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1.プログラマーの仕事がなくなるとされている3つの理由
プログラマーの仕事がなくなると言われることがありますが、ここではその理由について解説していきます。
AIの進化
AI開発はIT業界の一大トレンドです。音楽・絵画・文章作成など、さまざまな分野で
AIが驚くほどの作品を残していることは、多くの人がご存知でしょう。特に最近注目を集めているChatGPTの進歩もすざましいものです。このようなAIの急速な進化を見ると、「将来はAIに仕事を奪われるのでは」と不安になるものです。
AIの進化によってプログラミングやコーディングなどの仕事がAIに肩代わりされるのではと言われており、プログラマーの仕事がなくなるとされている理由の1つとして言われています。
関連記事:AIとは?メリット・デメリットとこれからの活用法について
ツールの進化
プログラミングのハードルが下がっていることも、プログラマーの仕事がなくなるとされている理由のひとつです。
プログラミングをサポートするツールは進化を続けており、まったくソースコードを書かない「ノーコードプログラミング」も浸透しつつあります。誰でも簡単にプログラミングができるようになれば、プログラミングの専門家は必要なくなるかもしれません。
専門家が減った例はホームページ作成にも見ることができます。インターネット黎明期、Webページを作成するのはハードウェア・ソフトウェアいずれの観点からも大変な作業で、専門業者に依頼するのが一般的でした。
しかし、現代ではツールが進化し、誰でも簡単にホームページを作成できます。スマホだけで完結することも可能です。プログラミングに関しても同様に、ツールの発達によってプログラマーが不要となり、仕事がなくなると考える人がいるようです。
オフショア開発
オフショア開発とは、企業がシステム開発業務を海外の開発会社や海外子会社などに委託することです。オフショア開発が増えることで、日本でプログラマーの仕事がなくなるという懸念もあります。
システム開発において、設計などの上流工程だけを担当し、プログラミングは人件費の安い海外企業に外注するケースはすでに多く見られます。製造業において設計・開発は日本で行い、生産は海外工場で行うのと同じような仕組みです。
日本では人材不足が深刻化しており、オフショア開発は今後ますます増えていくと考えられます。
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2.プログラマーの需要は依然として高い
プログラマーはどのくらい求められている職種なのでしょうか?IPAが発表した「DX白書2023」によると、日本はまだまだエンジニアの数に不足していることがわかります。2021年で85.5%が、2022年で86.1%の企業でDX人材が「やや不足している」もしくは「大幅に不足している」と答えており、1年で増加していることからも、需要に対して供給(働き手の数)が足りていないことがわかります。

厳密にはプログラマーではなくほかのデジタル人材に関するデータではありますが、プログラマーも同様に人手を求めている企業が多いことが伺えます。そのため、直近数年ではまだまだプログラマーへのニーズは高いと言えるでしょう。
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3.結論:プログラマーの仕事はなくならない可能性が高い
AIの発達やChatGPTなどのツールによって、長い目で見た時にプログラマーの仕事がなくなるのではないかと不安に思われる方も多くいらっしゃいますが、結論から言うとプログラマーの仕事はまだまだなくならないでしょう。
もちろん、一部の簡単なコード作成やコードのチェックなどはAIなどの技術で置き換えることができますし、そういった技術を用いる方がより正確におこなうことができるでしょう。しかし、人間が使いやすいツールを使うためにコードを設計したり、コードを組み立てたりするなど、いわゆる上流と呼ばれる部分の仕事は人間でしか行えない仕事です。ちょっとしたボタンの配置やストレスを感じないUIの設計など、人間にしか感じえない細かなニュアンスを表現するのは人間にしかできません。
プログラマーは、作り上げたいプロダクトをコンピュータが理解できるように設計し、翻訳してコードを書き上げることが仕事です。このコア部分にあたるような「人が使いやすいプロダクトの設計」に関する仕事の比重が上がり、それ以外の雑務などの業務に比率が減ることで、プログラマーの働き方が一部変わるということになるのではないでしょうか。
