- 1.OpenESはWEBから複数の企業にエントリーできる仕組み
- 2.OpenESと普通の履歴書・エントリーシートとの違い
- 3.OpenESを就活で使うメリット
- 4.OpenESの写真はどこに貼る?3つの挿入箇所
- 5.OpenESに載せる写真を選ぶポイント
- 6.OpenESで高評価を受けるための書き方のコツ
- 7.OpenESを作成する時の注意点
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1.OpenESとはWEBから複数の企業にエントリーできる仕組み
OpenESとは、事前に作成したエントリーシートを複数の企業に提出してエントリーできる仕組みのことを指します。通常の就活では、応募する企業一社一社に対して履歴書やエントリーシートを作成して提出する必要がありましたが、OpenESであれば一度作成したものをそのまま複数の企業へのエントリーに使うことができます。また、OpenESはWEB上で作成することから、手書きで書類を作成する必要がない点も大きな特徴です。
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2.OpenESと普通の履歴書・エントリーシートとの違い
OpenESは、一般的な就活で使われる履歴書・エントリーシートと比べると、作成方法・提出方法にいくつかの違いがあります。OpenESを適切に作成・提出するために、普通の履歴書・エントリーシートとの違いを押さえておきましょう。
OpenESはWEB上で作成・提出できる
OpenESは普通の履歴書・エントリーシートとは異なり、WEB上で完結することが大きな特徴です。リクナビのWEBサイトを通じてOpenESを作成し、そのまま応募する企業を選んで提出します。手書きの履歴書・エントリーシートと比べて作成の手間が大きく省けるほか、印刷して持参する必要もないため就活にかかる時間を節約できることが特徴です。
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OpenESで複数の企業にエントリー可能
OpenESの最大の特徴として、一つのエントリーシートを複数の企業へ提出できる点が挙げられます。全く同じ内容のエントリーシートを複数の企業に対して送付することもできるので、応募書類の作成にかかる時間や手間を大幅に削減できます。その結果、企業研究や面接対策により多くの時間を使うことができるので、就活が成功する確率もアップします。
OpenESに非対応の企業もある
OpenESでエントリー可能なのは、リクナビに掲載されている一部の企業のみとなっています。リクナビに掲載されていない企業や、OpenESに非対応の企業の場合には、これまで通りの履歴書・エントリーシートを作成しなければならないので注意しましょう。OpenESで記入した基本情報や自己PRの内容はWEB上で保存されているため、OpenESの下書きを見ながら手書きのエントリーシートを作成することもできます。
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3.OpenESを就活で使うメリット
OpenESは、企業の立場からするとより多くの学生と出会うことができて、学生側にとってもエントリーシートを作成する手間を省くことができるので、お互いにメリットの大きな仕組みとなっています。ここでは就活に取り組む学生がOpenESを利用するメリットについて、以下の3点を詳しく解説していきます。
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・基本情報の使い回しが可能
・PR写真を挿入して効果的にアピールできる
・就活にかかる費用を節約できる
それぞれ順番にご紹介しましょう。
基本情報の使い回しが可能
OpenESは、一度作成したエントリーシートをそのまま使い回して複数の企業に応募できる仕組みです。自己PRやガクチカ(学生時代に最も打ち込んだこと)の文章は応募企業ごとに調整することが望ましいですが、氏名・住所・学歴などの基本情報をコピペで使い回せることが大きなメリットとなります。手書きであれば一通ごとに氏名・住所・学歴などを書き直す必要がありましたが、OpenESならワンクリックで使い回しが可能です。
一度作成したものを使い回すことで誤字・誤変換が起こるリスクを減らせるほか、誤記入してしまってもその場で修正が可能なので書き直しの手間も削減できるメリットもあります。
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PR写真を挿入して効果的にアピールできる
OpenESでは、証明写真にプラスしてPR写真を挿入できるため、文字だけのエントリーシートよりも効果的にアピールできるメリットもあります。普通のエントリーシートでは、証明写真1枚しか写真を添付することができませんが、OpenESは自己PR・ガクチカの項目でそれぞれPR写真を挿入できます。
インパクトがあり印象に残りやすい写真を選ぶことにより、採用担当者の興味を引くことができるので、普通のエントリーシートと比べて選考に通りやすくなる効果も得られます。
就活にかかる費用を節約できる
OpenESを使うことで、証明写真代や印刷代、郵送代、履歴書の購入費用などの節約にもつながります。スーツ代や交通費をはじめとして就活では出費が重なりやすく、複数の企業に応募するとなれば数百円の少額が積み重なって、無視できない出費となることもあります。
OpenESを活用して就活にかかる費用を抑えることにより、アルバイトのシフトを減らしてより多くの時間を就活にあてることもできるほか、遠方で開催される会社説明会や企業の面接にも交通費を気にせず参加しやすくなるでしょう。
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4.OpenESの写真はどこに貼る?3つの挿入箇所
