
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
1.外資系エンジニアとは?
外資系エンジニアとは、日系企業ではなく外資系企業に勤めるエンジニアのことを指します。外資系企業は、国内の投資家だけではなく、海外の企業や投資家が高い割合で出資している企業のことを指します。代表的な外資系IT企業としては、次のような企業が挙げられます。
-
・Apple Japan 合同会社
・グーグル合同会社
・アマゾンジャパン合同会社
・日本マイクロソフト株式会社
・アドビ株式会社
・シスコシステムズ合同会社
・日本オラクル株式会社
こうした企業に勤めるエンジニアは、日系企業とは異なる評価制度・組織文化のもとで働いていることが多く、報酬体系や待遇にも違いが見られます。日系企業と比べると高年収・好待遇で働けるイメージがあることから、人気の就職先として「外資系エンジニア」と呼び区別されているのです。
外資系エンジニアの働き方
外資系エンジニアは、日系企業に多い年功序列を重んじる社風ではなく、成果主義・実力主義の社風であることが多いです。海外企業らしい合理的な評価制度のもとで、活躍したエンジニアには高年収・好待遇が得られるのが特徴です。
また、取引先には日系企業だけではなく、海外企業も含まれるのが一般的です。海外の親会社とのやり取りも発生し、英語を使う場面が多いのも外資系エンジニアの特徴です。
外資系企業・日系企業の違い
外資系企業・日系企業は、手掛ける業務内容に関しては大きな違いはありません。受託開発を手掛ける企業が多く、クライアント企業の要望に合わせてシステム開発を担当します。
しかし人事採用に対する考え方は大きく異なっており、新卒一括採用が根付いている日系企業では未経験の若手人材を採用してじっくりと育てようとする企業が一般的です。一方の外資系企業では、原則として即戦力人材を求めて採用活動を行っています。そのため外資系エンジニアの新卒採用を実施している企業は少なく、新卒採用を行う企業があったとしても入社後すぐに活躍できる即戦力人材であることが求められます。
情報系出身の方や長期インターンシップ・アルバイトで実務経験を積んできた方などを除くと、未経験・スキルなしから新卒採用で迎えられるチャンスは少ないです。そのため外資系エンジニアになるには、日系企業でスキルを積んでから、転職活動で外資系企業に中途入社するというステップを踏むのが一般的です。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
2.外資系エンジニアになるメリット
続いて、外資系エンジニアとして働くメリットについて、以下の3つの観点からご紹介します。
-
・高年収・好待遇が狙える
・裁量が大きく意思決定のスピードが速い
・業界最先端の技術を扱える
それぞれ順番に解説しましょう。
高年収・好待遇が狙える
外資系企業では、年功序列ではなく成果主義によって年収・待遇が決まるため、好成績を収めた外資系エンジニアはより良い条件で働けるメリットがあります。需要が高く専門的なスキルを要する職種では、年収1,000万円以上を提示されることも珍しくありません。
エンジニアの報酬の計算方法も日系企業とは異なり、固定給や役職手当ではなく、歩合給のインセンティブによって年収が上乗せされていく仕組みとなっています。実力があれば、入社直後の若手エンジニアであっても会社員の平均年収を上回る報酬を手にできるので、高収入・好待遇の働き方を狙いたい方には最適な環境です。
裁量が大きく意思決定のスピードが速い
合理的な経営が特徴の外資系企業では、実績豊富なエンジニアには大きな裁量を任せ、大型プロジェクトを割り振る風土があります。スピーディな意思決定も大きな特徴で、何人もの上司の決裁が必要な日系企業と比べると、スピード感に大きな違いがあると感じる外資系エンジニアもいます。
IT業界においては、外資系企業の働き方の方がグローバル基準に近いため、外資系エンジニアとしての経験は長期的なキャリア形成でも有利に働きます。将来は海外の現地企業で働きたいと考える方にとっては、貴重な経験を積める場となるでしょう。
業界最先端の技術を扱える
外資系エンジニアになるメリットとして、業界最先端の技術を扱えることも挙げられます。外資系企業のルーツはIT業界の本場、アメリカにあることが多く、海外でトレンドとなっている最新技術を扱いながら開発に取り組めるのが大きな特徴です。業界の最新技術に興味・関心がある方にとっては、好奇心を満たせる職場で働ける魅力があります。
また、最新技術を扱うスキルが豊富な外資系エンジニアは、転職市場での評価も高まり、今後日系企業へ転職したいと考えた時にも好条件のオファーを受け取りやすくなるでしょう。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
3.外資系エンジニアになるデメリット
メリットが注目されがちな外資系エンジニアですが、一方で下記のようなデメリットもあることに注意しなければなりません。
-
・成果主義のためオーバーワークにつながる
・技術力に加えて英語力が求められる
・技術トレンドに適応し続ける必要がある
それぞれ詳しく解説しますので、これらのデメリットを考慮した上で外資系エンジニアの就活に臨みましょう。
成果主義のためオーバーワークにつながる
