文系プログラマーがきついと言われる7つの理由！役立つ基本スキルも解説

• 1. 文系プログラマーはきつい？スキル次第で活躍できる
• 2. 文系プログラマーがきついと言われる7つの理由
• 3. 文系プログラマーの活躍が期待される5つの背景
• 4. 文系プログラマーに求められる5つのスキル
• 5. 文系プログラマーになるためのコツ5選
• 6. 文系のプログラマー就職に関するよくある質問
• 7. まとめ

1. 文系プログラマーはきつい？スキル次第で活躍できる

文系出身者も、理系出身者と同様に、プログラマーとして活躍することは十分に可能です。実際に、文系から新卒で就職したプログラマーの中には、苦労している人もいれば、バリバリ活躍している人もいます。

最初のうちは、プログラミングの概念やコーディングの実践に戸惑うなど、きついと感じることもあるかもしれませんが、これは努力次第で克服できる困難です。

プログラマーとして経験を積んでスキルを磨けば、フリーランスとして独立したり、管理職や専門家として活躍の場を広げていけるでしょう。プログラマーの仕事は、長期的なキャリアを描きやすい職種の一つだといえます。

2. 文系プログラマーがきついと言われる7つの理由

文系からプログラマーを目指す場合、人によっては、きつい気持ちが先行する可能性もあるでしょう。理系でプログラミング経験がある学生でも、実際に新卒で就職したときには、きついと感じることがあるようです。

ここでは、文系プログラマーが「きつい」「やめとけ」と言われる、7つの理由を解説します。

新しい知識を学び続けるのがきつい

文系学生のなかには、プログラミングや新しい知識を勉強し続けなければならないことに対して、きついと感じる人もいるでしょう。

IT業界は技術の進歩が早く、プログラマーとして活躍し続けるには、常に新しい知識を身につける必要があります。いつまでも同じ技術や既存のやり方に頼っていると、技術革新についていけません。

プログラマーの仕事では、自分の市場価値を高めるためにも、最新情報を自らキャッチアップしたり学び続けたりする姿勢が求められます。特に、文系でプログラミング未経験の場合は、短期間で多くのことを学ばなければならず、きついと感じやすいでしょう。

プログラミングに限らず、新しい知識を身につけるには一定の努力が欠かせません。そのなかでも、プログラミングは好みが分かれる傾向が強いといえます。

経験が浅いうちは負担が大きいからきつい

文系出身のプログラマーの場合、特に、経験が浅いうちは負担が大きいと感じやすいでしょう。なぜなら、IT業界では慢性的な人材不足が深刻化しており、一人ひとりが負担する仕事量が多くなりがちだからです。

経済産業省の「IT人材需給に関する調査」（2019年3月）によると、IT業界は2030年に約45万人以上の人手が不足し、人材供給率が約70％まで落ち込むと予想されています。

人手不足の状況であっても、IT業界には納期がつきものです。プログラマーの仕事においても、納期の間近で突発的なエラーやバグ対応、仕様変更などで残業しなければならないケースも珍しくありません。

特に、経験が浅くて仕事の進め方が分からないうちは、負担が大きくなる傾向です。市場全体として人材が不足しているなか、仕事に慣れて周囲と良好なコミュニケーションが取れるようになるまでは、きついと感じやすいでしょう。

プログラミングが肌に合わないときつい

人によっては、プログラミングそのものが合わない可能性も考えられます。

プログラミングには正確性が求められ、少しでも誤って記述すると期待した結果を得られません。実際に、プログラミングしていると、実際に動作したものの「想定通りに動かない」といったケースが頻繁に起こります。

また、エラーに直面した場合は、原因を特定するのに時間がかかってしまいがちです。ほかにも、プログラミング言語や専門用語の略称表記などが理解できないと、周囲のエンジニアと差を感じてプログラミングに向いていないのではと感じられるでしょう。

文系出身者のなかにもプログラミングが肌に合わない人が一定数いるため、ミスマッチが起きないように、学生のうちからプログラミング言語に触れておくのがおすすめです。

顧客の都合に左右されやすいからきつい

プログラマーの仕事は、顧客の都合に左右されやすいといえるでしょう。突然の仕様変更や納期変更など、プログラマーは顧客の都合や要望にあわせて、柔軟に対応する必要があります。

そのため、急に業務が増えたり、時間をかけて実装した機能などがなくなってしまったりすることも珍しくありません。自分のペースで作業するのが難しくなると、ストレスの原因になり、きついと感じやすくなります。

