新人プログラマーがつらいと感じる理由7選!ミスマッチを防ぐ対処法を紹介

新人プログラマーがつらいと感じる理由7選!ミスマッチを防ぐ対処法を紹介
IT業界に入ったばかりの新人プログラマーは、慣れない働き方やプログラミング言語の難しさ、納期のプレッシャーなどが理由で、「仕事がつらい」と感じやすい傾向にあります。新人プログラマーなら誰しもが通る道であり、つらいと感じるのは全員同じです。 たとえ仕事がつらいと感じたとしても、根気よく仕事を続けてコツコツとスキルアップすることにより、プログラマーならではの自由な働き方や高年収・好待遇を得られる未来が待っています。 本記事では、新人プログラマーが働き始めた時につらいと感じる理由について、7つの観点からご紹介します。つらい状況から抜け出す対処法や、つらいと感じる職場を避けるための就職先の選び方についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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1.新人プログラマーがつらいと感じる理由7選!


新人プログラマーにとって仕事がつらいと感じる理由には、以下の7つが挙げられます。
 

  • ・プログラミング学習が大変だから

    ・質問方法や質問すべき相手がわからないから

    ・質問して叱られた経験があるから

    ・厳しい納期でプレッシャーが大きいから

    ・入社前のイメージとギャップを感じるから

    ・長時間労働が当たり前になっているから

    ・思っていたよりも収入が低く待遇が悪いから


上から順番にご紹介しますので、職種研究の参考にしたり、入社後の働き方のイメージを膨らませる際に役立ててみてください。

プログラミング学習が大変だから


新人プログラマーがつらいと感じる一因として、プログラミング学習が大変だからという理由が挙げられます。新人プログラマーとして受ける新人研修は、入社後数ヶ月ほどで終了してしまうため、プログラミング未経験から入社した場合には学習期間が短く、実践的なプログラミングスキルが身につけられずに困ってしまうケースがあるのです。

しかし実務を経験するOJTで学んだ知識のアウトプットを通じて、プログラミングスキルへの理解が深まることも多いです。仕事に慣れるにつれてプログラミング学習が楽しくなり、仕事にやりがいを感じられるようになる方は少なくありません。

質問方法や質問すべき相手がわからないから


新人プログラマーがつらいと感じる原因として、質問方法や質問すべき相手がわからないことも挙げられます。慣れない仕事を始めたばかりでわからないことが多い中で、どう質問したら良いのか、誰に相談したら良いのかがわからず、一人で抱え込んでしまうケースです。中小規模のIT企業で人手不足の現場では、教育担当の先輩が忙しく、声をかけにくい状況が生まれることも多いです。

プログラミング未経験から入社した新人プログラマーの場合、「何がわからないのかがわからない」「わからないことをうまく言葉にできない」という状況に置かれることもあります。いずれも新人プログラマーなら誰でも抱える悩みであり、自分の困っていることを相手に伝える場数を積み重ねることで、上手に質問できるようになるでしょう。

質問して叱られた経験があるから


新人プログラマーが入社後に先輩・上司に質問した時に、叱られてしまった経験がある場合にも、仕事がつらいと感じてしまうでしょう。「質問内容をまとめてきてください」「前にも教えたことですよね」など、勇気を出して質問したにも関わらず厳しい言い方で返されてしまうと、職場では萎縮してストレスを抱えてしまうのが当然です。

別の先輩・上司に相談できる環境があればつらい状況から抜け出せることもありますが、職場全体が殺伐としていたり、パワハラ気質の先輩・上司ばかりの環境だったりすると、仕事を続けるのがきついと感じることもあるでしょう。大きなストレスによって心身の調子を崩してしまうようであれば、職場を変えることを検討した方が良いかもしれません。

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厳しい納期でプレッシャーが大きいから


新人プログラマーに限らずIT企業の開発現場では、常に納期を意識した働き方が求められるため、納期のプレッシャーがつらいと感じることもあります。クライアント企業からの依頼で受託開発を手掛ける現場では、納期に間に合わなければ残業・休日出勤が求められることも多く、プライベートの時間が取れずにきついと感じることも多いでしょう。

人によって納期のプレッシャーを感じやすいこともあれば、あまり気にせずに仕事に取り組めることもあります。もし課題の締め切りに追われることが大きなストレスに感じるタイプだった場合、納期のあるプログラマーの仕事は向いていないのではないかと感じることも出てくるでしょう。

入社前のイメージとギャップを感じるから


新人の頃のプログラマーは、入社前のイメージとギャップを感じやすい時期でもあります。IT業界やプログラマーという仕事に対して、自由で華やかなイメージを持っていたが、実際に入社してみると地道な作業の連続であり、「思っていたのと違う」と考えてつらいと感じることが多いのです。

