
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
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1.エンジニアに必要なスキル一覧!7つの必須スキルまとめ
IT業界のエンジニアに求められるスキルにはさまざまな種類がありますが、どの職種のエンジニアにも必要とされる代表的なスキルを一覧でまとめると、次の7つが挙げられます。
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・基礎的なIT知識
・プログラミングスキル
・ヒアリングスキル
・提案力・説明力
・IT業界の情報収集スキル
・英語力
・マネジメントスキル
未経験・新卒からエンジニアを目指す時に加えて、転職活動でステップアップする際にも評価されるスキルばかりなので、積極的に伸ばしていくと良いでしょう。一つひとつ順番に解説します。
基礎的なIT知識
エンジニアにとって必ず必要とされる知識として、基礎的なIT知識が挙げられます。具体的には「ITパスポート試験」のような初学者向けの資格で習得できるIT知識のことを指し、エンジニアとして働くために最低限必要な知識となります。Web業界であればWeb技術やWebサイトの仕組みへの理解、アプリ開発業界であればアプリストアについての基礎知識、インフラ業界であればサーバーやネットワークについての知識などが挙げられます。
これらのIT知識はプログラミング言語を使ってシステム開発をする以前に習得しておきたいものであり、新卒入社後の研修で習うことの多い知識でもあります。習得しているかどうかによって、今後のエンジニアとしてのキャリアの歩みやすさが大きく異なるので、ITパスポート試験などを通じて一通りマスターしておくと良いでしょう。
プログラミングスキル
エンジニアに求められるスキルとして、システム開発に用いるプログラミングスキルが代表的です。インフラエンジニアを除けば、エンジニアは原則としてプログラミングスキルを使って働くことになるので、プログラミング言語の習得は必須です。ただしどのプログラミング言語を学んでも良いというわけではなく、入社後の業務で必要となる言語を習得しなければなりません。
Web業界ならHTML/CSSやJavaScript、業務アプリ開発ではJavaやC言語、スマホアプリ開発ではSwift・Kotlinといった言語を使用するのが一般的です。このように入社する企業の業務内容に合わせて、学習するプログラミング言語を選択することが重要です。システム開発で用いられるプログラミング言語は、時代によって流行廃りがあるので、その時のトレンドの言語を求人サイトをチェックしながらリサーチするのもおすすめです。
ヒアリングスキル
パソコンに向かって黙々と作業するイメージのあるエンジニアですが、実際にはコミュニケーションスキルが必要とされる職種でもあります。コミュニケーションスキルの中でも、クライアント企業との打ち合わせの際に希望条件やニーズを汲み取るためのヒアリングスキルが重視されます。
システム開発を依頼するクライアント企業の中には、自社のITシステムを刷新したいが、どのような機能が必要なのかがわからないケースも珍しくありません。非エンジニアの担当者に対して的確に質問を投げかけ、本当に必要としているITシステムを引き出すスキルが求められます。
ここでヒアリングが十分でなかった場合、システム開発プロジェクトがスタートした後になってクライアント企業から仕様変更の希望が届き、開発コストが大幅に膨らんでしまう危険性があるので、IT業界では非常に重視されるスキルです。
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提案力・説明力
エンジニアに求められるスキルの中には、クライアント企業に対して納得感のあるプレゼンを行う提案力や、専門知識をわかりやすく伝える説明力が挙げられます。専門用語の多いITシステム開発において、ITに詳しくないクライアント企業でもわかりやすいように提案・説明できるエンジニアは、周囲から高い評価を受けられます。
つまりエンジニアにとっての必要なコミュニケーションスキルとは、話上手・喋り上手であるというよりも、聞き上手なことが重視されるのです。大勢の前で話すのが苦手という方であっても、相手の立場を考えながら話し合いをスムーズに進められる方はエンジニアとしての適性が高いので、コミュニケーションスキルを積極的にアピールしてみましょう。
IT業界の情報収集スキル
エンジニアに必要とされるスキルとして、IT業界における情報収集スキルも含まれます。ITニュースや技術ブログなどを通じて、誰に言われるまでもなく自主的に最新情報を集められるエンジニアは、スキルアップに対する意欲が高く、自社で長く活躍してくれる人材と判断されます。
エンジニアの面接において、「最近興味のあるIT技術やトレンドはありますか?」などと質問される機会が多いのも、自主的に情報収集できるスキルを持ったエンジニアかどうかを確認しようとする意図があってのことです。IT技術や最新トレンドに興味があり、スキマ時間を使って情報収集できる方は、未経験・新卒からでも企業へ好印象を与えられるでしょう。
英語力
IT業界においてエンジニアとして長く活躍するためには、一定の英語力も求められます。プログラミング言語自体が英語で開発されていることに加えて、ITの本場の英語圏で業界情報が発信されることが多いのが理由です。ネイティブスピーカーほどの英語力が求められるわけではないものの、プログラミングで表示されるエラーメッセージを読み解いたり、ITニュースを英語のまま情報収集したりできる英語力があると、将来のキャリア形成でも有利に働きます。
