プログラミングの基礎を解説!言語の選び方から学習方法まで【入門編】

プログラミングの基礎を解説!言語の選び方から学習方法まで【入門編】
「プログラミングの基礎を学びたいけれど、何から手を付ければよいかわからない」と悩む大学生は多いでしょう。まずは、プログラミングの基本的な知識を得たうえで学ぶ言語を検討するのがおすすめです。 この記事では、プログラミングを基礎から学ぶ人向けに、プログラミングの仕組みや主な言語の種類、学習方法などを解説します。学びたい言語について自分に合った学習方法を探し、企業が求めるレベルのスキルを身につけましょう。

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1. プログラミングの基礎知識

プログラミングとは、コンピュータに特定の動作・作業をさせるため、「プログラミング言語」という専用の言葉を通じて指示を出すことです。コンピュータへの指示をまとめたものをプログラムと呼びます。

ここでは、プログラミングの概要や、プログラミング言語の種類について解説するので、参考にしてください。

プログラミングとは

プログラミングとは、任意の結果が得られるよう、コンピュータへの動作指示をプログラムとして設計することです。ブラウザ上で表示されるWebサイトやアプリケーションのほか、ゲームや会社業務の自動化システムなど、あらゆるものがプログラミングによって開発されています。

私たちが日々利用しているSNSのほか、インターネット上の地図や音楽配信ツールといったアプリケーションも、プログラミングによって作られています。

プログラミング言語とは

プログラミング言語は、コンピュータに指示を出すための技術です。プログラミング言語には複数の種類があり、言語ごとに得意分野が異なります。主なプログラミング言語の種類と特徴を以下で解説します。

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プログラミング言語の種類と特徴の一覧

現在、主に使用されているプログラミング言語の特徴を「開発できる分野」「汎用性」「案件の多さ」に着目して以下にまとめたので、参考にしてください。

 
Python ・AIやIoTなどの機械学習の開発
・Webやアプリ開発、統計データの解析
・汎用性が高い
Java ・Webやアプリ、IoTシステムの開発
・使用される場面が多い
・安定性が重要な大規模業務システムにも使用される
JavaScript ・フロントエンド開発
・Webページ作成に重宝
・Webアプリやゲーム、スマホアプリ開発など幅広く用いられる
Ruby ・Webアプリ・Androidアプリの開発
・フレームワーク「Ruby on Rails」が使用可
・日本人が開発した言語で、汎用性が高い
Swift ・Apple製品向けの開発
・WebアプリやWebサーバーの開発
・案件数はやや少なめ
C言語 ・組み込みプログラムの開発
・OSや基幹系システムの開発
・習得が難しいが需要は高い
PHP ・Webに特化した言語
・Web開発の分野では大きなシェアがある
R言語 ・データの解析など統計解析に特化
・案件数はやや少なめ

上記のなかでも、プログラミング初学者におすすめの言語は後述します。

 

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2. プログラミングでできること

IT技術としてのプログラミングを用いると、単純作業の高速自動化やWebサービスの開発などが可能です。現代、人々が日常生活を送るにあたって、プログラミングは欠かせない技術となっています。ここでは、プログラミングを用いてできることを解説するので、参考にしてください。

単純作業を高速で正確に自動処理できる

プログラミングを利用すると、単純作業の高速化かつ自動化が可能です。たとえば、メールの送受信や情報収集などを自動化すれば、より重要な作業に注力でき、生産性が向上するでしょう。

文書内の決まった箇所へ行うデータ入力作業や、何らかの場所にデータが追加された際の検知なども自動で処理できるので、従業員の負担軽減にもつながります。あらかじめプログラムされた内容を高速で自動処理するため、プログラムにミスがない限り、正確な作業が可能となるのです。

Webやスマートフォンアプリを開発できる

プログラミング言語によって、Web上で動くアプリケーションであるWebサービスや、スマートフォンのアプリケーション開発ができます。プログラミングで開発できる、Webやスマートフォンの主なアプリケーションは以下のとおりです。
 

