【例文12選】ESで将来の夢を聞かれた時の好印象な答え方を解説!

しかし実際には、いきなり将来の夢を聞かれてもうまく答えられない学生も少なくありません。だからこそESの段階で自分の将来像を整理し、具体的に表現できることが重要です。この記事では、ESで将来の夢を書く際のポイントや、夢が見つからない場合の対処法、企業の質問意図などを詳しく解説します。

- 1.ESで「将来の夢」を質問する企業の意図とは?
- 2.ESでよくある将来の夢をパターン別に紹介
- 3.【夢の種類別】ESに書く将来の夢の参考例文
- 4.【職種別】ESに書く将来の夢の参考例文
- 5.例文を活かして受かるESを書くためのポイント
- 6.ESに書く将来の夢が見つからない場合の対処法
- 7.ESで将来の夢を書く時の注意点・NG例
- 8.まとめ
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1. ESで「将来の夢」を質問する企業の意図とは?
ESで高く評価される「将来の夢」を書くためには、まず企業がなぜ学生の夢について質問しているのか、その背景を知る必要があります。企業の質問意図に応える回答を作ることにより、好印象を持ってもらえる回答を用意できるほか、相手の立場になって考えられる人物という評価にもつながるからです。
ここではESで将来の夢を質問する企業の意図として、次の3つを解説します。
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・将来のキャリア設計ができているかを知るため
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・求める人物像にマッチしているかを知るため
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・ES全体で矛盾がないかを確認するため
将来のキャリア設計ができているかを知るため
ESで将来の夢について質問することを通じ、企業は学生がどんなキャリア設計を持って就活に臨んでいるのかを知ろうとする意図があります。「周りが始めているから」と消極的に就活に取り組むのではなく、はっきりとした目標を見据えて自己分析や企業研究をしているかどうかをチェックしているのです。
たとえば、「少子高齢化という社会の課題の解決に向けて、ITを応用して介護の担い手不足を解消したい」といったキャリア設計についてエンジニア職のESで書くことができると、明確な使命や目的を持ってエンジニア職に就こうとしている姿勢が伝わります。
単に「将来性が高いから」という理由でエンジニア職を志望する学生よりも、選考を非常に有利に進めることができるでしょう。
求める人物像にマッチしているかを知るため
ESで学生の将来の夢を質問することは、企業が求める人物像とどれだけマッチしているかを調べる判断材料にもなります。その将来の夢が求める人物像のビジョンとはかけ離れている場合、どれだけスキルがあって志望度が高かったとしても、企業は内定を見送る可能性が高くなります。
たとえば求める人物像でよくあるNG例として、将来の起業・独立についてアピールしてしまうケースが存在します。その企業が社内起業などに寛容な社風であればマッチする可能性は高いですが、原則として新卒採用を行う企業は若い学生が長期にわたって自社で活躍してくれることを期待します。
そのため起業・独立で自社を離れるつもりがある学生は、求める人物像にはマッチしないと判断されやすいのです。
ES全体で矛盾がないかを確認するため
企業は将来の夢の回答を通じて、ES全体で矛盾がないかを確認していることも多いです。
たとえば、志望動機では「貴社のゲームアプリ開発に興味があって応募した」ということが書かれているにもかかわらず、将来の夢では「ITを通じて介護職の人手不足を解消したい」と書かれていると、学生の目指す方向性がぶれている印象が残ってしまいます。
ES全体での矛盾は、ほかの企業で使用したESの回答をそのまま使い回すケースで発生しやすいです。自己PRやガクチカなどの回答を含めたES全体で矛盾がある学生は、「嘘や適当なことを書いているのかもしれない」というネガティブな印象を持たれる危険性があるため注意しましょう。
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2. ESでよくある将来の夢をパターン別に紹介
ここでは、ESで将来の夢を書く際によくあるパターンを紹介していきます。
キャリア・成長志向パターン
キャリアや自己成長に焦点を当てた将来の夢は、ESの中でもよく見られる定番の一つです。このパターンでは、個人の努力やスキルアップを通じて長期的に成長していく姿を描くのが特徴です。
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・業界で一流の専門家として認められる人材になる
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・若手のうちから幅広い経験を積み、将来的には管理職やリーダーとして活躍する
