就活はいつから始める?今すぐやるべき対策10選と新卒スケジュール

就活はいつから始める?今すぐやるべき対策10選と新卒スケジュール
就活解禁により企業へのエントリーや選考がスタートするのは、大学3年生の3月、つまり大学4年生に進級する直前となっています。しかし大学3年生の年度末から就活をスタートしていてはエントリーや選考に間に合わず、ライバルの就活生に後れを取ってしまうでしょう。では、いつから就活の準備に取り掛かれば良いのでしょうか。

本記事では、大学1年生から3年生の方向けに、実際のところ就活はいつから始めたら良いのかをご紹介します。新卒入社までの具体的なスケジュールと、今すぐに始めるべき対策についても解説しているので、就活を有利に進めたい方はぜひ最後までご覧ください。

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1.就活はいつから始めたら良い?

就活が本格的に開始するのは、大学3年生の3月からとなっているのが一般的です。毎年3月からは大手就活サイトでも一斉に企業へのエントリーが可能となり、エントリーシートの提出や合同説明会・個別説明会もスタートする流れです。同時期の3月から就活対策を始める方もいるのが事実ですが、大学4年生になる頃から就活をスタートするのは、やや遅めと言えます。

一般的に就活生が準備を始めるのは、大学3年生の春〜夏頃です。この時期から翌年卒業の学生向けの企業のインターンシップが開始され、自己分析や企業研究に積極的に取り組む方も増えてくる傾向にあります。少しでも就活を有利に進めるためには、なるべく大学3年生の夏までに就活対策をスタートして、ある程度の志望企業・業界を絞り込んだ上で、興味のある企業の夏季インターンにも参加しておきたいところです。

遅くとも大学3年生の秋には就活対策に力を入れ、第一志望群の企業の冬季インターンへの参加を決めるのが望ましいでしょう。早ければ夏季インターン・冬季インターンで早期内定を出してくれる企業も存在するので、早めに就活に取り組んでおくことで、内定が決まって就活が終わるのも前倒しになるかもしれません。

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2.新卒入社までの就活スケジュール

次に、大学3年生の時点から新卒社員として入社するまでの具体的な就活スケジュールについてご紹介します。
 

  • ・大学3年の3月まで:就活対策

    ・大学3年の3月以降:就活解禁

    ・大学4年の6月以降:選考解禁

    ・大学4年の10月以降:内定式・秋採用


上記4つの期間ごとに就活生がやるべきことについて解説しますので、いつから就活対策を始めるかを考える参考にしてみてください。

大学3年の3月まで:就活対策

まず大学3年生の3月までの期間に、就活本格化に備えた事前対策に取り組むことが大切です。翌年卒業の学生向けのインターンシップや就活イベントは、すでに大学3年生の春頃からスタートしていますので、早めに就活に取り組む方の中には大学3年生の4月から自己分析や企業研究に取り組み、第一志望の企業を絞り込んだ上で、夏休みを利用して長期の夏季インターンに参加しているケースもあります。

近年では人手不足に悩む企業が増えており、従来の就活スケジュールよりも早めに選考をスタートして、早期内定を出すケースも多くなっています。そのため就活生側も、自己分析や企業研究といった早めに始められる対策には早期に取り組んでおくことが、有利な条件で就活を成功させるための必須条件となっています。

大学3年の3月以降:就活解禁

大学3年の3月からは本格的な就活解禁となり、企業へのエントリーも可能な時期となります。早期選考を行っている企業の場合、3月からすでに面接や筆記試験がスタートすることもあるので、ベンチャー企業や外資系企業などの独自の就活スケジュールを設定している企業を目指す場合には、常に最新情報をチェックすることを心掛けましょう。

合同説明会・個別説明会も一斉にスタートする時期ですので、気になる企業の説明会の日付が重複してしまうことも珍しくありません。事前に話を聞きたい企業をリストアップしておき、直近になって慌てて準備することにならないように対策しておきましょう。学校側も就活解禁に合わせて授業やゼミの調整をしてくれることが多いですが、アルバイトやサークル活動が就活に影響しないように工夫することも大切です。

大学4年の6月以降:選考解禁

大学4年の6月からは、企業の選考が解禁となり、内々定をもらう就活生も増えてくる時期です。従来の就活スケジュールに沿って選考を行う大手企業は、6月を目安に面接がスタートすることが多いですが、なるべく早めに優秀な学生を確保したいと考える企業の中には、6月1日に内々定を出すところも多いです。

なお、内々定とは大学4年生の10月の内定式の時期に内定を出すことを約束するものであり、正式な内定ではないことに注意しておきましょう。大学4年生の夏休みに本格的な選考を行っている企業や、通年採用・秋採用を実施している企業も多いので、1社から内々定をもらった時点で就活を終えるのではなく、自分が納得できる就職先が決まるまで就活を続けることが大切です。