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4.プログラマー志望の理系学生が就活で意識しておきたいこと
これらのトレンドを踏まえた上で、理系学生はこれからどのような就職活動をするべきなのでしょうか。ここでは、プログラマーの就活で意識しておきたいポイントを解説していきます。
大学生のうちにできる準備をしておく
まずは、時間がとりやすい学生時代だからこそやっておきたい3つのことを紹介します。将来エンジニアを目指すのであれば、日常的に意識してみてください。
語学力を向上させる
多くのプログラミング言語は英語圏で開発されています。そのため、ITに関する最新情報は英語でリリースされるのが一般的です。英語がある程度読めるだけでもエンジニアとしての情報収集能力は大きく高まります。
また、オフショア開発などで海外エンジニア・プログラマーと直接やり取りできれば、より精度を高められ、エンジニアとしてのマネジメント能力向上にもつながります。
さらに、プログラミングは世界共通の能力であるため、語学力が高ければ海外での仕事をうけるチャンスもあるかもしれません。
知見を広める
知見を広げることも将来的に活躍するエンジニアを目指すうえで大切な要素です。
プログラミングは問題の解決やサービスの提供など「何かしらのアイデア」を具現化するための手段です。プログラミング技術も大切ですが、発想力も欠かせません。
例えば「短い動画を撮影してシェアするサービス」といったアイデアは、プログラミング技術だけを追求していてもなかなか思いつかないはずです。
アイデアはどこに転がっているかわかりません。読書・旅行・研究など、興味があることをとことん追求してみてください。
文章を書く能力を高める
文章を書く能力を高めることもエンジニアとしての能力を高めるうえで重要です。
エンジニアの仕事というと、プログラミングばかり行うイメージがあるかもしれません。しかし実際には、設計書のような日本語のドキュメントを作成する機会も多いです。
ドキュメントが曖昧な日本語で書かれていると、プログラムも曖昧になりバグの原因になりかねません。そのため、エンジニアには端的な文章を書く能力が求められます。
レポート提出の課題などは、日本語能力を高める絶好のチャンスといえます。伝わりやすさ・正確さなどを意識して、レポートを作成してみてください。
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キャリアのリスクヘッジを意識して企業を選ぶ
キャリアのリスクヘッジができるような企業を選びをするというのも1つのポイントです。リスクヘッジとは一般的に、最悪の状況を防ぐために事前に対策しておくことを指します。
ここでの最悪の状況とは、プログラマーの仕事がなくなることでしょう。
仮にプログラマーの仕事がなくなったとしても、それ以外のスキルや経験があると転職・社内異動を経て活躍し続けることができるので安心です。
キャリアにおいてリスクヘッジをするためには、縦に伸ばしておくことと、横に伸ばしておくことの2つのポイントがあります。
縦に伸ばすとは、プログラマーとして成果を出しつつリーダーとしてほかのプログラマーを束ねたり、マネージャー・プロダクトマネージャーとしてプロダクト全体の開発責任をもつ職種へとキャリアを広げていくことを指します。
横に伸ばすとは、システムエンジニアやコーダー、webエンジニアなど、他のスキルが必要とされる職種の経験を積んでおくことを指します。
縦か横、もしくはその双方でキャリアを培いつつ、万が一プログラマーの仕事がなくなったとしても、他の職種やスキルを活かして仕事ができる状態を作っておくことも大切になります。
先輩のキャリアパスを聞いておく
実際に働いている先輩のキャリアパスを事前に聞いておくというのも1つの手です。具体的には、どういう部門でどういう仕事をしてきたのか、を細かく確認すると良いでしょう。
これは、プログラマーとしてどんな経験が積めるのか、プログラマーだけのスキルではなく、他にもさまざまな経験を得ることができるのかを確認することが目的です。プログラマーとして今後どういう仕事の広げ方をしていけるのかをイメージしておくことで、10年後、20年後にの市場環境の変化に伴ってどのように仕事を変えていくのか、ある程度のイメージをすることができます。
なお、仮にキャリアとしてプログラマーしかしていない場合でも、プログラマーを通じて培った経験は他の職種でも必ず役に立ちます。そのため、どういったスキルを得ているのか、どのような教育体制があるのかまで細かく聞いておけると安心できます。
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5.仕事がなくならないプログラマーになるために