  • ・はてなブログやAmebaブログなどのブログサービス

    ・X(旧Twitter)やFacebook、LINEなどのSNS

    ・YouTubeに代表される動画サイト

    ・Amazonに代表されるECサイト


上記のほか、業務の効率化を図るアプリケーションや動画編集用ソフトなど、さまざまなサービスを開発できます。スマートフォンアプリは、iOSとAndroidで適したプログラミング言語が異なるため、別々に開発を進めるのが一般的です。

なお、開発工程や範囲で仕事の領域が異なります。各領域に適したプログラミング言語があるので、それぞれ使い分けながら開発を進めるケースが多いです。

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3. 初学者向けのプログラミング言語の種類と特徴

プログラミング初学者におすすめのプログラミング言語として、PythonやRubyが挙げられます。学生や新卒の初学者がプログラミング言語を選ぶ際は、「学習難易度の低さ」「案件の豊富さ」「汎用性の高さ」の3つの観点を確認するのがおすすめです。

ここでは、これらの3つの観点からピックアップしたプログラミング言語と特徴について詳しく解説します。

Python

Pythonは、Googleが開発に用いることが多い三大言語の1つであるスクリプト言語です。AIやIoTなどの機械学習の分野で活用されることが多く、近年注目が集まっています。

ほかにも、Web・デスクトップアプリケーションの開発や、統計・データの解析にも用いられるなど、汎用性の高さが特徴です。

関連記事:Pythonと他言語の難易度比較!学ぶべき理由とおすすめ学習方法を解説

スクリプト言語とは

スクリプト言語は、可読性に優れ習得しやすいプログラミング言語の総称です。複雑な処理も可能な一方、プログラムを比較的容易に構築できるメリットがあります。

Java

コンパイラ言語のJavaもGoogleの三大言語の1つであり、プログラミング言語として高い人気を誇ります。Javaは、以下のような幅広い場面で使用されるのが特徴です。
 

  • ・業務の効率化を目的としたシステム

    ・Webアプリケーションのバックエンド領域

    ・IoTシステムの開発 など


とりわけ、安定性が重要な大規模業務システムは、Javaを使って開発されることが多い傾向にあります。

関連記事:学生向けjava入門|特徴や学習方法などを徹底解説

コンパイラ言語とは

コンパイラ言語とは、プログラミング言語で作成したソースコードをコンピュータが理解し、学習できる言語に変換(コンパイル)してからプログラムを処理するプログラム言語を指します。

JavaScript

JavaScriptは、主にWebサイトやアプリケーションのフロントエンド開発に使用されるスクリプト言語です。HTML・CSSと並んで、Webページ作成では必須の技術となっています。

フレームワークを用いればバックエンド開発にも利用でき、具体的には以下のような開発現場で使用されています。
 

  • ・Webアプリケーション

    ・ゲーム

    ・スマホアプリケーション など


JavaScriptを用いる案件は潤沢で、インターネットでの情報収集もしやすいため、初学者におすすめのプログラミング言語です。

関連記事:JavaScriptとは?できることや将来性・勉強方法を解説

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Ruby

Rubyは、日本人によって開発されたスクリプト言語です。主にRuby on Railsというフレームワークが有名で、Webアプリケーション開発で活用されています。

スタートアップ企業から大企業まで幅広く用いられており、「Hulu」や「クックパッド」はRubyによって開発されました。汎用性が高く、シンプルな文法で、初学者でもソースコードを書きやすいのが特徴です。

関連記事:学生向け|Rubyとは?メリットや使われている業界などを解説

Swift

Swiftは、Apple製品向けの開発ができるプログラミング言語として、2014年にAppleより発表されました。無料で利用できるオープンソースのプログラミング言語であり、現在はApple製品以外に、WebアプリケーションやWebサーバーの開発も行えるようになっています。