大学4年の10月以降:内定式・秋採用

大学4年の10月からは、企業からの正式な内定が決まり、内定式を実施するところも増えてきます。この時点で大半の就活生は就活を終えることになりますが、10月になっても内定が決まっていない学生や、海外留学から帰国した学生、公務員試験を受けていた学生向けの秋採用が本格化する時期でもあります。

通年採用を実施している企業や、採用予定人数が埋まらなかった企業など、大学4年生の10月以降も採用活動を行っている企業は少なくないので、最後まで諦めることなく就活に臨むと良いでしょう。

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3.就活が始まるまでに今するやるべき対策10選

ここからは就活が本格的にスタートする大学3年生の3月に備えて、今すぐスタートしたい事前対策についてご紹介します。
 

  • 興味のある企業のインターン・イベント情報チェック

    自己分析

    企業研究・業界研究

    職種研究

    インターン・就活イベントへの参加

    OB・OG訪問

    会社説明会への参加

    エントリーシート・履歴書作成

    筆記試験への対策

    面接対策


大学1年生・2年生の頃からでも取り組める対策からご紹介しますので、上から順番に取り掛かってみてください。

興味のある企業のインターン・イベント情報チェック

就活対策のために一番最初に取り組んでおきたいのが、興味のある企業のインターンや就活イベントの情報収集です。自己分析や企業研究がまだ進んでいない段階であっても、興味のある企業の就活イベントに参加しそびれてしまうことを防ぐために、早めに情報収集に取り組むことが大切です。

特に大学3年生以降になると、早期選考を行う企業が続々とインターンシップや説明会をスタートします。就活対策が万全になった時にはすでに第一志望の企業のインターンが締め切られていた…という事態にならないように備えておきましょう。すでに明確な第一志望群が決まっている場合には企業ホームページで直接情報収集、そうでない場合にも就活サイトを通じて主なインターン情報・就活イベント情報をチェックしておきましょう。

自己分析

自分自身のやりたいことや適性・資質をチェックする自己分析は、就活対策としていつから取り組んだとしても早すぎることはありません。自分の強み・弱み、仕事に取り組む際の価値観や、興味関心のある分野など、就活での仕事選びにつながる情報を整理しておくのがポイントです。明確に自己分析ができていると、自分自身の強みをアピールする時にも役立ち、ES対策や面接対策がスムーズになるメリットがあります。

もし自分一人で自己分析するのに行き詰まってしまった場合には、周囲の友人や家族、アルバイト先の先輩などに「自分はどういう人物だと思うか?」と尋ねる他己分析に取り組むのも良いでしょう。自分を客観的に見てくれる相手からの印象を参考にすることで、より正確な自己分析につながります。

企業研究・業界研究

企業研究・業界研究は、自分にとって興味のある業界を決めて、就活の軸を定めるために欠かせない就活対策です。たとえばIT業界に興味があるなら、IT業界の中でもインターネット業界や通信業界といった細かな分類があることをリサーチしたり、大手企業と呼ばれる代表的な企業の事業内容をチェックしたりすることで、自分にとっての理想の就職先を考えるヒントになります。

まずは興味のある業界をマクロな視点で絞り込み、続いてミクロの視点でどの企業が自分にマッチしているのかを絞り込む流れで、企業研究・業界研究に取り組むと良いでしょう。入社したい企業の傾向が見えてきたら、採用ホームページや採用SNSアカウントなどもチェックしながら、一社ごとの企業を詳しく研究してみてください。

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職種研究

企業研究・業界研究と並行して取り組みたいのが、入社後にどのような仕事に取り組みたいのかを考える職種研究(仕事研究)です。たとえばIT企業を目指したいとなった場合にも、IT系の職種としてシステムエンジニア・プログラマー・インフラエンジニアなど、さまざまな種類が存在しています。エンジニアとして働くならプログラミングスキルも習得しておきたいですが、どの職種を目指すのかによって学ぶべきプログラミング言語も変わってくるのです。

エントリーシートや面接で効果的にアピールするためには、入社後に就くこととなる職種に関して理解を深めておき、その職種で必要となるスキル・資格を取得しておくのが有効です。一貫したキャリアパスを見据えて就活対策に取り組んでいる学生という印象を与え、企業からの評価を高めることができるからです。

そのため企業研究・業界研究とともに、入社したい企業・業界にはどのような仕事があるのかをチェックしておきましょう。

インターン・就活イベントへの参加

ここまで取り組んできた自己分析や企業研究をもとに、インターンや就活イベントへの参加申し込みを進めましょう。第一志望の企業が夏休みの時期に夏季インターンを実施している場合には、そのインターンに参加するためのエントリーシートを提出したり、グループワークに臨んだりすることも出てくるでしょう。