そのためエンジニアを目指すにあたって英語力を磨くのもおすすめですが、そもそも基礎的なIT知識やプログラミングスキルがなければ、エンジニアとして入社することが難しくなるため、あくまでも優先順位を間違えてしまわないように注意しましょう。
マネジメントスキル
10年先、20年先のエンジニアとしてのキャリアを見据えるなら、マネジメントスキルを磨いておくのがおすすめです。エンジニアが携わるシステム開発案件のコスト管理・進捗管理など、プロジェクトマネジメントができる人材はどの企業からも評価されます。企業側からすると、プログラムを書けるエンジニアを集めるのは難しくありませんが、豊富なプロジェクトマネジメント経験を持った人材を採用するのは非常に難易度が高いからです。
また、エンジニアとして就職して40代・50代になった時、若手のエンジニアに混ざって開発の現場でプログラムのコードを書き続けるのは、体力的に難しいと考える方も少なくありません。その際に高いマネジメントスキルがあると、プロジェクトマネージャーという管理職の立場から活躍し続けることができます。
エンジニアとしての長期的なキャリア形成を考えるにあたっては、マネジメントスキルを磨き続けておきましょう。
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2.エンジニアの職種ごとに求められるスキル一覧
続いて、エンジニアの職種ごとに求められるスキル一覧をご紹介します。IT業界のエンジニアの中でも、インフラエンジニアにはプログラミング言語が不要であるなど、職種ごとに必要なスキルには大きな違いがあります。志望する職種で必要のないスキルを間違って習得してしまわないよう、ここで職種ごとの必要スキルを押さえておきましょう。
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・Webエンジニア
・インフラエンジニア
・組み込みエンジニア
・アプリケーションエンジニア
・社内SE
上記5つの職種ごとに順番に解説します。
Webエンジニア
WebサイトやWebアプリの開発に携わるWebエンジニアの場合、フロントエンド開発に用いるHTML/CSSやJavaScript、バックエンド開発で使用するRuby・PHP・Pythonなどの言語が必要とされます。Webデザインに関するスキルや、サーバー・データベースを扱うスキルが求められる場合もあります。
なお、Webエンジニアにはフロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアの主に2種類があり、どちらの職種に応募するかによって必要なスキルが異なる点にも注意しましょう。
関連記事:Webエンジニアとはどんな仕事?新卒の年収や必要スキル、向いている人を解説
インフラエンジニア
ITサービスを支えるためのITインフラに携わるインフラエンジニアは、IT業界の職種の中でもプログラミングスキルが必須ではない職種です。その代わりに、サーバー・ネットワークについての知識や、サーバー機器・ネットワーク機器を扱うスキル、サーバーOSやクラウドへの仮想化スキルが必要とされます。
近年では物理的なサーバー機器やネットワーク機器を用いる企業よりも、クラウド上にIT
インフラを構築する企業が増加しているため、クラウドサービスを扱うスキルが重宝される傾向にあります。また、ITインフラのセキュリティ対策を強化するための知識も必要とされ、情報セキュリティに強いインフラエンジニアの評価も高いです。
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組み込みエンジニア
自動車やIoT家電などに組み込まれるシステムを開発する組み込みエンジニアは、C言語やJavaを使ったソフトウェア開発のスキルに加えて、ハードウェアを制御するためのマイコンについての知識が必要とされます。ソフト・ハードの両面のスキルが求められる職種なので、広い範囲の知識を習得しなければなりません。ハードウェアを扱う職種であることから、リモートワークとやや相性が悪い職種であることにも注意しましょう。
近年では自動運転技術やAI・IoTの発達により、組み込みエンジニアの需要が急上昇しています。IT業界における先端分野である自動運転技術やAIについてのスキルを持った組み込みエンジニアは、高年収・好待遇のオファーを受け取れる可能性が高いので、コツコツとスキルアップを目指しましょう。
関連記事:組み込みエンジニアの仕事内容とは?必要資格・スキルと新卒入社するコツ
アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアは、携わる開発の種類によってWebアプリ開発、スマホアプリ開発、業務アプリ開発の3つに分類できます。Webアプリ開発で求められるスキルはWebエンジニアと共通しており、スマホアプリ開発ではiPhone向けのSwift、Android向けのKotlinという言語が用いられます。スマホのOSを問わずにアプリ開発ができるFlutterなどのフレームワークを使用する企業も多いです。
業務アプリ開発においては、C言語やJavaを使ったシステム開発を行います。業務アプリを導入する企業の業界知識が必要となることも多いので、担当するプロジェクトごとに業界知識を仕入れることが大切です。
社内SE
社内SEは、企業の情報システム部門の担当者として、ITシステムの運用・保守や、新たなITシステムの導入を担当する職種です。自社の社員を対象とした、IT関連の問い合わせ対応を行うヘルプデスク業務に携わることも多いです。