すでに紹介した言語と比較すると案件はやや少ない傾向にありますが、学習する範囲が狭いため、初学者も習得しやすいでしょう。

関連記事:学生向けのSwift入門!環境構築からプログラムを実行してみよう

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4. プログラミングの基礎を学習するための準備

プログラミングの基礎を学ぶ前に、目標を定めたり、適切な環境を整えたりすることが重要です。ここでは、プログラミングを学習する際に必要な準備について解説します。

プログラミングを学習する目的や目標を定める

プログラミングを学ぶ際は、最初に目標を定めることが大切です。目標がないと、学習計画を立てにくいうえ、モチベーションが下がって途中で挫折しやすくなります。

そのため、プログラミングを学習する前に、プログラミングで自分が何を作りたいのか、何を実現したいのかを明確にしてください。具体的に作りたいプログラムが思い浮かばない場合は、電卓などの簡単なアプリ開発を目標にしてもよいでしょう。

どのプログラミング言語を学ぶか選択する

学習するプログラミング言語を選ぶ基準は人それぞれ異なりますが、「作りたいシステム」によって選ぶのも有効です。たとえば、Webアプリケーションを作りたい場合はJavaScriptを選ぶなど、目的に合わせて適切な言語を選択しましょう。

プログラミングの基礎を学んで有利に就職を進めたい人は、需要が高い言語を習得するのもおすすめです。また、途中で挫折せずに学習を進めたい場合は、難易度の低い言語を選ぶのもよいでしょう。具体的には、JavaScriptやPythonといったスクリプト言語が挙げられます。

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プログラミングに適したパソコンを用意する

プログラミングを学習する際は、プログラミングに適したパソコンの用意が欠かせません。以下で、プログラミングを問題なく実行できるパソコン環境について解説します。

OS(MacまたはWindows)

プログラミング初学者におすすめのOS(オペレーティングシステム)は、WindowsまたはMacです。OSとは、コンピュータの基本ソフトウェアを指します。

WindowsをOSとしたハードウェアはさまざまなメーカーから販売されているため、多くの選択肢から自分に合うパソコンを選べます。また、使用可能なソフトウェアも多いため、プログラミング学習だけでなく、習得後の実践的な作業の際にも役立つでしょう。

ほとんどのプログラミング言語がWindowsで対応可能であり、汎用性も高いのが特徴です。しかし、iOSアプリを作る際はソースコードの変換ができないので、リリース作業などに不都合が起きることを覚えておきましょう。

一方で、スタイリッシュなデザインが特徴のMacは、説明書のないシンプルな操作性が魅力です。MacはApple製品のアプリ開発がしやすいため、iPhone向けアプリやiOSアプリを開発したい人におすすめのOSといえます。

なお、プログラミング言語別のOSタイプは以下のとおりです。
 

  • ・Windowsのみ:C#

    ・Windows、Macどちらも可能:PHP、Ruby、Python

    ・Macのみ:Swift


OSを選ぶ際は、自分の開発目的に合わせて検討しましょう。

ストレージ

ストレージとはデータを保存しておく場所を指し、種類はHDDとSSDの2つです。ストレージの容量はプログラミングと直接関係しないものの、データベースとの連携の際に必要となります。

プログラミングを始める場合、SSD容量は256GB以上がおすすめです。

CPU

CPUとは中央処理装置を指し、パソコン内の処理を行う頭脳といえます。プログラミングには高性能なCPUが必要なため、インテルであればCore i5以上が導入されているパソコンを購入するとよいでしょう。

より高性能なCPUとしてCore i7以上のパソコンもありますが、現時点ではCore i5のパソコンを購入し、必要に応じてストレージ容量を増やす方法がおすすめです。

メモリ

メモリとは、パソコンの主記憶装置を指します。メモリが多いほど一度に多くのソフトを立ち上げられ、メモリ数からパソコンのスペックを判断できます。

プログラミング開発に推奨されているメモリは8〜16GBが一般的です。

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プログラミングを行う環境を準備する

パソコンが用意できたら、プログラミングを行えるよう環境を整えます。以下を参考にして準備しましょう。

インターネット環境を整える

プログラミング学習の際は、必要なソフトのダウンロードのほか、Web上で情報を収集したり、学習動画を閲覧したりするため、インターネット環境の整備が欠かせません。電波が安定しており、通信速度の速い回線を用意すれば、快適に作業できます。

