保守運用とは?運用と保守の違いと兼任する際の注意点を解説

保守運用とは?運用と保守の違いと兼任する際の注意点を解説
「システムエンジニアの保守運用って何?」「兼任する際に注意することは?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 保守運用とは、システムが正常に稼働するように運用と保守を組み合わせたシステムエンジニアの業務の一つです。運用保守とも言います。 本記事では「運用」「保守」それぞれの違いについて詳しく説明します。また、運用と保守業務を兼任する際の注意点についても解説します。

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1.保守運用とは

保守運用とは、システムが正常に稼働するように運用と保守を組み合わせたシステムエンジニアの業務の一つです。運用保守とも言います。

運用と保守業務の違い

運用と保守は、それぞれ異なる目的と役割を持っています。

運用は、システムが正常に動作することを目的とし、ユーザーがシステムを効果的に使用できるよう管理します。

一方、保守はシステムが安定して稼働し続けるために修正や更新を行います。

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2.運用業務の具体的な仕事内容

システムの具体的な運用業務は以下の3つです。

ここでは、保守運用の「運用」業務についてさらに詳しく見ていきましょう。

システム管理

システム管理では、システム内のハードウェア・ソフトウェアなどの資産管理、ファイル管理やバックアップ、アプリケーションの設定などを行います。

ネットワーク管理

ネットワーク管理では、ネットワーク自体の監視やトラブル対策、セキュリティ管理などを行います。

また、ネットワークが正常稼働しているか確認し、システムダウンにつながる兆候を事前に検知して対応します。

業務運用管理

業務運用管理は、バックアップスケジュール実行・結果の正常確認などの業務を指します。

また、ユーザーの情報管理なども業務運用管理の仕事です。

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3.保守業務の具体的な仕事内容

システムの具体的な保守業務は以下の4つです。

ここでは、保守運用の「保守」業務についてさらに詳しく見ていきましょう。

修正保守

修正保守は、既存システムやソフトウェア上のトラブルに際し原因を特定し、適切な修正を行います。

修正保守は保守業務の中でも優先して行う必要があります。

適応保守

適応保守は、定期的に更新や改善を行います。

具体的には、新しいOSへの対応や、セキュリティパッチの適用、機能追加などです。

完全保守

完全保守は、システムに不具合が発生する前に予め対策を講じる保守活動を指します。

具体的には、ソフトウェアのアップデートやハードウェアの交換などです。

予防・予測保守

予防保守は、システムが故障する前に事前にメンテナンスを行い、長期的な運用を安定させるための保守活動です。

診断や更新プログラムの適用、部品の老朽化に対する早期の対応などが含まれます。

予測保守は、システム障害を予測し、事前に対策を講じることで、システムのダウンタイムを最小限に抑え、業務の中断を防ぎます。

過去データを分析し、問題が発生する可能性が高い部分を特定し、先手を打って修正や改善を行います。

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4.運用と保守を兼任する際の注意点

保守運用では、運用と保守業務をエンジニアが兼任して行います。

「運用」と「保守」では業務内容が異なりますが、多くの場合、通常時は運用を行い何かトラブルが発生した場合は、直ちに保守に回るような業務体系になっています。

運用と保守を兼任する場合、保守と運用の違いをはっきりとさせておくことが大切です。

それぞれの業務の違いを見極め、何を優先すべきなのか、特にシステムにバグが発生するなど突発的なトラブルは修正保守業務として最優先して行う必要があります。

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5.まとめ

保守・運用は、安定的にシステムを稼働させるための重要な業務であり、主にシステムエンジニアが担当します。

いずれも基本的にはさまざまなノウハウを身につけることができる業務であり、将来インフラエンジニアやプロジェクトマネージャーといった職種を目指す場合は触れておくべきでしょう。

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