についたら、実際の制作物を用意しておくと、就活でのアピールに役立ちます。

ポートフォリオとは、エンジニアやデザイナーなどがこれまでの制作物や作品を一つの資料にまとめたものです。特に、新卒のように実務経験がない場合、履歴書だけで自分の知識やスキルを正しく伝えるのは難しいでしょう。

ポートフォリオは、企業にとっても学生のスキルを測る判断材料として役立ちます。就活を少しでも有利に進めるためにも、ポートフォリオに実績をまとめておきましょう。

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10. まとめ

IT業界は技術や情報の移り変わりが非常に激しく、ITエンジニアとして活躍するためには、常に学び続ける姿勢が求められます。

なお、エンジニアになるためには、IT知識やプログラミングスキルはもちろん、コミュニケーション能力や論理的思考を身につける努力も大切です。特に、プログラミングに関しては、学生のうちから勉強を始めておくと、就活を有利に進められるでしょう。

勉強方法としては、参考書や学習サイトを利用して独学するほか、プログラミングスクールに通って短期間でスキルの習得を目指すのもおすすめです。自分の適性や目指すレベルに合わせて、学びを深めていってください。

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