外資系企業の特徴である成果主義の風土は、成果・実績が出せるエンジニアにとってはメリットになりますが、安定して好成績を発揮できないエンジニアにとっては、オーバーワークにつながるデメリットがあります。成果を出すために人よりも時間がかかるタイプの方は、残業や休日出勤をしてまで成果を出そうとするあまり、心身の体調を崩してしまう危険性があるのです。
終身雇用が続いてきた日系企業と比べると雇用が不安定な傾向もあり、外資系エンジニアの働き方に大きなプレッシャーやストレスを感じることがあります。外資系エンジニアの働き方が自分に合っているのかどうか、慎重にリサーチしてから就活に取り組みましょう。
技術力に加えて英語力が求められる
外資系エンジニアのデメリットとして、プログラミングスキルやIT知識だけではなく、一定の英語力が求められることにも注意が必要です。外資系企業だからといって日本語が通じないことは少ないですが、海外出身のエンジニアとの会話では英語を使った方が円滑にコミュニケーションを取れることが多いです。
選考でも日常会話レベルからビジネスレベルの英語力が問われる外資系企業が多いので、プログラミングスキルだけではなく英語力を磨く必要がある点は、外資系エンジニアになるハードルが高まる要因となっています。
技術トレンドに適応し続ける必要がある
外資系エンジニアとして活躍するためには、IT業界の最先端の技術トレンドに適応し続けなければなりません。海外で新たな技術が注目を集めているのであれば、いち早くその技術を習得し、業務に活かそうとする姿勢が求められるのです。英語圏のITニュースや技術ブログを原文のままチェックしたり、最新の技術書を翻訳前に読み込んだりする場面も出てくるでしょう。
IT技術について情報収集するのが苦に感じない方なら問題ありませんが、IT業界の最新トレンドにあまり興味を持てない方は、外資系エンジニアの働き方にミスマッチを起こす可能性があります。日系企業のスピード感の方が肌に合っていると感じるエンジニアも少なくないので、国内のIT企業の求人や会社説明会もチェックしてみると良いでしょう。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
4.外資系エンジニアになるにはどんなスキルが必要?
外資系エンジニアになるには、即戦力として活躍できるイメージを持たれるようなスキルを身につける必要があります。具体的には、以下の3つのスキルがあると高評価を得やすくなるでしょう。
-
・即戦力で活躍できるプログラミングスキル
・ビジネスレベルの英語力
・技術トレンドにキャッチアップするスキル
一つひとつご紹介しますので、外資系エンジニアになるためのスキルアップの参考として役立ててください。
即戦力で活躍できるプログラミングスキル
外資系エンジニアになるには、即戦力で活躍できると評価されるような、高いプログラミングスキルを習得しておくことが重要です。独学やスクールでプログラミング言語を学ぶだけではなく、長期インターンシップやアルバイトで実務に触れた経験や、個人開発でサービス・アプリを設計・開発して公開した経験などが評価されます。
外資系エンジニアの新卒採用の場合、スキル・経験を問わないポテンシャル採用を実施しているケースもあります。しかし高度なプログラミングスキルを持ったライバルの応募が殺到すると考えられるので、狭き門であるのは変わりありません。就活の時期になってから慌てて外資系エンジニアを志望しても選考を通過できる可能性は低く、数年スパンでの入念な就活対策が必要なのです。
もし外資系エンジニアになるための実力が不足していると感じる場合には、まずは日系企業へ入社してスキルと経験を積んでから、第二新卒や中途採用で外資系エンジニアを目指すのも一つの選択肢です。
ビジネスレベルの英語力
外資系エンジニアになるには、ビジネスレベルの英語力が身についていることも条件です。海外の本社とのやり取りや、国外のクライアント企業との取引、海外出身のエンジニアとのコミュニケーションにおいて、英語力は不可欠だからです。TOEICのスコア換算で、少なくとも700点以上の英語力が目安です。加えて、英語圏への留学経験などをアピールできると、選考では有利に働きます。
ただし、外資系エンジニアの求人に応募する場合には、あくまでも実践的なプログラミングスキルを持っていることを前提として、英語力が評価されます。つまり、どれだけ英語が堪能でも、プログラミング未経験で即戦力人材と評価されなかった場合には、選考で不合格となる可能性が高いのでご注意ください。
技術トレンドにキャッチアップするスキル
外資系エンジニアになるには、最新の技術トレンドにキャッチアップするスキルも欠かせません。プライベートの時間や移動時間を活用して、自主的にITニュース・技術ブログなどをチェックできる学生は、選考での好印象につながります。ES対策・面接対策では、自分が今気になっている技術・トピックなどの時事テーマを交えながら自己PRするのが望ましいです。
しかし外資系エンジニアになりたいからとITニュースをチェックする習慣をつけたとしても、IT技術のトレンドに興味・関心を持てない場合には、入社後にミスマッチを起こす可能性が高くなります。その場合には、外資系企業やIT業界以外の就職先も視野に入れながら、自分にとって理想の働き方を見つめ直してみると良いでしょう。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
5.外資系エンジニアになるにはどう就活に臨むべき?
