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- 1.Pythonプログラマーとは?
- 2.Pythonプログラマーが活躍できる分野
- 3.プログラミング言語Pythonの特徴
- 4.Pythonプログラマーの需要・将来性
- 5.プログラマー未経験からPythonを学習する方法
- 6.未経験・新卒からPythonプログラマーに就職するコツ
- 7.まとめ
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1.Pythonプログラマーとは?
Pythonプログラマーは、プログラミング言語Pythonを扱いながらAI開発・Web開発などの現場でコーディング・プログラミング作業に従事する職種です。現場によってはシステム開発における上流工程を担当する「Pythonエンジニア」と区別して、主にコーディング・プログラミング作業といった下流工程に従事する人材のことをPythonプログラマーと呼ぶこともあります。
Pythonプログラマーの仕事内容
Pythonプログラマーが携わるのは、AIを用いた新たなシステム開発や、既存のWebアプリの改善・修正業務、データサイエンス分野におけるデータ分析・データ処理など。Python自体の汎用性の高さから、幅広い業界で活躍できるのがPythonプログラマーの特徴です。
ただし、AI開発やWeb開発、データ分析といったそれぞれの分野において、Pythonで書くコードや求められる業界知識は異なります。Pythonのプログラミングスキルがあればすぐにどの業界でも活躍できるわけではないことに注意しましょう。
Pythonプログラマーの平均年収
Pythonプログラマーの平均年収は、レバテックキャリアに掲載の案件をもとにしたデータでは、約774万円が目安となっています。
参考:未経験でPythonエンジニアになるには?学習方法や求人例を紹介
未経験からPythonプログラマーとして入社したばかりの段階であれば、年収300万円〜400万円ほどが目安となるでしょう。参考として、厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「job tag」によれば、「AIエンジニア」の平均年収として558.3万円と報告されています。
Pythonプログラマーが活躍できる分野の中でも、特に需要が高いAI開発・データサイエンスの分野で実績を積むことができれば、年収1000万円以上を狙うことも十分に可能です。
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2.Pythonプログラマーが活躍できる分野
続いて、Pythonプログラマーが活躍できる具体的な分野について、下記の4つの種類ごとに解説します。
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・AI開発
・データサイエンス
・自動運転技術
・Web開発
それぞれの分野でPythonプログラマーがどのような役割・仕事内容に携わるのかご紹介しますので、職種研究や職業選びの参考にしてみてください。
AI開発
Pythonプログラマーは、AI開発の現場で「AIプログラマー」として活躍することがあります。AIの開発やAI搭載のITサービスの開発など、コーディング・プログラミング作業が必要な現場で重宝される存在です。PythonはAI開発に適した言語であり、AI開発向けのフレームワーク・ライブラリも充実しているので、AI関連の先端分野に挑戦したい方にはPythonプログラマーがおすすめです。
AIプログラマーとして働く場合、AI開発のためのデータ分析やシステム設計に携わることもありますが、主に担当するのは下流工程のプログラミング作業となっています。データサイエンスや統計学についての知識・スキルを身につけて、上流工程を担当するAIエンジニア・AIアーキテクトなどを目指す選択肢もあります。
データサイエンス
Pythonプログラマーは、ビッグデータを分析して企業の経営活動に活かすためのデータサイエンスの分野でも活躍します。データ分析の現場では「データサイエンティスト」「データアナリスト」として採用され、Pythonのプログラミングスキルを用いてデータ分析を行い、自社の経営活動に必要なデータを抽出します。
データサイエンスの分野で高く評価されるためには、Pythonプログラマーとしてのスキルに加えて、分析したデータを経営活動に活かすためのビジネススキルも要求されます。企業の経営層との距離が近い職種なので、将来は独立・起業を目指している方にも向いています。
自動運転技術
クルマの自動運転技術の開発でもPythonプログラマーの需要があります。クルマに搭載されたセンサーからの情報を処理して適切な運転を行うためのAIプログラムを構築し、安全性に優れた自動運転技術を実装します。AIを搭載した自動運転技術にIoTを組み合わせ、社会問題を解決するスマートシティ構想においても、Pythonプログラマーが活躍するチャンスがあります。
クルマ以外にも、工場の生産ラインにおいてAIが制御する生産システムを開発したり、AI搭載の重機の組み込みシステムを構築したりと、AI技術を活用した組み込みシステム開発はPythonプログラマーが得意とする分野です。
Web開発
Pythonプログラマーは、AIやデータサイエンスといった先端分野以外にも、オーソドックスなWeb開発でスキルを活かせる職種です。Web開発の中でもユーザーからは見えないサーバー側の処理を手がけるバックエンド開発は、これまでRubyやPHPといった言語が採用されてきましたが、近年ではPythonを使った開発事例も増えつつあります。
