アプリ開発エンジニアにおすすめな資格7選!就活に役立つ資格を勉強法とともに解説

アプリ開発エンジニアにおすすめな資格7選!就活に役立つ資格を勉強法とともに解説
アプリ開発に携わるエンジニアは「アプリケーションエンジニア」とも呼ばれ、就活では人気の高い職種の一つです。即戦力のアプリ開発エンジニアとして企業に評価されるためには、入社後の業務に役立つ資格を取得しておくのが効果的です。 ただし、アプリ開発エンジニアには主に3種類存在し、Webアプリ開発・スマホアプリ開発・業務アプリ開発のいずれの業務に携わるのかによって、役立つ資格は異なってきます。 そこで本記事では、アプリ開発エンジニアを目指す方におすすめな資格を7つご紹介します。入社後に担当する仕事内容ごとに役立つ資格を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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1.アプリ開発エンジニア(アプリケーションエンジニア)とは?

IT業界においてアプリ開発に携わるエンジニアは「アプリケーションエンジニア」と呼ばれ、スマホ向けアプリをはじめとするアプリ開発の設計・開発・運用に携わる職種です。アプリケーションエンジニアと言われてスマホアプリ開発のイメージを持つ方は多いですが、実際にはブラウザ上で動くWebアプリや、企業向けの勤怠管理システム・会計ソフトなどの業務アプリを開発するのもアプリケーションエンジニアの仕事となっています。

アプリ開発エンジニアの仕事内容

アプリ開発エンジニアの仕事内容には、開発するアプリの要件定義から基本設計・詳細設計、仕様書をもとにしたコーディングやテスト作業なども含まれます。

クライアント企業からのアプリ開発依頼を受けた後、具体的にどのようなアプリを必要とするのかをヒアリングするのが要件定義、その内容をもとにアプリ開発の設計図を用意するのが基本設計です。続いてプログラマー向けに詳細な機能を盛り込んだ詳細設計を共有し、プログラミング作業を担当するアプリ開発エンジニアがコーディングを担当する流れです。

アプリ開発エンジニアの3つの種類

アプリ開発エンジニアと言われると、スマホアプリの開発を連想されることが多いですが、実際にはアプリ開発エンジニアの種類は以下の3つに分類されます。
 

  • ・Webアプリ開発

    ・スマホアプリ開発

    ・業務アプリ開発


Webアプリとは、SafariやChromeといったブラウザ上で動作する主にパソコン向けのアプリのことを指します。YouTubeやGmail、AmazonのWeb版などがWebアプリに相当します。

スマホアプリは、iPhoneやAndroidスマホにインストールして使用するアプリのことを指し、アプリストアでは多種多様なサービスが配信されています。SNSアプリや動画配信アプリ、ゲームアプリや漫画アプリなども開発の一例です。

業務アプリとは、主に企業向けの大規模なシステムのことを指し、従業員向けの勤怠管理システムや経理向けの会計ソフト、工場で使われる生産管理システムなどが含まれます。業務アプリは個人ユーザーではなく、企業ユーザーを対象としているため、私たちの日常生活ではあまり目に入らないアプリが多いのも特徴です。

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2.アプリ開発エンジニアにおすすめな資格7選

アプリ開発エンジニアの仕事内容や種類の違いを踏まえた上で、就活に役立つおすすめ資格を7つご紹介します。
 

  • ・基本情報技術者試験

    ・HTML5プロフェッショナル認定試験

    ・PHP技術者認定試験

    ・App Development with Swift

    ・Android™技術者認定試験

    ・Java™プログラミング能力認定試験

    ・システムアーキテクト試験


それぞれどの種類のアプリ開発に適した資格なのかを詳しく解説するので、これから学ぶ資格選びの参考にしてください。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験」は、アプリ開発エンジニアを含めたすべてのIT系エンジニアを対象とする試験です。IT業界のエンジニアとして活躍するための基礎的な知識・スキルが身についているかどうかを問う国家試験となっており、エンジニアになるための登竜門として位置付けられます。

