
・「何を書けば良いか分からない」
・「ゼミが志望業界に関係ないけど、書いていいの?」
・「書く内容が平凡で埋もれそう…」
そんな悩みを抱える方は少なくありません。しかし、企業がゼミ活動を聞くのには明確な理由があり、書き方次第で大きなアピールポイントに変わります。
本記事では、ゼミ活動の書き方を4ステップで徹底解説。さらに差別化のコツや例文、NG例、面接対策まで網羅します。これを読めば、ゼミ活動を強力な武器にする方法がきっとわかるはずです。
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1. 企業がエントリーシートでゼミ活動を聞く理由
エントリーシートでゼミ活動を問う企業は多いです。それは単なる学問的興味を知るためだけではありません。ゼミの取り組み方には、学生の個性や社会人としての素養が色濃く表れるからです。ここでは、企業がゼミについて聞く3つの主な理由
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・興味・関心を知るため
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・課題解決力や取り組み姿勢を知るため
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・入社後に活かせる知識やスキルを確認するため
を詳しく解説します。
興味・関心を知るため
企業は、学生がどんなテーマに興味を持ち、なぜそれを選んだのかを知りたがっています。なぜなら、興味の方向性はその人の価値観や思考パターンを映し出すものだからです。
例えば、同じ経済学部の学生でも「地方経済」に関心を持つ人もいれば、「グローバル経済」に興味がある人もいます。その選択には、将来のキャリア志向や、物事を見る視点の違いが反映されます。
ポイント
単にゼミ名を書くのではなく、「なぜそれを選んだのか」という理由を伝えることが大切。
興味を持った背景を語ることで、面接官にあなたの人柄や価値観が伝わる。
課題解決力や取り組み姿勢を知るため
企業が重視するのは「結果」以上に「過程」です。ゼミ活動の中で課題に直面した時、どう行動したかを知ることで、学生の課題解決力や協調性を測ろうとしています。
例えば、ゼミの調査が行き詰まった時に自ら提案をして打開した経験や、チームメンバーとの意見の食い違いを調整した経験など、課題解決に向けた具体的な行動は企業にとって非常に参考になります。
ポイント
トラブルや課題があった方が、逆にアピール材料になる。
「大変だったけど頑張った」で終わらせず、具体的にどんな工夫をしたのかを伝える。
入社後に活かせる知識やスキルを確認するため
企業は「学生時代の経験が仕事にどう活きるか」を常に見ています。ゼミ活動で培ったスキルや考え方は、そのまま社会で通用する場合も多いです。
例えば、ゼミで論文をまとめる過程で培った情報収集力や論理的思考力は、営業企画やコンサルの仕事で役立つでしょう。研究の発表経験は、人前で話すプレゼン力の証明にもなります。
ポイント
業務に直結しないテーマでもOK。ただし「どんな力がついたか」を具体的に示す。
汎用的スキル(論理的思考、協調性、問題解決力など)を強調すると良い。
面接でよく聞かれる深掘り質問例
ゼミ活動はESで書くだけでなく、面接でも突っ込まれやすいポイントです。
代表的な質問例を押さえておきましょう。
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・どうしてそのゼミを選んだのか?
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・どんな苦労があったか?どう解決したか?
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・ゼミの経験から学んだことは何か?
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・それを仕事にどう活かすつもりか?
