プログラミングは独学で習得できる！初心者の独学法を紹介

• 1. プログラミングは独学可能
• 2. プログラミングを独学する際のポイント
• 3. プログラミング初心者が独学する流れ
• 4. プログラミング初心者の独学におすすめな本5選
• 5. プログラミング初心者が独学で役立つWeb学習サイト3選

1. プログラミングは独学可能

プログラミングと聞くと、「習得の難易度が高そう」というイメージを持つ方も多いでしょう。
しかし最近では、プログラミングがWebで学べるサイトや動画・開発環境が多数存在しています。パソコンとインターネット環境があれば、すぐにでも本格的にプログラミングを学習できるため、独学は可能です。

独学は継続することが難しい面もありますが、ポイントを押さえて学習を進めれば、習得することができます。

2. プログラミングを独学する際のポイント

プログラミング未経験の方が効率よく学習を進めるために、押さえておきたい3つのポイントを解説します。

プログラミングについて知る

まずは、プログラミングについて知り、習得したい言語を明確にしましょう。
プログラミングとは、コンピューターにさせたい処理を順番に書く指示書のようなもので、簡単にいうとコンピューターが理解できる言葉のことです。

レベルにあった教材やスケジュールを組む

レベルにあった教材やスケジュールを組むこともポイントです。
スクールに通っていれば、決められた教材で学習を進めますが、独学では教材選びから始まります。教材選びに失敗すると、学習のモチベーションが下がってしまうため、初心者向けの読みやすいものがおすすめです。

また、事前にスケジュールを組んでおくことも大切です。なぜなら、プログラミングは継続して学習することに意味があるためです。
プログラミング習得に必要な時間を知って、生活のなかでいつ学習時間を確保できるかを考えましょう。

学習環境を整える

プログラミングの学習に必要な学習環境を整えましょう。プログラミングをするのに必要なものは、パソコンとインターネット環境のみです。
インターネット環境があれば、環境構築や不明点を解決するための情報収集を行う際に役立ちます。
Web開発をおこないたいと考えている場合は、なおさらインターネット環境が必要不可欠です。

3. プログラミング初心者が独学する流れ

前述したプログラミングを独学する際のポイントをふまえて、実際の学習ステップを確認していきましょう。

ステップ1:プログラミングを勉強する目的を明確にする

1つ目は、プログラミングを勉強する目的を明確にすることです。
目的が明確でないと、学習を進めている途中で、何のために勉強しているのかを見失ってしまう可能性があるためです。

目的が明確であればあるほど、勉強のモチベーションが上がるでしょう。たとえば、「普段スマートフォンで使用しているアプリを作りたい」「Webアプリを作りたい」「将来エンジニアになりたい」などです。
プログラミングに興味を持ったきっかけや希望する就職先の業種などから、目的を決めましょう。

ステップ 2:目的を達成するために必要なスキルを把握する

2つ目は、目的を達成するために必要なスキルを把握することです。
目的が決まれば、その目的を達成するためにどんなスキルが必要か、そのスキルを習得するためにはどのようなことを学習すべきかが見えてくるでしょう。

プログラミングがまったくの未経験である場合は、プログラミングの基礎から学習する必要があります。
たとえば、iOS端末に対応するスマートフォンアプリを作りたい場合は、Swiftというプログラミング言語を学習するのが適しています。そして、Swiftで開発するにはMacが必要です。

別の例では、AndroidとiOSの両方の開発をしたい場合、両方を開発することができるプラットフォームがあります。それは、Xamarin・React Native・Flutterです。使用できる言語はC#やJavaScript・Dartなどです。いずれの言語も利用者が多く、情報も豊富です。

Web開発が目的の場合は、PHP・JavaScript・Javaなどの言語を学習する必要があります。言語のスキルだけではなく、Webページをパソコンとモバイル端末の両方に対応させる、レスポンシブデザインについての知識も欠かせません。