黙々と作業するのがきつい

文系か理系かを問わず、黙々と作業するのが苦手な場合は、プログラマーの仕事をきついと感じるでしょう。開発はチームで取り組むケースがほとんどですが、コーディングの作業はパソコンに向かって一人で黙々と作業するのが基本です。

プログラマーの仕事は、地道な作業の連続です。そのため、黙々と作業を進めるのが苦手な人は、プログラマーにはあまり向いていないかもしれません。

プログラミングを学んでみて「学習を継続できない」「開発に楽しさを見出せない」と感じられる場合は、プログラマーの仕事をきついと感じやすいでしょう。

実際に、作業中の会話は少なく、プログラマーが集まる職場やフロアは比較的静かだといえます。仕事中の会話や雑談がない状況に、息が詰まると感じる人もいるようです。

実力社会で競争が激しくてきつい

プログラマーをはじめとするエンジニア職は、実力社会だと言われています。プログラマーとして激しい競争についていけなくなると、きついと感じられるでしょう。

実際に、スキルや実績があるエンジニアほど、大規模な開発に携わるチャンスが多いといえます。一方で、プログラマーとしてのスキルや実績が乏しい場合は、仕事を振ってもらえなくなるかもしれません。

特に、文系出身のプログラマーが、一定のスキルを身につけるためには時間が必要です。そのため、最初のうちは雑務が多くなり、自分と周囲を比べてしまってきついと感じやすいでしょう。

プログラミング言語の選定を間違えるときつい

プログラミング言語の選定によっては、プログラマーの仕事をきついと感じることにつなが
ります。文系出身者がプログラマーとして早くから活躍するためには、プログラミング言語の選定が重要です。

言語ごとに使用目的や習得難易度が異なるだけでなく、収入の差にも影響するなど、自分の目的に合わない言語を習得しても理想のキャリアには近づけないでしょう。

プログラミングの分野に進むときは、それぞれの言語の特徴をよく理解して、習得する言語を選定してください。

関連記事：プログラミング言語の特徴とは？新卒向けにおすすめの言語を紹介

3. 文系プログラマーの活躍が期待される5つの背景

ここでは、文系プログラマーの活躍が期待される背景を解説します。

実際に、「プログラマーは理系出身者がなるもの」と考えている人も多いでしょう。しかし、技術を学ぶのに文系か理系かは関係ありません。

文系でもプログラマーとして活躍できる理由として、以下の5つが挙げられます。

数学の知識がなくてもプログラミングはできる

そもそもプログラミングするのに、数学の知識は必要ありません。企業のWebサイトや社内システム、業務効率化ツールなどは、数学の知識がなくても開発が可能です。

そのため、文系出身だからといって「仕事がきつい」「プログラマーとして成功できない」とは言い切れません。実際に、プログラマーに求められるのは、主に以下3つのスキルです。
 

• ・プログラミング言語の理解

  ・ロジカルシンキング（論理的思考力）

  ・コミュニケーション能力

 
これらのスキルがあれば活躍が期待できるため、文系出身でもプログラマーとして就職できる可能性は十分あります。

プログラミングは最初がきつくても慣れていける

プログラミングは最初がきつくても、次第に慣れていけるため、文系出身者や初心者でもいずれ活躍が期待できます。プログラミングは英語学習に似ていて、慣れてしまえばそこまで難しく感じないでしょう。

プログラミングとは、設計書に従って動作するコンピュータに指示を送る手段です。ロジックパターンはある程度決まっており、膨大な数があるわけでもないので、日本語を機械語に翻訳するイメージで取り組めます。

「習うより慣れよ」という言葉があるように、文系出身だからといって「きつい」といった苦手意識を持つ必要はなく、場数をこなしていけばスキルを習得できるでしょう。

文系出身者も活かせる能力が多くある

文系出身者の活躍が期待される理由として、プログラマーの仕事には文系出身者の能力を活かせる場面が多い点が挙げられます。

実際に、プログラマーには資料作成能力や文章読解力も不可欠で、これらは理系出身者よりも文系出身者のほうが秀でているかもしれません。

設計書に書かれた仕様を正確に理解したり、分かりやすい資料を準備して相手に説明したりするなど、顧客の要望に対して柔軟に対応できるスキルは、将来的に管理職を目指す際の強みになるでしょう。

