【就活面接対策】よく聞かれる質問やマナー、面接までにやるべき準備

【就活面接対策】よく聞かれる質問やマナー、面接までにやるべき準備
就活が始まると面接の予定が組まれていきますが、はじめての面接の場合は「どんなことを聞かれるのか」「何に気を付ければいいのか」など分からないことが多くて不安ですよね。内定を獲得するためには、面接の流れやマナーを把握し、想定される質問に対して準備をするなどの対策をしておくことが大切です。この記事では、就活での面接に関する基本的な情報から、面接でよく聞かれる質問と回答例、面接官に好印象をもってもらうためのポイントなどについてご紹介します。これから面接を控えている方はぜひ参考にしてみてください。

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1.就活の面接形式は大きく4種類

就活の面接は、一般的に「個人面接」「集団面接」「グループディスカッション」「プレゼンテーション」の4種類に分けられます。対策をする際にも、まずは面接の形式や流れを把握しておくことが大切です。

それぞれの特徴をご説明します。

関連記事:情報学部における理系と文系の年収差とは?おすすめの職種と就活対策を解説

個人面接

ほとんどの企業で導入されている最も一般的な面接形式で、就活生が一人で面接官と面接を行います。一対一で行われる場合はもちろん、面接官が複数人の場合もあるでしょう。

個人面接では自分ひとりに面接官の注目が集まるため、挙動を細かなところまでチェックされます。しかし、逆に言えばしっかり自分をアピールできる場でもあるため、チャンスとして活かしましょう。

集団面接

選考過程の初期(一次面接など)に行われることが多い面接形式です。ほとんどの場合は面接官が全体に質問し、それに対して就活生が順番に答えたり挙手制で述べたりします。

なお、企業側は、集団でのコミュニケーション能力を図っている場合もあるでしょう。また、集団面接では、ほかの就活生が気になり集中力を欠くことのないよう注意が必要です。
 

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グループディスカッション

グループディスカッションでは、さまざまなテーマに対して学生が複数人で討論を行います。提示されるテーマとしては以下のようなものがあります。
 

  • ・時事問題

    ・社会問題

    ・志望企業が属する業界

    ・志望企業が取り扱っている商品など


また、1つのテーマについて、対立する意見を掲げる2つのグループに分けて討議するディベート形式で行うケースもあります。ディベートの際は、自分がどの意見側なのかをはっきりと意識したうえで議論を進めることが基本です。

なお、グループディスカッション(ディベートを含む)では司会や進行、タイムキーパー、書記なども就活生の中から選ばれます。そのため、どの役割を担うかあらかじめ想定しておくのが大切です。

プレゼンテーション

決められたテーマについて、面接官にプレゼンテーションを行う面接形式もあります。

プレゼンテーションは選考の中盤で行われることが多いです。おもに自己PRやガクチカ、新商品の提案といったテーマが設定されます。

なお、事前にテーマが提示されている場合と、当日に提示される場合があるので、選考を受ける際は十分確認しましょう。前者の場合は、パワーポイントなどで事前に作成した資料を基に発表するのが一般的です。

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2.面接の流れとマナー

どのような形式の場合でも、面接の基本的な流れは同じです。当日に慌てないためにも、面接の流れと気を付けるべきマナーを事前に理解しておくことが重要。おおまかな流れと、各ポイントで気を付けるべき点を解説します。

受付

当日は企業との約束の5〜10分前には会場に入っておくのがおすすめです。遅刻は厳禁ですが、早すぎるのも迷惑になる恐れがあります。交通機関の都合で早く着きすぎた場合は、時間を調整してから入館するとよいでしょう。

受付では、まず学校名と氏名を告げ、次に何の用件で誰に会いに来たかを簡潔に伝えましょう。

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待機

受付した後、すぐに面接に入るわけではなく待機場所に通されるケースもあります。待機中、すれ違う社員への挨拶や会釈も忘れず行いましょう。入社した後に関わる可能性もあるため、好印象を残すのがベストです。

待合室に通されたら姿勢を正して静かに待機します。この際、携帯電話などは触らず、電源も切っておくのがマナーです。

入室

面接会場への入室前に関しては、名前を呼ばれたらドアをゆっくりと3回ノックします。「どうぞお入りください」などと返事が来たら、静かにドアを開けて中に入りましょう。

会場に入る際は、ドアを閉め終えてから面接官に向き直って「失礼します」と一礼します。

その後、椅子の左側、あるいは後ろ側に立って「△△大学の△△△△(名前)と申します。本日はお時間をいただき、ありがとうございます」と挨拶してください。面接官が「どうぞ」と着席を促したら、席に座ります。カバンは足元の左右どちらかに置きましょう。

