ESの長所短所の書き方と例文集【50字~400字対応】

ESの長所短所の書き方と例文集【50字~400字対応】
本記事では、長所・短所の考え方から自己分析の方法、例文やNGパターンまで解説します。さらに、50字から400字までの文字数指定に対応した例文も用意しました。この記事を読みながら準備を進めれば、説得力のあるエントリーシートを仕上げることができるはずです。
無料
まずは登録してみる

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

1. ESで問われる「長所・短所」とは?

企業がエントリーシート(ES)で「長所」や「短所」を尋ねるのには明確な意図があります。その意図を理解していないと、ただ一般的な性格を書き連ねるだけになり、評価につながりにくくなります。逆に、企業が知りたいことを理解して答えられれば、同じ「長所」や「短所」であっても説得力が増し、あなたの魅力を伝えやすくなります。

ここでは、企業が知りたい3つのポイント、そして「長所と短所は表裏一体」という考え方を解説します。

企業が知りたい3つのポイント

企業がESで長所や短所を尋ねるのは、単純に「あなたの性格を知りたい」という表面的な理由ではありません。主な目的は大きく3つに分けられます。

自己分析できているか

まず1つ目は、自己分析ができているかを確認するためです。自分の強みや弱みを正しく認識し、それを他人に伝えられる能力は、社会人として必須のスキルです。入社後は上司や同僚に自分の考えを説明したり、顧客にわかりやすく提案したりする場面が多くあります。長所・短所を整理して表現できる力は、こうした場面でのコミュニケーション力の基礎になるのです。

人柄と社風とのマッチ度の確認

2つ目は、人柄や社風とのマッチ度を測るためです。企業は採用において「即戦力のスキル」だけでなく、「組織文化に合う人材かどうか」を重視します。

たとえば、挑戦を歓迎する社風であれば「行動力」や「積極性」が長所として評価されやすく、安定性を大切にする社風であれば「計画性」や「協調性」が求められます。学生が挙げる長所や短所は、価値観や行動傾向の現れであり、それが社風と合っているかを見極める材料になるのです。

入社後に活躍できるかの確認

3つ目は、入社後にどのように活躍できるかを予測するためです。長所や短所そのものに優劣はありませんが、それが業務にプラスに働くかどうかは重要な判断基準です。

例えば「粘り強さ」という長所は営業職で成果を出す力につながる一方、「慎重すぎる」という短所がある場合は意思決定のスピードに課題があると見られるかもしれません。このように、企業は応募者の特徴から「実際にどんな場面で力を発揮できるか」を想定しているのです。

この3つの観点を理解しておけば、ただ「性格を並べる」のではなく、企業の視点を意識した効果的な答え方ができるようになります。

長所と短所は表裏一体

長所と短所は、実はコインの裏表のような関係にあります。ある状況では強みに見える特徴が、別の状況では弱みになることは珍しくありません。

例えば「頑固」という性格は、協調性を欠くと捉えられる一方で、「信念を持って最後までやり抜く力」として強みになります。逆に「柔軟性がある」という長所も、場合によっては「優柔不断」と受け取られてしまうことがあります。

この考え方を理解しておくと、長所と短所を切り離して考える必要がなくなります。「短所しか思いつかない」と悩む人も、その短所を裏返せば長所に変換できる可能性が高いのです。例えば「飽きっぽい」という短所は「好奇心旺盛」と言い換えることができます。

また、短所をそのまま書いてしまうとマイナスに受け取られるリスクがあるため、短所を提示する際には「だからこそ改善に努めている」と補足すると効果的です。例えば「慎重で決断に時間がかかる」という短所を述べるときに、「ただし重要な場面では期限を意識し、決断スピードを高める工夫をしている」と加えることで、短所を弱点ではなく成長の余地として伝えられます。

このように「長所と短所は表裏一体」という前提を理解すれば、ネガティブな印象を与えずに両方を効果的にアピールできるでしょう。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

2. 自己分析から導く!長所・短所の見つけ方

自分の長所や短所を考えようとしても、すぐに答えが出てこない人は多いはずです。普段から「自分の強みは何か」と意識して生活している学生は少なく、就活のタイミングになって初めて向き合うケースがほとんどだからです。そこで重要になるのが、体系的な自己分析です。ここでは、長所・短所を見つけるための4つのアプローチを紹介します。