面接ではESに書いた内容の裏付けを求められます。具体的な数字やエピソードを準備しておくと安心です。
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2. エントリーシートでゼミ活動を書くときの4つのステップ
ゼミ活動を書く際は、いきなり思いつくまま書くのではなく、順序立てて構成を作ることが重要です。この4ステップを守れば、論理的で伝わりやすい文章になります。
STEP1:ゼミを選んだ理由
ゼミを書く上で最初に触れるべきは「なぜそのゼミを選んだのか」です。
企業はゼミの選択理由から、あなたの興味関心や価値観、行動基準を読み取ります。
解説
例えば経済学部の学生が「地方創生」に関わるゼミを選んだとします。単に「地域活性化に興味があった」では弱いですが、「高校時代、地元商店街が衰退する様子を見て、自分の力で地域を活性化したいと思った」などの背景を述べると、説得力が格段に上がります。
さらに、ゼミ選択を将来の志望業界と結び付けると強力なアピールになります。
PREP法を活用する例
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・結論(Point):地方創生に興味があり、このゼミを選びました。
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・理由(Reason):地元商店街の衰退を目の当たりにした経験が背景です。
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・具体例(Example):地元の課題を調べ、改善策を考えたいと思いました。
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・結論(Point):その経験を将来、地域経済の活性化に役立てたいです。
STEP2:具体的な取り組み内容
次に大事なのは、ゼミ内でどのような活動を行ったのかを伝えることです。
単なるテーマ紹介では弱いので、取り組み姿勢や工夫したポイントまで書くのが必須です。
解説
例えば「マーケティングゼミで商店街活性化策を提案した」という場合、それだけでは不十分です。次のように掘り下げて書くと良いでしょう。
「訪問調査で聞き取りを実施したが、高齢の商店主は協力に消極的でした。そこで、調査の趣旨を手紙にまとめたり、共通の知人を介して紹介をもらうことで信頼を得られ、無事データを収集できました。」
ここまで書くと、自主性や工夫、問題解決力が伝わります。
STEP3:学びや成長
どんなに立派な活動でも、それを通じて「何を得たのか」が伝わらなければ意味がありません。
「協調性が身についた」などのありふれた表現では埋もれてしまうため、具体性を持たせることが重要です。
解説
例えば、上記の調査活動の例なら:
「高齢の方々は、目的を説明してもすぐには納得してもらえないことを痛感しました。しかし、自分の立場ではなく、相手の立場に立って伝えることが重要だと学びました。この経験で、相手を尊重しながら信頼関係を築く力を得たと感じています。」
このように、学びを具体的に表現し、さらにどんな場面で活かせるかを示すと効果的です。
3. ゼミ活動で差別化するコツ
ゼミは多くの学生が経験するため、書き方によっては埋もれてしまいます。ここでは、他の学生と差別化するための具体的な方法を紹介します。
珍しいテーマや視点を活かす
テーマ自体が他の人と違えば、それだけで目を引きます。
しかし「珍しい」というだけではダメで、簡潔に内容を伝えられることが大切です。
解説
例えば「天候デリバティブ商品」というテーマは珍しいですが、そのまま書くと専門的すぎます。次のように説明を加えるのが効果的です。
「私は会計学ゼミで天候リスクを軽減する金融商品の研究をしました。これは気象変動が経済に与える影響を調査し、ビジネスのリスク管理に活かす取り組みです。」
これなら読み手にも理解されやすくなります。
困難をどう乗り越えたかを強調する
平凡なテーマでも、課題解決の過程をしっかり描けば差別化は可能です。
解説
「ゼミのメンバー間で方向性が食い違い、話し合いが何度も決裂しました。私は意見を集約するために、各自の主張を紙に書き出し、共通点を探して進行案を提示しました。その結果、議論が整理され、全員が納得できる形で研究を進めることができました。」
こうしたエピソードは、「調整力」「粘り強さ」など社会人として評価される資質を示せます。
成果より過程に注目する
多くの学生が結果だけを書きがちですが、企業が知りたいのは「どう考え、どう行動したか」です。
解説
例えば
「発表の評価は期待より低かったが、原因を分析し、説明資料を修正しました。次の発表で高評価を得られたことで、準備や振り返りの大切さを学びました。」
結果が悪くても、そこからの行動を示すことで十分アピール材料になります。
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4. 文字数別のゼミ活動の書き方
ゼミ活動を書く際には、企業ごとに用意されているエントリーシートのフォーマットや文字数制限を意識することが非常に重要です。文字数によってどこまで深く書けるかが変わるため、スペースに応じて内容を取捨選択しましょう。ここでは文字数別の書き方のポイントを解説します。