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面接

面接中、男性なら手を軽く握った状態で膝の上に、女性なら手を重ねて膝の上に置きましょう。姿勢を正し、背もたれには体を預けないように気をつけてください。

また、面接のときには綺麗な敬語を使うことを心がけましょう。「~っす」といったくだけた言葉づかいや、相槌を打つときに「うん」といってしまうと印象がよくないため、うっかり出てしまわないように練習しておくことをおすすめします。

退室

面接が終了したら、まずは座ったままお辞儀し、お礼を伝えてから立ち上がります。さらに、椅子の横で再度「本日はありがとうございました」と感謝の意を伝えてからお辞儀をしましょう。

最後に、ドアの手前で面接官の方へ向き直って「失礼いたします」と言ってから退室します。

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3.面接でよく聞かれる質問と回答のコツ10選

ここでは、就活の面接で聞かれる頻度の高い質問と、それに対する回答のコツを10個紹介します。

質問例1:志望動機を教えてください

「志望動機」は面接を受ける際に必ず聞かれる質問です。つまり、企業が重視している質問であるといえます。志望動機をうまく答えるコツはおもに以下の2つを言語化しておくことです。
 

  • ・自分の強みや資質、経験、感性

    ・企業理念やモットーなどを参考に、なぜその業界・企業を選んだのか など


たとえば、志望企業の企業理念が「ITソリューションを提供し、世界と地方をつないで活性化を目指すこと」であれば、ITに興味を持ったきっかけや自分の外国語能力、海外への渡航経験などを言語化し伝えましょう。

そして、「過疎化する祖父母の田舎の現状を目の当たりにした」など、身近な経験から企業理念と合致すると考えたため志望した、という形に持っていくのがおすすめです。

これら2つを組み合わせれば、効果的な志望動機へとつなげていけるでしょう。

関連記事:新卒向け!IT業界の志望動機作成のコツと書き方を実例つきで解説

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質問例2:自己PRを述べてください

「自己PR」も志望動機と同じく、質問されるケースが多い項目です。企業側は、学生側が準備している前提で面接を進めるので、ここで詰まってしまうと「この人は本気で選考に臨んでいないのでは」と疑問に思われかねません。

自己PRのコツは、まず「企業が求める人物像をもとに、それに合致する自分の強み」を伝えることです。

その上で、「自分の強みが活かされたエピソード」と「経営者の目線で考えた時に、自分がどのような力を発揮できるかの展望」を伝えます。

この順序で自己PRを行えば、自分の強みをスムーズに伝えられるでしょう。

質問例3:この業界を選んだ理由は何ですか

業界を選んだ理由は、業界をどのように把握しているかや、仕事への熱意などを確認するための質問です。企業を選んだ理由を述べると趣旨が変わるため注意してください。

答え方のコツは、業界研究を基に、「ほかの業界ではなく、この業界を志望した理由」「業界のどのような仕事に携わり、何を目標にしていくのか」などを答えるとよいでしょう。

質問例4:学生時代頑張ったことは何ですか

「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」は、就活生が取り組んできたことから、仕事に取り組む姿勢を把握する意図があります。

そのため、仕事についての報告をするように、どういった課題や困難があり、どのようにして解決・克服に至ったのかについて具体的に答えることが大切です。

質問の答え方としては「STAR法」を利用して回答するのが有効でしょう。STAR法とは、「Situation(状況)」「Target&Task(目標・課題)」「Action(行動)」「Result(結果)」の頭文字を取ったものを指します。

具体的な内容は以下の通りです。
 
・「Situation」で学生時代に頑張ったことの概要や状況、活動を通じて得た成果を述べる
・「Target & Task」で活動の中で取り組んだ目標や、解決しようと試みた課題を述べる
・「Action」で目標や課題を達成するために、どのような行動を起こしたのかを述べる
・「Result」で結果としてどのような経験を得たのか、そしてどのような成果を得られたのか

上から順番に話を展開させれば、分かりやすく相手に伝えられるでしょう。

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質問例5:長所と短所を教えてください

「あなたの長所・短所」、あるいは「あなたの性格」という形で尋ねられるケースがあります。自己PRの延長線上にある質問なので、自己PRの内容と矛盾しないよう注意してください。

長所・短所に答えるポイントは、「企業の求める人物像に合わせ、答える長所・短所を変える」ことです。そして、「短所を短所と思わせない言葉選び」を意識しましょう。

たとえば、「協調性の無さ」が短所だとすれば、「1人で物事を解決しようとしてしまう
こと」などと言い換えてください。責任感が強いというニュアンスを面接官に与えられます。