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・海外も含め多様な環境で働き、グローバルに通用する人材になる
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・新規事業や新しい分野に挑戦し、会社の成長に貢献する
自分の将来像を明確にイメージしている学生や、自己分析を通じて強みを伸ばしたいと考えるタイプに多く見られます。また、成長志向は業界や職種を問わず幅広く使えるため、就活生が選びやすい無難かつ安心感のあるパターンです。
社会貢献パターン
社会や人々への貢献を中心に据えた将来の夢は、就活生の定番テーマです。単なる自己成長ではなく自分の仕事が社会全体にどう役立つかを描くことで、志望動機と直結させやすいのが特徴です。
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・顧客の課題を解決し、生活をより便利で豊かにする
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・自社のサービスを通じて、地域社会に貢献する
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・医療・教育などの分野で、人々の暮らしを支える
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・環境問題やサステナビリティに取り組み、持続可能な社会を実現する
人の役に立ちたい気持ちが強いタイプや、教育・福祉・インフラ系を志望する学生に多く見られます。説得力を高めるためには、なぜ社会貢献を目指すのかという個人的な背景を添えると良いでしょう。
リーダーシップパターン
将来的にチームや組織を牽引する立場を目指すパターンです。責任感や主体性をアピールでき、将来的なマネジメント人材として期待されやすいのが特徴です。
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・プロジェクトを任され、チームをまとめて成果を出すリーダーになる
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・若手社員を育成し、組織全体の力を引き出せるマネージャーになる
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・将来的には経営層として、会社全体の方向性を決める立場になる
学生時代に部活やゼミでリーダー経験をした人や、人をまとめることにやりがいを感じるタイプに多いです。自己PRと自然につなげやすいため、説得力を持たせやすいパターンです。
ただし、上に立ちたいだけでは浅く見えるため、「どういうリーダーになりたいか」「どのように周囲を支えたいか」を具体的に書くようにしましょう。
人・組織支援パターン
周囲や組織全体を支えることを軸にした将来の夢は、縁の下の力持ち的な役割を強調できるパターンです。直接的に成果を出すだけでなく、他者の活躍を後押しする姿勢は、協調性や組織貢献意識を示せます。
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・社員が働きやすい環境を整え、組織全体の力を最大化する
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・人材育成を通じて、若手社員の成長を支援する
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・チームの円滑なコミュニケーションを促進する役割を担う
人をサポートすることにやりがいを感じる学生や、ゼミ・アルバイトで調整役を担ってきたタイプに多いです。自己PRと合わせて書くと説得力が増します。特に人事・総務・事務系職種や、協働が重視される環境では相性が良いです。
スキル発揮パターン
専門的なスキルや知識を強調し、その力を発揮していくことを軸にしたパターンです。数字や技術を扱う職種では、明確な専門性の志向が将来像として分かりやすく伝わります。
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・データ分析の専門家として企業の意思決定を支える
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・技術開発を通じて新しい製品やシステムを生み出す
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・金融や法務の知識を活かし、企業の信頼を支える
理系学生や資格取得に力を入れている学生に多くなっています。自分の強みを武器として打ち出したいタイプに適しており、企業も即戦力として採用しやすいイメージを持ちやすい点が特徴的です。
安定・堅実さパターン
長期的に一つの会社や分野で腰を据えて働くことを強調するパターンです。華やかさはないですが、誠実さや信頼感を印象づけられるため、安心感を与えたい場合に有効です。