特徴を書き出す

最初のステップは、自分の特徴を思いつくまま書き出すことです。いきなり「長所」と「短所」を分けて考えるのではなく、「よく友人に言われること」「日常で無意識にやっていること」「自分が得意だと思うこと」などをメモに残していきましょう。

例えば「人の相談に乗るのが好き」「一度決めたことはやり抜く」「新しいものにすぐ挑戦する」など、具体的なエピソードと結びつく特徴が出てくるはずです。ここで大切なのは「評価を気にせず書く」ことです。長所か短所かは後で整理できるので、まずは数を増やすことを優先しましょう。

この段階で出てきた言葉が、そのままESに使える長所・短所の候補になります。

他者の視点を取り入れる

自分では当たり前だと思っていることが、他人から見ると立派な強みに見えることがあります。そこで有効なのが、家族や友人、ゼミやサークルの仲間に「私の長所と短所は何だと思う?」と聞くことです。

他者の視点を取り入れると、自分では気づかなかった意外な特徴を知ることができます。また、複数人から同じことを指摘されれば、それは客観的に見てもあなたの強みや弱みである可能性が高いといえるでしょう。

「ジョハリの窓」という心理学の考え方でも、自己理解は「自分も知っていて他人も知っている部分」だけではなく、「自分は気づいていないが他人は知っている部分」から深まるとされています。ESに書く長所や短所を探すときにも、この視点が非常に役立ちます。

短所から逆算する方法

「自分の長所が思い浮かばない」と悩む場合は、逆に短所から考えてみるのも効果的です。短所はネガティブに見えがちですが、視点を変えれば必ず長所につながります。

例えば「おしゃべりすぎる」という短所は、「コミュニケーション力が高い」と言い換えられますし、「優柔不断」という短所は「慎重に物事を考えられる」と解釈できます。このように、短所の裏返しを探すことで、自然と長所も見つかるのです。

この方法は、短所を隠すのではなく「成長余地がある」と前向きに捉える点でも有効です。ESでは短所を問われることも多いので、短所をポジティブに変換する練習は一石二鳥となります。

診断ツールの活用

近年は、オンラインで利用できる自己分析ツールも数多く登場しています。ストレングスファインダー、ビッグファイブ診断、16Personalitiesなどは有名で、多くの就活生が利用しています。これらの診断は、質問に答えるだけで自分の強みや性格傾向を客観的に示してくれるため、自己分析の出発点として役立ちます。

もちろん、診断結果をそのままESに書くだけでは浅くなってしまいます。しかし、自分では気づけなかった特徴にヒントを得たり、結果をきっかけに具体的なエピソードを思い出したりすることができます。特に「自分の強みが全然わからない」と悩む人には有効な手段です。

レバテックルーキー登録バナー

3. ESにふさわしい長所・短所の選び方

エントリーシート(ES)に長所や短所を書くときは、ただ自分の特徴を思いつくままに書けばよいわけではありません。

企業の採用担当者は、応募者の「人柄」だけでなく、「入社後にどう活躍してくれそうか」「職場にどう適応できそうか」という視点で読み取っています。そのため、自己分析で出てきた候補の中から、ESにふさわしいものを戦略的に選ぶことが合否を左右します。

この章では、長所・短所を選ぶうえで欠かせない3つの視点を紹介し、それぞれの具体的な考え方と書き方を解説していきます。

エピソードで裏付けできるか

長所や短所は「言葉」だけでは不十分です。採用担当者は、その特徴が実際の行動に表れているかどうかを知りたいと思っています。

たとえば「責任感が強い」と書いても、単なる自己評価にすぎません。しかし「アルバイトで新人教育を任された際、全員が独り立ちできるまで根気強くサポートし、結果的に離職率をゼロにできた」というエピソードが加われば、一気に説得力が増します。

これは心理学でいう「行動特性の一貫性」を示す作業でもあります。人事は過去の行動から未来の行動を予測するため、言葉よりも事実に基づいたエピソードを重視するのです。裏付けとなる経験がなければ、面接で突っ込まれたときに答えられず、信頼を失ってしまう危険もあります。