スペースが狭い(50〜100字)
短いスペースではすべてを盛り込むのは不可能です。最重要ポイントは「ゼミ名とテーマ」だけを簡潔に伝えることです。
解説
50字程度で問われた場合、「どんなゼミに所属し、何を研究したか」がわかればOKです。余裕があれば「得た学び」まで触れられるとベターですが、無理に詰め込みすぎるより、簡潔さを優先しましょう。
例文
経済学ゼミで消費者行動を研究し、商店街活性化の提案を行いました。
このように「ゼミ名+テーマ+簡単な結果」をまとめるのがポイントです。
スペースが広い(300字以上)
300字以上書ける場合は、しっかり4ステップ(選んだ理由/活動内容/学び/活かし方)をすべて盛り込むのが理想です。
解説
スペースが広いとダラダラ書きがちですが、PREP法で整理するとわかりやすくなります。最初にゼミのテーマと興味を書き、その後に取り組んだ具体的な内容、得られた学び、そして入社後どう活かすかの順で書きましょう。
例文
私は経済学ゼミで商店街の活性化について研究しました。地方出身で、地元商店街の衰退を目の当たりにした経験がきっかけです。調査で高齢の商店主の協力が得られず苦労しましたが、手紙を活用して説明したことで協力を得られました。この経験で、相手の立場に立って伝える大切さを学びました。貴社では、顧客ニーズを汲み取り提案する営業職でこの力を活かしたいです。
長文の場合でも、文章をダラダラ続けず、一文を短く区切るのが読みやすさのコツです。
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5. NG例と改善ポイント
ゼミ活動でよくある失敗例を知っておくことはとても重要です。何を書けば良いかと同じくらい「何を書いてはいけないか」を把握しておくことで、内容の精度が格段に上がります。この章では典型的なNG例とその改善方法を紹介します。
NG例1:当たり前すぎる学び
多くの学生がやってしまうのが「学ぶことの大切さを知った」など、抽象的で当たり前すぎる結論で終わるパターンです。これでは企業に響きません。
NG例
ゼミ活動を通して、何事も学ぶ姿勢が大事だと知りました。
改善ポイント解説
このような文章は、どんな学生にも当てはまってしまうため、あなた自身の個性や成長が見えません。改善するためには以下の点を意識しましょう。
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・具体的な行動を書く
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・どんな気づきがあったかを明確にする
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・どんな場面でその学びを活かせるかを伝える
改善例
ゼミで商店街活性化策を提案する際、高齢の商店主に調査を断られましたが、説明文を作成して再訪したところ協力を得られました。この経験で、相手に寄り添い工夫する重要性を学びました。
NG例2:成果だけを強調しすぎる
「ゼミで最優秀賞を取った」「教授に褒められた」など結果だけを並べる文章もNGです。企業が知りたいのは結果より過程です。
NG例
ゼミの研究発表で最優秀賞を取りました。
改善ポイント解説
結果は素晴らしいことですが、それだけだと企業は「何ができる人なのか」見えてきません。次のように改善しましょう。
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・結果に至るまでの努力を説明する
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・自分の役割を伝える
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・学びを付け加える
改善例
発表の準備では、チームで役割分担を決め、私は資料の構成を考えました。特に難解な経済用語をわかりやすく言い換えたことで聴衆の理解が深まり、最優秀賞をいただきました。この経験で、伝える力の大切さを学びました。
NG例3:嘘や誇張
ゼミでの経験に自信がないからといって、嘘や過剰な誇張をするのは絶対にNGです。
NG例
ゼミの代表として全員をまとめ上げました。(実際にはそんな役割ではなかった)
改善ポイント解説
採用担当者は多くの学生を見てきています。誇張した内容は必ず面接で突っ込まれます。自信がない内容は書かず、等身大の自分を表現する方が結果的に好印象を与えます。
嘘をつかず、実際の経験をベースに書く
小さな経験でも具体性を持たせる
改善例
私はゼミの運営役ではありませんでしたが、発表準備では積極的にアイデアを出し、議論をまとめる役割を担いました。
嘘をつかず、正直に自分の行動や立ち位置を伝えることが大切です。
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6. 面接で深掘りされる質問と答え方
ゼミ活動はESだけでなく、面接でほぼ確実に深掘りされるテーマです。せっかくESで良いことを書いても、面接で答えられないと印象が大きく下がってしまいます。ここでは想定される質問と、答え方のコツを詳しく解説します。
想定質問とポイント解説
なぜそのゼミを選んだのですか?