そのため社内SEには、ITシステム開発についての豊富な経験のほか、パソコン操作やインターネット接続などに関連する幅広い知識が必要とされます。ITシステムの開発を外部のシステム開発企業に依頼するケースも多いので、外注先と連携しながら開発プロジェクトをマネジメントするスキルも重宝されます。
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3.エンジニアの必要スキルを効率的に身につけるコツ
ここまで一覧でご紹介してきたエンジニアに必要なスキルについて、一つひとつ身につけるためには膨大な時間やコストがかかります。それぞれのスキルを効率的に身につけるためには、効果的な学習方法やスキルアップのコツを押さえておく必要があります。
ここではエンジニアの必要スキルを効率的に身につけるための、以下の4つのコツをご紹介します。
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・IT資格の参考書・問題集で学ぶ
・アルバイト・インターンで実務に触れておく
・プログラミングスクールで質問しながら学ぶ
・個人開発に取り組んでアウトプットする
これらのポイントを踏まえながら、効率的なスキルアップを目指しましょう。
IT資格の参考書・問題集で学ぶ
基礎的なIT知識を効率的に身につけるのであれば、IT資格の参考書や問題集を使って学ぶのがおすすめです。IT知識全般について問われるIT資格の対策教材を用いることで、必要な知識を最小限の努力で習得できるからです。事前に試験日程を決めて受験を申し込んでおけば、試験日までにIT知識をマスターしようとするモチベーションが働き、高い集中力でスキルアップできるメリットもあります。
初学者向けの書籍・動画サイトを活用しても良いですが、効率性を追求するのであればIT資格の教材を積極的に活用してみましょう。
アルバイト・インターンで実務に触れておく
エンジニアの必要スキルを効率的に身につけるために、事前にアルバイトやインターンシップでエンジニアの実務に触れておくのもおすすめです。IT知識やプログラミングスキルなどを独学していると、インプットした知識がどのように使われるのかがイメージできず、モチベーションが低下してしまうことがあります。
しかしアルバイトやインターンシップで実務を経験しておけば、学んだスキルがどのように役立つのかがイメージしやすくなり、高い集中力を維持しやすくなるのです。第一志望の企業で開催されている長期インターンシップであれば、深い企業研究に役立つほか、採用直結型のプログラムを受けられるチャンスもあるので、積極的に参加してみましょう。
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プログラミングスクールで質問しながら学ぶ
プログラミングスキルを身につけるために、プログラミングスクールに通って学ぼうと考えている方も多いでしょう。プログラミング学習に苦手意識があり、独学では挫折してしまう方にとっては、プログラミングスクールを活用するのが有効です。独学と比べてプログラミングスクールを利用することにより、スキル豊富な講師にいつでも質問できることが大きなメリットです。
プログラミングを学習する中でわからない部分があった時にはすぐに質問しながら、悩んだり調べたりする時間を短縮しながら学習するのがおすすめです。プログラミングスクールを活用する際には、オンラインでの質問・サポート体制や、就活支援などのサービスを受けられるところを選ぶと良いでしょう。
個人開発に取り組んでアウトプットする
エンジニアとして大きくスキルアップするために、個人開発に取り組みながらプログラミングスキルをアウトプットするのも有効です。プログラミング言語をインプット学習で学ぶだけではなく、個人開発に取り組んでアウトプット学習することにより、記憶の定着を図ることができるからです。また、個人開発を通じてシステム設計から開発後のテスト作業、サービスの公開までを一貫して携わった経験があると、企業の選考では即戦力のエンジニアとして評価を受けられます。
エンジニアとしてのスキルアップに加えて、就活における大きな強みを作ることができるので、プログラミングスキルを習得した後は、ぜひ個人開発に取り組んでみてください。大人気のサービスを作る必要はありませんので、簡単なWebサイトやスマホアプリの公開を目指してみましょう。
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4.まとめ
本記事では、エンジニア全般に必要なスキル一覧として、以下の7つのスキルをご紹介してきました。
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・基礎的なIT知識
・プログラミングスキル
・ヒアリングスキル
・提案力・説明力
・IT業界の情報収集スキル
・英語力
・マネジメントスキル
志望するエンジニアの職種ごとに求められるスキルは異なりますので、必要なプログラミング言語の種類などに注意しながらスキルアップを目指しましょう。なるべく短い時間で効率的に必要スキルを身につけるためには、アルバイトやインターンシップを通じて実務に触れておくことや、個人開発に取り組みながらアウトプット学習することがおすすめです。
ここでご紹介してきたスキル一覧を習得しながら、エンジニアとしてのステップアップを目指してみてください。
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