つまりESにふさわしい長所や短所とは、自信をもって具体例を語れる特徴であると言えます。自己分析で挙げた特徴を一つひとつ見直し、裏付けできるかどうかを基準に取捨選択しましょう。

企業の求める人物像との一致

次に考えるべきは「企業が求める人物像に合っているか」です。どんなに優れた特徴でも、応募先の方向性とズレていれば評価されません。

たとえばクリエイティブ職であれば「発想力」や「挑戦心」が歓迎されますが、金融業界のバックオフィスであれば「正確さ」や「几帳面さ」が重視されます。

この一致を確認するには、企業の採用ページや求人票に記載されている「求める人材像」「社風紹介」を読み込むことが有効です。そこには「主体性」「チームワーク」「誠実さ」といったキーワードが散りばめられています。自分の特徴をそれらのキーワードと照らし合わせ、親和性の高いものを優先的に選ぶことで、企業側に「うちに合う人だ」と感じてもらいやすくなります。

もちろん、ここで大切なのは無理に合わせにいかないことです。自分の持っていない特徴を盛ってしまうと、面接で整合性が取れなくなります。あくまで「自己分析で出てきた中から、企業と接点を持つものを選ぶ」姿勢が大切です。

入社後にどう活かせるか

最後に、長所や短所を「入社後にどう活かすか」という視点で結びつけることが必要です。これは採用担当者が最も知りたい部分でもあります。学生時代の経験だけで完結してしまうと、「うちの会社ではどうなの?」という疑問が残ってしまうからです。

たとえば「継続力」が長所なら、「英語の勉強を2年間続けた経験をもとに、入社後も新しい知識を継続的に学び、専門性を磨き続けたい」と書けば、未来志向のメッセージになります。短所であっても「慎重すぎて時間がかかる」という特徴を述べた後に、「ただしプロジェクトを円滑に進めるため、最近は期限を意識して判断スピードを上げる工夫をしている」と加えれば、改善意識の高さを示せます。

このように、「過去の経験 → 現在の自分 → 将来の活かし方」と三段構成で整理すれば、単なる自己開示ではなく、企業にとって価値ある人材として映る文章になります。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

4. ESに使える長所・短所の例一覧

ここまでで、長所や短所をどのように見つけ、どのように選ぶべきかを整理しました。

しかし、実際にエントリーシートを書こうとすると、「どんな言葉を選べばいいのかわからない」「自分の経験に合う表現が見つからない」と悩む学生は非常に多いです。そのようなときに参考になるのが、実際によく使われる長所や短所のリストです。

もちろん、このリストをそのままコピーして使うことはおすすめしません。大切なのは、自分自身の経験やエピソードに合った言葉を見つけ、その言葉を起点に具体的に膨らませていくことです。

本章では、ESで使いやすい「長所の例30選」と「短所の例とポジティブな言い換え」、さらに「短文で使える便利フレーズ集」を紹介し、それぞれの使い方や注意点を解説します。

長所の例30選

エントリーシートで頻繁に使われる長所には、ある程度の定番があります。これらは就活の文脈において企業から評価されやすい特徴であり、エピソードにも結び付けやすいため、例文としても多く活用されています。以下に代表的な30の長所を挙げます。

責任感、几帳面、計画性、真面目、継続力、誠実、素直さ、感受性が豊か、情熱的、忍耐力、共感力、気が利く、打たれ強い、正義感、論理的思考力、行動力、寛容、社交的、好奇心旺盛、慎重、前向き、公平性、親切、協調性、献身性、逆境に強い、臨機応変、集中力、向上心、主体性

これらの単語は一見シンプルですが、それぞれをどう表現するかによって伝わり方は大きく変わります。

たとえば「継続力」をアピールする場合、ただ「努力を続けられる」と書くのでは弱い印象になりがちです。「大学の野球部で三軍からスタートしたが、毎日欠かさず自主練習を続け、最終的にレギュラーに昇格した」というエピソードを添えると、読んだ人がその姿勢を具体的にイメージできます。

同じように「社交的」という特徴も、単に「人と話すのが好きです」では浅い印象です。「留学先で現地の学生と積極的に交流し、文化紹介イベントを企画した経験がある」といった具体的な場面を描けば、社交性が行動に表れていると伝わります。

