新卒でプログラマーは辛いと言われる理由5選!しんどいと感じた時の対処法も

新卒でプログラマーは辛いと言われる理由5選!しんどいと感じた時の対処法も
IT業界とそこで働く人材の需要が高まるにつれて、プログラマーのようなエンジニアとして働きたいという学生が増えています。しかしその一方で、プログラマーとして就職したのにも関わらず短期間で辞めてしまう新卒が多いという現状があります。ここでは、新卒でプログラマーになると辛いと言われる理由と、それを乗り越えて活躍できる人の特徴、そして自身の適性を確認するために実践できることについて解説します。なお、ここでご紹介する内容はあくまでも一般論であることをご理解ください。

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

1. プログラマーとは

プログラマーの仕事内容と年収について解説します。

プログラマーの仕事内容

プログラマーとは、プログラミングを通じてシステムやソフトウェアを開発するエンジニアです。具体的には、システムエンジニアが作成した設計書を元にプログラミングを行います。私たちが日頃使用しているSNS、スマホアプリケーション、閲覧しているウェブサイトなど、多くのものがプログラミングを通じて作成されています。

プログラマーの年収

厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「job tag」では、「プログラマー」の平均年収は574.1万円と報告されています。国税庁が実施した「令和5年分 民間給与実態統計調査」では、会社員全体の平均年収は460万円となっているため、平均を大きく上回る給与水準であることがわかります。

こうした年収の高さを魅力として、プログラマーの職業に興味を持つ方も多いです。しかし、実際にプログラマーの仕事を始めてみると、想像以上に辛いと感じることも珍しくありません。

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

2. 新卒でプログラマーになると辛いと言われる理由5選

次に、新卒でプログラマーになると辛いと言われる理由5つについて解説します。

プログラミングの勉強が辛い

実務経験のない新卒の学生であっても、プログラマーとして就職することは可能です。しかし、あまりプログラミングの経験が少ないままプログラマーになってしまうと、その後実践的なレベルまで勉強を続ける過程を辛いと感じてしまう人がいます。

「プログラミング学習の挫折率は9割以上である」と言われることもあるほど、プログラミングの勉強には根気強さと適性が重要です。就職前に書籍・オンライン学習サイトでプログラミングを独学する、もしくは長期インターンシップに参加するなどして、就職活動前に自身の適性を必ず確かめておきましょう。

思うようにコードが書けない

プログラミングのやり方や理論を理解していた場合でも、仕事において求められているものを必ず実現できるとは限りません。何度修正を加えたとしても思うようにプログラムが動作せず、そのことが大きなストレスになってしまうことがあります。この問題点を回避するためには、次章の「プログラマーに向いている学生とは」でご紹介する適性に自身が当てはまるかどうかを確認しましょう。

仕事が激務・残業が多いことがある

プログラマーの仕事は、開発中のプログラムの納期が近づくほど忙しくなります。そして特に納期直前は仕事が過度に忙しくなり、残業が多くなる危険性もあります。そのような状況が毎日続くわけではありませんが、繁忙期は止むを得ません。

しかし、この問題点は近年見直されており、プログラマーが働く環境は徐々に改善されています。具体的には、残業を減らすためにプログラマーの人数を増やす、または間に合いそうにない場合は外注するなどの企業の動きがあります。就職活動の際にこのような対策を行っているかどうかを視野に入れて会社選びをすることで、ある程度この問題を避けることはできるでしょう。

生成AIの発達で仕事がなくなる不安がある

近年ではClaude CodeやGitHub Copilotなどの生成AIツールが急速に発達し、プログラミング業界に大きな変化をもたらしています。これらのツールは、簡単なコードの自動生成やバグの修正を瞬時に行うことができるため、「自分の仕事が奪われるのではないか」という不安を抱きがちになり、新卒プログラマーは辛いと感じやすくなるのです。

しかし、生成AIはあくまでも開発を支援するツールであり、プログラマーの仕事を完全に代替するものではありません。複雑なシステム設計やビジネスロジックの実装、顧客とのコミュニケーションなど、創造性や判断力が求められる業務は依然として人間のプログラマーの仕事です。むしろ、生成AIを効果的に活用しながら業務効率化を図るプログラマーの価値は高まっていくでしょう。

仕事内容が専門的で向き不向きが激しい

プログラマーの仕事は、高度な専門知識と技術を要求される職種であり、向き不向きが激しいことも辛いと言われる一因です。データベース設計、アルゴリズムの実装、システム全体の設計・構築など、一般的な事務職では触れることのない専門的な分野を扱います。プログラミング言語や開発フレームワークは数多く存在し、それぞれの習得には相当な時間と努力が必要です。

