[前編]株式会社ジーニーだから実現できる。理想のエンジニア像を追求するキャリア

[前編]株式会社ジーニーだから実現できる。理想のエンジニア像を追求するキャリア
「マネジメントにも興味が沸いて、プロダクトマネージャーに就任」「プロダクトの成長を見届けたい」「自分の技術を伸ばすことにフォーカスしたい」。インタビューを通じて、エンジニアが成長するためのフィールドがあらゆる方面に広がっていることを実感する。エンジニアが常に「理想の自分」を目指せる環境があるからこそ、やりがいを見失わずに活躍できるのだろう。 今回お話を伺ったのは、株式会社ジーニーでエンジニアとして働く増田さん、平野さん、渡邉さん。新卒入社後から活躍している3名の皆さんに、入社のきっかけや業務内容、仕事のやりがいなど、さまざまなお話を前半・後半の2部に分けてお聞きした。
■企業紹介
広告プラットフォーム事業・マーケティングSaaS事業・海外事業・デジタルPR事業を展開するテクノロジーカンパニー。2010年の創業以来、アドテクノロジーとマーケティングテクノロジーを主軸とする技術開発力を武器に多角的な事業展開を行い、日本とアジアの顧客のマーケティング・営業に関する課題や要望に向き合ったサービスを提供している。
 
■お話を伺った方
 
エンジニア
増田 航(マスダ ワタル)さん
 
早稲田大学大学院機械工学研究科を修了後、2019年に株式会社ジーニーに新卒入社。入社後は、DSP事業部の開発エンジニアや SFA/CRM事業部の開発リーダーを経験し、現在はSFA/CRM事業部のプロダクトマネージャーに就任。顧客ごとのカスタマイズ開発・生成AIを活用した新機能の企画要件定義からシステムトラブル対応まで、幅広く関わっている。
 
 
平野 勇輝(ヒラノ ユウキ)さん
 
東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科コンピュータ・サイエンス専攻を修了後、2020年に新卒で株式会社ジーニーに入社。入社後は、テクノロジー戦略本部・インフラ部でインフラ(SRE)リーダーを務める。現在は、新機能の設計・開発やアラート対応、データセンター移行、ミドルウェア更新など、幅広い業務に携わっている。
 
 
渡邉 祥太朗(ワタナベ ショウタロウ)さん
 
大阪府立大学大学院工学研究科 電気・情報系知能情報工学分野を修了後、2021年に新卒で株式会社ジーニーに入社。入社後は、CXプラットフォーム部のチャット機能開発チームに所属し、リーダー業の傍ら、新機能の設計・開発や不具合の修正を行う。現在はチャット機能の大型改修やチャットイベントの開発にも携わり、詳細設計からリリースまで実施している。
 
 
 
 
 

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

 

新しい技術も積極的に取り入れる環境。決め手は全プロダクトが自社開発

――早速ですが、ジーニーを知ったきっかけ、また、ジーニーを選んだ理由について教えてください。
平野 就活中にジーニーからスカウトメールをもらったことがきっかけです。正直、会社名を聞いてもピンとこなかったのでどんな会社なのか調べてみたんです。そうしたら、大量のトラフィックを捌くアドテク企業だと知りまして。
 
バックエンドの開発や、インフラ寄りのアプリケーション開発の経験を積んできた私にとって、これまでの経験を活かしながらやりたいことが実現できそうな会社だな、と思えたことがジーニーを選んだ理由です。
 
――なるほど!そもそも、平野さんはインフラ領域に興味があったのですか?
 
平野 中学・高校のあたりから漠然とITインフラに興味を持っていた気がしますね。これがどういう仕組みで動いているのかということを掘り下げていったところ、必然的にその領域に到達していたといいますか…。気づけば興味が湧いていたといった感じです。
 
 
バックエンドエンジニアとして、アプリ開発からOSに近い領域までの幅広い範囲の中で、何らかの形でITインフラに関わってみたいと思っていました。 
 
――渡邉さんはいかがですか? 
 
渡邉 私も平野さんと同じで、ジーニーを知ったきっかけはスカウトメールです。会社説明や現場社員との座談会を経て、若手であっても裁量権を持って活躍されている方が多いと感じました。自分も同じように、ただモノづくりをするだけではなく、ビジネスサイドと連携をしながら事業を動かしていきたいと感じたため、ジーニーを選びました。
 
私の場合、幼いころからモノづくりが好きで、小学生のころは簡単なホームページを作って知人に見せる等、遊び感覚でエンジニアリングに触れていました。その経験の中で、自分が好きなものを生み出せる楽しさや、作ったものを誰かに評価してもらえる面白さを実感しました。そして情報系の学部がある大学に進み、ソフトウェア開発に携わったことで、だんだんとエンジニアに興味を持ち始めました。
――モノづくりのなかで、ITの分野にスポットを当てた理由は何だったのでしょうか。
 
