インターンシップのメリットとは? 探し方や注意点も解説

インターンシップのメリットとは? 探し方や注意点も解説
就活を意識し始めた大学生や大学院生の中には、本格的に就活が始まる前にセミナーやインターンシップへの参加を検討している方も多いのではないでしょうか。本記事では、インターンシップの概要や種類、参加するメリットのほか、探し方、申し込み方法、注意点、おすすめセミナーを紹介しているので参考にしてください。

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1. インターンシップとは?

インターンシップとは、実際の職場にて就業体験を行うことです。インターネットや書籍ではわからない現場の雰囲気や具体的な業務内容、職種の役割などを肌で感じられるので、キャリアを考えるのに重要な情報が得られます。インターンシップの期間は企業によって異なり、1日から数週間までの短期インターンのほか、1カ月~数年間その企業で働く長期インターンも開催されています。

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2. インターンシップを企業が行う理由

インターンシップの実施は、学生だけでなく企業にとっても多くのメリットがあります。一例として、選考が始まる前に優秀な学生を発見する機会となり、自社に来てもらうためのアピールが可能となる点が挙げられます。売り手市場での採用活動では、優秀な学生の確保が困難なため、企業はできるだけ早期に学生と接触しておきたいと考えています。

多くの学生に実際の職場を見てもらうことで、企業のPRにもなります。加えて、採用前に職場や業務を体験してもらうことで、ある程度教育を進めることも可能です。また、実際の職場環境や業務内容が学生の想像と異なっているために起こる、就職後のミスマッチの防止にも役立ちます。
これらの理由によって、多くの企業がインターンシップを導入しています。

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3. インターンシップの種類

インターンシップは大きく分けて、実務型、ワークショップ型、職場体験型、セミナー型の4種類があります。本格的に企業に入り込んで体験するインターンシップから、1日だけの説明会のようなものまで、形式はさまざまです。目的やスケジュールに合わせて、自分に適したインターンシップへ参加しましょう。

実務型インターンシップ

実務型インターンシップは、社員と同じように業務を行う形式のインターンシップです。他の形式と比べてより深く企業の実態を知ることができます。社員とともに実際の業務へ取り組むため、責任感を持って仕事に臨まなければなりません。

交通費の支給に加えて報酬がもらえる場合も多く、金銭的な負担なく参加が可能です。就活が本格化していない1、2年生であれば、インターンシップに割ける時間を確保しやすいことから、3年生以前の早期より中長期間の募集を行う傾向にあります。学生が学業と両立できるようにシフト制をとっており、アルバイトのような形式で参加が可能です。

ワークショップ型インターンシップ

ワークショップ型インターンシップは、与えられた課題に対してグループで取り組む形式のインターンシップです。グループ内でのディスカッションやディベートを通して業務を体験できます。期間は1日から数週間といった短期インターンであることが大半です。

ワークショップ型のインターンシップでは、課題のプレゼンなどの報告および提出を目標に取り組みます。ワークショップ型インターンシップによって、自分の意見を他人へ伝える力や、他人の意見に耳を傾ける傾聴力、協力し合う姿勢である協調性を身に付けることが可能です。

職場体験型インターンシップ

社員との同行やオリエンテーション、業務への参加を通じて職場を体験する形式のインターンシップが、職場体験型インターンシップです。企業の業務内容や職場環境をざっくりと広く見られるという特徴があります。

職場体験型のインターンシップの中でも、進め方や期間は企業によってさまざまです。先輩社員が社内全体を回るオリエンテーションを実施している場合もあれば、最初から社員と同様の実務に入ることも。質疑応答など、社員との交流ができるようなプログラムを実施している企業もあります。

セミナー型インターンシップ

セミナー型インターンシップは、社員による企業情報や業務内容の説明を聴講するといった、会社説明会と同じような形式で行われます。期間は1日から数日で行う短期的なものであり、短時間で情報を得られることがメリットです。

また、企業によっては質疑応答や座談会など、社員と交流できる時間を設けていることもあるので、社内の雰囲気や風土を社員に直接質問することが可能です。
一方で、他の形式よりも体験要素が少なく、物足りなさを感じる可能性があります。