プログラマーの仕事は多岐にわたるため、文系出身でも活躍できる可能性が十分あるといえます。

IT業界の半数は文系出身者

事実として、IT業界の半数は文系出身者という調査結果もあり、文系からでもプログラマーとして就職することは十分可能です。

文部科学省が実施した「令和4年度学校基本調査（調査結果エクセル資料）」によると、大学卒業後に「情報処理・通信技術者」の職に就いた学生35,595人のうち、文系出身者は16,729人でした。

このように、IT業界には理系出身者に限らず、文系出身者も多いことが分かります。理系と文系で得意分野や強みは異なる傾向ですが、どちらが優れていてどちらが劣っているというわけではありません。

開発は一人でするものではないので、企業側もその点を考慮してバランスよく採用していると考えられます。

関連記事：IT業界では文系出身も活躍できる！その理由と就職に必要なことを紹介

慢性的に人材が不足している

IT業界において慢性的に人材が不足している点も、文系出身のプログラマーの活躍が期待される理由の一つです。

経済産業省の「IT人材需給に関する調査 調査報告書（20p）」によると、IT人材は2019年をピークに減少に向かうと予想され、2030年には約40万人から80万人不足するという結果でした。

最近では、小学校でプログラミング学習が導入されるなど、国を挙げてIT人材確保に動いています。IT技術は今後も進歩し続けるため、プログラマーの需要は比例して高まっていくはずです。

市場拡大が見込まれる一方で人材が不足している状況を踏まえても、文系からプログラマーとして活躍できるチャンスは十分あるといえるでしょう。

4. 文系プログラマーに求められる5つのスキル

文系プログラマーには、大きく分けて5つのスキルが求められます。すべてが必要というわけではありませんが、身につけておくと活躍できる可能性が高まるでしょう。

「文系のプログラマーはきつい」という先入観を手放して、「必要なスキルがあるか」また「どのように身につけられるか」といった視点を持つ必要があります。

プログラミング言語の理解

文系か理系かを問わずプログラマーに欠かせないスキルが、プログラミング言語の理解です。

プログラミング言語の学習は、外国語を学ぶことに似ていると言われています。実際に、記述方法やルールに従ってプログラミングできれば問題ありません。

また、プログラミング言語には、JavaやPython、C言語などさまざまな種類が存在し、開発するサービスなどによって扱う言語が異なります。

なお、プログラミング言語間の違いは、日本語における方言の違い程度と表現できるでしょう。一つの言語を記述できるようになれば、ほかのプログラミング言語も習得しやすくなるため、まずは一つの言語に絞って理解を深めると効果的です。

ロジカルシンキング（論理的思考力）

プログラマーに求められるスキルとして、ロジカルシンキング（論理的思考力）が挙げられます。プログラミングするのには必ず目的があり、その目的を果たすためには、どのように順序立てて構築していくかといった思考が重要です。

たとえば、口座引落し日に、条件を満たす口座すべてに対して処理をしたい場合、どのようなロジックにすべきかを考える必要があります。

プログラミングは、仮説検証の繰り返しです。そのため、プログラマーには、目的に対して順序立ててプログラムを構築する思考力が欠かせません。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力も、プログラマーに欠かせないスキルの一つです。仕様書に基づいてプログラミングするなかで、プログラマーは設計者とコミュニケーションをとる機会が頻繁にあります。

プログラマーは、プログラミングスキルだけが高ければよいものではありません。

開発をスムーズに進めるためにも、設計者の意図を正しく汲み取ったり、情報を整理してから質問したりするといったコミュニケーション能力が必要不可欠です。

知的好奇心・学習意欲

知的好奇心や学習意欲のある人にとって、プログラマーは適職の一つだといえるでしょう。

プログラマーの仕事は、開発するシステムの仕様書に基づきプログラミングをするものですが、その過程では不明点やエラーが多く発生します。そのため、分からないことを常に学び続けることが大切です。

また、技術のトレンドやより効率的な記述など、最新情報を積極的に取りにいく姿勢も求められます。知的好奇心や学習意欲があれば、学び続けた結果として高いスキルも身につくため、文系出身者でもプログラマーとして十分活躍できるでしょう。

ネットワークやITに関する基本的な知識

ネットワークやITに関する基本的な知識を持ち合わせていると、文系出身でもスムーズにプログラマーの仕事に取り組めます。

プログラミング言語の理解はもちろんですが、基本的な通信技術やサーバー周りの理解、セキュリティに関する基礎といった知識は、仕事を進めるうえで役に立つことも多いでしょう。