ソフトウェア取得などの環境構築をする

パソコンやインターネットがつながる環境を揃えたら、プログラミングに必要なソフトウェアやツールのインストールを行う環境を構築しましょう。

環境構築の際は、最初に多くのツールをインストールします。しかし、学ぶプログラミング言語やパソコン環境によって使用するツールは変わるため、まずは自分の目的を達成するには何が必要になるか把握することが大切です。

1人で設定が難しい場合は、IDE(統合開発環境)という、プログラミングに必要なさまざまな機能をまとめて使用できるツールもあるので、検討するとよいでしょう。

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5. プログラミングの基礎を学ぶ方法と注意点

プログラミングの基礎を学習する際は、オンライン学習や書籍で独学するほか、プログラミングの勉強会やスクールに参加する方法があります。ここでは、初学者がプログラミングを学ぶ具体的な方法と注意点について解説するので、参考にしてください。

プログラミングの基礎知識をサイトや本で独学する

プログラミングの基礎を学ぶ方法として、オンライン学習サイトや書籍を使った独学が挙げられます。それぞれの特徴や注意点は以下のとおりです。

オンライン学習サイトで勉強する

オンライン学習サイトでは、レッスン動画の視聴や問題形式のプログラミングを通して、実践的なプログラミングスキルを身につけられます。オンライン学習サイトのメリットは、時間や場所を問わず勉強できる点です。

プログラミングを学べる有名なオンライン学習サイトには、スライドを使って学習を進める「Progate」や、3分間の動画で学べる「ドットインストール」などがあります。

書籍で勉強する

プログラミングの知識を体系的に学習したいときは、書籍を利用するのがおすすめです。プログラミング言語別の参考書のほか、プログラミング全般の基本をまとめた入門書的な書籍もあるので、自分のレベルに合った本を探すとよいでしょう。

オンライン学習サイトや本を使うときの注意

オンライン学習サイトでは、基本的な内容は無料で学習できますが、応用的な内容は有料版への加入が必要なケースもあるので注意してください。

また、書籍は出版された時期によって情報が古くなっている場合があります。IT系の情報は変化のスピードが早いため、できる限り出版日が新しい本を選んでください。

なお、学習中に疑問点が発生した際は、「teratail」などのエンジニア向け質問サイトを使うと解決できる場合があるので、利用してみるとよいでしょう。

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プログラミングの勉強会に参加する

プログラミングの基礎を学ぶ際は、勉強会やセミナーに参加するのもおすすめです。勉強会はイベント検索サイトから探せます。勉強会に参加すれば、独学で学ぶ際のモチベーション維持に役立つでしょう。

なかには無料で参加できる勉強会やセミナーもあるので、学習しているプログラミング言語や分野に合った勉強会を探してみてください。

勉強会に参加するときの注意

勉強会の開催期間は1日から数日程度であることが多く、勉強会のみでスキルを習得するのは難しい面があります。勉強会で基礎的な知識を得たら、その後も継続して学習し、プログラミングスキルを定着させましょう。

長期インターンシップに参加する

大学生や大学院生であれば、長期インターンシップに参加し、実践的なプログラミングスキルを身につけるのも学習方法の1つです。インターンシップとは、学生が興味のある企業を訪問し、一定の期間、業務の一部に携わる職場体験制度を指します。

長期インターンシップでは、一定のプログラミングスキルの習得を目指せるでしょう。また、実際の仕事現場の空気感を体感でき、人脈を広げられるメリットもあります。

会社が認める結果を残せた場合は、正社員のオファーをもらえるケースもあるため、システム開発の仕事に就きたい人は、インターンシップに参加するのがおすすめです。

インターンシップに参加するときの注意

ほとんどの場合、長期インターンシップに参加する際は選考が実施されます。また、インターンシップに参加する際、いきなり専門的なスキルを要求されることはありませんが、ある程度のプログラミングに関する知識や開発経験が必要な場合がある点にも注意してください。

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プログラミングスクールに通う

独学での学習に自信がない場合は、プログラミングスクールでプログラミングを学ぶのがおすすめです。プログラミングスクールでは、一定期間内で効率的に実践的なスキルを身につけられます。

