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1.社会における中小企業の立ち位置

企業と一口にいっても、その大くは大企業と中小企業に二分されます。
そこでここでは、社会における中小企業の立ち位置について、その定義や企業数などから詳しく解説していきます。
中小企業の定義
中小企業には、明確な定義があります。
中小企業庁の「中小企業・小規模企業者の定義」によると、業種分類ごとに下記に当てはまる企業を中小企業としています。
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・製造業その他:資本金または出資総額が3億円以下。または従業員数が300人以下。
・卸売業:資本金または出資総額が1億円以下。または従業員数が100人以下。
・小売業:資本金または出資総額が5千万円以下。または従業員の数が50人以下。
・サービス業:資本金または出資総額が5千万円以下。または従業員数が100人以下。
ただし、小企業関連立法において、政令により一部の製造業や旅館業、ソフトウエア業・情報処理サービス業は、別の条件が定められている場合があります。
国内にある中小企業の数
中小企業は、国内において大多数を占めています。
中小企業庁の「中小企業・小規模事業者の数(2021年6月時点)の集計結果を公表します」によると、2021年6月時点における国内の中小企業数は、約336万社です。大企業は1万364社となっているので、割合にすると国内の約99.7%が中小企業となります。
また、日本商工会議所の「第5期科学技術基本計画に関する経済団体からの提言」によると、中小企業は国内雇用の70%、地方圏では80%を占めています。さらに、地方圏のGDPが日本の約70%であることから、日本の経済主体は中小企業であるといえるでしょう。
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2.中小企業に就職することは恥ずかしいことなのか

結論、中小企業に就職することは恥ずかしいことではありません。
データからみても、国内における99.7%は中小企業であり、雇用の70%を創出しています。そのため、中小企業への就職をすることに対する劣等感をもつ必要はないでしょう。
また、キャリア選択の上で大事なことは、自分にマッチする環境であるかどうかです。
仕事は人生における時間の大半を使うため、納得のいく選択をする必要があります。大企業であっても、希望する仕事や将来につながる働き方ができなければ、早期退職や身体を壊してしまう可能性が高いです。「ネームバリューや待遇が良い」ことと、「幸せな人生を送ること」は別の問題となります。
一口に中小企業といっても環境や企業ごとに大きく異なるため、まずは企業規模を問わず「自分が納得して入社できる企業の特徴は何か」を言語化することに集中しましょう。
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3.自分の幸せに中小企業か大企業かは関係ない

先述の通り、仕事は人生における時間の大半を使います。そのため、どのような仕事に就くのかは慎重に検討しなければなりません。その上で、「有名で待遇もよく周囲から羨まれる大企業に越したことはない」と考える人は多いでしょう。
人間の幸せについての研究で有名なハーバード大学による75年の追跡調査では、下記の結論がなされています。
「人の幸せと健康を高めるのは、良い人間関係」
つまり、「大企業に入れば人生勝ち組」という考えは短絡的なもので危険です。仕事はあくまでも人生を幸せにするための手段であるため、大企業か中小企業かに執着することはおすすめしません。
参考:PRESIDENT Online 「ハーバード大75年の追跡調査「人間の幸福と健康」を高めるたった1つの方法」
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4.中小企業に就職するメリット

