
インフラエンジニアとは、ITを使った企業活動に欠かせないサーバー・ネットワークの構築・運用に携わる職種です。専門性の高いスキルや知識を活かして縁の下の力持ちとしてのやりがいが得られる仕事で、将来はクラウドエンジニアやITコンサルタントといった上位職種へのキャリアアップも目指すことができます。
一方でインフラエンジニアは、身につけるべきスキル・知識が膨大で初心者にはハードルが高く、向いている人と向いていない人との差が大きい職種でもあります。インフラエンジニアを目指す場合には、まず自分がインフラエンジニアへの適性があるのかを確認しておくことが大切です。
本記事では、インフラエンジニアに向いている人の7つの特徴についてご紹介します。向いていない人の特徴や、インフラエンジニアになるために必要なスキル・知識についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
関連記事:インフラエンジニアとは?仕事内容・必要スキルと就活のポイントを紹介
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1.インフラエンジニアに向いている人の7つの特徴
インフラエンジニアに向いている人の特徴として挙げられるのは、次の7つです。
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・IT機器やガジェットに興味がある人
・責任感を持って仕事に取り組める人
・トラブルにも冷静に対処できる人
・コミュニケーション力に自信がある人
・上昇志向が強く成長意欲がある人
・細かな作業に集中して取り組める人
・効率化を突き詰めるのが好きな人
上から順番に解説しますので、自分に当てはまる特徴がどれだけあるかをセルフチェックしてみてください。
IT機器やガジェットに興味がある人
インフラエンジニアの業務には、ソフトウェアのプログラミングだけではなく、サーバー機器やネットワーク機器の選定・設置・配線なども含まれます。そのためIT機器やガジェットに興味があり、機械いじりが好きな方にはインフラエンジニアの適性があります。働く現場によって使用している機器の仕様やメーカーが異なり、それぞれのニーズに合わせたインフラ構築を考えることに対して、やりがいを感じる方も少なくありません。
最新のパソコンやスマホが好きな方、新しく発売されたスマート家電やスマート機器をいち早く試そうとするタイプの方は、インフラエンジニアとして活躍できる可能性が高いでしょう。
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責任感を持って仕事に取り組める人
インフラエンジニアが携わるのは、企業活動に欠かせないITインフラの構築・運用です。もしITインフラが何らかのトラブルでサービス停止してしまうことがあれば、そのインフラを使ったサービスがストップしてしまい、多くの人に影響が出てしまいます。そうした事態を避けるため、責任感を持って仕事に取り組める人がインフラエンジニアでは求められるのです。
また、突発的なシステムトラブルが発生した際には、休日のインフラエンジニアが呼び出されて緊急対応を求められるケースもあります。そうした状況でも責任感を持ってトラブルに対処し、インフラを支えているという意識を持って働けるインフラエンジニアは、どの企業に入社しても高い評価が得られるでしょう。
トラブルにも冷静に対処できる人
インフラエンジニアの基本的な業務は、既存のITインフラの運用・保守で占められており、一旦手順を覚えてしまえば難しい作業は発生しません。しかしインフラエンジニアの真価が問われるのはシステムトラブルに発生した状況であり、予期せぬトラブルにも落ち着いて冷静に対処し、解決へ導けるインフラエンジニアが求められます。
これまでの人生で何か突発的なトラブルが発生した際に、冷静に判断ができなくなり右往左往してしまうタイプなのか、それとも落ち着いて事実を認識し、トラブル開発のための行動を起こすことができるタイプなのかによって、インフラエンジニアへの適性をチェックすることができます。
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コミュニケーション力に自信がある人
インフラエンジニアの仕事は一人だけで完結するものではなく、クライアント企業のニーズを汲み取りながらインフラ設計を進めたり、チームメンバーと協力しながら業務に取り組んだりする機会も多くあります。そのためコミュニケーション力に自信がある人ほど、インフラエンジニアとして重宝される傾向にあります。