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・一つの分野を深め、周囲から頼られる存在になる
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・長く会社に貢献し、信頼される人材になる
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・日々の業務を丁寧に積み重ね、堅実にキャリアを築く
派手さよりも誠実さを大切にする学生や、コツコツ努力を続けるタイプに多く見られます。慎重で堅実な性格を活かした志望動機と相性が良いです。
特に、地方企業や長期的な関係性を重視する業界では評価が高い傾向があります。
3.【夢の種類別】ESに書く将来の夢の参考例文
続いて、ESに書く「将来の夢」の回答の参考例文をご紹介します。ESの回答の構成・流れや、書き始め・書き終わりのイメージを掴む時に参考にしてみてください。
成長・キャリアアップを目指したい場合の将来の夢例文
私の将来の夢は、リーダーとしてチームをまとめ、組織全体の成果に貢献できる人材になることです。
私は大学時代、サークルの運営メンバーとして新入生の勧誘やイベント企画を担当しました。特に新入生歓迎イベントでは、メンバーの意見を取りまとめながら企画を進め、当日は100人以上の参加者を集めることができました。この経験を通じて、個々の強みを活かしながら組織を動かすリーダーシップの重要性を学びました。
貴社に入社後はまず現場で経験を積み、メンバーから信頼される存在になることを目指します。そして将来的にはチームを率い、個人の成長と組織の成果を両立させるリーダーとして活躍したいです。
リーダー・マネージャーを目指す将来の夢例文
私の将来の夢は、リーダーやマネージャーとしてチームを率いるような存在になることです。
私は大学の3年間、居酒屋のアルバイトでバイトリーダーを務め、後輩の指導やシフト管理などを担当してきました。その中で、一人ひとりのメンバーへの声掛けや向き合い方一つで、モチベーションや働きぶりが大きく変化することを実感しました。
学業との両立に悩みアルバイトを辞めようか迷っている後輩の相談を受け、親身に話を聞いてシフトを減らす提案をしたことで、アルバイトを続ける決意をしたという出来事が特に印象に残っています。バイトリーダーとして自分の努力が組織のパフォーマンスに直結し、店舗の売上も左右することに大きなやりがいを得ました。
貴社に入社して社会人として働き始めた際にも、組織全体のパフォーマンスを向上させ、会社の業績を大きく高められる存在になりたいと考えています。そのために入社1年目からチーム全体を俯瞰し、現場経験を積みながら頼れるリーダーを目指したいです。
新規事業の立ち上げを目指す将来の夢例文
私の将来の夢は、これまでにない価値を社会に提供する新規事業を立ち上げることです。貴社のホームページを拝見し、若手のアイデアを取り入れた新規事業を数多く展開していると知ったことをきっかけに、自分もそうした働き方を目指したいと考えるようになりました。
高校時代の文化祭では、クラスの出し物としてSNSを活用した謎解きイベントを考案し、同級生やイベントの参加者の方から好評を得たことから、自分のアイデアを形にすることの楽しさや喜びを実感しました。
新規事業の立ち上げに関わるためには、社会貢献につながる斬新なアイデアを生み出すだけではなく、企業としての利益やコスト計算についての視点も欠かせないと考えます。そこで将来の夢を達成するために、大学でこれまで学んできた会計学・原価計算についての知識を活かし、経営者視点を持って入社1年目から働きたいと思っています。
顧客貢献・社会貢献をしたい場合の将来の夢例文
私の将来の夢は、お客様や社会に信頼され、安心して任せていただける存在になることです。
大学時代には地域の子ども食堂でボランティアを行い、食事の提供や学習支援に携わりました。参加した子どもたちが「また来たい」と笑顔を見せてくれることで、人の役に立つことの喜びを強く感じました。また、アルバイト先でもお客様から直接感謝の言葉をいただく経験があり、人の生活に寄り添う仕事のやりがいを実感しました。
貴社に入社後は、サービスを提供する立場としてお客様の声に耳を傾け、社会に役立つ仕事を積み重ねたいです。将来的には「貴社だからお願いしたい」と言っていただける存在を目指します。
人・組織支援をしたい場合の将来の夢例文
私の将来の夢は組織全体を支え、仲間が力を発揮できる環境を整えることです。
大学ではゼミ活動の運営係を務め、研究発表の進捗確認やスケジュール調整を担当しました。仲間同士の意見がぶつかり合う場面では、双方の考えを整理して橋渡し役を果たすことで、円滑に研究を進めることができました。その結果、ゼミ全体で学会発表に成功し、チームワークの大切さを実感しました。
貴社に入社後は、まず自らの業務を着実にこなすことを徹底し、周囲から信頼される存在を目指します。そして将来的には、チームの一体感を高めるサポート役として組織の成果に貢献したいです。