こうした基礎知識は就職してからでも学べますが、プログラマーを志望する場合は、学生のうちから身につけておくのがおすすめです。ITパスポートや基本情報技術者試験などの資格試験にチャレンジして、基本的な理解に努めておくとよいでしょう。

関連記事：IT資格の種類と難易度について解説！新卒におすすめの資格とは

5. 文系プログラマーになるためのコツ5選

文系からプログラマーに就職するためには、いくつかのコツが必要です。なかでも、以下の5つを押さえておいてください。

プログラマーになりたい理由を言語化する

まずは、プログラマーを目指す理由を言語化し、具体的にどのような仕事をしたいのか明確にしましょう。

前述の文部科学省の調査によると、新卒でIT業界に就職する文系学部出身の割合は、50％に満たない数値でした。文系からプログラマーを目指す人は、どちらかというと少数派であることが分かります。

そのため、「なぜプログラマーを目指したのか」を知りたいと考える採用担当者がほとんどです。面接では、採用担当者を納得させられるよう、具体的なエピソードを交えて志望理由を伝えられると、高評価につながります。

効果的に就活を進めるためにも、自己分析して自分の強みや志望動機を明確にしておくことが大切です。

業界・企業研究を徹底する

文系からプログラマーとして就職するためには、業界・企業研究を徹底する必要があります。Webサービスを開発・提供するWeb系企業やアプリ開発企業、システムを開発・運用するSlerなど、プログラマーの就職先はさまざまです。

就職先の選択肢が広いため、しっかりと業界・企業研究をしておかないと入社後のミスマッチにつながり、きついと感じやすいでしょう。

IT業界を研究するには、企業のWebサイトを確認したり、インターンシップや企業説明会に参加したりする方法があります。しかし、文系からプログラマーを目指すにあたって、効率よくIT業界を研究したい場合は、就活のプロを頼るのもおすすめです。

ITエンジニア専門の就活エージェントであるレバテックルーキーでは、専門家による就活のサポートや厳選したベンチャー企業の紹介などをしています。文系からプログラマーを目指す学生は、ぜひ利用してみてください。

関連記事：プログラマーになるには？就職先や求められるスキルを解説！

プログラミングを学ぶ

文系からプログラマーを目指す場合、まずはプログラミングを経験し、自分の向き不向きを確かめてみるとよいでしょう。プログラミング未経験であれば、書籍や動画を活用して学習を始めるのがおすすめです。

書籍は、実際のプログラムや実行結果、解説まで網羅的に書かれているため、初心者にも分かりやすいものが多くあります。また、動画なら実際に手を動かしながらプログラミングしていくので、知識として定着しやすいでしょう。

また、独学が不安な場合は、プログラミングを体系的に学習できるスクールに通うことも検討してみてください。

レバテックカレッジは、大学生・大学院生限定でスキルの習得から就職まで支援しているプログラミングスクールです。メンターも常駐しているので、文系からプログラマーを目指す不安なども気軽に相談できます。

自分の適性を判断するほか、就活で学びの姿勢をアピールするためにも、できるだけ早くからプログラミングに触れておくとよいでしょう。

プログラミングに必要な問題解決能力を身につける

プログラミングに必要な問題解決能力を身につけておくと、文系からプログラマーとして就職するのに役立ちます。実際に、プログラマーの仕事において、エラーを解消するのに一日の大半を費やすことも珍しくありません。

問題解決のために、多くのプログラマーはGoogle検索だけではなく、teratailやStack Overflowのような無料質問サービスを活用しています。ほかにも、有料のMENTAやオンラインコミュニティのようなスキルシェアサービスを活用する人も少なくありません。

文系出身でプログラミング未経験の学生は、授業でプログラミングを学んだことがある理系の学生と比べて技術面で遅れている分、追いつくための努力が必要です。

入社後にきついと感じないためにも、学生のうちから自分で問題を解決する姿勢を意識するとよいでしょう。

関連記事：プログラマーに向いている人とは？その特徴と理由を学生向けに解説！

成果物を作ってポートフォリオを用意する

プログラミングを学んだら、成果物を作ってポートフォリオを用意しておいてください。「自分で何かを作ってみた」という経験が就活を後押しするだけでなく、成果物をまとめてポートフォリオを用意しておけば、就活時のアピールにつながります。