入社前のイメージとのギャップを避けるためには、事前に十分な職種研究・企業研究に取り組んでおくことが大切です。会社説明会やOB/OG訪問、インターンなどにも積極的に参加して新人プログラマーの仕事を理解しておくと、入社後につらいと感じることは少なくなるでしょう。

長時間労働が当たり前になっているから


長時間労働が当たり前になっている職場へ配属された場合にも、新人プログラマーにとってつらいと感じることが多くなるでしょう。人手不足が原因で残業・休日出勤が当たり前となっており、仕事のストレスが大きくなってしまうせいで、プログラマーの業務が苦痛になってしまうパターンです。

新人プログラマーとして入社後、長時間労働が当たり前になっている職場であることが判明した際には、早めに転職を考えた方が良いでしょう。長時間労働によって心身の調子を崩してしまえば、今後のキャリア形成にも影響してしまう危険性があるからです。

思っていたよりも収入が低く待遇が悪いから


「プログラマーは高収入で待遇が良い」というイメージを持ってIT業界に飛び込んだ方の場合、新人プログラマーとして働き始めてから想定よりも収入が少ないこと・待遇が悪いことを知り、働き続けるのがつらいと感じることもあるかもしれません。未経験からプログラマーとして入社した場合、初任給や初年度年収は、ほかの職種と大きく変わらないことが多いからです。

また、中小規模のIT企業では、華やかな自社開発企業のような福利厚生が充実していることは少ないため、待遇に不満を抱えることも出てくるでしょう。しかしプログラマーの収入・待遇は、経験やスキルを重ねるほどに向上するため、キャリアが長くなればなるほど収入面・待遇面の不満は小さくなるでしょう。

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2.新人プログラマーがつらい状況を抜け出す対処法


ここからは新人プログラマーがつらい状況を抜け出すための5つの対処法について解説します。
 

  • ・プログラミングの基礎を学び直す

    ・プログラマーとしての目標を決める

    ・周囲へ悩みを正直に打ち明ける

    ・活躍することよりも続けることを優先する

    ・転職・キャリアチェンジも選択肢


新人プログラマーのつらさを乗り越えるために、これらの対処法を押さえておきましょう。

プログラミングの基礎を学び直す


新人プログラマーに任せられるプログラミング作業がつらいと感じる場合には、改めてプログラミングの基礎を学び直すと良いでしょう。初心者向け・入門者向けの書籍や学習サイトを活用しながら、これまで学んできたプログラミング学習を復習してみてください。

プログラミングが理解できずに仕事がつらいと感じていた方も、プログラミングへの理解が進んで楽しく感じられるようになると、仕事でもやりがいを実感しやすくなります。独学やプログラミングスクールを活用するのも良いですが、周囲の同僚や先輩にも相談しながら、勉強会を開催してみるのもおすすめです。

プログラマーとしての目標を決める


新人プログラマーの仕事がつらいと思った時、一度プログラマーになりたいと思った理由に立ち返ってみて、将来の目標やゴールを定めてみるのもおすすめです。自分がどこに向かっているのかわからないまま仕事を続けていても、モチベーションが低下してしまう可能性が高いです。

このままプログラマーとしてのキャリアを続けた先でどのような働き方を実現したいのか、どのような製品を扱うプログラマーになりたいのかを明確にすることで、大変な仕事でも熱意を持って取り組むことができるでしょう。プログラマーとしての目標を決める際には、社内で尊敬する先輩・上司などの実在のロールモデルを見つけられると、イメージが膨らみやすくなるので試してみてください。

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周囲へ悩みを正直に打ち明ける


新人プログラマーがつらいと感じるのは当たり前のことであり、周囲の同僚や友人も同じような悩みを抱えているかもしれません。一度正直に今の悩みを打ち明けてみると、「自分だけではなかった」という安心感が得られることがあります。たとえ別の道に進んでいたとしても、学生時代の友人と連絡を取り続け、困った時には相談できる信頼関係を維持しておくことをおすすめします。

また、職場の上司や先輩に対しても、仕事がつらいと感じている現状について相談してみることで、働き方の改善のためにサポートしてくれる可能性もあります。誰にも相談しなければ、自分が仕事をつらいと思っていることが誰にも伝わらずに終わってしまうため、思い切って周囲へ悩みを打ち明けてみてください。

活躍することよりも続けることを優先する


新人プログラマーとして働くのがつらいと思った時には、とにかく続けることを優先してみるのも良いでしょう。入社1年目からバリバリ活躍しようとするのではなく、まずは地道に仕事を続けることに意識を向けることで、理想と現実とのギャップに悩みにくくなります。同期入社で活躍しているプログラマーと自分を比較したりせずに、途中であきらめないことを第一に考えて仕事をこなしてみましょう。