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4. インターンシップに参加するメリット

インターンシップへ参加することで、周囲に社会人や他大学の就活生がいる環境に身を置くことになります。これにより、多くの学びや出会いが得られるでしょう。
また、企業に入り込むことで、外から見ているよりもリアルな情報が得られることから、ミスマッチを防ぐことも可能です。
インターンシップの中には報酬が発生するものもあるので、アルバイトのように働きつつスキルを磨ける点もメリットとして挙げられます。

いつもと異なる環境を経験できる

実務型のような長期間にわたって行われるインターンシップに参加することで、社会人としての環境に身を置けます。ビジネスマナーや社員の価値観を間近で見て、実践することにより、社会人としての基礎を習得できるでしょう。

また、インターンシップを通して、ビジネスの現場でしか味わえないプレッシャーや緊張感も経験できます。
さらに、ノルマや目標に向けて行動する姿勢や、優秀な社員の働きぶりを目の当たりにすることで、理想の社会人像を形成する際のイメージづくりにも役立ちます。社員の多様な価値観や顧客との接触によって視野が広がり、物事を多角的に考えられるようになるでしょう。

新しい人脈を作れる

インターンシップへの参加によって、社員や他大学の就活生との人脈を作れます。
その企業の社員から、就活のアドバイスがもらえたり、相談に乗ってもらえたりする可能性があります。たとえ別の企業へ就職することになったとしても、今後の社会人生活において貴重な存在になることも考えらるでしょう。

また、インターンシップを通して他大学の就活生と交流することが自分にとっての刺激になり、就活に対するモチベーションを向上させられることにも期待できます。ま他の就活生と情報交換を行い、より多くの就活情報を得ることで、企業探しや志望動機作りなどに役立てられる可能性もあります。

報酬が得られる

実務に携わる長期インターンにおいては、参加すると報酬がもらえるものもあります。学費や交際費、1人暮らしの生活費を稼ぎながら、より実践的で専門性の高い業務へコミットすることが可能です。報酬金額は企業や職種によってさまざまですが、一般的なアルバイトと同程度かそれよりも高い水準が相場です。

そのため、報酬のある長期インターンに参加すれば、アルバイトとの両立を考えなくて済み、学業とスキルアップに専念できます。アルバイトとは異なり、興味のある仕事に深く携われるので経験や知識を蓄積しつつ、やりがいを感じながら働けるだけでなく、蓄積、キャリア設計のヒントを得られる点がメリットです。

ミスマッチを防げる

インターンシップに参加することで、企業の職場環境や風土、業務内容のミスマッチに事前に気付ける可能性があります。華々しいイメージの裏側にある仕事の厳しさが見えることもあるでしょう。実際に体験してみないと、こうした自分のイメージとのギャップに気付くことは難しいものです。
就職後に現実を知って転職するのは大変です。インターンシップで自分と企業とのマッチングを確認し、方針を明確にしておきましょう。

業界研究に役立つ

インターンシップへ参加するとその企業を通じて業界に触れることができるので、業界研究に役立ちます。業界や企業が抱える課題を見ることで、どのような人材が求められているのかを理解でき、履歴書や面接において、自分の性格や長所と結び付けたアピールが可能となります。

また、インターンシップで実際に会社の様子を見ることで、業界内でも職種によって業務内容や働き方が異なることに気付いたり、業界から派生した仕事に興味を持ったりと、自分の視野が広がることも考えられます。また、同じ業界で複数企業のインターンを体験すれば、志望企業の絞り込みにも役立てられるでしょう。

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5. インターンシップの探し方

インターンシップを探すには、条件を絞ることが必要です。志望している業界や、講義などのスケジュールに合う開催期間から絞り込んでいきます。

業界で選ぶ

すでに志望業界や企業が決まっているのであれば、インターンシップ先の候補として有力です。志望の意志が固まっていたとしても、実際の職場を体験することによって気持ちに変化が現れる可能性もあるので、インターンシップに参加して確認しておきましょう。

方向転換をする場合にも、早い段階における情報収集は必要です。想像通りの業界であれば、より一層志望する気持ちが強くなり、就活へのモチベーション向上につながるでしょう。加えて、業界を深く理解できるので、志望動機の説得力を高められます。志望業界と同様に、志望する職種からの絞り込みも可能です。

期間で選ぶ

まだ業界研究や志望業界の絞り込みができていない場合には、参加しやすい期間に開催されているインターンシップを選ぶのもひとつの方法です。インターンシップへの参加は、志望業界を見つけるにあたっても役立ちます。