学生のうちにプログラミングの学習をしておいて損をすることはありません。文系出身でもプログラミングの基礎が身についていることをアピールできれば、ほかの学生との差別化にもつながります。

また、入社後に扱うプログラミング言語が異なったとしても、ゼロから覚え直すよりも、きついと感じることもなくスムーズにスキルが身につくはずです。

6. 文系のプログラマー就職に関するよくある質問

文系からプログラマーとして就職する際によくある質問をまとめました。

おすすめのプログラミング学習方法はありますか？

プログラミングを学ぶ際に大切なのは、自分に合った学習方法を選ぶことです。プログラミングを学習する方法は、大きく分けて次の3つが挙げられます。
 

• ・無料の学習ツールを使う

  ・プログラミングスクールに通う

  ・未経験でも採用してくれるアルバイトやインターンシップに応募する

まずは無料の学習ツールでプログラミングの感覚をつかむのもよければ、初めからスクールに通ってプロの講師から教えてもらうのもよいでしょう。また、アルバイトやインターンシップは、実際に働く姿をイメージしやすい点でおすすめです。

文系と理系で給料に違いはありますか？

文系か理系かでプログラマーの給料に大きな違いはないでしょう。初任給に関していうと、場合によっては理系出身者のほうが文系出身者よりも高く設定されているケースもあります。

しかし、入社後はスキルや成果次第で昇給していく場合がほとんどです。入社して数年もすれば、文系か理系かに関係なく、成果を残した分だけ評価につながります。そのため、学部による給料の違いはほとんどないといえるでしょう。

未経験でプログラマーになるのはきついですか？

文系出身者でも未経験でも、新卒でプログラマーになれる可能性は十分あります。新卒採用は基本的にポテンシャル採用であることから、未経験でも応募できる場合がほとんどです。

実際に、IT業界に新卒で入社した学生の約半数は文系出身だと言われています。ただし、経験の差はあまり重視されないものの、やってみてからきついと感じてしまわないように、できるだけプログラミングに触れておくほうがよいでしょう。

文系プログラマーの強みはなんですか？

文系出身のプログラマーの強みとして、コミュニケーション能力や読解力、経営的な知識などが挙げられます。

入社後すぐには強みを認識できなくても、チームで責任が増えたり管理するポジションに就いたりして、こうした強みを実感できるケースも珍しくありません。文系学部で学んだ内容も、プログラマーとして仕事をするうえで役に立つ場面が多くあるはずです。

求人を探すときに気をつけるべきことはありますか？

プログラマーの求人を探すときは、総合型の就活サイトだけでなく、IT分野に特化した就活サイトや就職支援サービスを利用すると、より専門的な情報を得られるでしょう。

就活は、一人で進めるよりも周囲をうまく頼りながら進めたほうが、情報が偏らずに選択肢も広がります。

プログラマーを目指すなら、ITエンジニア専門の就活エージェントであるレバテックルーキーがおすすめです。就活相談をはじめ厳選した求人紹介など、就活におけるあらゆるサポートを提供しています。

プログラマーの求人を探すときは、複数の求人媒体を活用して幅広く情報を収集することが大切です。

7. まとめ

文系出身でプログラマーとして仕事をするのは「きつい」「大変だ」と考えている学生も多いでしょう。実際には、文系出身だからといってプログラマーとして活躍できないことはなく、活かせるスキルも多くあります。

新卒でIT系の仕事に就職した文系学生は、全体の約半数です。新卒の場合は、入社後にどれだけ成長できるかのほうが重要で、ビジネスパーソンとしての基本的なスキルが身についていれば、プログラマーとしても十分活躍できるでしょう。

この記事で解説したように、プログラマーに興味のある文系学生は、まずはプログラミングに触れてみるのがおすすめです。プログラマーとして就職するためのコツなどを参考に、後悔のないように就活を進めましょう。

ITエンジニアを目指す新卒学生向け就活エージェントならレバテックルーキー

レバテックルーキーは、レバテックが運営するITエンジニア専門の就活エージェントです。多数のITエンジニアのキャリア支援経験のあるアドバイザーが、あなたのスキルと希望に合わせた企業の紹介から、人事目線での面接対策など、就職までを一貫してサポートします。ES添削、面接対策、ポートフォリオ作成サポートなども実施していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。

就活アドバイザーに相談してみる