つまり、長所を選ぶ際のポイントは「言葉の表面ではなく、自分の体験を通じてどう説明できるか」です。

短所の例とポジティブな言い換え

短所については、多くの学生が「正直に書いたら不利になるのでは」と不安に感じます。しかし、企業は完璧な人を求めているわけではありません。むしろ自分の弱みを冷静に把握し、改善しようと努力できる人を評価します。

そのため、短所はネガティブに終わらせず、ポジティブな言い換えと改善の姿勢を示すことが重要です。

たとえば「飽きっぽい」という短所は「好奇心旺盛」と表現すれば、新しいことに挑戦できる強みになります。「優柔不断」は「慎重に物事を判断する」と置き換えることができますし、「頑固」は「自分の信念を貫く力」と解釈できます。

ただし、言い換えだけでは不十分です。「慎重すぎるため決断に時間がかかることがありますが、最近は期限を設けて判断するよう心掛けています」といったように、改善への取り組みを加えると信頼性が増します。企業は「短所がある=マイナス」ではなく、「短所をどう扱うか=成長可能性」と見ているのです。

一方で、改善が難しく致命的に受け取られる短所は避けた方が無難です。たとえば「遅刻が多い」「約束を守れない」といったものは、どんなに言い換えても信頼を損ねる恐れがあります。このような特徴はESでは書かない方がよいでしょう。

使いやすいフレーズ集

ESでは、文字数制限のある設問が多く見られます。「50字以内」「100字程度」「200字前後」「400字で記入」といった指定があると、長所や短所をどのようにまとめればよいか迷う人が少なくありません。そのときに役立つのが、短文フレーズの引き出しです。

たとえば50字程度であれば、
「私の長所は責任感の強さです。任された役割を最後まで果たします。」

100字なら、
「私の長所は責任感の強さです。アルバイト先で新人教育を担当し、全員が独り立ちできるまでサポートを続けた結果、定着率向上に貢献しました。」

200字程度になると、エピソードを少し詳しく描けます。
「私の長所は責任感が強い点です。学習塾のアルバイトで新人スタッフの研修を任され、全員が自信を持って授業に臨めるまで根気強くサポートしました。その結果、離職者が出ず、生徒からも『授業がわかりやすい』との声をいただけました。この経験を通じて、最後まで責任を持って物事に取り組む姿勢が身についたと考えています。」

400字なら、エピソードの背景や成果まで盛り込めます。
「私の長所は強い責任感です。学習塾のアルバイトでは、新人教育の担当を任されました。当初は授業に不安を抱く新人も多く、授業後に一緒に振り返りを行い、改善点を見つけてアドバイスを重ねました。休日には自作の指導マニュアルを作成し、誰でも同じ水準で授業ができるよう工夫しました。

その結果、全員が1か月以内に自立し、保護者からも『授業の質が安定した』と好評をいただけました。この経験を通じて、困難な課題でも粘り強く取り組み、周囲の期待に応える責任感を培うことができたと考えています。今後もこの姿勢を活かし、仕事でも信頼される存在を目指したいです。」

このように、文字数ごとの書き分けを練習しておくと、実際に設問に直面したときもスムーズに対応できます。また、同じエピソードをベースにして文字数を増減させることで、一貫性を保ちながら柔軟に書けるようになります。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

5. ESの書き方:基本構成と文字数別の例文

エントリーシートで長所や短所を効果的に伝えるには、単語や特徴を並べるだけでは不十分です。重要なのは「どのような流れで文章を構成し、どの程度の分量で書くか」です。企業によっては「50字以内」「200字程度」といった具体的な制限が設けられているため、あらかじめ複数のパターンに対応できるよう準備しておくことが求められます。

ここでは、基本となる文章の型を押さえたうえで、文字数ごとの例文比較や書き分けのコツを解説します。さらに、長所と短所をセットで聞かれた場合の対応方法や、自己PRとの違いについても整理します。

基本の型

長所や短所を書くときは、以下の「結論ファースト」の型を意識すると伝わりやすくなります。

・結論(長所または短所を一言で示す)
→「私の長所は行動力です。」
・定義(自分なりの解釈を加える)
→「思い立ったらすぐに実行に移し、周囲を巻き込みながら物事を進められる点です。」
・エピソード(具体的な体験で裏付ける)
→「ゼミの活動で…」などの具体的事例を説明。
・結果・成果(エピソードの結末や得られた成長)
→「その結果、企画を成功に導くことができました。」
・入社後の活かし方(企業でどう貢献できるか)
→「この行動力を活かし、新規事業の立ち上げに挑戦したいです。」