PythonにはWeb開発に適したフレームワークが豊富に存在しており、大量のデータ分析・データ処理を必要とするWebアプリでは積極的にPythonが採用されています。たとえば、FacebookやYouTubeのWebアプリの開発でも、Pythonが利用されているほどです。
Web業界は未経験からでも入社しやすい傾向にあるため、まずはWeb業界でPythonプログラマーとしての経験を積み、AIやデータサイエンスなどの先端分野へのキャリアチェンジを図る方も多いです。
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3.プログラミング言語Pythonの特徴
続いて、プログラミング言語としてのPythonの特徴についてご紹介します。
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・汎用性が高く幅広い分野で活躍できる
・プログラミング初心者でも習得しやすい
・豊富なフレームワークで開発効率に優れる
就活対策やスキルアップの一環としてPythonを学ぶかどうか、判断する材料として参考にしてみてください。
汎用性が高く幅広い分野で活躍できる
Pythonは数あるプログラミング言語の中でも、汎用性が高くさまざまな分野で活用できる言語です。AIや自動運転技術などの先端分野に加えて、Web開発や組み込みシステム開発、ITインフラ構築の自動化プログラムを組む際にもPythonは用いられます。それぞれの分野で活躍するためには、業界ごとのコードの書き方や業界知識を身につける必要があるため、Pythonができればどんな職種にも転職できるとは限りません。
しかしPythonのプログラミングスキルという土台があることで、自分の努力次第でさまざまな開発の現場を渡り歩けるメリットがあります。AI開発だけ、あるいはWeb開発だけと分野を絞ることなく、多種多様なシステム開発に携わってみたい方にもおすすめです。
プログラミング初心者でも習得しやすい
Pythonは高い汎用性を備えながらも、プログラミング初心者でも比較的習得しやすい難易度の言語です。プログラミング未経験からいきなり学び始めるにはややハードルが高いものの、シンプルな構文のおかげで学習しやすい言語となっています。これまでにHTML/CSSなどの言語に触れたことがある方なら、スムーズにPythonのプログラミング学習を進められるでしょう。
Pythonは世界的に人気の言語であることから、学習環境も充実しています。手を動かしながら学べる学習サイトや、現役エンジニアが講師を務めるセミナー・動画コンテンツが豊富なほか、プログラミングスクールでも手厚いカリキュラムが組まれていることが多いです。プログラミング学習に苦手意識があり、初心者でも学習しやすい言語を探している方には最適です。
豊富なフレームワークで開発効率に優れる
IT業界で高い人気を誇るPythonは、開発効率を高めるためのフレームワーク・ライブラリも充実しているので、手作業でコードを書く時間やプログラマーへの負担を抑えながら開発に取り組めることが特徴です。Web開発で用いられるフレームワークには「Django」、機械学習に役立つフレームワークとして「TensorFlow」「PyTorch」などが存在し、これらを使いこなしてPythonプログラマーとしてのパフォーマンスを高めることで、周囲からの評価アップにもつながります。
そのためプログラミング言語のPythonを学ぶ際には、プログラミングスキルに加えて開発フレームワークの扱いについても学習しておくと良いでしょう。Pythonプログラマーとしての業界に合わせて、代表的な開発フレームワークをマスターしておきましょう。
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4.Pythonプログラマーの需要・将来性
Pythonプログラマーは、IT業界でも先端分野とされるAI開発や自動運転技術などに携わるため、安定した需要が見込めて高い将来性がある職種です。汎用性の高さから活躍できる分野にも制限がなく、自分自身が目指したいエンジニア像に合わせて、柔軟にキャリアアップ・キャリアチェンジを図ることができます。
そのためプログラミング言語の将来性を重視して学習に取り組みたいと考えている方に最適です。自然言語処理や画像認識などの技術が今後普及するにつれて、Pythonが活躍する機会はさらに増え、Pythonプログラマーの需要も高まり続けるでしょう
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5.プログラマー未経験からPythonを学習する方法
続いて、プログラマー未経験の方がPythonを効率的に学習する方法について、下記の3つのポイントに沿ってご紹介します。
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・学習サイトで手を動かしながら学ぶ
・資格試験を通じてスキルを身につける
・プログラミングスクールを活用する
一つひとつご紹介しますので、就活や本業と並行しながらPythonを学ぶ際にお役立てください。
学習サイトで手を動かしながら学ぶ
プログラマー未経験からPythonを学ぶなら、独学で知識をインプットするよりも、学習サイトで手を動かしながらアウトプットする学習方法がおすすめです。ブラウザ上で開発環境を用意してくれる「Progate」などの学習サイトを活用して、実際にPythonのコードを打ち込みながら学習するのが効果的です。