AI開発が目的の場合は、Pythonという言語が適しています。また、機械学習やディープランニングについての基本的知識を持っていることが理想です。

このように目的に合わせ、学習すべきことや必要なスキルを把握していきましょう。

ステップ3:勉強スケジュールを立てる

3つ目は、ステップ2で洗い出されたスキルを習得するための勉強スケジュールを立てることです。
プログラミング初心者がプログラミング言語を1つ習得しようとすると、約300時間かかるといわれています。この300時間を確保するために、自分の予定や生活スケジュールに合わせて1日どれくらいの時間を割き、いつまでに習得できるのかを視覚的にわかるようにしておきましょう。

ステップ4:継続的に勉強を始める

4つ目は、継続的に勉強を始めることです。
継続的に勉強しなければ、すぐに忘れてしまったり、勉強のモチベーションが下がったりしてしまうためです。
はじめから、1日3時間勉強すると意気込んでも、なかなか続けられない人が大半です。意志力だけでは限界があるため、毎日15分でも続けられたら自分を褒めましょう。
そして、行動のハードルも下げることによって継続しやすくなります。

4. プログラミング初心者の独学におすすめな本5選

プログラミングの独学に利用する教材として、本があります。
ここでは、独学で勉強するプログラミング初心者におすすめの本を5つ紹介します。

おすすめ書籍1：リーダブルコード

オライリー・ジャパン「リーダブルコード」は、プログラミング言語を問わず、綺麗なコードを書くために必要なテクニックが学べる本です。
現役エンジニアのほとんどが読んでいるでしょう。
綺麗なコードとは、コードを見た瞬間に何をしているかが伝わってくるコードのことです。変な癖がつく前の初心者のうちに、綺麗なコードの書き方を身につけておきましょう。

おすすめ書籍2：プロを目指すためのRuby入門

技術評論社「プロを目指すためのRuby入門」は、本のタイトルも、解説に使用されるコードもRubyが使用されていますが、プログラミング言語の仕様・現場で使えるテクニックまで触れている実践的入門書です。
これからRubyを学習する人も、そうでない人にもおすすめの1冊です。

おすすめ書籍3：退屈なことはPythonにやらせよう

オライリー・ジャパン「退屈なことはPythonにやらせよう」は、非エンジニアやエンジニア初心者におすすめの本です。
本の中で解説されている言語はPythonで書かれていますが、考え方そのものは他の言語を学習している人も応用できます。
どういうものがプログラムを利用して、自動化できるのかがわかる1冊です。

おすすめ書籍4：独学プログラマーPython言語の基本から仕事のやり方まで

日経BP「独学プログラマーPython言語の基本から仕事のやり方まで」は、プログラミング全般の知識を、基礎から応用まで学べる本です。
Pythonを使用して解説されていますが、Python学習者のみならず、独学でプログラミングを勉強したい人におすすめの本です。

おすすめ書籍5：Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本

マイナビ出版「Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本」は、Webアプリケーションエンジニアやフロントエンジニアにおすすめの本です。
専門的な内容を含みますが、Webアプリケーションのプログラミングをしているだけではわからない、インフラの知識が詰まった本です。サイトでの学習では物足りないという人はぜひ読んでみましょう。

5. プログラミング初心者が独学で役立つWeb学習サイト3選

プログラミングを独学で勉強する教材は、本だけではありません。Webの学習サイトも多数存在します。
ここでは、プログラミング初心者の独学におすすめのWeb学習サイト3つを紹介します。

Progate

「Progate」は、ブラウザさえあればすぐに学習可能なプログラミング学習サイトです。
実際にプログラミングをしているかのような形式で学習を進めるため、プログラミングのイメージがしやすく、初心者にとてもおすすめです。
穴埋め形式で学習を進めやすい、数多くのプログラミング言語が学習できるといった特徴があります。

ドットインストール

「ドットインストール」は、短いレッスン動画で学習できる、初心者向けのプログラミング学習サイトです。
すべてのレッスンが3分以内の動画で提供されており、スマートフォンから視聴できるため、通勤・通学時間に気軽に学習できる点が魅力的です。

Udemy

「Udemy」は、すでに学習した分野が決まっている人におすすめです。
世界中の講師がレッスン動画を投稿しているサービスで、プログラミングだけではなく、デザインやビジネススキルの講座があるのが特徴です。

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