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- 1.エンジニア向けサマーインターンとは?
- 2.エンジニア向けサマーインターンのプログラム内容
- 3.エンジニア向けサマーインターンの探し方
- 4.エンジニア向けサマーインターンに参加するメリット
- 5.エンジニア向けサマーインターンを就活に活かすための心構え
- 6.まとめ
1.エンジニア向けサマーインターンとは?
エンジニア志望者を対象としたサマーインターンは、IT業界では大手からベンチャーまで多くの企業で実施されており、エンジニアサマーインターンを実施する企業が合同でイベントを開催するサービスもあるほどです。就活を控えた大学3年生を主な対象としており、短期から長期までさまざまな内容のプログラムが提供されています。
サマーインターンが始まる時期
エンジニア向けのサマーインターンが行われるのは、主に7月〜9月頃の夏休みの時期です。この開催時期に合わせて、6月〜8月にサマーインターンの申し込みを開始する企業が多いです。オンライン上で1日で完結する短期のインターンもあれば、一つのプロジェクトを遂行する1週間〜2週間程度のインターン、夏休みを丸々使って1ヶ月以上にわたって企業の業務に携わる長期インターンも開催されています。
エンジニア向けサマーインターンの特徴
エンジニア向けサマーインターンでは、企業が手掛けるシステム開発をテーマとして、プログラミング言語を扱いながらコーディング作業を体験したり、新たなシステムの設計・要件定義を体験したりするプログラムが一般的です。実務に近い仕事内容を体験できるため、企業・職種についての理解が深まるメリットがあります。
有給の長期インターンになると、現役のエンジニアに混ざって企業の業務に携わり、アルバイトと同じような立場で仕事をこなすプログラムも多いです。インターンを通じて実務を経験しておくことは、社会人経験はないがエンジニア経験者に近い扱いで企業から評価されるため、今後の就活で有利に働きやすいのも特徴です。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
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2.エンジニア向けサマーインターンのプログラム内容
エンジニア向けサマーインターンの内容は、大きく分けると下記の3つに分類できます。
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・短期のセミナー型
・中期のプロジェクト型
・長期の実務経験型
それぞれのインターンの期間ごとに、経験できる内容や向いている人についてご紹介します。
短期のセミナー型
短期のセミナー型は会社説明会に近いインターンで、1日から数日の短期間で行われるのが一般的です。企業の担当者が登壇して、就活に対する心構えや自社の事業内容・理念などを発表する場となっており、グループワークを通じてエンジニアの仕事内容を知る機会も得られます。同時に懇親会が行われることも多く、比較的カジュアルな雰囲気でインターンが進みます。
短期インターンは企業側が明確な選考を行っているケースは少なく、応募すれば誰でも参加できるほどのハードルの低さも魅力です。まだエンジニアを目指すかどうか迷っている段階の方にとっては、エンジニアの働き方を知り、他職種と比較しながら職種選びを進めるヒントになるでしょう。
中期のプロジェクト型
1週間前後の少し長めのプログラムが組まれている中期のインターンは、一つのプロジェクトに数日間にわたって取り組むのが特徴です。新たなシステム・アプリの立案からスタートして、簡単な試作プログラムをグループワークを通じて開発するなど。ITコンサルティング企業であれば、設定したクライアント企業の経営課題を分析した上でソリューションを提案するシミュレーションに取り組むこともあります。
企業の実務を経験するわけではないものの、インターンを実施する企業の仕事内容をより具体的に知ることができるほか、プレゼンスキルや論理的思考力を習得できるのもメリットです。就活を見据えて、どのプログラミング言語を学ぶべきなのか、必要なビジネススキルには何があるのかを理解できるのもプロジェクト型の特徴です。
長期の実務経験型
1ヶ月以上の長期のプログラムで実施されるインターンは、企業の現役社員が携わる仕事を経験できる実務経験型のインターンに分類できます。上記2種類のインターンとは異なり、アルバイトと同様の時給が発生し、インターン生として業務時間中には成果が求められるのも特徴です。
Web開発企業のサマーインターンであれば、フロントエンド開発の現場でプログラマーとして配属され、HTML/CSSのスキルを駆使してWebサイトの実装を担当するなど。実務を任せられるだけのスキルを持った学生を対象としているため、サマーインターンへの参加のためには事前のスキルアップが欠かせないことに注意しましょう。
実務を経験できるインターンに参加することにより、就活ではエンジニア経験がある即戦力人材であることをアピールできるため、3種類のインターンの中では最も就活対策としての効果が高いインターンでもあります。
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3.エンジニア向けサマーインターンの探し方