質問例6:最近気になっていることを教えてください

この質問は、社会への関心度や、何に関心を持つか把握するための問いです。関心のあることから人柄も把握する側面もあるでしょう。

回答のポイントとして、たとえばIT企業の場合、最近話題となっているAIやICTといった題材を選ぶなど、自分が志望する業界や仕事と関連するニュースを選ぶのがおすすめです。

質問例7:△△なら別の会社でもできるのでは

ストレス耐性や判断力を把握するため、学生に負荷をかけるような質問をする場合があります。社会に出た際、取引先との駆け引きを行う場面もあるため、これらが備わっているかは大切なポイントです。

なお、この質問が出たからといってマイナス印象を持たれているとは限らないので、安心してください。ただし、差別的な発言や威圧的な対応が酷い場合は、入社の見送りを検討するほうがよいでしょう。

答え方のコツは、とにかく落ち着いて、自分が志望している理由を改めて伝えることです。

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質問例8:入社後にやりたい仕事は何ですか

この質問は、学生が自社の事業内容や理念を理解できているか、自分のキャリアプランに関するビジョンがあるかなどを確認する目的があります。

たとえば、営業職であれば「△△の理由で△△が注目されている中、御社が△△という強みを持っているので、△△業界の新規開拓を進めていきたいと考えている」といった趣旨を答えるとよいでしょう。

質問例9:ほかに選考が進んでいる企業はありますか

就活生の企業選びの軸や、自社への入社意欲の高さを把握するための質問です。答える際は、同じ業界の企業を伝えるのが望ましいでしょう。

たとえば、「御社と△△社を受け、△△社は1次選考まで進んでいます。中でも御社の△△技術に携わりたいと考えております」のように、プラスアルファで伝えるのがおすすめです。

なお、ほかの企業を受けているにも関わらず、受けていないと嘘をつかないよう注意してください。

質問例10:なにか質問はありますか(逆質問)

逆質問の時間は、面接の最後の場合が多いです。逆質問は面接官に自分の印象を残すチャンスなので、「ありません」で終わらせるのは避けてください。

逆質問では、やる気を見せるために、自分のキャリアビジョンや長所と絡めるのがおすすめです。

たとえば、「リーダーやマネージャーとして活躍するために求められること」を尋ねたり、長所をさらにアピールするために「△△の資格を活かすことができるか」を質問したりするとよいでしょう。

一方、質問しないほうがよい内容もあるので注意が必要です。具体的には、以下のような質問はしないようにしてください。
 

  • ・質問する価値のない質問はしない:福利厚生や事業内容など、ネットで調べれば分かるような質問

    ・面接官がすでに話したことを繰り返し質問しない:話を聞いていないと思われ、心証を悪くしてしまう可能性がある

    ・面接官が答えにくい質問はしない:面接官の役職と給料などを聞くのは失礼にあたるため注意が必要


これらの質問は一部ですが、コツを押さえて効果的なアピールにつなげましょう。

面接で質問される質問と回答例については、こちらの記事でも紹介しています。
関連記事:就活の面接で聞かれる質問とは?回答例もあわせて対策方法も紹介

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4.就活で企業が面接で見ているポイント

就活における面接とは、「就活生の人柄や能力、入社や仕事への意欲の有無を知るために企業の採用担当者が直接会うこと」です。

面接で採用担当者が把握しようとしているのは、極論を言えば「一緒に仕事がしたいかどうか」「自社とマッチしていそうか」のこの2点に集約されます。面接官がチェックしているポイントをいくつか具体的にご紹介しましょう。

志望度の高さ

一人を採用するために、企業は多くの費用と時間をかけています。せっかく採用コストをかけたにも関わらず早期退職されると、企業にとっては大きなダメージになりますし、学生にとってもマイナスのため、面接では「その学生が本当に入社したいと思っているか」という意思の高さを確認しています。

自分の強みをどのように活かすのか、どうしてその会社に入りたいのかといった質問から、就活生の意欲を確認していると考えられるでしょう。

また、最終面接に近づくと「ほかに受けている企業のなかで、志望度は何番目か」「別の会社から内定が出たらどうするか」といった質問をされることもあります。仮に第一志望が別の会社であったとしても、面接の場では迷わず「御社が第一志望です」と答えるようにしましょう。

人柄やコミュニケーション能力

「人柄」や「コミュニケーション能力」も、一緒に仕事をする上で大切な要素です。たとえ優秀な人材でも、社内に不和をもたらす人では仕事が円滑に進まず、会社にとっては扱いにくい存在とみなされます。