出題範囲としては、エンジニアとして働くための基礎的な知識で占められているものの、現役のエンジニアであっても簡単に合格できるものではありません。就活時にアピールできると大きな強みとなりますが、難易度が高すぎると感じる場合には「ITパスポート試験」を先に取得するのも良いでしょう。

関連記事:基本情報技術者就職は就活で有利?活かせる職業も解説

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験」は、主にWebアプリ開発に携わるエンジニア向けの資格です。WebアプリやWebサイトの開発で使用されるHTML/CSSとJavaScriptのスキルレベルが問われる資格であり、Web業界では高い知名度を誇ります。難易度はレベル1・レベル2が用意されており、就活ではレベル1の合格を目指すと良いでしょう。

Webエンジニアやフロントエンドエンジニアとして入社する場合にも役立つので、Webアプリ開発を含めたWeb業界を目指す方におすすめです。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験」は、Webアプリ開発で用いられるプログラミング言語、PHPのスキルレベルを証明する資格です。PHPのバージョンと難易度ごとにいくつかの試験が実施されていますが、初心者であれば最新のバージョンの初級レベルからスタートすると良いでしょう。

PHPを活用することで、SNSやECサイトの構築のほか、ブログの開設・カスタマイズも可能になります。Web使用する業務アプリの開発にも用いることが可能なので、アプリ開発エンジニアを目指すのであればPHPはマスターしておきたいプログラミング言語の一つです。

App Development with Swift

App Development with Swift」は、iOSやmacOS向けのアプリ開発で用いられるプログラミング言語、Swiftのスキルレベルを問う資格です。iOS向けのスマホアプリ開発のための基本的な概念や、開発に欠かせないツールの使い方などを習得できるのがメリットです。

Apple社が運営する国際的に知名度の高い資格ではあるものの、日本語での試験は実施されておらず、英語の試験を受ける必要がある点に注意が必要です。就活の際にアピールできると、Swiftの扱いだけではなく、エンジニアに必要なレベルの英語力を身につけていることも評価されるでしょう。

Android™技術者認定試験

Android™技術者認定試験」は、アプリケーション技術者認定試験・プラットフォーム技術者認定試験の2種類から構成されている資格です。それぞれ個別に受験することが可能で、Android向けのアプリ開発に役立つスキルを習得できるのがメリットです。

アプリケーション技術者認定試験では、Javaを使ったプログラミング言語をはじめとする問題が出題されます。プラットフォーム技術者認定試験においては、開発環境の構築やデバッグ作業についての問題が出題されるのが特徴です。初心者であれば、それぞれベーシックレベルから挑戦すると良いでしょう。

Java™プログラミング能力認定試験

Java™プログラミング能力認定試験」は、Android向けのスマホアプリ開発、もしくは業務アプリ開発でも用いられるプログラミング言語、Javaを扱うスキルを証明する資格です。主に3級・2級の受験が可能で、初心者の方は3級からスタートするのがおすすめです。自宅でパソコンとスマホの2台を使った「リモートWebテスト」で受験できるのが特徴で、忙しい就活の合間にも試験を受けやすいメリットがあります。

スマホアプリ開発、もしくは業務アプリ開発に携わりたいと考えている方は、プログラミング言語Javaの習得を兼ねて、Java™プログラミング能力認定試験を受験してみると良いでしょう。

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験」は、基本情報技術者試験と同様の国家資格です。業務アプリをはじめとするシステム開発プロジェクトにおける上流工程に欠かせないスキルを問う資格であり、アプリ開発エンジニアとしてのステップアップを目指す方に適しています。現役のエンジニアであっても合格は容易ではなく、就活と並行して合格するのは難易度が高いです。