クライアント企業との打ち合わせの中では専門的な知識をわかりやすく説明したり、一方でチームメンバーとのやり取りでは専門用語を駆使して効率的な情報伝達を心がけたりと、相手の立場になってコミュニケーションが取れる人もインフラエンジニアに向いています。
上昇志向が強く成長意欲がある人
インフラエンジニアのこれからの業務内容として、自社のサーバールームなどにITインフラを構築するのではなく、クラウド環境にITインフラを設置しようとするトレンドがあります。こうしたクラウドエンジニアとしての仕事もインフラエンジニアの業務に含まれるため、クラウドをはじめとする最新の技術やスキルを貪欲に学ぼうする人にも適性があります。
常にスキルアップを目指して努力ができる上昇志向を持った方や、業務に役立てるために資格や勉強会の勉強に取り組む成長意欲がある方は、どの企業からも評価されやすくなります。エンジニアとしてのステップアップも達成しやすくなるので、これらの強みを活かしながら働き始めると良いでしょう。
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細かな作業に集中して取り組める人
インフラエンジニアは些細なミスがインフラ全体に影響を与え、企業活動をストップさせてしまう可能性もある職種です。100%ミスをしないことを目指す必要はありませんが、目の前の作業には集中して取り組める人の方が、インフラエンジニアとして活躍しやすいでしょう。
インフラエンジニアの業務では、複数のコンピュータを繰り返し同じように設定するなど、単純作業も多く発生しますが、一つひとつ集中して丁寧に取り組める人であれば高い適性があるでしょう。
効率化を突き詰めるのが好きな人
インフラエンジニアは日々同じようなルーティンワークが発生し続ける職種であり、業務効率化のための工夫やツールを取り入れながら生産性を高められる人は高く評価されます。これまでにも面倒な作業を自分のアイデアやツールを使って効率化し、手間や時間を節約することに楽しみを感じる方は、インフラエンジニアとしての適性が高いです。
業務効率化のための工夫によって、時間あたりの生産性を高められるインフラエンジニアは、それだけ短時間で大きな成果を出せるということでもあります。自社内での評価も高まり、昇進・昇格を果たしやすくなるでしょう。
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2.インフラエンジニアには向いていない人の5つの特徴
次に、インフラエンジニアには向いていない人の特徴について、次の5つの観点から解説していきます。
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・プログラミングで活躍したい人
・不規則なライフスタイルを送りたくない人
・華やかな舞台で周りからの評価を受けたい人
・大雑把で注意力散漫な人
・目に見える成果を実感しながら働きたい人
これらのポイントに当てはまるようであれば、再度インフラエンジニアになりたい志望動機や、別の職種の研究に取り組んでみると良いでしょう。
関連記事:インフラエンジニアはやめとけと言われる7つの理由!メリットや向いている人も解説
プログラミングで活躍したい人
インフラエンジニアに向いていない人の特徴として、プログラミング・コーディングに取り組みながら活躍したいことが挙げられます。インフラエンジニアではWeb開発・アプリ開発とは異なり、プログラミング言語を使ってソフトウェアを開発する業務はほぼ発生しません。
そのためプログラミング言語を用いて新たなサービス・アプリを世に生み出したり、自分の技術とパソコン1台だけで活躍するフリーランスプログラマーのようになりたい方には、インフラエンジニアは不向きです。
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不規則なライフスタイルを送りたくない人
インフラエンジニアは基本的にシフト制の勤務であり、日中の勤務もあれば夜間の勤務もあります。ITインフラは24時間365日稼働させ続ける必要があるので、どうしても不規則な勤務時間になりやすい傾向があります。そうした不規則なライフスタイルを送ることが苦痛で、毎日同じ時間に出社・退社したいと考えている方には、インフラエンジニアは向かないでしょう。
休日にもシステムの急なトラブルで対応を求められることがあるので、休日には仕事のことは一切考えたくないというタイプの方にもおすすめできない職種です。
華やかな舞台で周りからの評価を受けたい人
インフラエンジニアの業務は派手な成果を出すものではなく、ITインフラを安定的に稼働させ続けることが役目の地味な仕事です。そのため新たなWebサービスやアプリを世に生み出すなど、華やかな舞台で活躍したい方には不向きです。