会社は人と人とのコミュニケーションの上で成り立っています。面接で聞かれていることに対してスムーズに答えられているか、好印象を持ってもらえる話し方であるかなども面接でチェックされているポイントです。

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適性の有無

「適性の有無」も、面接での重要なチェック項目といえます。たとえ仕事への意欲が高くても、適性がなければ仕事をこなすのは難しいでしょう。

たとえば、翻訳の仕事に就きたい人がいるとします。しかし、いくら意欲があり情熱を持っていても、外国語に苦手意識があり、学んでもなかなか身につかないなら、就職後の活躍は難しいと判断されるでしょう。

身だしなみ

当たり前と思われるかもしれませんが、「身だしなみ」も重要なポイントです。面接で採用担当者に不潔な印象を与えた場合、自己管理ができていない人と思われてしまう恐れがあります。

身だしなみは第一印象を決める大切な部分です。どれだけスキルや熱意があったとしても、身だしなみが整っていないと「だらしのない人」という印象をもたれてしまうため、見た目も含めて人に評価される場であることを忘れないようにしましょう。

IT企業などでは「服装自由」と言われるケースもありますが、決してTシャツやサンダルなどで行っても良いというわけではありません。TPOに合わせた服装で行くようにしましょう。

関連記事:【IT就活】服装の基本を男女・シーン別に解説!服装自由の場合の対策も

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5.面接で評価されるための5つの対策

面接でほかの学生と差をつけるためには、先ほど紹介した企業が面接で見ているポイントを知ったうえで対策しておくことが大切です。ここでは、面接官に対して効果的にアピールするための面接対策を5つ解説します。

業界・企業研究をする

面接ではその会社とのマッチ度や志望度の高さが見られます。受け答えの際に「ちゃんと業界や会社について理解しているな」と思ってもらうためにも、業界・企業研究は必ず行うようにしましょう。

最低限企業のホームページや採用ページには目を通しておき、その会社の企業理念や社員数、主軸事業やターゲット層などは理解しておくことが基本です。ホームページだけで分からない情報に関しては、OB・OG訪問などを行って先輩社員から聞いておけると、面接で話す内容についても説得力が出るでしょう。

自己分析を行う

業界・企業研究と同じくらい重要なのが自己分析です。過去の経験を振り返り、自分が何に興味があって、どんなことをやりたいのかを分析し、自分の言葉で伝えられるようにしておきましょう。

自己分析で分かったこと(何にやりがいを感じるのか、どんなことに興味があるのか)と、企業分析で分かったこと(企業理念や事業内容、ターゲットなど)を組み合わせて里望理由を回答すると、面接官に伝わりやすく、「この学生はうちの企業と合っているな」という印象を持ってもらいやすくなります。

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好印象を与える話し方を練習する

面接において話し方は重要なポイントなので、練習が必要です。

「面接で何を話すか」に注目しがちですが、「面接でどのように話すか」を意識して好印象を与える話し方をすれば、採用の可能性をより高められます。

なお、面接官に好印象を与える話し方の具体的なコツは以下の通りです。

適切な声のボリュームでハキハキと話す

面接では、相手に聞こえやすい声のボリュームとテンポで話しましょう。

声に抑揚をつけたり、簡潔にするため結論から話したりすることも大切です。抑揚がないと面接官は感情が読めず、意欲が伝わりにくくなる恐れがあります。

また、話の結論は先に伝えましょう。結論を後回しにした話し方は内容を掴みにくく、結局何が言いたいのか伝わらない可能性があります。

結論を先に述べれば、全体的な話の流れやテンポがスムーズになり、より快活な印象にもつながるでしょう。

相手の話を遮らない

相手の話を遮って自分の話を始める癖があれば、直しておくことをおすすめします。自分が相手から話を途中で遮られると嫌な気持ちになるのと同じように、面接官もよい印象を持たないでしょう。

面接は、就活生との会話からコミュニケーション能力を図る側面もあります。相手が話しているにも関わらず、遮って自分の主張ばかりしていては、コミュニケーション能力を疑われかねません。

また、話を最後まで聞かない場合、面接官の質問に対して意図しない回答をしてしまう恐れもあるため、注意してください。

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面接官と目をあわせて話す

面接に限らず、人と話す際は目をあわせることが大切です。面接官が複数人いる場合は、全員とアイコンタクトを取るよう意識して話すとよいでしょう。

また、目をあわす際の表情が硬いと、人によってはマイナスな印象を与える場合があります。そのため、話す際は口角を上げ、自然な笑顔を心がけてください。

志望理由を声に出して読み上げてみる

面接で必ず聞かれる志望理由や自己PRについては、あらかじめ用意しておいて面接前に一度声に出して読んでみるようにしましょう。

実際に声に出してみると内容が分かりにくかったり、話のつながりに違和感を抱いたりするケースがあります。また、面接当日は緊張して早口になることを考慮するのも大切です。