論理的思考が得意で、細かい作業に集中できる人にとっては非常にやりがいのある仕事となりますが、そうでない人にとっては大きなストレスになることも多いでしょう。事前に独学でプログラミング学習に取り組むなど、プログラマーの仕事への適性をチェックしておくことが入社後のミスマッチを減らすことに役立ちます。

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

3. 新卒プログラマーが辛いと感じにくい人の5つの特徴

それでは、プログラマーの仕事を辛いと感じたとしても、長期的に働き続けることができる人にはどのような特徴があるのでしょうか。例として、以下の5つの特徴について解説します。

プログラミング学習が苦にならない

新卒プログラマーとして就職しても辛いと感じにくい人の特徴として、プログラミング学習が苦にならないことが挙げられます。プログラマーとして長期的に活躍するためには、継続的な学習が欠かせません。新しいプログラミング言語やフレームワークが次々と登場するため、常に新しい知識を吸収し続ける必要があるのです。

もともとプログラミング学習が好きで、独学を楽しめるタイプの方であれば、そうしたプログラマーの仕事にも向いていると判断できます。好奇心旺盛で、新しい技術を興味を持って学び、試行錯誤を楽しめる方なら高い適性があります。プログラマーへの適性を調べるためにも、就活の一環としてまずは独学でプログラミング学習に取り組むことをおすすめします。

人とのコミュニケーションが得意

プログラマーは一人でパソコンに向かって黙々とコードを書く仕事というイメージを持たれがちですが、実際には多くの人とのコミュニケーションが必要な職種です。システムエンジニアやデザイナーとの打ち合わせ、プロジェクトマネージャーへの進捗報告など、さまざまな立場の相手と連携しながら仕事を進めます。

そのため人とのコミュニケーションが得意な人ほど、プログラマーの仕事にも向いていると判断できます。また、近年ではリモートワークが普及したことで、メール・チャット上でのテキストコミュニケーションや、音声通話・ビデオ通話を通じたコミュニケーション能力も重視されていることに注意しましょう。

ものづくりが好き

プログラミングの作業は、コードを書き、プログラムを構築するという、コンピュータ上の「ものづくり」であると言えます。したがって、伝統工芸品の作成や建築に携わっている職人の仕事に似たような一面があります。上述した通り、思うようにコードが書けずプログラマーの仕事を辛いと感じる人が多いです。しかし、ものづくりが好きな人であれば、仮に途中経過を辛い感じた場合でも、成果物が完成した時の喜びのために最後まで仕事をやり切ることができるでしょう。

学習意欲が高く、新しいことを学ぶことに喜びを感じられる

IT業界は他業界と比較した場合、使用される技術の流行り廃りが極めて速いです。例えば、数年前まで主流で使われていたプログラミング言語が、今ではほとんど使われていない、ということも起こりえます。したがってプログラマーは、自らの意思で積極的に新しいことを学ぶ姿勢を持っている人でなければ、長期的に活躍することは困難でしょう。

論理的思考力がある

プログラムは、論理的に筋道が通ったコードで書かれていなければ機能しません。少しでもロジックにずれが生じている場合は、エラーやバグが発生してしまいます。したがって、プログラマーは感覚に頼らず、論理的思考力を活かして仕事を進めていく必要があります。

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

4.新卒プログラマーが辛いと感じた時の対処法

ここからは新卒プログラマーとして入社した後、仕事や働き方が辛いと感じた時にどう対処したら良いのかをご紹介します。

プログラマーとして目指したい目標を定める

新卒プログラマーが辛いと感じた時、まずは将来への明確な目標を設定しておくと今の仕事へのモチベーションを維持しやすくなります。短期目標としては、「新しいプログラミング言語をマスターする」「コードレビューでの指摘を減らす」といった具体的で達成可能なものを設定しましょう。

長期目標としては、「プロジェクトマネージャーとしてチームを牽引する」「フリーランスエンジニアとして独立する」など、自分の価値観やキャリアビジョンにもとづいて目標を考えることが大切です。今後、転職や異動を考える時にも、将来の具体的な目標があるとミスマッチを起こしにくくなるため、じっくりと時間をとって考えてみましょう。

周囲に辛いことを相談してみる

新卒プログラマーが一人で悩みを抱え込んでしまうことは珍しくありませんが、周囲の人に相談することで解決の糸口が見つかることが多くあります。仕事が辛いと感じた時には、まずは職場の先輩エンジニアやメンターに相談してみましょう。新卒入社の先輩であれば、過去に同じような立場を経験しているため、具体的で役立つアドバイスをもらえることも多いです。