安定・堅実さを軸にした将来の夢例文
私の将来の夢は、一つの職場で経験を積み重ね、長期的に信頼される人材になることです。
私は大学時代、4年間同じ飲食店でアルバイトを続け、接客から新人教育まで幅広い業務を任されました。派手な成果ではなくとも日々の丁寧な仕事の積み重ねが評価につながり、最終的には店長から任せられる存在として信頼を得、これまでなかったバイトリーダーと言う役職に命じられました。この経験から、地道に努力を重ねる姿勢が大きな力になることを学びました。
貴社に入社後も、同じように一つひとつの業務を誠実にこなし、周囲から頼られる存在になりたいです。長期的には、積み上げた経験を活かし会社の安定的な成長を支えることを目指します。
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4.【職種別】ESに書く将来の夢の参考例文
続いて、希望する職種別に将来の夢をESに書く場合の参考例文を紹介します。
総合職の将来の夢例文
私の将来の夢は、幅広い業務を経験しながら会社全体に貢献できる総合職として成長することです。
大学時代、ゼミ活動とアルバイトを両立する中で、状況に応じて役割を柔軟に切り替えることの重要性を学びました。ゼミでは研究のリーダーとして企画を推進し、一方アルバイトでは接客や後輩指導を担い、それぞれ異なる立場から成果を出す経験を積みました。
貴社に入社後は、営業・企画・管理など多様な業務に挑戦し、会社全体の仕組みを理解した上で長期的に経営にも関われる人材を目指したいです。
総合職の将来の夢の書き方のポイント
総合職の場合は、幅広い業務を経験しながら成長したい意欲をアピールするのが効果的です。部署異動やキャリアパスを前向きに捉え、多様な業務に挑戦する柔軟性を示すと評価されやすくなります。
また、最終的には組織全体に貢献する人材像を描くことで、企業が求める長期的な活躍イメージと重なり、説得力を増すことができます。
営業職の将来の夢例文
私の将来の夢は、お客様から「あなたに任せたい」と信頼される営業職になることです。
大学時代、学園祭の実行委員として企業協賛を依頼する経験があり、丁寧な説明や相手目線での提案を心がけたことで、複数の企業から協賛を得ることができました。その経験を通じて、相手の立場に立ち信頼を築くことが成果につながると実感しました。
貴社に入社後も、目標達成に向けて努力するのはもちろん、お客様との信頼関係を第一に考え、長期的に貢献できる営業を目指します。
営業職の将来の夢の書き方のポイント
営業職を志望する場合は、顧客から信頼される存在になりたいという姿勢を中心に据えると好印象です。自分の経験の中で人との信頼関係を築いた体験を盛り込み、その学びを将来に結び付けることでよりアピールしやすくなります。
企業は長期的にお客様と関係を築ける人材を求めているため、その視点を取り入れることが重要です。
企画職の将来の夢例文
私の将来の夢は、人々の生活を豊かにする新しい商品やサービスを企画することです。
大学では地域イベントの運営に携わり、来場者数を前年より2割増やすことに成功しました。その際、アンケートを実施して参加者のニーズを把握し、子ども向けのワークショップを新設したことが大きな要因となりました。この経験から相手の声を形にする企画の面白さやすごさを強く実感しました。
貴社に入社後は、生活者のニーズを徹底的にリサーチし、既存の枠にとらわれない企画を生み出せる人材を目指します。
企画職の将来の夢の書き方のポイント
企画職では、新しい価値を生み出す意欲を強調することがポイントです。学生時代に取り組んだ企画やイベント運営などの経験を活かし、相手のニーズをどう捉え、形にしたかを具体的に語ると説得力が高まります。さらに、その経験を通じて得た学びを、企業の商品開発やサービス改善にどう活かしたいのか結びつけることで、採用担当者の共感を得やすくなります。
エンジニア職の将来の夢例文
私の将来の夢は、技術を通じて人々の暮らしを便利にするエンジニアになることです。
大学ではIoTをテーマにした研究に取り組み、センサーを用いたデータ収集システムを構築しました。試行錯誤を繰り返しながらも、最終的に研究室内で活用される仕組みを完成させた経験は、自らの技術が人の役に立つ喜びを感じる機会となりました。
貴社に入社後は、基盤となる技術力を磨きつつ最新の知識を積極的に学び、社会の課題解決に直結するシステムを生み出すエンジニアを目指します。
エンジニア職の将来の夢の書き方のポイント
エンジニア職では、技術を通じて社会や企業に貢献したい姿勢を明確に示すことが求められます。プログラミングや研究開発の経験を具体的に取り上げ、自分がどう成長してきたかを語ることで技術志向を伝えられます。
【理系向け】研究開発職の将来の夢例文
私の将来の夢は新しい技術を開発し、社会に還元できる研究開発職として活躍することです。
大学院では新素材の特性評価を行う研究を進め、何度も失敗を重ねながら実験条件を改良しました。苦労の末に新たな傾向を見つけ、学会発表に結びつけられた経験は、粘り強く研究に取り組む姿勢を養う大きな糧となりました。