これは必ず聞かれる定番の質問です。単に「興味があったから」では弱いので、背景やエピソードを交えて伝えるのがポイントです。
回答例
地元商店街の衰退を目の当たりにし、自分にできることを考えたいと思い経済学ゼミを選びました。地域活性化の知見を深め、将来の仕事に活かしたいと考えています。
ゼミでどんな苦労をしましたか?
「順調でした」と答えるのはNG。トラブルや困難こそが企業にとって知りたい情報です。
回答例
調査対象の商店主の協力を得られず進行が遅れましたが、手紙を作成して趣旨を説明し再訪した結果、協力を得られました。この経験で、相手の立場に立つことの大切さを学びました。
学んだことを入社後にどう活かしたいですか?
企業が最も重視するのがここです。ゼミ活動と志望職種を繋げるのが鉄則です。
回答例
ゼミで培った調整力を活かし、貴社の営業職で顧客の意見を正確に汲み取り、最適な提案ができる人材になりたいです。
答える時のコツ
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・具体的な数字やエピソードを入れる
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・PREP法(結論→理由→具体例→結論)を意識する
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・結論を先に述べると説得力が増す
面接では、話す内容の中身と同じくらい「話し方」「論理性」も見られています。緊張しても短く整理して話す練習をしておきましょう。
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7. ゼミに入っていない場合の書き方
「ゼミに入っていないから書けない」と悩む学生も多いですが、ゼミに入っていないこと自体はまったく問題ありません。企業が知りたいのはゼミそのものではなく、大学生活を通じてどんなことに取り組み、何を学び、どう成長したかという点です。ゼミ以外で力を入れた経験をアピールすれば十分です。ここでは、ゼミに入っていない場合の書き方のポイントを解説します。
ゼミに参加しなかった理由を前向きに伝える
ゼミに入らなかった理由は「ネガティブな印象を与えない表現」で説明することが大切です。単に「興味がなかった」などではなく、他の活動に力を入れていたことを強調しましょう。
解説
例えば「ゼミの時間と長期インターンの時間が重なったためインターンを優先した」というように、自己成長やキャリア形成のために意図的に選んだ行動だと伝えることが大切です。
NG例
ゼミには特に興味がなかったので入っていません。
改善例
大学3年次から長期インターンに参加し、実務経験を優先したためゼミには所属しませんでした。
ゼミ以外で取り組んだことを具体的に書く
ゼミの代わりに、大学生活で力を入れた経験を書きましょう。アルバイト、サークル、インターン、資格取得、留学、ボランティアなど、どんな活動でもOKです。
解説
大切なのは「ただ経験を並べる」のではなく、その中でどんな困難があり、どう乗り越え、何を学んだかを必ず書くことです。
ゼミ不参加の場合の例文
以下はゼミに入っていなかった場合の例文です。
ゼミには所属していませんが、大学2年次から海外の長期インターンに参加しました。現地企業でマーケティング調査に携わり、文化や価値観の違いに苦労しましたが、相手の立場を理解する重要性を学びました。この経験を活かし、貴社の海外事業で現地の声を活かした提案をしたいです。
このように、ゼミに入っていないことをネガティブに捉える必要はありません。むしろ独自の経験として強いアピール材料にできます。
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8. ゼミ活動の例文集
ここでは、実際にゼミ活動をエントリーシートにどう落とし込むかをイメージできるよう、例文を紹介します。文系・理系、短文・長文、志望動機との絡め方など、様々なパターンを用意しました。例文をそのまま使うのではなく、自分の経験に置き換えて活用しましょう。
文系例文(長文)
私は経済学ゼミで、地域商店街の活性化を研究しました。地元商店街が衰退していく様子を目の当たりにし、自分の力で地域経済に貢献したいと思ったことがきっかけです。ゼミでは訪問調査を行い、高齢の商店主の協力を得るために趣旨を丁寧に説明し、共感を得る工夫をしました。この経験で、相手の立場に立ち、粘り強く伝える力を培いました。貴社でも顧客の課題を的確に捉え、最適な提案ができる営業職を目指したいです。
解説
この例文はゼミ選択理由、具体的行動、学び、活かし方がすべて盛り込まれており、流れとして理想的です。特に「課題をどう乗り越えたか」を具体的に書いている点がポイントです。
理系例文(長文)