そのため就活でアピールする資格としてではなく、入社後も継続して勉強しながら長期的に合格を目指す資格として、学習プランを立てるのがおすすめです。転職活動においてもシステムアーキテクト試験は高評価を受けやすく、市場価値の高いエンジニアと判断されることでしょう。

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3.アプリ開発エンジニアの仕事内容ごとにおすすめな資格

続いて、前述したアプリ開発エンジニアの3つの種類ごとに、おすすめな資格をまとめてご紹介します。

Webアプリ開発エンジニアの場合

Webアプリ開発に携わるエンジニアが取得するなら、以下の資格がおすすめです。
 

  • ・基本情報技術者試験

    ・HTML5プロフェッショナル認定試験

    ・PHP技術者認定試験


また、Webアプリ開発ではRuby、Python、Javaといった言語を使用することもあります。これらのプログラミングスキルを習得しておくのも、アプリ開発エンジニアの就活では有利に働きます。

スマホアプリ開発エンジニアの場合

スマホアプリ開発エンジニアにおすすめな資格は、次の通りです。
 

  • ・基本情報技術者試験

    ・App Development with Swift

    ・Android™技術者認定試験

    ・Java™プログラミング能力認定試験


iOSアプリ開発が中心の場合にはSwift、Androidアプリ開発が中心ならJavaの言語を習得しておくのがおすすめです。なお、スマホアプリ開発の現場では、一つのコードでiOS・Androidどちらのスマホアプリも開発可能な、「Flutter」と呼ばれるフレームワークも使用されています。Flutterの扱いにも慣れておくと、スマホアプリ開発に強いエンジニアとしてアピールできるでしょう。

業務アプリ開発エンジニアの場合

業務アプリ開発を担当するエンジニア向けには、以下の資格を取得するのがおすすめです。
 

  • ・基本情報技術者試験

    ・Java™プログラミング能力認定試験

    ・PHP技術者認定試験


なお、Web上で扱える業務アプリの場合には、Web開発でも用いる言語を使用することがあるので、関連資格を取得しておくと有利です。PHPやC言語と呼ばれるプログラミング言語が使われることもあるため、事前に志望企業で使用している言語をリサーチしておくと、評価される資格を選びやすくなるでしょう。

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4.アプリ開発エンジニア向け資格を効率的に合格する勉強法

アプリ開発エンジニアになるための就活と並行して資格を取るのであれば、最小限の時間と労力で試験に合格するための勉強法を押さえておく必要があります。ここでは短時間で効率的に資格を取るための3つのポイントを解説します。
 

  • ・書籍・動画サイトで基礎を理解する

    ・プログラミングスクールで講師とともに学ぶ

    ・過去問・問題集でアウトプット学習する


それぞれ詳しくご紹介しましょう。

書籍・動画サイトで基礎を理解する

アプリ開発エンジニアになるための資格対策として、まずは初心者向けの書籍や動画サイトを活用して、難しい知識への理解を深めるのがおすすめです。プログラミングスキルを証明する資格の場合、プログラミング初心者から学習するのは非常にハードルが高いですが、書籍・動画サイトで初心者向けのわかりやすい解説を利用すると、学習が進みやすくなるからです。

基礎的な理解が身についた後は、Web上の学習サイトや中級者向けの書籍などを活用しながら、本格的に資格対策に取り組んでみましょう。基礎が身についた段階で、資格試験の申し込みを済ませておき、試験日というゴールを定めておくと集中力を維持しやすくなります。

プログラミングスクールで講師とともに学ぶ

アプリ開発エンジニアに必要な資格取得の勉強に挫折してしまう場合には、一度プログラミングスクールに通ってみるのも効果的です。独学では勉強に行き詰まった時に相談できる相手がいませんでしたが、プログラミングスクールを利用することで講師に質問できる環境が手に入ります。