プログラマーの仕事は、経験年数が増えるほど実績やスキルが積み重なり、仕事が楽しく感じやすくなる傾向にあります。その頃には収入面・待遇面でも同年代より手厚い立場に置かれていることも多いでしょう。新人の頃から活躍して周囲から高評価を得ることを目指すのではなく、まずは目の前の仕事に集中してみてください。

転職・キャリアチェンジも選択肢


新人プログラマーがつらいと感じる原因が、ブラックな職場やパワハラ気質の先輩・上司など、自分ではコントロールできない部分にある場合には、転職・キャリアチェンジを考えた方が良いでしょう。プログラマーとして働きやすい環境を選びたいなら、第二新卒として異なる職場に応募してみる。プログラマーの仕事にミスマッチを感じる場合には、IT業界以外の働き方を検討するなど。

仕事のストレスが大きくなって心身の調子を崩し、社会で働くことも難しくなってしまうと、生活の質も大きく低下してしまいます。そうなる前に、過大なストレスにさらされる環境からは逃げることが大切です。

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3.新人プログラマーとしてミスマッチを防ぐための就職先の選び方


最後に、新人プログラマーとして入社後にミスマッチを起こさないための、就職先の選び方についてご紹介しましょう。
 

  • ・インタビュー記事や会社説明会で教育体制の実態を調べる

    ・同年代・立場の近いプログラマーがいる職場を選ぶ

    ・多重下請け構造の上層に位置する企業を選ぶ


これらのポイントを踏まえながら、企業選びや就活対策に取り組んでみてください。

インタビュー記事や会社説明会で教育体制の実態を調べる


未経験からプログラマーとして入社する企業を選ぶ時には、教育体制・研修制度が充実している企業を選ぶのが大切です。しかしホームページに書かれている手厚い新人研修が本当に行われているのかを確認するためには、企業の内部を調べる必要があります。たとえば新入社員を対象としたインタビュー記事や会社説明会などをチェックして、企業の雰囲気をチェックしてみると良いでしょう。

新人プログラマーを丁寧に育てようとする雰囲気が感じられない場合には、若手を使い捨てにするようなブラック企業の可能性も出てきます。入社後からスムーズにプログラマーとしてのキャリアをスタートできるよう、実態としての教育体制・研修制度をリサーチしておきましょう。

同年代・立場の近いプログラマーがいる職場を選ぶ


新人プログラマーとして安心して働き続けるためには、同年代もしくは立場の近いプログラマーが在籍している企業を選ぶのも効果的です。新卒採用で大量募集を行なっており、同じ時期に入社するプログラマーが多い場合には、仕事の悩みや相談を打ち明けられる相手が多いことを意味します。

また、中途採用で同年代のプログラマーを採用しているなど、歳の近いメンバーがいることもプログラマーとして働く上では安心材料となるでしょう。一方で、企業のスタッフがあまりにも若手に偏っていたり、ベテランプログラマーしか在籍していない職場では、仕事がつらいと感じてストレスを抱えることが多くなるので注意しましょう。

多重下請け構造の上層に位置する企業を選ぶ


新人プログラマーが働きやすい環境で活躍するためには、IT業界における上層に位置する企業を選ぶのも大切です。IT業界では、今も多重下請け構造が残っており、元請けの企業ほど高額な報酬を手にしており、二次請け・三次請けと仲介会社を挟むごとに割に合わない仕事が割り振られる可能性が高まります。

プログラマーとして働きやすい環境を手に入れるなら、元請け・一次受けの企業を選んで入社すると良いでしょう。元請け・一次受け企業の特徴として、主要取引先にIT企業が少なく、メーカー・商社などの分類される企業が並んでいることが多いです。一方で同業のIT企業が主要取引先に多く並んでいる場合には、大手SIerの下で下請け開発を担っていると考えられます。

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4.まとめ


本記事では新人プログラマーがつらいと感じる理由について、下記の7つの観点からご紹介してきました、
 

  • ・プログラミング学習が大変だから

    ・質問方法や質問すべき相手がわからないから

    ・質問して叱られた経験があるから

    ・厳しい納期でプレッシャーが大きいから

    ・入社前のイメージとギャップを感じるから

    ・長時間労働が当たり前になっているから

    ・思っていたよりも収入が低く待遇が悪いから


これらの側面も十分に理解した上で、プログラマーという職種に応募することが大切です。もしプログラマーとして入社後、新人だが仕事がつらいと感じることが多い場合には、プログラミングの基礎を学び直したり、プログラマーとしての目標を定めたりするのも効果的です。

もしブラックな職場に入ってしまった場合には、いち早く転職活動に取り組み、第二新卒としてミスマッチを起こさない企業選びに取り組んでみてください。

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