インフラエンジニアに対しては、「インフラを安定的に稼働させるのが当たり前」というイメージもあるため、どれだけ努力してもプラスの評価にはつながりにくい傾向があります。自分の頑張りが評価に反映され、周囲からも評価される実感を得ながら働きたい方は、インフラエンジニア以外の職種も検討してみた方が良いでしょう。
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大雑把で注意力散漫な人
インフラエンジニアはITインフラの安定稼働を目指す職種として、丁寧かつ集中して取り組めることが求められるので、大雑把で注意力が散漫な人は活躍しにくい傾向にあります。選考を受ける際にも、大雑把で注意力散漫な性格が伝わってしまうようなエピソードを伝えるのは避けた方が良いでしょう。
ただし、こうした性格の人はどんなエンジニアにも適性がないというわけではなく、おおらかな性格でマルチタスクに仕事をこなせる人の方が活躍しやすい職種も存在します。あくまでも自分の性格や価値観に合った職種を選び、選考を受けることが大切です。
目に見える成果を実感しながら働きたい人
インフラエンジニアの仕事では、目に見える成果物を作るわけではないので、形あるサービスを生み出す実感を得ながら働きたい方にも向いていません。安定したITインフラを守り、縁の下の力持ちとして企業活動を支えることに充実感を得られる人の方が、インフラエンジニアへの適性が高いと判断されます。
新たなWebサービスやアプリなど、目に見える成果を実感しながらエンジニアとして働きたい場合には、Webエンジニアやアプリケーションエンジニアを目指した方がミスマッチを起こしにくくなるでしょう。
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3.インフラエンジニアになるために必要なスキル・知識
ここまで紹介してきたインフラエンジニアに向いている人の特徴に当てはまり、今後はインフラエンジニアを目指していきたいという場合には、企業の選考に受かるためにも次のようなスキル・知識を身につけておくことをおすすめします。
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・サーバー・ネットワーク・セキュリティについての知識
・ITインフラの関連資格
・トラブルに対して臨機応変に対処するスキル
インフラエンジニアの仕事内容に触れながら、これらの必要スキルについてご紹介していきます。
サーバー・ネットワーク・セキュリティについての知識
インフラエンジニアとして企業に入社した際には、ITインフラを支えるためのサーバー・ネットワークの知識や、セキュリティに関する知識が必要とされます。サーバーやネットワークの仕組み、あるいは近年のセキュリティ問題についての事例を頭に入れておくと、インフラエンジニアとして内定を獲得できるチャンスが生まれます。
これらの知識は独学で勉強することも可能ですが、実際にサーバー機器・ネットワーク機器を用意して設置・配線する経験を積むのは難しいです。企業側も、実践的なスキルは入社後の研修で身につけてもらうことを前提としていることが多いので、少なくともITインフラに関する基本的な単語や概念を理解しておくことが大切です。
関連記事:サーバーサイドエンジニアとはどんな職業?業務内容や魅力・年代別の目安年収を詳しく解説
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ITインフラの関連資格
インフラエンジニアとして働くための基礎知識を身につけ、すでに高いスキルを持っていることを証明するため、ITインフラについての資格を取得しておくのもおすすめです。たとえば、「オラクルマスター」「Cisco技術者認定」「Linux技術者認定」といった資格は、インフラエンジニアが転職する際にも役に立つ資格です。
いずれも実務経験がなければ合格が難しい側面もあるので、いきなりすべての資格を取得しようと考える必要はありません。少なくともITインフラの基礎知識が身についていることを示すため、「ITパスポート試験」や「基本情報技術者試験」の資格を取得するのもおすすめです。
関連記事:就活生向け | ITインフラとは?概要や必要スキルを徹底解説
トラブルに対して臨機応変に対処するスキル
一人前のインフラエンジニアとして活躍するためには、システムトラブルが発生した時にも臨機応変に対処できる力を備えておく必要があります。こうしたヒューマンスキルは一朝一夕に身につけられるものではないですが、過去に何かトラブルに遭遇し、臨機応変に行動して解決できたエピソードを伝えると、内定を獲得しやすくなるでしょう。
トラブルを未然に防ぐため、高い集中力を持って正確な作業に取り組む姿勢も評価されやすいので、臨機応変に行動できる力とともに選考でアピールすることをおすすめします。