この流れを押さえると、文字数が増減しても必要な要素を調整しやすくなります。結論だけで短文を作ることもできますし、エピソードや成果を膨らませて長文に仕立てることも可能です。

50字/100字/200字/400字での例文比較

ここでは「責任感」を長所とした場合の文章を、文字数ごとに比較してみましょう。

50字例

「私の長所は責任感です。任された役割を最後までやり遂げます。」

100字例

「私の長所は責任感の強さです。アルバイト先で新人研修を担当し、最後まで根気強く支えた結果、全員が独り立ちできるようになりました。」

200字例

「私の長所は責任感の強さです。学習塾で新人教育を任され、授業準備から授業後の振り返りまでサポートしました。最初は自信を持てなかった新人も、一人ひとりに寄り添い続けることで全員が短期間で独り立ちしました。この経験から、責任を持って役割を果たす姿勢を培いました。」

400字例

「私の長所は責任感の強さです。学習塾で新人教育を担当した際、授業準備や指導方法に悩む新人が多くいました。私は授業後に一緒に改善点を振り返り、休日には自作のマニュアルを作成して共有しました。その結果、全員が自信を持って授業を行えるようになり、保護者からも『授業の質が安定した』との評価を得ました。任された役割を最後までやり遂げることで周囲の信頼を得られることを実感し、この責任感を今後の仕事にも活かしたいと考えています。」

このように、文字数が増えるにつれて「背景」「行動」「成果」「学び」を段階的に追加していくのがコツです。逆に短い字数に収める場合は、結論と行動の要点だけを残すとコンパクトにまとまります。

長所・短所セットの書き分け例

ESでは「あなたの長所と短所を教えてください」という形で、両方をセットで問われることもあります。この場合は一貫性が重要です。

例1:行動力と慎重さの欠如
  • ・長所:「私の長所は行動力です。思い立ったことをすぐに実行し、課題解決のために積極的に行動できます。」

  • ・短所:「一方で、行動が先走ってしまい、十分な準備を欠くことがあります。最近は事前に計画を立て、周囲に確認を取るよう心掛けています。」

例2:協調性と自己主張の弱さ
  • ・長所:「私の長所は協調性です。グループで意見をまとめる際に、全員の意見を尊重し、調整役として場を円滑に進めてきました。」

  • ・短所:「その反面、自己主張が弱く意見を遠慮してしまうことがあります。改善のために、自分の考えを一度は必ず伝えるよう意識しています。」


このように、長所と短所が自然に関連していると、読み手に「自己分析が深い」と感じてもらえます。逆に、長所と短所が全く関係のない内容だと、一貫性がなく説得力が下がってしまうため注意が必要です。

長所と自己PRの違い

最後に、就活生が混同しやすい「長所」と「自己PR」の違いを整理します。
 

  • ・長所は「人柄や性格的な強み」を示すもの。例:「責任感」「協調性」など。

  • ・自己PRは「企業で活かせる強み」をアピールするもの。例:「責任感を活かしてチームをまとめ、結果を出した経験」。


両者は似ていますが、長所はあくまで性格面にフォーカスし、自己PRは企業での活かし方に重きを置きます。ESや面接で「長所」を聞かれた場合に自己PRを答えてしまうと、「質問の意図を理解していない」と判断されることもあります。逆に、長所の回答に「入社後どう活かすか」を加えると自己PRに近づき、実践的な印象を与えることができます。

このように、2つの役割を明確に区別しつつも、相互に補完し合う関係であることを意識しておくと安心です。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

6. よくある注意点とNGパターン

エントリーシート(ES)に長所・短所を書くとき、多くの就活生が見落としがちな注意点があります。いくら自分では良いと思っていても、採用担当者の視点からすると「マイナス評価」につながる書き方になっているケースは少なくありません。