大企業でも中小企業でも、各企業で特徴は大きく異なりますが、中小企業だからこそ得られやすいメリットはあります。
大企業よりも中小企業で得られやすいメリットは、下記の7つです。
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・成長スピードが早い
・マネジメントスキルがつく
・全体最適の視点を養える
・多様な経験を積める
・意見が反映されやすい
・将来性のあるサービスに携われる
・転職時に即戦力として評価されやすい
それぞれ詳しく解説します。
成長スピードが早い
中小企業に就職するメリットとして、成長スピードの早さがあります。
中小企業は資本力や人材などの面で大企業よりも劣ることが多く、意思決定と実行スピードで勝ちに行く戦略が必要です。そのため、必然的に社員にも一定の仕事量が求められます。
意思決定と実行回数を多くこなす分だけスキルや経験値は溜まりやすいので、中小企業への就職は「早い段階で即戦力となるスキルを付けたい」と考えている方とマッチしやすい環境です。
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マネジメントスキルがつく
中小企業は、従業員数が大企業と比較して少ないため、組織の柔軟性が高く能力次第で昇格するチャンスに恵まれる機会が多いです。
新卒2年目や3年目といった早い段階から、ある事業部の責任者やリーダーを任されることも多く、マネジメントスキルをつけやすい環境であると言えるでしょう。大企業は人数に対するポジションが限定されていることから、実績を上げていても昇格できるチャンスがない場合もあります。
マネジメントスキルはあらゆる企業で求められる、汎用性の高いスキルです。20代のうちから組織をまとめて主導した経験は、市場価値を高めるにあたって大きなアドバンテージとなります。
全体最適の視点を養える
中小企業は組織や各部署がコンパクトであることから、他部署や経営層を含めた「全体最適」の視点を意識しながら仕事を進める必要があります。
全体最適は、利益最大化のために組織全体が最適化されている状態やその概念のことです。
対照的な言葉が「部分最適」となります。全体最適と部分最適は、経営者にとって必須の視点となるでしょう。
一社員でも全体最適の視点を持って仕事をすることで、役割や期待を意識しながら業務を遂行できるようになります。中小企業では個々のパフォーマンスが大きく影響することから、所属部署だけでなく他部署との関係はもちろん、自分の仕事がどのくらい利益貢献になっているのかについて考えることが大切です。
全体最適の視点を養うことで、自己と組織の成長を加速させることにつながります。また、独立時にも役立つ知見になるでしょう。
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多様な経験を積める
中小企業では、部署やポジションを超えた幅広い業務に携わることができます。大企業でも担当業務の幅はありますが、その多くは所属する部署や役割から逸脱することは多くありません。
ビジネスは、様々な作業を複合的に組み合わせながら行うものです。そのため、幅広く業務を経験することは自信のキャリア形成にも役立ちます。同時に、会社の一員として活躍していく責任感も生まれるでしょう。
対応できる業務が広がれば、あらゆるチャンスをつかみやすくなります。「得意な領域×経験領域」で独自のポジションを確立できれば、市場価値も上がりやすくなるでしょう。
意見が反映されやすい
年次役職関係なく、意見が反映されやすいことも中小企業に就職するメリットです。
大企業では一つ一つの実行に多くの人の承認を必要とするため、各意思決定やアクションにスピード感がない場合が多いです。また、事業部長などの意思決定者との距離が離れていることから、意見があっても伝わりづらいことがあります。
中小企業は大企業よりも資金力やリソースに劣りがちであるため、まずは量を担保できるような戦略を立てている企業が多いです。そのため、利益につながるような意見やアイデア出しは誰でも歓迎される傾向にあります。
自分の意見やアイデアが採用されれば、その責任者として抜擢されることもあるでしょう。
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将来性のあるサービスに携われる
中小企業のなかには、新しいモノやサービスの開発や展開をしているところも多いです。
大企業にはない新進気鋭の新しいプロダクトに携わることができれば、将来性にも期待できるでしょう。その企業独自のものであれば、競争率も高くないため市場をリードする状態で安定した経営のもとで働くことができます。
大企業が資本力をもって市場に参入してきたとしても、「強みを活かしながらどう立ち向かうか」を意識しながら実践で学ぶことは貴重な経験になるはずです。
転職時に即戦力として評価されやすい
中小企業よりも大企業よりも成長スピードが早い傾向にあるため、転職時に即戦力として評価されやすい傾向にあるといえます。
中小企業は、量担保の戦略や人的リソースが少ない場合が多いことから、新卒でもいち早く実践的な業務を任されます。早ければ2年目以降からマネジメントを任されるため、転職市場では「若い+ 経験豊富」といった印象で大きなアドバンテージを持つことができるでしょう。
転職時には、前職の企業規模やネームバリューも評価対象になりますが、それ以上に「どのような業務でどれほどの成果を上げてきたのか」を重点的に確認されます。また、成果を上げるための工夫や上手くいかないときにどう行動したかといったことも深堀られることが多いです。
中小企業のメリットを生かしつつ、失敗を繰り返しながらも結果を残していけば転職時の選択肢が大きく広がります。
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5.後悔しない中小企業の探し方