スクールに通えば、不明点が出た際にすぐに講師に質問できるメリットがあります。システム開発会社への入社や、ITエンジニアなどの職種を目指す人は、就職支援を行っているスクールを選ぶとよいでしょう。
 

プログラミングスクールで学ぶときの注意

学習に適した環境でプログラミングが学べる一方、費用の高さがネックとなる可能性があります。一般的なプログラミングスクールでは、受講料として数十万円の料金が発生する場合がある点に注意してください。

なお、レバテックが運営する大学生・大学院生限定のプログラミングスクール「レバテックカレッジ」の場合、入会金は無料です。採用企業からスポンサー料を得て運営しているため、受講料も29,800円と比較的安価に設定しています。

プログラミング初学者を歓迎しており、プログラミング環境の構築や学習の進め方なども相談できます。企業が求めるレベルのプログラミングスキルを習得したい人や、就職支援を受けたい場合は、ぜひ利用を検討してください。

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6. プログラミングの基礎を効果的に学習するコツ

プログラミングの基礎を学ぶ際は、学習の習慣化や相談できる人を見つけることが欠かせません。ここでは、プログラミング初学者が効果的にプログラミング学習を進めるためのコツを解説します。

学習を習慣化する

プログラミング学習で効果を上げるには、学習をルーティン化することが重要です。特に、独学でプログラミングの基礎を学ぶ場合は、自分でスケジュールや学習範囲を決める必要があります。

最初の勢いはよくても継続できなければ身につかないため、あらかじめ設定した学習時間や範囲をコツコツとこなすことが大切です。1日のなかで費やせる時間が少なくても、「毎日30分は学習する」などと決めて勉強しましょう。

毎日プログラミングに向き合うとプログラミング言語にも慣れ、取り組む際の心理的なハードルも下がり、学習を続けやすくなります。

インプットとアウトプットのバランスをとる

プログラミング学習の基本は、インプットとアウトプットをバランスよく繰り返すことです。学習サイトや本などを用いて情報をインプットしたら、実際にプログラミングを行いましょう。

プログラムが想定通りに動かなかった際は、学習した内容をもとに原因を考え解決することで、プログラミングスキルが定着します。また、自分の課題や考えを言語化することもインプット・アウトプットに役立つので、質問サイトで質問したり、SNSで学習状況を発信したりするのもおすすめです。

独学の場合は相談できる人を探す

独学の場合は、相談を受け付けているプログラミングに精通している人を見つけておくことも欠かせません。プログラミングで1人では解決に時間がかかりそうな問題が出てきた際、プログラミング経験者や情報に精通している人に聞けば、すぐに理解できる場合があります。

周囲に相談できる人がいない場合は、SNSや勉強会を通じてプログラミングを学ぶ仲間や経験者を探すとよいでしょう。ただし、質問する際は相手に課題をわかりやすく伝えることが重要です。質問する前に課題を書き出したり、ほかの人の問い合わせ内容をもとに自分が聞きたいことを精査したりして、質問内容を整理しましょう。

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7. プログラミングの基礎を学習するメリット

プログラミングを習得すると論理的思考力が身につき、効率的に業務を進められるなどのメリットがあります。ここでは、プログラミングの知識や技術を身につけることで得られるメリットを解説するので、参考にしてください。

論理的思考力が鍛えられる

プログラミングを学ぶメリットとして、論理的思考力の向上が挙げられます。コンピュータは機械であり、プログラムは正確かつ必要な情報を論理的に記述しなければ動作しません。そのため、プログラムを記述する練習を通して論理的思考力を鍛えられます。

論理的思考力はプログラミングに限らず、仕事のあらゆる場面で役立つスキルです。たとえば、クライアントとコミュニケーションを取る際に、論理的思考力を備えていれば、相手が抱えている課題を的確に把握し、解決方法を提示できます。

人材価値が上がる

社会的に必要とされやすい点も、プログラミングの知識や技術を身につけるメリットです。日本は慢性的なIT人材不足の状態にあり、経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査(20p)」によると、2030年には最大で約79万人ものIT人材が不足すると試算されています。