ここでは、ESでよく見られる注意点とNGパターンを整理し、改善方法まで解説します。

長所・短所は一つに絞る

最も多い失敗は、長所や短所を複数列挙してしまうことです。

「責任感もありますし、協調性もあります。さらに行動力にも自信があります」といった書き方は、一見アピール力があるように思えるかもしれません。しかし、読み手にとっては情報が散らかり、「結局この学生の強みは何なのか」が伝わりにくくなります。

採用担当者は、数多くのESに目を通しています。そのなかで「印象に残る」ことが重要です。強みが複数並んでいると焦点がぼやけ、むしろインパクトを損ねてしまうのです。

改善のためには、「自分が最も強調したい長所を一つに絞り、その裏付けとなるエピソードを丁寧に書く」ことが大切です。短所も同じで、あれこれ書く必要はありません。一つに絞って、それをどう改善しようとしているかを伝えれば十分です。

矛盾や致命的な短所は避ける

「正直に書かなければならない」と考えすぎて、自分の致命的な弱点をそのまま書いてしまう就活生も少なくありません。たとえば、以下のような短所は、正直すぎるがゆえに評価を下げる要因になります

  • ・「遅刻が多い」

  • ・「提出物をよく忘れる」

  • ・「人と話すのが苦手」

もちろん人間には欠点があって当然ですが、採用選考は「業務を任せられる人材かどうか」を判断する場です。業務遂行に大きな支障が出る可能性のある短所は、面接官に「不安材料」として強く残ってしまいます。

また、長所と短所の内容が矛盾している場合も注意が必要です。たとえば「集中力がある」と長所に書いているのに、「飽きっぽい」と短所に書いてしまうと、論理性に欠ける印象を与えます。自己分析が不足している、あるいは作文の整合性を軽視していると受け取られかねません。

改善策としては、「仕事に支障が出ない程度の短所を選び、それを成長に変えている姿勢を示す」ことです。たとえば「人前で話すことが苦手」ではなく、「人前で話すのは緊張しやすいですが、プレゼンの練習を繰り返し、自信を持てるよう努力しています」と書けば、課題意識と改善意欲をアピールできます。

ポジティブに言い換えられる内容を選ぶ

ESで書く短所は、単なるマイナスポイントではなく、長所につながる可能性を秘めていることを示すのが理想です。例えば、以下のように同じ特徴でも表現次第で受け取られ方が大きく変わります。

  • ・「優柔不断」→「多角的に物事を考える」

  • ・「頑固」→「最後までやり抜く意志が強い」

  • ・「心配性」→「慎重にリスクを検討できる」


ここで大切なのは、「短所を書いて終わり」ではなく、「その短所があるからこそ得られた気づきや成長の過程」を書くことです。たとえば「私は心配性な面があります」と書くだけでは弱みにしかなりません。しかし「心配性な性格のため、事前準備を徹底する習慣が身につき、結果として大きな失敗を防ぐことができました」と続ければ、プラスの要素として評価されます。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

7. まとめ:ESで長所・短所を魅力的に伝えるために

エントリーシートの長所・短所は、単なる性格紹介ではなく、「活躍の可能性」と「自己客観視能力」を測る重要な項目です。

魅力的に伝える鍵は、表面的に特徴を述べるだけでなく、裏付けとなる具体的なエピソードを添えることです。長所は入社後の貢献イメージに繋げ、短所は「改善に向けた姿勢」を示すことで、自己理解の深さをアピールできます。また、短所を「好奇心旺盛(飽きっぽさ)」のようにポジティブに言い換える工夫も欠かせません。

企業の求める人物像と合致する特徴を選び、文字数に合わせたパターンを準備しましょう。一貫性のある論理的な記述を心がけることが、ES突破と面接での自信に繋がります。

ITエンジニア特化だからわかる!内定が出るES、選考対策を教えます

「ITエンジニアになりたいけど、どんな選考対策をすればいいかわからない」とお悩みではありませんか?
ITエンジニアの就活支援をしているレバテックルーキーでは、そのような方に向けて、ITエンジニアのキャリア支援実績が多数あるアドバイザーがES添削、面接対策、ポートフォリオ作成のサポートをおこなっています。

ITエンジニアの就活に特化しているからこそ分かる選考のポイントをお伝えしていますので、ITエンジニアとして就職したい方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。

就活アドバイザーに相談してみる