次に、自分に合ったエンジニア向けサマーインターンを見つける方法についてご紹介します。
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・特化型サイトを活用する
・企業の採用ホームページをチェックする
・就活サイトやSNSの採用アカウントを検索する
これらの方法を活用しながら、興味・関心のあるサマーインターンに挑戦してみましょう。
特化型サイトを活用する
エンジニア向けサマーインターンを探すためには、インターン検索に特化した情報サイトを活用するのがおすすめです。エンジニア向けサマーインターンは非常に種類が多く、さまざまな企業が実施しているので、エンジニア向けサマーインターンに特化して情報発信しているサービスも存在しています。
代表的な特化型サイトとして、株式会社サポーターズが運営する『エンジニアサマーインターンEXPO』が挙げられます。大学3年生向けに、オンライン限定で春頃に実施されるイベントなので、参加企業に興味のある企業が掲載されている場合には、積極的に参加してみると良いでしょう。
企業の採用ホームページをチェックする
第一志望の企業がある程度決まっている場合には、企業の採用ホームページをチェックしてサマーインターンの情報を探してみると良いでしょう。外資系企業やベンチャー企業では、サマーインターンを実施して早期選考を行う例も多いので、早めに情報収集しておくことは就活を有利に進めるためにも欠かせません。
また、個々の企業によってサマーインターンの期間・種類や、募集対象としている学生のスキルレベルなども異なります。特に長期のサマーインターンは、複数の企業を掛け持ちすることが難しいので、どうしても取捨選択が求められます。一社ごとのサマーインターンの詳細を十分にチェックした上で、時間を有効に使いながら夏休みを過ごしましょう。
就活サイトやSNSの採用アカウントを検索する
サマーインターンを実施する企業情報を幅広くチェックしたい場合には、就活サイトのインターン情報や、SNSで情報発信している採用アカウントを検索するのもおすすめです。ほかにも大学のキャリアセンターでインターン情報を案内してもらえたり、OB・OG訪問を通じてサマーインターンの開催情報を知ったりするケースもあります。
こうした情報源を活用してさまざまな企業のサマーインターンをリストアップしておくことで、参加してみたいプログラムを絞り込めるようになるでしょう。明確な第一志望企業が決まっていない場合には、なるべく多くのインターン情報を集め、比較・検討しながら参加するプログラムを選んでみましょう。
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4.エンジニア向けサマーインターンに参加するメリット
ここからはエンジニア向けのサマーインターンに参加することのメリットについて、下記の3つの観点からご紹介します。
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・エンジニアの仕事への理解が深まる
・入社後の実務に必要なスキルが身につく
・本選考でのアピール材料になる
それぞれ詳しく解説していきます。
エンジニアの仕事への理解が深まる
エンジニア向けのサマーインターンに参加するメリットとして、エンジニアの仕事内容への理解が深まりやすいことが挙げられます。短期インターンやプロジェクト型のインターンでは、エンジニアとして働く現役エンジニアからの話を聞けるほか、長期インターンなら実務を経験してエンジニアの働き方を知ることができます。
実務を経験しながら、エンジニアの仕事を進める上で自分にとって欠かせないスキルを自覚して、プログラミングスキルの独学に取り組もうとするモチベーションが生まれることもあるでしょう。就活サイトを通じた職種研究・仕事研究ではイマイチ理解が進まなかった方や、エンジニアの働き方のイメージが湧かないと感じていた方は、インターンを通じて職種研究を深めると良いでしょう。
入社後の実務に必要なスキルが身につく
エンジニア向けのサマーインターンでは、エンジニアとして企業に入社して活躍するために欠かせないスキルを磨けるメリットもあります。独学でプログラミング言語を学ぶ場合と比べて、実務を通じてプログラミングスキルをアウトプットできるので、インプット学習だけに取り組むよりもスキルが身につきやすいのです。
また、プログラミング作業に取り組む中でわからないことや困ったことがあった時にも、周りの現役エンジニアに質問して解消できることも大きなメリットです。同じようにサマーインターンに参加するインターン生と切磋琢磨しながら、ライバルの存在を意識しつつスキルアップに取り組める環境があることも大きな魅力です。
本選考でのアピール材料になる
エンジニア向けのサマーインターンに参加した経験は、就活が本格化した際にも強力なアピール材料として活用することができます。長期インターンで実務経験を積んだ方であれば、未経験ではなく、経験者という扱いになるからです。ポテンシャル採用ではなくスキル面・技術面で評価してもらえるおかげで、周囲のライバルと大きく差をつけて第一志望の内定を獲得できる可能性があるのです。