プログラミング学習はPythonの知識を身につけることが目的ではなく、Pythonのコードを読み書きできるプログラマーになることが目的ですので、書籍に書かれている説明を読むだけで終わってしまわないように注意しましょう。
資格試験を通じてスキルを身につける
プログラマー未経験の方が独学でPythonを学習するのであれば、集中力やモチベーションを維持するためにも、Pythonの認定資格を受験するのがおすすめです。Pythonのプログラミングスキルを証明する認定資格には「Python 3 エンジニア認定基礎試験」などが存在し、こうした試験に合格することを目標としてプログラミング学習に取り組むのが効果的です。
試験に合格することで履歴書に書ける保有資格となるほか、目標なくプログラミング学習に取り組む場合と比べて学習効率が高まるので、ぜひ試してみてください。
プログラミングスクールを活用する
これまでにプログラミング学習で挫折してしまった経験がある方は、プログラミングスクールを活用しながら学習すると良いでしょう。独学と比べるとプログラミングスクールに通う費用は高額となりますが、いつでも疑問点を質問できる講師がいることでプログラミング学習で挫折しにくくなる効果があります。
また、Pythonは世界的に人気があり、国内でも高い需要がある言語なので、どのプログラミングスクールでも充実したカリキュラムを用意していることがほとんどです。腰を据えてPythonをじっくりを学びたい方は、プログラミングスクールを活用することも選択肢に加えてみると良いでしょう。
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6.未経験・新卒からPythonプログラマーに就職するコツ
最後に、未経験・新卒からPythonプログラマーになるために、押さえておきたい就活のコツについてご紹介します。
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・認定資格を通じて志望意欲をアピールする
・志望業界に合わせた知識を習得する
・Pythonを使った個人開発にチャレンジしてみる
Pythonプログラマーを目指す際の就活対策にぜひ活かしてみてください。
認定資格を通じて志望意欲をアピールする
Pythonプログラマーとしての内定を獲得するために、Pythonの認定資格をアピールすることで高い志望意欲を伝えるのがおすすめです。IT業界では、資格の有無よりもこれまでの開発経験・実績が重視される傾向にあるため、Pythonの認定資格を持っているからといってすぐに内定を獲得できるわけではありません。難易度の低い資格であれば、ライバルとの差別化も困難です。
しかしPythonの認定資格を就活と並行しながら受験することは、Pythonプログラマーへの高い志望意欲があることを企業にアピールするチャンスとなります。Web業界であればWebデザインやフロントエンド言語に関する資格を取得するなど、志望企業の業界に合わせた資格のアピールも効果的なので、ぜひ実践してみてください。
志望業界に合わせた知識を習得する
Pythonプログラマーは、入社する企業や開発する現場によって、必要とされる知識・スキルが大きく異なります。そのため未経験からPythonプログラマーとしての内定を獲得するために、志望業界に合わせた知識を一通り学んでおくことをおすすめします。AI開発に携わるのであれば、機械学習・深層学習をはじめとして、統計・数学やAI技術のトレンドについての知識を身につけておくと良いでしょう。
プログラミング学習に余裕がある場合には、Web業界向けにHTML/CSSやJavaScript、組み込みシステムに携わるならJavaやC言語など、その業界で使われるほかの言語についても手を広げてみるのも効果的です。
Pythonを使った個人開発にチャレンジしてみる
未経験・新卒から即戦力のPythonプログラマーとしての評価を目指したい場合には、Pythonのプログラミングスキルを活用した個人開発に挑戦してみるのがおすすめです。簡単なWebサービスやデータ分析で問題ありませんので、Pythonを用いて自分でプログラムを書き、実装するまでの過程を経験しておくと、企業からは即戦力で活躍できる人材と評価されます。
座学だけでは身につかないPythonの実践的なスキルが得られるほか、Pythonプログラマーとしての仕事内容を具体的にイメージできるので、入社後にミスマッチを起こす危険性を減らせるメリットもあります。高度で複雑なプログラムを書く必要はありませんので、Pythonプログラマーとしての実務経験を積んでおきましょう。
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7.まとめ
Pythonプログラマーは、AI開発やWeb開発、組み込みシステム開発などの分野において、Pythonスキルを駆使してコーディング・プログラミングを行う職種を指します。データサイエンスや自動運転技術などの先端分野で活躍できるため、高い需要と明るい将来性が見込まれることが大きな魅力です。
Pythonという言語自体が高い汎用性を備えており、プログラミング初心者でも学習しやすい言語なので、就活対策としてPythonを学んでおくのもおすすめです。Pythonプログラマーとしての就職を目指す場合には、認定資格を通じて志望意欲をアピールしたり、個人開発に取り組んで開発実績を増やしたりすると効果的なので、ぜひ実践してみてください。
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