プログラミングの基礎を習得すれば就職活動が有利になるのはもちろん、年収が上がりやすくなったり、活躍できる業界の幅が広がったりするでしょう。

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自由な働き方がしやすくなる

プログラマーやITエンジニアなどの職種は、自由な働き方を選択しやすいといえます。プログラミングはパソコンがあれば場所を選ばずに仕事ができるため、リモートワークを導入している企業は多いです。

また、IT系の企業は始業・退勤時間を自分で決められるフレックスタイムを導入しているケースも多く、働く時間の自由度も高い傾向にあります。

プログラマーやITエンジニアとしてある程度プログラミングスキルを身につけた後、フリーランスとして働くことも選択肢に入れると、働き方の自由度がより高まるでしょう。

効率的に業務をこなせる

プログラマーやエンジニアを目指さない場合でも、プログラミングを学ぶと業務効率を上げられるメリットがあります。

たとえば、データの集計や入力といった単純作業は、プログラミングを用いて自動化できるケースがあるでしょう。業務の一部を自動化すれば、ほかの重要な仕事に集中できます。さらに、作成したシステムを社内で共有すれば、会社全体の効率化に貢献可能です。

課題解決力や創造性が向上する

プログラミングの基礎を学べば、課題を見つけて解決する力や、目的を実現するための創造性が身につくメリットもあります。

プログラムを構築する際、スムーズに進まないことやバグが発生する場合もあるでしょう。また、自分の作りたいプログラムに近づけるために、現状のブラッシュアップも欠かせません。

わからないことを調べながらプログラミングしたり、コンピュータへの指示方法を変更したりするなどの試行錯誤を経て、課題解決力や創造性が強化されます。

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8. プログラミング習得者の主な就職先や職業

プログラミング習得者の就職先は多岐にわたり、システム開発会社への就職やWebエンジニアといった職種を目指せます。ITの技術は進歩し、アプリケーションの需要は拡大しているため、ITエンジニアはあらゆる分野で求められていくでしょう。

ここでは、プログラミング習得後に目指せる就職先や職業を紹介します。

プログラミング習得者が目指せる主な就職先

まず、プログラミング習得者が就職を目指せる主なシステム開発会社は以下のとおりです。

受託開発を行う会社

受託開発を行う会社は、クライアントである企業や公官庁などから依頼を受け、システムやソフトウェアなどを開発します。主に、業務用システムを開発する企業をSIer(エスアイアー)と呼び、Webシステムやスマートフォン向けアプリのシステムなどの開発を請け負うケースもあります。

受託開発を行う会社に所属するエンジニアは、案件(プロジェクト)を任され、クライアントからの依頼に沿ったシステムやアプリなどを開発するのが特徴です。自社から同じプロジェクトに参画しているメンバー以外に、クライアントの社員や、ほかの受託開発会社のメンバーと共同作業する可能性もあります。

また、大手SIerでは設計のみ行い、実際の開発は下請けの企業に依頼することも少なくありません。大手SIerに就職すると、プログラミングの経験は活きるものの、実際に自分でコードを書く機会は減る可能性があります。

自社サービスを開発する会社

自社でWebサービスやゲームを開発・提供する会社に所属する場合、エンジニアも基本的にその会社のサービス開発に携わるのが一般的です。自社サービスなどの開発に携わる人員が不足する場合は、受託開発会社にプロジェクトの一部を切り出したり、フリーランスのエンジニアの力を借りたりするケースもあります。

自分がどのような開発に携わりたいのかや、就職してから何をしたいかによって就職先を選択するのがおすすめです。

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プログラミング習得者が目指せる主な職種

次に、プログラミング習得者が目指せるITエンジニアの職種を紹介します。

Webエンジニア

Webエンジニアは、Webサイトのプログラムを作成する職種です。SNSやECサイトを作成したり、Webプログラムを開発したりして、ユーザーの満足度を向上させる役割を担います。