渡邉 あまり手先が器用ではないんですよ(笑)。子供の頃から、図工の授業で何かを作るというのは得意ではなくて。なので物理的な作業よりも、プログラムを書いて何かを作る方に適性があったんだろうなと感じています。
 
あとは、ITに一番強い関心があったのもあります。実際に私は自分がプログラムを書いて作ったものが実際に動いて、それが世界に発信されるところに、ITとモノづくりの面白さを感じていました。
 
――続いて、増田さんがジーニーを選んだきっかけについてもお聞かせください。
 
増田 私も小さいころからモノづくりが好きで、学生時代は図工や技術の授業で工作を楽しんでいました。その後は、早稲田大学大学院の機械工学工学研究科に進み、機械学習を用いたロボットの動作生成に関する研究を行っています。
 
モノづくり全般が好きだったので、モノづくりができる会社を軸に就活を行いました。最初はメーカーを中心に見ていたのですが、途中から「ソフトウェア業界もモノづくりができそうだな」と思い、視野を広げて企業を探すことにしました。その時にジーニーと出会ったんですよ。ジーニーは自社開発でさまざまなプロダクトを生み出している企業だと知り、なんだか面白そうだと興味を持ちました。
 
――モノづくりに関わっている数ある企業のなかで増田さんがジーニーを選んだ背景、また、決め手となったところがあればお聞かせください。
 
増田 一番は「モノづくりに携わりたい」という就活の軸にマッチしたことです。中でもジーニーは、プロダクトをすべて自社開発しているところ、そして新しい技術を取り入れながらモノづくりができるところに惹かれました。
 
また、広告領域でAIを使うといったお話も伺い、自分が学んできた分野と親和性が高いなと感じましたね。 私は高校生のころからAIや機械学習に興味を持ち、大学では機械学習を用いたロボットの動作生成に関する研究をしてきたので、この会社なら自身の経験を活かせると思いました。
 
もう一つの決め手は、職場の雰囲気です。若手が中心に活躍している印象があり、オフィス環境も気に入りました。面接で対応してくださった方々がすごくフランクに話してくれて、働いている方の人柄の良さも感じましたね。
 

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エンジニアだけでも豊富なポジション。興味に応じたキャリアを実現

――入社後の業務内容について、お聞かせください。
 
増田 入社後はDSP事業部に配属され、開発エンジニアを経験しました。その翌年からはSFA/CRM事業部に異動して開発リーダーを1年間経験した後、現在はプロダクトマネージャーを務めています。私のチームのメンバーは、私を含む3名のエンジニアと3名のデザイナーの計6名ですが、SFAのプロダクトチーム全体でいうと、開発チーム・ビジネスチームがそれぞれ30〜40名の部隊で構成されています。
 
業務内容はプロダクト企画がメインで、お客さまの要望をヒアリングして要件定義をしたり、新機能の企画をしたりするほか、既存機能の性能改善なども行っています。
 
――関係者が多そうですが、主にどのような方々と一緒に仕事をしていますか?
 
増田 やはりメインは開発のエンジニアチームですね。仕様のやり取りやプロジェクトの進捗確認など、普段からよくやり取りをしています。次に、カスタマーサクセスチームです。このチームがSFAの導入支援を行っているので、カスタマイズの開発という形で接点を持つことが多いです。
 
他には営業チームとも連携することがありますね。例えば「標準機能に不足している機能を追加すると、どのようなソリューションを提供できるか」といった内容をプロダクトマネージャーと営業チームで議論し、そこで出た答えを顧客に提案してもらっています。こうして振り返ると、比較的どの部署とも関わりがありますね。
 
――渡邉さんの業務内容についてもお聞かせください。
 
渡邉 「GENIEE CHAT」というチャットサービスの開発をしています。機能開発メンバーは9名いて、私はチームのリーダーを務めています。
 
業務内容は「GENIEE CHAT」の新規機能の設計・開発、不具合の調査や修正などです。新規開発の例をあげると、チャット使用者の行動を分析する機能を作っています。そこから、エンドユーザーがどのように機能を使っているのかを判断し、どのような施策を打てば良いかを考えています。
 
――なるほど! ちなみに渡邉さんはどのような方々と一緒に仕事されているのでしょうか?
 
渡邉 増田さんはプロダクトマネージャーとして、いろいろなチームと繋がりがあると思うのですが、そのなかの1つに私たちのような開発チームがあるというイメージです。なので、プロダクトマネージャーと話しながら、「どういう機能を作りたいか」「そこにはどういった目的があるのか」を明らかにしていきます。
 
また、カスタマーサクセスチームと直接やりとりをすることもあります。ユーザーからの要望をカスタマーサクセスにヒアリングし、その結果をもとにプロダクトマネージャーと議論する、ということもやっていますね。 
 
その他にはもちろん、チームメンバーとのやりとりがあります。開発に向けて設計をしたり、プログラムを書くための仕様を細かく決めたりと、メンバー間で連携を取りながら業務を進めています。
 
――営業の方とのやりとりをすることもあるのですか?
 