OpenESを作成する時には、あなた自身の魅力が伝わる文章を書くことはもちろんですが、より印象に残りやすい写真を挿入することも重要です。というのも、OpenESには「証明写真」のほかにも、「自己PR」「学生時代に最も打ち込んだこと」のそれぞれの項目で、PR写真を挿入できるからです。
OpenESのPR写真は、WEB上の作成画面に画像をアップロードすることで、貼り付けることができます。パソコン(Windows・Mac)はもちろんスマホからPR写真を挿入することもできるので、OpenESを作成する時には忘れずに添付するようにしましょう。
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5.OpenESに載せる写真を選ぶポイント
OpenESではPR写真によって視覚的にアピールできるため、普通のエントリーシートと比べて画像選びの重要性が高まります。採用担当者は、1日に何十通ものエントリーシートに目を通すこともあるため、第一印象で印象に残りにくい写真を選んでしまうと、ライバルのエントリーシートに埋もれてしまう可能性が高まります。
そうした状況を避けて、PR写真で採用担当者に強く興味を持ってもらうためのポイントとして、以下の3つを押さえておきましょう。
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・自己PRやガクチカとの関連性で選ぶ
・強み・個性が伝わる写真を選ぶ
・印象的なフリー素材から選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
自己PRやガクチカとの関連性で選ぶ
OpenESのPR写真は、自己PRやガクチカ(学生時代に最も打ち込んだこと)の内容と関連性が高いものを選ぶのが基本です。例えば、自己PRでアルバイト経験をアピールする場合には、アルバイト先で働いている風景を撮った写真が最適です。ガクチカで部活動をアピールするなら、部活動でがんばる姿を収めた写真が良いでしょう。
ただし、OpenESでは添付できる画像の大きさ(pixel)が決まっているので、引いた構図の写真だと人物が小さくなりインパクトが薄れてしまうことがあります。写真を撮影した時期は問われないので、OpenESでアピールする内容を決めて画像サイズを確認してから、友人に写真を撮ってもらうのもおすすめです。
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強み・個性が伝わる写真を選ぶ
OpenESの写真を選ぶ時には、エントリーシートでアピールする強みやあなた自身の個性が伝わるものを選ぶと効果的です。たとえばアルバイト経験を通じてコミュニケーション力をアピールしたい場合には、接客している様子や同僚と会話している様子を載せると良いでしょう。部活動を通じて粘り強く努力できる強みをアピールしたいのであれば、一生懸命練習に取り組んでいる様子が適しています。
なお、PR写真に自分以外の他人が映ってしまう場合には、トラブルに発展しないよう事前に許可を取っておく必要があります。アルバイト先のお客様など、許可が取れない人物が写っている写真は使わないようにしてください。
印象的なフリー素材から選ぶ
OpenESに挿入できる写真が見つからない場合、あなたの強みや個性を象徴するような、印象的なフリー画像を使うという手段もあります。採用担当者の興味を引く写真やインパクトを残せる写真を使うことで、選考を有利に進めることができるでしょう。
ただしフリー画像を使う場合には、ダウンロードサイトの利用規約をしっかりと確認し、著作権トラブルに発展しないよう注意してください。出所があいまいな画像を使ってしまうと、画像について面接で問われた時にスムーズに答えられず、採用担当者にネガティブな印象を与えてしまうこともあります。PR写真のキャプション(説明文)にて、フリー画像であることやイメージ画像であることを書き添えておくと安心です。
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6.OpenESで高評価を受けるための書き方のコツ
続いて、OpenESで採用担当者から高評価を受けるための、文章の書き方についてご紹介しましょう。あなた自身の強みや個性を最大限アピールできるように、下記の3つのポイントを踏まえて作成してみてください。
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・企業の質問意図を踏まえて書く
・「PREP法」に沿って書く
・企業の求める人物像を参考にしながら書く
それぞれ順番に解説していきます。
企業の質問意図を踏まえて書く
OpenESを利用する企業は、OpenESの質問で学生についてより深く知りたいと考えており、それぞれの質問で企業がチェックしているポイントも異なります。OpenESでは主に「自己PR」「学生時代に最も打ち込んだこと」が問われますが、自己PRではあなた自身の強みやスキル、学生時代に最も打ち込んだことの質問ではあなた自身の仕事への向き合い方や価値観を知ろうとしています。
そのため自己PRを書く時には、これまでに学んできたスキルや入社後に活かせる経験をアピールして、企業にとって採用メリットのある人材であることを伝えるのがポイントです。一方で、学生時代に最も打ち込んだことについて書く時には、スキルや経験を身につけるまでの過程で、あなたがどのように考え、どのように工夫して取り組んできたのかを伝えると良いでしょう。
企業はOpenESの質問で、自己PRはスキルを重視、学生時代に最も打ち込んだことはプロセスを重視していることを押さえておきましょう。
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「PREP法」に沿って書く