エンジニア向けのサマーインターンについて面接などでアピールする場合には、インターンを通じてどのような学びを得たのか、実務を経験する中で直面した課題をどう乗り越えたのかを深掘り質問されることも多いです。そのためサマーインターンに参加した時の感想やエピソードは、メモにまとめて就活に活かせるように準備しておくのがおすすめです。
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5.エンジニア向けサマーインターンを就活に活かすための心構え
最後に、エンジニア向けのサマーインターンを就活に活かすために、意識しておきたい心構えについてもご紹介しましょう。
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・明確な目標を定めてから参加する
・受け身ではなく積極的に取り組む
・周囲と交流する機会を増やす
これらの心構えを持ってサマーインターンに参加することで、同じ時間を過ごすインターン生の中でも大きな学びや経験を得ながら夏休みを過ごせるようになりますので、ぜひ実践してみてください。
明確な目標を定めてから参加する
エンジニア向けのサマーインターンを就活に活かすためには、明確な目標を定めてからインターンに参加することが重要です。目的意識を持たずにサマーインターンに参加してしまうと、貴重な学びや経験を得られるチャンスを失ってしまうからです。たとえば、プログラミングスキルを磨くことや、エンジニアへの適性を見極めること、エンジニアの働き方が自分のキャリアビジョンにマッチしているかを判断するといった目標が挙げられます。
こうした目標を定めた上でサマーインターンに参加すると、インターンに取り組むモチベーションが高まり、企業からも好印象を持たれやすくなるでしょう。サマーインターンの経験を就活のアピール材料として活用しやすくなるほか、サマーインターンを通じた早期選考を行う企業では早期内定を獲得しやすくなるメリットもあります。
受け身ではなく積極的に取り組む
エンジニア向けのサマーインターンでは、企業にキャリア支援してもらう学生・お客様として参加するのではなく、その企業で実際に働く現役エンジニアになったつもりで、積極的な姿勢で取り組むことも大切です。企業側もボランティアでインターンを開催しているわけではなく、優秀な学生に自社のエンジニアになってもらいたいと考えてサマーインターンを企画しています。
そうした意図がある中で、企業に教えてもらう・成長させてもらうという受け身の姿勢でいるままでは、自己成長にもつながりにくくなるでしょう。自ら積極的に手を挙げて質問したり、指示される前に仕事に取り組んだりすることで、エンジニアとしてのレベルアップを果たしながら企業へ好印象を与えることができます。
大学3年生の夏休みを活用したサマーインターンを有意義なものとするためにも、受け身な姿勢からは卒業して前のめりな姿勢でインターンに参加してみましょう。
周囲と交流する機会を増やす
エンジニア向けのサマーインターンでは、企業で働く先輩社員や、同じように参加しているインターン生と交流する機会を増やすのもおすすめです。先輩社員と親しくなることで、エンジニアの仕事や応募先の企業について詳しく知る機会になるほか、インターン生との交流を通じて就活情報の情報交換ができるチャンスがあるからです。
先輩エンジニアとともに飲み会などのイベントにも参加することで、社会人として働いているエンジニアの本音を聞けることもあるかもしれません。サマーインターンで知り合った先輩エンジニアが、自分のキャリアにおける師匠・メンターとなり、エンジニアとして就職後も長い付き合いになるケースは珍しくありません。
エンジニア向けのサマーインターンは、就活対策やスキルアップだけではなく、人脈形成のチャンスと捉えて参加してみてください。
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6.まとめ
エンジニア向けのサマーインターンは、夏休み期間に入る大学3年生を対象として、大手企業からベンチャー企業までさまざま企業が実施している就活イベントです。短期・中期のインターンで自社の知名度アップを図る企業もいれば、長期インターンで優秀な学生を迎え入れて早期選考を実施する企業も存在します。
自分に合ったエンジニア向けのサマーインターンに参加するためには、サマーインターンに特化したサイトを活用したり、企業のホームページや就活サイト、SNSの採用アカウントを検索してみるのも有効です。サマーインターンへの参加を通じて、エンジニアの仕事内容への理解が深まるほか、入社後に必要なスキルが身につくメリットがあるので、就活対策としてぜひ参加しておきたいところです。
本記事でご紹介してきたサマーインターンへ参加する上での心構えも実践しながら、就活に役立つ有意義な時間を過ごしましょう。
ITエンジニアを目指す新卒学生向け就活エージェントならレバテックルーキー
レバテックルーキーは、レバテックが運営するITエンジニア専門の就活エージェントです。多数のITエンジニアのキャリア支援経験のあるアドバイザーが、あなたのスキルと希望に合わせた企業の紹介から、人事目線での面接対策など、就職までを一貫してサポートします。ES添削、面接対策、ポートフォリオ作成サポートなども実施していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。
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