中小企業への就職を考えている場合、自分の選択を後悔しない企業選択が求められます。
具体的には、次の4ステップで中小企業を探すとより良い中小企業に巡り合う確率が高まるでしょう。
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1.自己分析や経験を整理する
2.業界・企業研究を進める
3.あらゆる就活サイトや求人媒体に登録する
4.説明会やインターンに参加する
各ステップについて詳しく解説します。
①自己分析や経験を整理する
就活をスタートさせるとき、一番に始めることは自己分析やこれまでの経験を棚卸して整理することです。ここを疎かにすると、入社後のミスマッチを起こしてしまいます。
自己分析では、「自分はどんなことをしている瞬間が幸せか、逆にどんなことが苦手か」、「これまでの選択で共通していることは何か」、理想の人やなりたい姿があれば「それはどうすれば達成できるのか」などについて詳細に言語化しておきましょう。自己分析ツールを活用することも有効です。
また、これまでの経験で仕事で役立ちそうなものがあれば整理します。部活動やアルバイト、インターン経験をはじめ、旅行などの趣味領域でも良いです。経験したことのなかからエピソードごとの感情や学びをまとめておくと、自己の理解が進み活躍できそうな業界や企業の特徴を絞り込みやすくなるでしょう。
関連記事:自己分析とは?5つの方法と就活に役立つポイントを解説
②業界・企業研究を進める
自己分析などの整理が済んだら、まずは業界について調べます。
各業界については、ネットほか書籍から情報収集をするのもおすすめです。体形的に学べる書籍であれば、各業界の動向やデータなどを効率的に知ることができます。
また、ある程度行きたい業界が定まれば企業研究も進めていきましょう。同じ業界内にある企業でも、理念や強み、待遇などは全く異なります。自己分析で言語化した点なども含めならが、どの企業が自分と合いそうか調べていくことがポイントです。
関連記事:IT業界研究のポイントを徹底解説|就活生必見
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③あらゆる就活サイトや求人媒体に登録する
相性や適性のある業界や企業の目星がついたら、就活サイトや求人媒体に登録します、
中小企業を探すときには、大手就活サイトはもちろん、あらゆる就活・求人サービスサイトやサービスに登録することがおすすめです。
中小企業は広告予算が少ない分、掲載する求人サイトを絞っている企業が多いです。そのため、サイトやサービスによっては出てこない中小企業の求人もあります。エージェントやスカウト型サービスも積極的に登録し、出会える機会を最大限まで広げておくと良いでしょう。
登録に必要な情報はサイトや媒体ごとに共通していることが多いので、一度登録した情報は他の場所でも使うことができます。登録情報を充実させておくと、企業からのスカウトをもらえる可能性が高まるのでおすすめです。
④説明会やインターンに参加する
志望度の高い企業があれば、企業説明会やインターンに積極的に参加してみましょう。
実際に企業の担当者から話を聞くことで、ネットだけでは分からなかった情報を得ることができます。また、インターンでは実務をこなすことで、自分に合う企業なのか判断しやくなるでしょう。
インターンには内定直結型もあるので、志望度が高い企業がインターンを行っているのであれば参加しておくことがおすすめです。
関連記事:インターンシップの募集・参加時期はいつ? 参加方法やメリットを解説
関連記事:インターンシップのメリットとは? 探し方や注意点も解説
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6.企業選びに迷ったらプロのエージェントに相談
中小企業やベンチャー企業で幅広い業務に携わったり、ご自身のスキルを最大限に活かしたりするチャンスが欲しいという方は中小企業に絞って就活を進めてみましょう。
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大企業と中小企業は、資本金や従業員数が異なるだけでなく、任せてもらえる業務範囲やアイデアや意見を出せるチャンスがあるかなどの違いが存在します。自分の仕事に対する向き合い方を明確にすることで、納得のいく企業選びができます。時にはプロの力を借りながら、就職した後に後悔することの無いよう、自身に最適な会社選びを進めてください。
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