わからないことが出てきた時、チャットやWeb会議アプリなどを使ってすぐに質問できるので、挫折しにくい環境で資格対策に取り組むことができるでしょう。入学金や授業料は高額になる傾向がありますが、独学が苦手な方はぜひ試してみてください。

過去問・問題集でアウトプット学習する

アプリ開発エンジニアになるための資格対策で最も重要なのは、インプット学習ではなくアウトプット学習に力を入れることです。過去問・問題集などを通じてアウトプットする経験を増やすことで、記憶の定着を図り、入社後の業務にも活かせる実践的なスキルが身につけられるからです。

そのため書籍・動画サイトなどを通じて基礎が身についた後は、アウトプット学習に重点をおきながら勉強してみましょう。プログラミングスキルを証明する資格なら、自分で開発環境を整え、簡単なアプリを個人開発してみるのもおすすめです。

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5.アプリ開発エンジニアに資格以外で必要とされるスキル

アプリ開発エンジニアになるためには、IT資格を取得するだけではなく、次のようなスキルを選考でアピールしなければなりません。
 

  • ・コミュニケーションスキル

    ・IT業界の最新情報を仕事に活かすスキル

    ・マネジメントスキル


それぞれのスキルがなぜ必要とされるのかを解説しましょう。

コミュニケーションスキル

アプリ開発エンジニアは、黙々とパソコンに向かって作業するだけではなく、アプリ開発を依頼したクライアント企業との打ち合わせに参加したり、下請けの企業に作業を依頼したりする場面も発生します。その際に高いコミュニケーションスキルを持ったエンジニアは、非常に重宝されるのです。

アプリ開発エンジニアの選考では、対人コミュニケーションを苦手とするライバルが応募することも多いです。その中でコミュニケーションスキルをアピールすることにより、ライバルに差をつけて選考を有利に進めることもできるでしょう。面接の場などを通じて、高いコミュニケーションスキルをアピールしてみてください。

IT業界の最新情報を仕事に活かすスキル

アプリ開発エンジニアが働くIT業界は、変化のスピードが速く日進月歩の勢いで技術が発達しています。そうしたIT業界の最新トレンドをいち早く情報収集した上で、日々の業務に活かそうとする姿勢を持ったエンジニアは、どの企業からも高く評価されます。

プライベートの時間や移動時間を使い、自主的に興味のあるITニュースや技術書をチェックしているなど、IT業界の最新情報に興味がある姿勢を伝えることで、面接官からの好印象を獲得できます。

マネジメントスキル

アプリ開発エンジニアとしてステップアップするためには、マネジメントスキルを磨くことも効果的です。アプリ開発プロジェクトにおけるスケジュール管理・コスト管理などを担当し、開発チームのリーダーとして活躍できるプロジェクトマネージャー(PM)は、エンジニアとしてのキャリア形成でも有利に働くからです。

将来はプロジェクトマネージャーへの適性があると評価されるよう、就活の選考では部活動やアルバイトでのリーダー経験を伝えるのも有効です。入社後もチームリーダーの役職には積極的に立候補しながら、マネジメントスキルを磨いておきましょう。

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6.まとめ

アプリ開発エンジニアにおすすめな資格として、本記事では以下の7つを解説してきました。
 

  • ・基本情報技術者試験

    ・HTML5プロフェッショナル認定試験

    ・PHP技術者認定試験

    ・App Development with Swift

    ・Android™技術者認定試験

    ・Java™プログラミング能力認定試験

    ・システムアーキテクト試験


Webアプリ・スマホアプリ・業務アプリのいずれの開発に携わるのかを明確にした上で、必要な資格を身につけておくと、選考を有利に進めることができます。資格対策の勉強では、書籍・動画サイトを通じて基礎を学んだら、問題集や実際の開発環境を使ったアウトプット学習に力を入れるのが効果的です。

本記事で解説してきたおすすめ資格と勉強法を参考にしながら、アプリ開発エンジニア就活を有利に進めましょう。

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