文系出身がSEの仕事を楽しいと思える理由と働くメリット3選

文系出身がSEの仕事を楽しいと思える理由と働くメリット3選
エンジニア職の中でも、代表的なSEとして働くことを希望している学生は多いでしょう。しかし、エンジニア職は理系出身者が多いという傾向から、文系出身者は楽しく仕事をできないのではないかと不安を感じている人も少なくありません。実は、SEの仕事は理系か文系かはあまり関係ありません。ここでは、文系出身でもSEの仕事を楽しめる理由、文系出身のメリット、そして文系がSEになるためにやっておくべきことについて解説します。なお、ここでご紹介する内容はあくまでも一般論であることをご理解ください。

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1. SEとは

SEの仕事内容と年収について解説します。

SEの仕事内容

SE(システムエンジニア)は、システム開発の工程において「要件分析」「要件定義」「設計」「テスト」などを担当するエンジニアです。まず、システムの開発を希望しているクライアントと打ち合わせを行い、どのようなシステムを求めているかについて要望を整理します。その情報を元にプログラマーが実際にプログラミングを行うための設計書を作成し、最後に完成したものが正常に動作するかどうかの確認を行うという流れです。なお、これらの作業はシステム開発において「上流工程」と呼ばれ、全体の前半の工程を指します。

新卒・未経験でSEになった場合、原則すぐに仕事を任されることはあまりありません。多くの企業の場合、入社後の3ヶ月〜6ヶ月ほどは研修期間が設けられており、そこでまずビジネスルールやプログラミングなどのスキルを身に付けることになります。

SEの年収

レバテックキャリアに掲載されている募集情報によると、SE全体の平均年収は約400~500万円、新卒の場合は約300~400万円であることがわかります。比較的高い数字であると言えますが、スキルや経験値によって金額に大きな差があるという点には注意が必要です。

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2. 文系出身でもSEの仕事が楽しめる理由

次に、文系出身でもSEの仕事を楽しむことができる理由について解説します。
結論、文系出身者には特有の活躍の場があるためです。一見文系出身者は理系出身者と比較すると技術的な観点から不利なのではないかと考えられがちです。しかしエンジニア職の中でも、SEは少し特殊な職種であるため、そんなことは決してありません。理系的な技術・知識と同等に、文系分野の知識・マインドも求められます。

具体的には、クライアントや他のエンジニアとスムーズにやりとりをするためのコミュニケーション能力や広い視野などが求められます。これらのスキルを伸ばしていくことで、将来的にはプロジェクトマネージャーなどへのキャリアアップを狙いやすくなります。

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3. 文系学生のメリット・強み

次に、文系学生ならではのメリットと強みについて解説します。

全体を俯瞰する能力

文系出身者は、比較的広い視野を持っている場合が多いです。そしてその全体を俯瞰してみる能力は要件分析・定義、設計書の作成などの業務において、クライアントのニーズ、システムの全体像、チームメンバーの状況などを把握する上で活きてきます。プログラマーなどプログラミングを主に行うエンジニア職の場合は、地道に長時間一点に集中する職人のような適性が必要になりますが、SEは少し特殊です。

コミュニケーション能力

上述した通り、システムエンジニアはクライアントや他のエンジニアと頻繁にやり取りをする仕事であるため、コミュニケーション能力が必須です。このスキルは、文系学生は特に長けている場合が多いです。また、プログラミング言語は基本的に英語であるため、言語スキルもエンジニアとして働く上では役に立つでしょう。

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4. 文系学生がSEになるためにやるべきこと3選

最後に、文系学生がSEになるためにやっておくべきこと3選について解説します。

プログラミングの学習

SEは業務上直接プログラミングを行うことはあまり多くありませんが、プログラマーが理解できる設計書を作成するためには必須のスキルであると言えます。また上述した通り新卒・未経験の場合は最初の研修期間中にプログラミングを身に付けることは確かに可能ではありますが、就職活動を有利に進めるため、また実際に仕事が始まってからの準備のために学生のうちから少しでも学習を進めておきましょう。

文系学生の場合、汎用性が非常に高い上に、習得難易度が比較的低いRuby、Python、JavaScriptなどのプログラミング言語から勉強を始めることをおすすめします。習得難易度はやや上がりますが、Webサービスでの使用頻度の高いPHPもおすすめです。しかし、すでに働きたい企業や関わりたいプロジェクトが決まっている場合は、そこで使用されている言語を必ず勉強しましょう。

主な学習方法は、書籍・オンライン学習サイトを使用した独学、またはプログラミングスクールに通うことです。独学は低予算で時間や場所に関係なく学習できることがメリットです。しかし、エラーなどが発生し行き詰まった場合に質問・相談できる対象がいない場合があります。プログラミングスクールは、インストラクターにいつでも質問できる環境が整っており、一定期間内に実践的なスキルが必ず身に付くカリキュラムが準備されています。ただし、独学と比較すると平均で3ヶ月に30万円ほどの高い費用が発生することにはご注意ください。

レバテックでは、エンジニアを目指す大学生や大学院生向けに、月額29,800円でプログラミングを学べるレバテックカレッジを運営しています。現場で活躍するエンジニアが考案した「確実に成長できる」オリジナルカリキュラムで、未経験者でも3ヶ月でWebサービスの開発に必要なスキルを身につけることが可能です。

また、教室には成長するベンチャー企業のエンジニア内定者を中心としたメンターが常駐しており、わからないことをいつでも気軽に相談できます。リーズナブルな価格で、就活に役立つスキルを身につけたい人におすすめのプログラミングスクールです。

長期インターンシップへの参加

インターンシップとは、学生が興味のある企業を訪問する、または一定期間実際に企業の業務を一部担当するという職場体験の制度です。インターンシップに参加することで、現場で実際に使用されている実践的なスキルを身に付けられることに限らず、自身の仕事への適性を確かめながら、人脈を広げることもできます。また、場合によってはインターンシップ終了後にそのまま正社員として働けるチャンスもあります。インターンシップの募集は、求人サイトや大学に設置されているキャリアセンターなどから見つけることができます。

ただし、インターンシップには1日から数日間の短期インターンシップと、数週間から数ヶ月の長期インターンシップが存在します。原則、実際に仕事を一部担当させてもらえるものは長期インターンシップに限られますので、ご注意ください。

ポートフォリオの作成

ポートフォリオとは、エンジニアやデザイナーが自身の制作物をまとめた作品集です。就職活動の際に、スキルや経験値の高さをアピールする上で役立ちます。プログラミング学習やインターンシップによって一定のスキルを身に付けた後は、実際に何か制作物を作成しましょう。自分が就職を希望している企業に関係のあるものや、将来的に携わりたいプロジェクトに関わりがあるものを制作することをおすすめします。作成した作品は、自身の夢などを添えてポートフォリオにまとめましょう。

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5. まとめ

SEは、ITエンジニアの職種の中でも代表的な職種です。SEには理系出身者が多い傾向にありますが、理系・文系関係なく活躍することができます。特にコミュニケーション能力や全体を俯瞰する能力は、文系出身者が発揮しやすい領域だといえるでしょう。

 

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