また、仕事内容や人間関係についての悩みが辛さに直結しているのであれば、直属の上司や人事に相談することも有効です。業務量の調整や別のチームへの異動など、会社全体での支援を受けられることもあるでしょう。新人だからと遠慮して一人で抱え込まず、積極的に周囲のサポートを求めることが大切です。

第二新卒として転職も視野に入れる

さまざまな対処法を試しても状況が改善されない場合は、第二新卒として転職することも一つの選択肢です。第二新卒とは、新卒入社から約3年以内に転職活動を行う人のことを指し、新卒と同等の待遇で採用活動を行っている企業も少なくありません。現在の職場環境が自分に合わない場合、環境を変えることでポテンシャルを活かせるかもしれません。

ただし転職を検討する際は、現在の会社の何が問題なのかを明確にすることが重要です。労働環境の悪さ、人間関係のトラブル、給与への不満など、具体的な理由を整理しておくと理想の職場を見つけるのに役立ちます。こうした転職理由は、面接の場ではポジティブな動機として説明できるよう準備しつつ、前職で学んだスキルをアピールポイントとして活用すると良いでしょう。

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

5. プログラマー志望の新卒が就活を始めるにあたってのポイント

最後に、プログラマーを目指している新卒が就活を始めるにあたっての3つのポイントについて解説します。

プログラミングを勉強する

まず、プログラミングを実際に勉強することで自身の適性を確認しましょう。おすすめの方法は、書籍やWeb上の学習サイトを使った独学です。あまりお金をかけずに、時間や場所にも制限されることなく勉強できるため、まずはプログラミングを試してみたいという人には最適な方法と言えるでしょう。

プログラミングが楽しい、自分はプログラマーに向いているかもしれないと感じることができた場合は、プログラミングスクールに入学し、本格的に勉強することを検討しましょう。プログラミングスクールは独学と比較した場合費用は多くかかってしまいますが、一定期間で確実に実践的なスキルを身に付けることができます。またほとんどの場合、スクール卒業後の就職・転職支援を行っている点も魅力的です。

レバテックでは、エンジニアを目指す大学生や大学院生向けに、月額29,800円でプログラミングを学べるレバテックカレッジを運営しています。現場で活躍するエンジニアが考案した「確実に成長できる」オリジナルカリキュラムで、未経験者でも3ヶ月でWebサービスの開発に必要なスキルを身につけることが可能です。

また、教室には成長するベンチャー企業のエンジニア内定者を中心としたメンターが常駐しており、わからないことをいつでも気軽に相談できます。リーズナブルな価格で、就活に役立つスキルを身につけたい人におすすめのプログラミングスクールです。

長期インターンシップに参加する

ンターンシップとは、学生が企業を訪問、もしくは実際に仕事に従事することで社会的経験値を積むことができる職場体験の制度です。長期インターンシップに参加することで、実践的なスキルを身に付けることや、実際に現役のプログラマーが活躍する仕事現場の空気感を体験することができます。これは、自身のプログラマーとしての適性を確かめる上で、非常に役立つ方法であると言えます。

作品を作る

プログラミングを学習した後は、実際に自分で作品を作る経験をしましょう。プログラミングを勉強して頭で理解していることと、その知識を活かして実践的に成果物を作成することは全く異なります。作成した作品は、就職活動などの際に自身のスキルの高さをアピールする際などにも役立ちます。

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ITエンジニア就活支援サービスに登録する

6. まとめ

プログラマーは、継続的なプログラミングの勉強が必要であることや、場合によっては過酷にもなりうる勤務環境によって、辛い仕事であると言われることが多々あります。しかし、IT人材の不足が叫ばれている今、プログラマーは将来有望な職種の1つでもあります。プログラマーとしての就職を検討している学生は、自身に適性があるかどうかを検討してから本格的な活動を勧めることをおすすめします。

ITエンジニアを目指す新卒学生向け就活エージェントならレバテックルーキー

レバテックルーキーは、レバテックが運営するITエンジニア専門の就活エージェントです。多数のITエンジニアのキャリア支援経験のあるアドバイザーが、あなたのスキルと希望に合わせた企業の紹介から、人事目線での面接対策など、就職までを一貫してサポートします。ES添削、面接対策、ポートフォリオ作成サポートなども実施していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。

就活アドバイザーに相談してみる

レバテックカレッジ 就活まで支援するエンジニア志望学生のためのプログラミングスクール