続いて、仕事のなくならないプログラマーになるためのポイントを解説していきます。
別職種への興味・関心を持っておく
プログラマーだけでなく、別の業種や職種への興味を持っておくことが大切です。全く関係ない職種ではなく、プログラマーと近い職種について知り、その業種とプログラマーの違いを知っておきながら仕事をしておくと良いでしょう。
なお、特に近年だと、AIを活用するAIプログラマーの需要が高まっています。
AIプログラマーは近年注目を集めている職業
AIプログラマーとは、AIやそれに準ずるシステム・アプリケーションの開発を行う職種です。自然言語処理や音声認識といった技術に関する開発を行い、AIを駆使して生産性の向上に寄与するツールやシステムを開発します。
近年、機械学習やディープラーニングが本格的にビジネス上にも進出してきており、さまざまな企業がビジネスでAIを活用するシーンが増えてきています。そんな中で、AIを活用するためのツールやシステムへのニーズが高まってきており、それに合わせて、AI関連の技術を開発できるAIプログラマーへの需要も高まっているのです。
AIプログラマーの仕事内容
AIプログラマーは、自然言語処理や音声解析、画像認識といった機械学習・ディープラーニングに関するテクノロジーの開発を行います。
pythonやjava、c++といったプログラミング言語を用いて開発を行いつつ、数学や統計に関する知識も使いながら仕事をすることが求められます。
なお、機械学習にはさまざまなライブラリやフレームワークが用意されているため、普通のプログラマーとは違う知識・スキルが求められます。そのため、プログラマーの方が皆AIプログラマーになれるわけではなく、AIプログラマーになるための勉強が必要です。
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ITのトレンドをフォローし続ける
IT技術は日々進化を続けており、今覚えた技術が数年後には陳腐化していることもあります。エンジニアとして最前線に立ち続けるためには、最新の技術やトレンドをフォローする姿勢が欠かせません。
実際、現役のエンジニアは日々勉強を続けています。例えば、独立行政法人 情報処理推進機構の発行した「IT人材白書2020」91ページによると、先端IT従事者の18.2%は週に1~2時間ほど勉強に充てているそうです。さらに、2~3時間ほど勉強している人も13.2%います。一方、「ほとんど勉強しない」と答えた人は11.8%に過ぎません。
勉強会などで人脈を広める
人脈はさまざまな場面で役立つものですが、エンジニアとして活躍し続けるという意味でも需要です。
人脈がエンジニアとしてのステップアップにつながったケースも少なくありません。例えば、「IT人材白書2020」193ページによると、先端IT従事者の転職先の見つけ方で「友人・知人等の紹介」を挙げている方の割合は34.2%にも及んでいます。
エンジニア同士の勉強会などに積極的に参加し、人脈を広げてみてください。また、さまざまな企業のさまざまなエンジニアと知り合うことで知見が広がるメリットもあります。
コミュニケーションスキルを磨く
プログラマーとして就職するとなると、コードと向き合ってパソコンとにらめっこになりながら仕事をする印象を持っている方が多いのではないでしょうか。そんな中でも、周りの人と気軽に業務内容について相談・議論したり、チームを率いて開発物を作ったりなど、周りの人と柔軟にコミュニケーションをとって仕事をしておくことが大切になります。
プログラミング技術はかなり専門性の高いスキルですが、周りの人と円滑に仕事を進めたり、良い関係性を作って仕事をするようなコミュニケーションスキルはどんな仕事でも求められます。仮に別の職種になったとしてもコミュニケーションスキルは求められるため、プログラマーとして働き出してからも、自分の世界に閉じずに周りの人と積極的に会話をしながら仕事をすることが大切です。
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6.エンジニアへの就活ならエージェントの利用もおすすめ
就活生であれば、就活に関する何らかのサービスを利用しているのではないでしょうか。エンジニアへの就職を目指すのであれば、「エンジニアの就職に特化したエージェント」を利用するのもおすすめです。専門家ならではの視点で、スキルや資質に合う求人を紹介してもらえます。
また、選考の際にアピールすべきポイントなども的確にアドバイスしてもらえるのも、エンジニアの就活に特化したエージェントならではのメリットです。無料で利用できるエージェントが多いため、まずは登録してみてください。
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