貴社に入社後も、この探究心を活かして研究に励み、将来的には社会課題を解決できる新技術を開発することを目指します。
研究開発職の将来の夢の書き方のポイント
研究開発職を目指す場合は、探究心や課題解決意欲を中心に据えて書くようにしましょう。研究や実験を通じて培った粘り強さや工夫した経験を具体的に述べることで、研究職に必要な資質をアピールできます。さらに社会に還元できる技術を生み出したいという視点を加えると企業の求める長期的な研究姿勢と重なり、説得力のあるESに仕上がります。
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5.例文を活かして受かるESを書くためのポイント
例文をもとに、自分でESを書く場合に活かしておきたいポイントを紹介していきます。例文をそのまま使うのではなく、ここで紹介するような置き換え、自分自身での言語化をしておくようにしましょう。
例文の型をもとに自分の経験に置き換える
ESを書く際に例文を参考にするのは有効ですが、そのまま使うのではなく型として活用することが重要です。採用担当者は多くのESを読むため、文章の構成が整理されているかを重視します。
例えば「将来像 → 学生時代の経験 → 入社後の展望」という流れを例文から学び、自分の経験に置き換えて書くと、読みやすさと納得感が生まれます。どんな経験でも具体的なエピソードを盛り込むことで説得力が増し、採用担当者に、この学生は型を理解して自分の力で表現できると感じさせることができます。
キーワードや強調ポイントは自分の言葉に換える
例文に登場する「リーダーシップ」「社会貢献」といった言葉は便利ですが、採用担当者からはどこかで見た言葉と思われがちです。そのため、自分の体験に紐づけた文章・言葉に換えることが差別化につながります。例えば「リーダーシップ」なら後輩の意見を引き出し、場を整える力と具体的に表現することで、抽象的な言葉に独自性を持たせられます。
採用担当者は本人の経験や体験から作られたものなのかどうかを敏感に見ているため、言い回しの工夫だけでもオリジナリティが出て、評価が高まりやすくなります。
企業理念や事業とリンクさせる
最後に重要なのは、将来の夢を企業の方向性と結びつけることです。例文を自分の夢に当てはめるだけでは不十分で、企業理念や事業内容と重ねることで志望度の高さを示せます。
例えば社会貢献をしたいという夢がある方は、その企業が取り組むCSRやサービスの特徴に触れて御社だから実現できると具体化して説明するのが効果的です。
採用担当者は自分の企業で長期的に働いてくれるかを想像しながら選考をしているため、企業理念とご自身の夢をリンクさせる工夫が、合否を分けるポイントになります。
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6.ESに書く将来の夢が見つからない場合の対処法
就活でアピールできる将来の夢が思い浮かばず、ESを書く手が止まってしまう学生も少なくありません。採用担当者に好印象を与える将来の夢を見つけるためには、以下の3つの方法を試すのが効果的です。
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・改めて自己分析、他己分析に取り組む
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・企業の採用サイトを参考にする
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・プライベートな夢から派生させて考える
これらの対処法を実践しながら、選考を有利に進める将来の夢を見つけましょう。
改めて自己分析・他己分析に取り組む
ESに書く将来の夢が見つからない時には、もう一度改めて自己分析・他己分析に取り組むことをおすすめします。将来の夢を定めることは、就活で企業選びの軸を決めることに役立ち、後悔のない社会人人生を歩むことにもつながります。
条件の良い企業に就職するだけではなく、天職に出会って充実した働き方を実現するためには、自己分析によって将来の夢を明確にしておく必要があります。
自己分析する際には、これまでの経験や価値観から「働かなくてもいいほどのお金があったら何をしたいか?」「お金を払ってでもやりたい仕事は何か?」といった視点で考えてみると効果的です。一人だけで考えていても将来の夢が浮かばない場合、自分がどんな時に楽しそうに過ごしていたか、家族や友人に質問してみる「他己分析」を活用するのも良いでしょう。
企業の採用サイトを参考にする
ESで効果的にアピールできる将来の夢のヒントを見つけるためには、応募する企業の採用サイトをチェックしてみるのも効果的です。
たとえば、社員インタビューをチェックすることにより、現役社員の働き方や今後の目標、将来の夢などを詳しく知る機会になります。先輩社員のキャリアストーリーや代表挨拶、企業理念といった情報からヒントが見つかることもあります。