一般的な就活スケジュールよりも前に内定を出している企業の場合には、インターンや就活イベントへの参加が早期選考の一環となっていることもあるので、その企業に入りたい志望動機や入社後の働き方のイメージも明確にした上で、参加申し込みに進むのがポイントです。

OB・OG訪問

OB・OG訪問は、企業のホームページや就活サイトのコラムでは入手できない、先輩のリアルな意見が聞ける貴重な機会です。すでに社会人として働く先輩から就活へのアドバイスをもらうことで、後悔のない就活に取り組めるようになるメリットがあります。先輩社員との信頼関係を構築して、入社後のメリットだけではなくデメリットについても深く尋ねておくと、企業研究・業界研究が深まるでしょう。

OB・OG訪問は時期を問わず申し込むことができますが、就活が本格化するとエントリーシートや面接対策で忙しくなることが予想されます。そのため大学3年生の時間に余裕があるうちに動き始めるのがおすすめです。

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会社説明会への参加

大学3年生の春以降は早期選考を行う企業、大学3年生の3月からは大半の企業の会社説明会が始まりますので、ここまでの自己分析や企業研究をもとに、第一志望の企業への理解を深めるために、合同説明会・個別説明会に参加しておきましょう。会社説明会は基本的に選考には影響しないため、就活対策で忙しい場合には欠席しても良いですが、会社説明会でしか聞けない企業情報も少なくありません。

第一志望の企業で活躍する先輩や、面接を担当する採用担当者に顔を覚えてもらえるチャンスもあるので、就職先としてリストアップしている企業の会社説明会には、なるべくすべて参加するようにしましょう。

エントリーシート・履歴書作成

遅くとも大学3年生の3月以降の就活解禁となるタイミングで、エントリーシートや履歴書の作成を済ませておきましょう。エントリーシートには、企業独自のフォーマットで提出を求めるパターンと、一つのエントリーシートを複数の企業へ送付できるOpenESを使うパターンがあります。どちらのパターンであっても、エントリーシートの項目はほぼ決まっており、「ガクチカ」「志望動機」「自己PR」などが質問されます。

そのため事前の自己分析をもとにして、応募する企業に自分を採用するメリットを感じてもらえるようなアピール内容を考えておくと良いでしょう。就活のプロからES添削を受けたり、友人や家族に文章をチェックしてもらったりして、わかりにくい部分や伝わりにくい文章を減らすのも効果的です。

筆記試験への対策

応募する企業によっては、「SPI」「玉手箱」などと呼ばれる適性検査や筆記試験が行われることがあります。独自の筆記試験を用意している場合には対策は困難になるものの、前年度の選考を受けた先輩の体験談をチェックしたりして筆記試験対策にも取り組んでおくことが大切です。

就活での筆記試験は、社会人にとっての常識や基礎的な思考力を問うものが基本ですので、前述してきた自己分析や企業研究よりも優先的に取り組む必要はないでしょう。ただし、IT業界なら選考の一環でプログラミングスキルを問う実技試験が設けられるなど、企業や業界によっては特殊な試験が用意されていることもあるので、事前にしっかりと確認して対策しておきましょう。

面接対策

企業の面接日程が決まる時期になったら、本格的に面接対策にも取り組んでおきましょう。面接の大まかな流れや押さえておきたいマナー、頻出質問や深掘り質問への対策などを済ませておくと、落ち着いて本番を迎えることができます。大学3年生3月以降の本格的な就活が始まる前に、インターンの選考などで面接を経験しておくと、過去の経験を踏まえてリラックスした状態で企業の面接に臨むことができるでしょう。

面接試験は、多くの就活生が苦労するポイントであり、大きなプレッシャーで本来の自分をアピールできないことも多いです。面接に苦手意識がある場合には、インターンの選考で面接を経験したり、模擬面接を受けたりして場数を踏み、本番では落ち着いて受け答えができるように準備しておくのが大切です。

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4.まとめ

就活はいつから始めたとしても早すぎるということはありませんが、本格的に就活がスタートする大学3年生の3月よりも以前から就活対策を始めておくのが望ましいです。ベンチャー企業や外資系企業など、早期選考を行う企業の場合には大学3年生の夏季インターンを経て内定が決まることもあるので、より好条件の企業の内定を取りたい場合には、大学3年生の春頃から就活対策をスタートしておくと良いでしょう。

また、就活対策の中でも自己分析や企業研究・業界研究は、いつから始めたとしても必ず今後の役に立ちます。就活対策をスムーズにスタートするためにも、大学1年生や2年生のうちから自己分析に取り組んでおくのもおすすめです。本記事で解説してきた就活スケジュールや、今すぐにやるべき対策も参考にしながら、後悔しない就活に取り組みましょう。

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