限られたスペースで自分自身をアピールするOpenESでは、「PREP法」と呼ばれる文章作成方法を使うと効果的です。PREP法とは、以下の4つの流れに沿って構成を組み立てることを指します。
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・Point:結論
・Reason:理由・根拠
・Example:具体例
・Point:結論
最初にあなたの強みについて要点を伝え、それが強みだと考えた理由を述べ、強みを象徴するエピソードを紹介。最後にもう一度強みを強調し、入社後にも活かそうとする姿勢をアピールすると、効果的なエントリーシートが完成します。PREP法を使うことなく、時系列順に書いたり結論を一番最後に書いたりすると、採用担当者にとって読みにくい文章となり評価を下げる原因となるため注意しましょう。
企業の求める人物像を参考にしながら書く
OpenESは一つのエントリーシートを複数の企業に提出できる便利な仕組みですが、より高い熱意をアピールして選考の通過率を上げるためには、それぞれの企業の求める人物像に合わせて書くことが大切です。たとえば、チームワークを重視する企業にエントリーするのであれば、サークルや部活動でチームワークを発揮したエピソードを伝えると効果的です。将来の幹部候補を募集する企業であれば、アルバイト先でバイトリーダーを務めた経験をアピールするのも良いでしょう。
企業が求人サイトやHPで発信している求める人物像は、「こんな学生を採用します」という就活生への直接的なメッセージでもあるので、本命の企業の情報は必ずチェックしておきましょう。
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7.OpenESを作成する時の注意点
最後に、OpenESを使ってエントリーシートを作成する際に、注意しておきたいポイントについてもご紹介します。
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・指定文字数の9割以上を埋める
・全く同じOpenESの使い回しは避ける
・誤変換や漢字の多用に注意する
これらの注意点を踏まえて、より魅力的なエントリーシートで企業からの内定を勝ち取りましょう。
指定文字数の9割以上を埋める
OpenESでは、各項目に文字数の制限が設けられており、指定の文字数の9割以上埋めることが重要となります。文字数が少なければあなた自身の強みや個性を最大限アピールできず、企業側としても熱意の低い学生という印象を抱かれてしまうからです。自己PRやガクチカの項目は「400文字以内」と指定されているため、少なくとも360文字以上は書くようにしましょう。
ただし、文字数を稼ぐために同じ意味の文章を繰り返したり、最後に文章を付け足したりすると、不自然な文章となってしまう可能性が高いです。OpenESはいきなり書き始めるのではなく、あらかじめ伝えたいことやエピソードについて下書きしてから、400文字以内にまとめるのがポイントです。
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全く同じOpenESの使い回しは避ける
OpenESを使うことで、異なる業種の企業に対しても同じエントリーシートを使い回すことは可能ですが、全く企業研究せずに機械的にエントリーしていても、理想の企業からの内定を取ることは難しいでしょう。一つのエントリーシートを複数の企業で使い回してしまうと、たとえば一人でもコツコツと努力できる自走型の人材を求めている企業に対して、チームワークが得意な強みをアピールして、ミスマッチとなる可能性も高まります。
そのため本当に志望度が高い企業に対しては、一つひとつの項目を丁寧に作成するようにしましょう。ただし、「●●株式会社に入社した後も、私の強みを活かしてシステムエンジニアとして活躍したいです。」のように、エントリーシートの中で具体的な企業名や職種名を書いた時には、別の企業に応募する際に必ず企業名・職種名を修正するように注意してください。
なお、氏名・住所・連絡先・証明写真などの基本情報は、応募企業によって内容が変わらない部分なので、全ての企業で使い回しても問題ありません。
誤変換や漢字の多用に注意する
OpenESは手書きのエントリーシートとは異なり、誤変換が起こりやすく、漢字の多用を起こしやすい傾向があります。たとえば「貴社」を「記者・汽車」と変換してしまったり、「よろしくお願いいたします」を「宜しくお願い致します」と書いてしまったりするケースが挙げられます。
誤変換は誤字・脱字とともにエントリーシートの評価を下げる原因になりますし、普段から使い慣れない漢字を多用すると文章が読みにくくなる原因となります。OpenESを書き終えた際には、第三者に読んでもらったり音読したりして、誤字・誤変換や文章の読みにくさがないかを確認すると良いでしょう。
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まとめ
OpenESは、一つのエントリーシートを複数の企業に提出できる仕組みであり、WEB上で簡単に作成できることが大きな特徴です。応募企業がOpenESに対応している必要はありますが、氏名・住所・証明写真などの基本情報を使い回すことが可能で、PR写真を添付することで視覚的にアピールできるメリットもあります。
PR写真を添付する時には、自己PRやガクチカと関連した写真や、あなたの強みをよく表した写真を選ぶのがおすすめです。OpenESの文章を効果的に書くコツとして、企業の質問意図や求める人物像を踏まえて作成するのが効果的なので、ぜひ実践してみてください。
OpenESを書き終えた後には、指定文字数の9割以上が埋まっているか、全く同じ内容の使い回しになっていないか、誤変換や漢字の多用がないかをチェックして、クオリティの高いエントリーシートを提出しましょう。
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