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4.インフラエンジニアの内定を獲得する就活のコツ
最後に、新卒でインフラエンジニアの内定を獲得するために押さえておきたい、就活のコツについてもご紹介しましょう。
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・中小下請け企業よりも大手元請け企業を選ぶ
・研修制度やスキルアップ支援が充実した企業を選ぶ
・Web・アプリ開発よりもインフラエンジニアを目指す理由を伝える
ライバルに先駆けて内定を獲得し、インフラエンジニアとしてのキャリアを一歩踏み出すためにも、これらのコツを踏まえて就活に臨んでみてください。
関連記事:新卒でインフラエンジニアになれる?インフラエンジニアの仕事内容や職種を徹底解説
中小下請け企業よりも大手元請け企業を選ぶ
インフラエンジニアとして新たに入社するのであれば、中小下請け企業よりも大手元請け企業を選ぶことをおすすめします。IT業界では現在も多重下請け構造が残っており、孫請け・ひ孫請けにあたるような下請け企業に入社してしまうと、上流工程に携わるチャンスが少なくなって給与水準も低下する可能性があるからです。
また、将来の転職活動で中小企業から大手企業に入社するのは難しいですが、一度大手企業に入社して豊富な実績を積めば、中小下請け企業にも容易に転職できる未来が待っています。どの企業にエントリーするかどうか迷った時には、大手の元請け企業を優先的に応募してみることをおすすめします。
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研修制度やスキルアップ支援が充実した企業を選ぶ
インフラエンジニアとしてのキャリアの第一歩を踏み出すのであれば、研修制度やスキルアップ支援が充実した企業を選ぶことも大切です。企業がインフラエンジニアの成長を支援してくれる社風であれば、新卒・未経験からでもインフラエンジニアとして活躍しやすくなるメリットがあります。
会社説明会やインターンシップなどに参加して、企業の実態として手厚い研修制度・スキルアップ制度が存在することを確認しておくと安心です。中には研修がままならない状態で現場へ配属されてしまうブラック企業も存在するので、求人情報だけではなく、企業の実態もリサーチしておくと良いでしょう。
Web・アプリ開発よりもインフラエンジニアを目指す理由を伝える
IT系エンジニアといえば、Web開発やアプリ開発に携わるエンジニアが最も人気で、インフラエンジニアは未経験・新卒での入社は敬遠される傾向にあります。Webやアプリ業界の方が目に見える成果物を作ることができて、ベンチャー企業としての華やかなイメージも持たれているのが一般的です。
その中で、なぜ自分がWebやアプリに携わるエンジニアではなく、インフラエンジニアになりたいと考えるのかをはっきりと伝えることも重要です。インフラエンジニアという職種を十分に理解した上で応募している学生は、インフラエンジニアになろうとする志望意欲が高く、採用担当者にとっても好印象に映るので、ぜひ実践してみてください。
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5.まとめ
本記事では、インフラエンジニアに向いている人の特徴として、以下の7つをご紹介してきました。
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・IT機器やガジェットに興味がある人
・責任感を持って仕事に取り組める人
・トラブルにも冷静に対処できる人
・コミュニケーション力に自信がある人
・上昇志向が強く成長意欲がある人
・細かな作業に集中して取り組める人
・効率化を突き詰めるのが好きな人
一方で、次の5つのような特徴を持つ方は、インフラエンジニアにはやや不向きです。
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・プログラミングで活躍したい人
・不規則なライフスタイルを送りたくない人
・華やかな舞台で周りからの評価を受けたい人
・大雑把で注意力散漫な人
・目に見える成果を実感しながら働きたい人
ここまで解説してきたこれら一つひとつの特徴について、自分自身にどれが当てはまるのかを確認しながら、企業へのエントリーや選考対策を進めることが大切です。本記事で紹介した必要スキルや就活のコツも参考にしつつ、インフラエンジニアのキャリアの第一歩を踏み出しましょう。
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