最後に、外資系エンジニアになるにはどのような就活対策が有効なのかをご紹介しましょう。
-
・明確な志望動機を用意する
・徹底した企業研究でミスマッチを防ぐ
・IT業界に強い就活サイトを活用する
これらのポイントを実践することで、外資系エンジニアになれるチャンスを掴みやすくなるので、ぜひ実践してみてください。
明確な志望動機を用意する
外資系エンジニアになるには、その企業に応募した明確な志望動機を伝えることが重要です。企業側は選考を通じて、プログラミングスキルや英語力といったスキル面だけではなく、既存のチームとの相性についても確認しておきたいという心理が働きます。その際にチェックされるのが、自分自身の価値観や性格が反映されやすい志望動機の回答です。
日系企業が数多くある中で、なぜ外資系企業を選んだのか。外資系企業の中でも自社を志望した理由は何か。これらの疑問に対して説得力ある回答を準備できると、選考を有利に進められるでしょう。志望動機を明確にしておくことは、学生側にとってもミスマッチを減らすことに役立つので、じっくりと考える時間を確保しましょう。
徹底した企業研究でミスマッチを防ぐ
外資系エンジニアになるには、入社後にギャップを感じてミスマッチを起こすことのないよう、徹底的に企業研究することも重要です。入社後の働き方や評価制度、日系企業との風土の違いや求められるスキルレベルなどをリサーチした上で、自分の理想の働き方とマッチした職場なのかを判断する必要があります。
企業研究する際には、外資系のIT企業の資料をなるべく多く用意して、それぞれの企業の違いもチェックしながら取り組むと良いでしょう。同じ外資系企業でも明確な違いがあることに気づき、自分にとってどちらの職場の方が理想に近いのかを比較しやすくなるからです。志望する1社だけに絞ることなく、類似した企業とも比べながら企業研究に取り組みましょう。
IT業界に強い就活サイトを活用する
外資系エンジニアになるには、IT業界に強い就活サイトを活用するのもおすすめです。掲載企業が多い総合型の就活サイトも便利ですが、IT企業に特化した就活サイトを活用すると、細かな業種・職種ごとに求人を絞り込みやすくなり、理想の職場を探すきっかけになるからです。
また、外資系のIT企業から内定を得るためのES添削・面接対策を受けられる就活サイトもあるので、積極的に活用すると選考を有利に進められます。IT業界を目指すにあたっての就活ノウハウを学べるコラムも豊富なので、ぜひ活用してみてください。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
6.まとめ
外資系エンジニアになるには、即戦力で活躍できるプログラミングスキルや、ビジネスレベルの英語力が必要とされます。外資系企業は日系企業とは異なり、ポテンシャル採用で未経験・スキルなしの学生を採用するケースは少なく、長期インターンシップやアルバイトなどで実務経験を積んだ学生を採用する傾向にあります。
外資系企業になるメリットとしては、若いうちから高年収・好待遇を狙えることや、大きな裁量を任されて意思決定のスピードが速い職場で働けることが挙げられます。一方で、成果主義の風土であることが裏目に出て、大きな成果を出そうとするあまりにオーバーワークになる危険性もあるので注意が必要です。
本記事で解説してきた外資系エンジニアに必要なスキルや就活のコツも踏まえながら、理想の就活を実現しましょう。
ITエンジニアを目指す新卒学生向け就活エージェントならレバテックルーキー
レバテックルーキーは、レバテックが運営するITエンジニア専門の就活エージェントです。多数のITエンジニアのキャリア支援経験のあるアドバイザーが、あなたのスキルと希望に合わせた企業の紹介から、人事目線での面接対策など、就職までを一貫してサポートします。ES添削、面接対策、ポートフォリオ作成サポートなども実施していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。
就活アドバイザーに相談してみる