企業の採用サイトから将来の夢を考えることにより、その企業でしか叶えられない夢を見つけることにもつながります。競合他社では叶えられず、応募企業であれば叶えられる将来の夢をアピールできれば、志望動機の説得力を大きく高めることができるでしょう。
プライベートな夢から派生させて考える
ESで使用する将来の夢は、プライベートな夢から派生させて考えることも可能です。
「お金持ちになりたい」「自由に世界を飛び回りたい」といった個人の夢は、就活でアピールする将来の夢には不向きですが、「お金持ちになるために営業成績トップの社員を目指す」のように派生させて考えると、ESで効果的な将来の夢を作ることができます。
自由に世界を飛び回る生活を手に入れるため、「グローバルに活躍できる人材を目指す」「世界に通用するプログラムを書けるエンジニアになる」といった夢も考えられます。プライベートで叶えたい夢と企業の業務内容を連想しながら、採用担当者に好印象を与える将来の夢を探してみましょう。
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7.ESで将来の夢を書く時の注意点・NG例
ESで将来の夢をアピールする時には、内容以外のマナー・モラルで採用担当者にマイナス印象を与えてしまわないよう、以下の3つのポイントに注意して回答する必要があります。
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・プライベートな夢だけを書くのはNG
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・起業や独立など退職をイメージさせる夢は避ける
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・将来の夢に対する深掘り質問を想定しておく
将来の夢についてESを書き終えた時には、これらのポイントが守れているかをチェックしてから提出しましょう。
プライベートな夢だけを書くのはNG
ESという場で将来の夢を書く時には、プライベートな夢だけをアピールしないよう注意が必要です。プライベートな夢を企業の業務と関連・派生させて書くのは問題ありませんが、「田舎で悠々自適に暮らしたい」「ペットに囲まれて生活したい」といったプライベートな夢をESに書いても、企業にとって評価しにくくなるからです。
ESで将来の夢について問われる時には、あくまでも社会人やキャリアビジョンにおける夢が質問されていることを押さえておきましょう。
起業や独立など退職をイメージさせる夢は避ける
ESの将来の夢では、起業・独立などの退職をイメージさせる夢は避けた方が良いでしょう。社内起業などに積極的な企業を除けば、採用しても辞めてしまうことが確実な学生に対して、内定を出そうと考えることは少ないです。社会経験が少ない新卒の学生を採用する企業は、入社した学生に長期的に自社で活躍してほしいと考える傾向にあるからです。
今後転職する可能性がゼロではない以上、「絶対に定年まで勤め上げる」とアピールする必要はないですが、起業・独立を将来の夢としてESに書くのは控えるようにしてください。
将来の夢に対する深掘り質問を想定しておく
ESに書いた将来の夢は、面接でも同じように質問され、深掘り質問を受ける可能性が高いです。たとえば、将来の夢を持ったきっかけや、他社では実現できない理由、企業にどう貢献するかといった姿勢が詳しく質問されることが考えられます。
こうした深掘り質問にもスムーズに対応できるように練習することにより、建前ではなく本音で目指している将来の夢という印象を与えられるでしょう。
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8.まとめ
ESで「将来の夢」を問う企業の意図は、学生のキャリア設計の具体性と、自社とのマッチ度を見極めることにあります。回答する際はプライベートな内容を避け、業務に関連した目標を掲げることが大切です。
好印象を与えるポイントは、志望動機と夢に一貫性を持たせ、「なぜその企業でなければならないのか」を明確にすることです。また、夢の実現に向けて現在取り組んでいる具体的な活動や、自身の成長が最終的に企業の利益にどう貢献するかという視点を盛り込むと、説得力が飛躍的に高まります。
本記事の例文やNG例を参考に、自己成長と企業貢献の両立を示した「将来の夢」を描くことで、入社後の活躍を強く期待させるエントリーシートを完成させましょう。
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ITエンジニアの就活支援をしているレバテックルーキーでは、そのような方に向けて、ITエンジニアのキャリア支援実績が多数あるアドバイザーがES添削、面接対策、ポートフォリオ作成のサポートをおこなっています。
ITエンジニアの就活に特化しているからこそ分かる選考のポイントをお伝えしていますので、ITエンジニアとして就職したい方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。
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