ただし、インターンシップへのモチベーションが低い状態では、出社を続けられずに企業へ迷惑をかけてしまうおそれがあります。そうならないためにも、自分が無理なく参加できる開催スケジュールのインターンシップを選ぶのが重要です。インターンシップには参加条件が定められており、長期の場合には最低出勤日数や時間が設定されていることもあるので、詳細まで確認しておきましょう。

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6. インターンシップの申し込み方法

インターンシップへの申し込みは、就職情報サイトまたはキャリアセンターにて行う方法が一般的です。就職情報サイトはスマートフォンから手軽に確認できます。大学にあるキャリアセンターでは、インターンシップだけでなく大学向けの募集に関する情報を教えてもらえることもあります。

就職情報サイト

料金が無料で、学生にとって手軽に利用できることから、就職情報サイトを経由するインターンシップの申し込みが多く行われています。就職情報サイトによって、扱っている企業が異なります。応募対象者を理系やエンジニアなどに限定する企業や、中小・スタートアップといった規模の企業に特化するなど、特色ある中から自分に合ったサイトを利用可能です。インターンシップ以外にも、採用活動の窓口として機能しているので、登録しておくと役立つでしょう。

キャリアセンター

大学の就職課やキャリアセンターでは、インターンシップをはじめとする就活全般のサポートが受けられます。インターンシップの開催情報に加え、大学や教授とのつながりが強い企業を紹介してもらえることがメリットです。

OBやOGを多く輩出している企業なら、インターン先で相談に乗ってもらいやすく、安心して参加できます。大学によっては、キャリアセンターを窓口としたインターンシップへの参加で単位が認められることもあるため、情報収集をしておきましょう。また、キャリアセンターを窓口にして企業へ応募する場合もあるので、相談するなどサポートスタッフとのコミュニケーションをとっておくことが大事です。

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7. インターンシップの注意点

インターンシップに参加する際には、いくつか注意しておくべき点があります。ここでは、具体的に注意すべき内容について解説していきます。

学業との両立が厳しい

インターンシップへ参加したために学業がおろそかになり、結果として単位を落としてしまっては本末転倒です。スケジュール管理を行って確実に単位を取得する計画性は、社会人になっても求められるスキルであり、そもそも学生の本分は学業であるため、単位を落とすことは就活にとってマイナスとなります。

長期のインターンは勤務時間が多くなりがちなので、特に注意が必要です。短期間のインターンであっても、数が多くなると時間がなくなってしまうので、参加のしすぎには気を付けましょう。
インターンシップは短期から長期まで開催されており、長期の中でも細かく出勤時間や曜日などが指定されています。その中から学業に支障をきたさない範囲で参加するインターンシップを選ぶことが大事です。

倍率が高い

大手企業をはじめとする人気の高い企業は、インターンシップの参加希望者が多くなりやすく、履歴書などをもとにした選考が行われることもあります。そのため、ある程度業界研究を進め、志望動機が固まっていないと、選考を突破するのは難しいでしょう。できるだけ早い段階から業界研究などの準備を始めておく必要があります。

目的を持たないと辛い

長期のインターンシップでは、参加する目的を持っていないと辛い日々を送ることになります。企業の一員として業務にあたるため、社員と同程度の責任が発生するような状況に追い込まれることも考えられます。

インターンシップに参加した目的を持っていれば、達成のために頑張れますが、何もないと途中で脱落してしまいかねません。途中で脱落してしまえば、企業に迷惑をかけてしまうだけでなく、自分にとっても自信の喪失や恐怖心の発生につながります。参加前に、インターンシップで何を得たいのか、どのように行動したいのかを明確にして臨むことが大切です。

マイナスな印象を持たれることも

インターンシップでの言動によっては、企業にマイナスな印象を与えることも考えられます。積極性がなく、参加するのが目的といった態度をとることや、身だしなみの乱れ、時間へのルーズさなどは確実に悪い印象を与えます。短期のインターンシップが選考結果に関わることもあるため、気を抜くことなく真剣に取り組まなければなりません。

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8. まとめ

インターンシップといっても種類や開催期間はさまざまなので、自分のスケジュールや目的と合わせて参加するものを絞り込んでいきましょう。就職前に企業を深く知り、他のイベントでは得られない貴重な情報を入手できる点がインターンシップの特徴です。積極的な参加をおすすめします。

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