Webエンジニアが使う主なプログラミング言語は以下のとおりです。
 

  • ・HTML

    ・JavaScript

    ・CSS

    ・PHP

    ・Python


なお、開発は直接ユーザーの目に触れる表示に関する処理を担う「フロントエンド」や、サーバー側で実際の処理を担う「バックエンド」と呼ばれる領域に分かれています。各領域に適したプログラミング言語があるので、それぞれ使い分けながら開発を進めるのが一般的です。

Webエンジニアも領域によって担当する内容が変わり、フロントエンドエンジニアはユーザーが閲覧できる部分の開発に携わり、バックエンドエンジニアはデータベースの管理や保守などをメインに行います。

アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、パソコンのブラウザで動作するWebアプリや、スマートフォンにインストールするアプリを開発する職種です。アプリケーションエンジニアが使うプログラミング言語には、「Java」「Python」「C#」などがあります。

クライアントにヒアリングし、要件定義からアプリケーションのコーディングやシステムの運用まで一連の流れを担当するため、幅広い知識が必要です。

ゲームプログラマー

ゲームプログラマーは、キャラクターやグラフィックの描画など、ゲームのプログラミングを行います。ゲームプログラマーが使うプログラミング言語は「C++」「C#」などがあり、特に、「C++」のスキルはゲーム開発会社の採用条件になることが多いです。

ゲームの仕様書をもとに、デザイナーやサウンドクリエーターと協力して開発を行います。

オープン系プログラマー

オープン系プログラマーは、仕様が公開されているソフトウェアや周辺機器を組み合わせてプログラミングする職種です。病院の電子カルテシステムや店舗間の顧客情報の一元化などを行います。

オープン系プログラマーが使うプログラミング言語は多岐にわたりますが、「Java」「PHP」が主流と言われています。

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9. プログラミングの基礎スキルを証明できる資格

プログラミングの基礎がある程度身についたら、スキルを客観的に証明できるよう資格を取っておくのもおすすめです。ここでは、プログラミング言語に関連する主な資格を紹介します。

Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験は、Javaの基本知識とオブジェクト指向にもとづくアプレットやアプリケーションプログラムの作成能力を問う試験です。

試験の区分は1級〜3級なので、プログラミング初心者の方は3級から受験するとよいでしょう。3級では、オブジェクト指向の基本的な概念の理解と、Javaを用いて簡単なプログラムを書けることが合格の条件となります。

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験は、Ruby技術者として高い水準でシステム開発を行えることを認定する試験です。試験区分は「ゴールド」と「シルバー」の2種類あります。プログラミングの基礎を学んだら、難易度が低いシルバーから合格を目指すとよいでしょう。

シルバーの試験では、Rubyの文法知識やクラス定義、オブジェクト、組み込みライブラリについての基本的な内容が問われます。受験料の学割適用の申請も可能です。

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C言語プログラミング認定試験

C言語プログラミング能力認定試験では、C言語を用いて応用プログラムを書く能力を図る試験です。

Javaプログラミング能力認定試験と同様に、試験のレベルは1級~3級です。3級ではC言語の概念の理解と簡単なプログラムを書けることが合格の条件となります。

PHP技術者認定初級試験

PHP技術者認定初級試験は、PHPの基本知識を問う試験です。独立行政法人情報処理推進機構がITスキルレベルを定義した「ITスキル標準(ITSS)」に掲載されており、初級試験はITSSレベル1に該当します。

試験に合格するには、PHP技術者認定機構が発刊している認定教材の各章の内容を理解することが求められます。

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10. まとめ

プログラミングは、単純作業の効率化やWebサービスの提供などができるため、今後ますます需要が高まると予想される技術です。プログラミングの基礎を学べば、IT人材として市場価値が向上するほか、論理的思考力が鍛えられたり、自由な働き方を選択しやすくなったりします。

プログラミングの基礎を学ぶ際は、目的を設定したうえで学習するプログラミング言語を選択しましょう。また、勉強方法は自分の学習スタイルや、性格の傾向を加味して検討するのがおすすめです。

プログラミングの基礎を学び、自己研鑽や就活に役立てましょう。

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