渡邉 オフィスの自チームの席のすぐ隣に営業部のデスクがあるので、「最近どうですか?」と言った感じで気軽に会話をすることもありますし、「これはどのくらいの時間で解決できそうかな?」といった相談を直接受けることもあります。他には、定期的にカスタマーサクセスの方とエンジニアでミーティングを実施していますね。会議の中で技術的な部分の質問があった際は、「これならすぐ解決できますよ」などとエンジニア目線で発言することもありますよ。
 
――それでは、平野さんの業務内容についてもお聞かせください。
 
平野 私はテクノロジー戦略本部に所属し、自社のオンプレミス環境を近代化するプロジェクトを進めています。これまでのLXCやLXDといったシステムコンテナ技術を中心とするレガシーシステムの運用・管理には、数多くの課題がありました。そこで、それらをKubernetesやOpenStackに置き換えることで、これまでの課題を解決しようとしています。
 
その他にも、オンプレミスリソースの利用効率を改善することでコスト削減につなげるというプロジェクトにも携わっています。
――チームの規模感はどのくらいでしょうか?
 
平野 チームメンバーは私と上司を含む5名です。隣にはインフラチームのデスクがあり、常時3名ほどのメンバーがいるので、そちらの方々と連携を取りながら業務を進めています。それぞれの役割は、インフラチームがネットワークや物理的な機材のセットアップなどを行い、私たちのチームが物理サーバー上で稼働するシステムの管理を行うといった感じですね。
 
現在は先進的なネットワーク構成を取り入れることになり、OSのデプロイ作業も行うため、インフラチームとはさらに密な連携を取っていますよ。
 
――平野さんは関係者の方々と、どのように接点を持たれていますか? 
 
平野 主に、インフラ部のマネージャーを通して、「プロジェクトの範囲をどうする」とか「何をどういうスケジュールで進めていくか」という部分を話し合い、決めています。先ほども話した通り、インフラチームとは席が近いこともあり、密な連携が図れていると思います。
 
他にも、広告プラットフォームのチームともよくやり取りをします。こちらも比較的席が近いのですが、何か問題が生じた場合や問い合わせがあった際は、対応をお願いされることも多いですね。 
 
――お仕事内容について詳しくお伺いできたので、そんな皆さんがどのようなやりがいを感じているか、今の仕事の面白さについてお聞かせください。
 
渡邉 設計からリリースまですべて受け持つことができて、その裁量をどんどん広げられていることです。入社した頃と比べると開発の規模は着々と大きくなっていて、今では自分でシステム全体をコントロールしながら自由に動けています。また、「自分の手でプロダクトを作っている」という感覚を強く持つことができるので、仕事がすごく楽しいです。
 
あとは、自分が作ったものを評価してもらえることですね。エンドユーザーの声を直接聞く機会はあまりありませんが、プロダクトマネージャーや営業の方を経由して、「新しい機能で売り上げが良くなった」という声が届くこともあります。自分の作ったものが顧客の事業に貢献できたと実感したときに、大きなやりがいを感じます。 
 
その点でいうと、私たち作る側とエンドユーザーの距離が近いんですよ。間に入る人が少ないというか。関わる人間が多すぎると、バケツリレーをしていくなかで途中で話が変わってしまっていた、なんて話があると思うのですが、そういったことは起きづらいのかなと思います。それだけでなく、対応する時もスピード感を出しやすいんですよね。だからこそ、エンドユーザーから嬉しいお声をいただける、というところにつながっていると思います。
 
増田 私も今のお話に近いところがあるのですが、自分が作ったプロダクトをたくさんの方々に使用してもらえることや、フィードバックをいただけることがやりがいです。機能の使用状況は利用率という形で見れるので、多くの方に使っていただけていると嬉しいですね。
 
あとは、チームメンバーに頼ってもらえることです。それぞれ違った得意領域や知見を持つ3人が集まっているので、メンバーから「この人になら企画を任せられる」と頼られるとなんだか嬉しいんですよ。互いを信頼して良い関係性を築ける点も、私がやりがいに感じている部分ですね。
 
平野 私の場合は、やりたかったことであるインフラストラクチャーに深く関わる仕事ができていることが、一番のやりがいです。
 
そして、今まで広告プラットフォーム事業だけが使っていたインフラを規模感を広げて全社展開するための大きなプロジェクトに関われていること自体にも、やりがいを感じています。
 

 
前編では、株式会社ジーニーの若手エンジニアたちが何に惹かれて入社し、仕事のどんなところにやりがいを感じているのか等、彼らの現在までの歩みについて話を伺った。彼らが語るエピソードから、株式会社ジーニーが展開する領域の広さや、自社開発ならではの裁量の大きさを改めて知ることができた。
 
 
後編では、現在のポジションにたどり着くまでのエピソードや、3人それぞれが描く理想のキャリアについて、さらに深掘りをするだけでなく、入社後の実体験をもとに学んだ「エンジニアとして成長を続ける秘訣」についても教えていただいた。

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