私は情報工学ゼミでAIによる画像認識技術の研究を行いました。研究では精度向上が課題で、メンバー間で意見が対立する場面も多くありました。私は各案のメリット・デメリットを整理して共有することで、議論を前向きに進める役割を果たしました。この経験で、意見をまとめてチームを前進させる調整力を身につけました。貴社ではこの力を活かし、開発チームの一員として貢献したいです。
解説
理系の場合、専門用語が多くなりがちですが、誰でも理解できる言葉で説明している点が好印象です。また、単なる研究内容の説明に留まらず、自分の役割と学びを明確にしている点が良い例です。
短文例文(約50〜100字)
経済学ゼミで消費者行動を研究し、商店街の活性化策を提案しました。高齢者の意見を反映する工夫を学びました。
解説
短文の場合でも、ゼミ名・テーマ・学びの3点セットを意識すると要点がしっかり伝わります。
ゼミ不参加例文
ゼミには所属せず、長期インターンで現場経験を優先しました。文化の違いを乗り越えて相手の立場で考える力を養い、貴社の海外事業でも活かしたいです。
解説
ゼミ不参加を前向きに捉え、具体的な活動と学びを書いている点がポイントです。
志望動機との絡め方例文
私はゼミで地方商店街の活性化を研究しました。データ分析を活かし課題を特定し、改善提案を行う過程で論理的に考える力を磨きました。この経験を活かし、貴社のマーケティング職で市場分析から施策立案まで一貫して取り組みたいです。
解説
志望動機とゼミ経験を結び付けると説得力が格段に上がります。「入社後の活かし方」を具体的に書くのがコツです。
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9.まとめ
ゼミ活動の書き方は、「何を書けばいいかわからない」という悩みが多い反面、やり方を理解すれば非常に強いアピール材料になります。企業が知りたいのは、単なるゼミの内容ではなく、あなたがどんな課題に向き合い、どんな行動をし、何を学んだかという点です。
また、ゼミが志望業界や職種と無関係でも問題はありません。ゼミで得たスキルや考え方を、どう入社後に活かせるかを伝えることが大切です。
本記事のポイントをおさらいします。
〇ゼミ活動を書く際は4ステップ
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・選んだ理由
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・取り組み内容
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・学びや成長
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・入社後の活かし方
〇差別化には工夫が必要
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・珍しいテーマの活用
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・困難の乗り越え方を具体的に書く
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・結果よりも過程を重視する
〇NG例を避ける
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・抽象的な学びだけを書くのはNG
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・成果だけを書かず、過程を伝える
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・嘘や誇張は絶対に避ける
〇面接対策も必須
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・深掘り質問に答えられるよう準備する
〇ゼミに入っていなくても問題ない
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・他の経験で十分アピール可能
例文を参考にしながら、ぜひ自分だけの経験を具体的に落とし込んでみてください。あなたのゼミ活動は、必ず就活の武器になります。
ITエンジニア特化だからわかる!内定が出るES、選考対策を教えます
「ITエンジニアになりたいけど、どんな選考対策をすればいいかわからない」とお悩みではありませんか?
ITエンジニアの就活支援をしているレバテックルーキーでは、そのような方に向けて、ITエンジニアのキャリア支援実績が多数あるアドバイザーがES添削、面接対策、ポートフォリオ作成のサポートをおこなっています。
ITエンジニアの就活に特化しているからこそ分かる選考のポイントをお伝えしていますので、ITエンジニアとして就職したい方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。
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