そのため、読みながら所要時間を計ったり、誰かに聞いてもらい違和感や聞き取りにくさがないか確認したりするのをおすすめします。

本番を想定した模擬面接を行う

模擬面接は、面接の緊張感を味わえる環境で行うようにしましょう。

本番同様の環境での練習を1人で行うのは難しいため、就活対策ができるサービスを利用するのがおすすめです。たとえば、ハローワークや大学のキャリアセンター、就活エージェントが開催している面接対策セミナーで、模擬面接があるか確認してみてください。

リアルな環境で行えばさまざまな状況に対応できたり、新たな課題も洗い出せたりするでしょう。

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6.面接までにやるべき準備

ここでは、面接練習やマナー以外に、事前に準備しておくべき項目を8つ紹介します。

面接の質問リストを作成

事前に、面接時に質問されそうなリストと答えを作成しておきましょう。

その際、「どの企業でも確認されそうな質問リスト」と「目的の企業から確認されそうな質問リスト」の2つを作っておくのがおすすめです。

企業研究・求人内容の確認

面接先の企業とその仕事内容の復習も欠かせません。面接では、これらに関する質問をされることが多いです。

企業研究はしていても、忘れている部分があるかもしれません。当日慌てないよう入念に復習してください。

また、求人内容の詳細確認をするのも大切です。求人内容には、企業がどのような人材を求めているのかが書かれています。求める人材像と自分を照らし合わせ、本当に適性があるかを再確認してください。また、求人内容を熟読することで、面接時に聞かれる質問を想定しやすくなるでしょう。

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自己PRの作成

自己PRをしっかりと練っておくことも重要な要素です。自己PRは面接でほぼ確実に質問されるため、力を入れて考える必要があります。

志望企業が求める人材を再度確認し、自分の長所やスキルとの共通部分を見つけ、自己PRを作成することが大切です。

また、履歴書やESで書いた自己PRの内容を踏まえて、面接で深掘りされた際の対策をしてください。

面接会場へのアクセスを確認

面接会場に行く移動手段や経路の確認もしておきましょう。面接当日に移動で失敗し遅刻しては、今までの努力が台無しになりかねません。

経路案内サービスを利用するのも1つの方法ですが、不安な場合は事前に一度足を運んでおくのがおすすめです。

持ち物の確認

当日の持ち物は入念に確認してください。事前に課題が出されている場合や持参物を指定されている場合は、特に抜け漏れのないよう注意が必要です。

持ち物リストを作っておき、当日にチェックできるようにすることをおすすめします。

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履歴書のコピーを用意

意外と見落としがちですが、履歴書のコピーを印刷して用意しておくのも重要です。ほとんどの場合、応募書類と一緒に履歴書のデジタルコピーの提出を求める企業が多いでしょう。

しかし、パソコンに障害が起きたり、何らかの事情でデータが消去してしまったりすると、デジタルコピーにアクセスできないトラブルが起きる可能性があります。

そのような場合に備えて、履歴書を印刷しておくと、用意が行き届いている人物という印象を持ってもらえるでしょう。

面接前日は夜更かしやアルコールを控える

面接前日は、夜更かしやアルコールの摂取を控えてください。特に、面接時にアルコールの臭いが残っているのは言語道断です。

たとえ受け答えがよくても、面接に受かる可能性が下がると心得えましょう。

また、面接が気になり遅くまで対策したくなっても、できる限り早く寝るようにして、朝に見直しをするのがおすすめです。

面接後のフォローアップの準備

後回しにされがちですが、面接後のフォローアップの準備も欠かせません。面接が終わった後すぐ、関わった人にお礼のメールを送るとよい印象を残せます。

フォローアップは「採用されたい」という熱意や誠意を伝えられるものなので、おざなりにせず事前に内容を練るのがおすすめです。

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7.まとめ

就活の面接対策は、大学3年生の3月から行うのが目安ですが、早期選考を行っている企業もあります。自分が志望する業界や企業の選考情報を把握して、面接対策を進めてください。

もし、面接対策に不安を抱えているなら、就活エージェントに相談するのがおすすめです。本記事を参考に面接対策を的確に行い、内定獲得への道を進みましょう。

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