理系におすすめの職業を一覧で紹介! 自分にぴったりの仕事を見つけよう

理系におすすめの職業を一覧で紹介! 自分にぴったりの仕事を見つけよう
理系に進んだものの、将来どのような職業を選べばよいのか、どういった仕事が自分に合っているのか、と悩む瞬間がやってきます。そこで、この記事では、理系の学生におすすめの職業・仕事を一覧で紹介します。自分に適した職業や仕事を探してみましょう。

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1. 理系に向いている仕事の特徴

近年、理系に進む女性も増え、就職できる職種もますます増えています。理系と一口に言っても様々な分野に分かれていますが、理系ならではの能力やスキル、培った考え方や姿勢は、どのような仕事においても活かせます。ここでは理系に向いている仕事の特徴について紹介します。

「専門性」を活かせる

理系の学生は、「専門性」を活かせる仕事に就職しやすいと言えます。文系と比べて、理系の専門性が仕事に直結する分野が多く、その知識は至るところで必要とされます。また、豊富な専門知識を持つ人材は、迅速に企業の技術を理解して戦力になると判断されるでしょう。

さらに、大学院に進学して研究を続けてきた学生は、最新の知識やスキルを身につけられるため、専門性の高い知識を備えています。専門性の高い仕事を希望するのであれば、大学院に進学するとより有利になります。

「論理的に考える力」を活かせる

近年は文系・理系問わず、論理的に考える力が必要とされますが、理系の学生は特に大量のデータや資料を基にした分析に慣れている点が大きなアドバンテージです。実験の授業や研究に従事してきた学生であれば、仮説を基に実験・検証し、その結果から考察するプロセスを繰り返した経験を持っているでしょう。試行錯誤していく中で論理を組み立てて関係者に分かりやすく提示するなど、数学や科学の研究に不可欠な論理的思考力を必要とする仕事に向いています。

「数字を見る力」を活かせる

理系の学生は、数字の扱いに慣れています。研究する中で培われた統計やデータ分析の力は、研究開発職だけではなく、マーケティングなどの仕事でも活かせる素養です。特に統計解析のスキルを持っている学生は、将来的に顧客のニーズや傾向、企業の意思決定を導く立場も狙えますし、専門分野においても大いに活躍するでしょう。

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2. 工学部生におすすめの職業一覧

工学部は、機械系や設備系、化学系などのハード面を支える分野が大部分ですが、情報系などソフトを扱う専門分野もあります。工学部生におすすめの活躍の場と職業を紹介していきます。

研究職

研究職は、さまざまな事象を研究して解明していく仕事です。企業によって方針は違いますが、研究職に就くには、一般的に大学院に進学して修士あるいは博士の取得が求められます。そのほか、思考力や知識に加えて、結果を論文にまとめる力や英語力、プレゼンするスキルなども必要になります。

研究職は、新しい知識や原理を得るために行う基礎研究と、基礎研究の結果をもとに目標を定めて実用化していく応用研究に大別されます。どちらの研究に従事するかによって方向性は変わりますが、いずれにせよ仮説形成や実験、データ分析を繰り返しながら研究を進めていきます。

明確に名前がつけられる職種としてはポスドクや助手、リサーチャーがあり、公的な研究所の職員、研究分野と似通った領域の機械メーカーや建材メーカー、マテリアル系の企業などに就職します。自分の興味・関心のある分野の研究を極められる点がおすすめポイントでしょう。

設計職

設計職は、その名の通り設計・製図をする仕事で、機械のコンセプトを決める概念設計、CADなどのソフトを使って製図する基本設計、強度やコストなど実用化にあたり必要な部分を試行錯誤していく詳細設計、本格的な生産のために寸法や材質などを決定する生産設計の4段階に分けられます。機械設計をするためには、構造力学、熱力学、流体力学、材料力学などの知識のほか、法律や製図など幅広い知識が求められます。システムエンジニアは、ソフトウェア開発の設計部分を担います。

自分が設計・システム構築をして実用化していける点や、自分のアイデアを形にできるところがおすすめポイントです。職業としては機械設計エンジニアやシステムエンジニアなどが挙げられ、製作所やメーカー企業への就職が一般的です。システムエンジニアであれば、社内SEとして金融機関や全く専門と関係のない分野の企業でも就職できるケースがあります。

開発職

開発職は、主に設計・デザインされたものを製品化するための技術改良をしたり、開発したりする仕事です。職業としては、プログラマーが代表的ですが、システムエンジニアも開発職に分類される場合もあります。プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書に基づき、実際のシステムを構築するためのプログラミングを担当します。精密機器分野やマテリアル系企業においても生産ラインに乗せられるように製品を改良しなければなりません。

開発職には効率化を図る力や正確性が必要で、工学部ならではの高い技術力が求められるでしょう。特にメーカー企業でのニーズがあり、就職先が豊富な点もおすすめポイントです。プロジェクトリーダーなどがあり、今あるものを改善していくのが好きな人に向いています。

生産管理

生産管理は、現場で製品や部品の生産状況を管理する仕事です。製品の生産システムの責任者として、確実に生産ができる体制の確立やトラブルが発生した際の対処を担います。

ものづくりが中心になるため、豊富な専門知識を有する工学部出身者ならではの視点がアドバンテージになる点がおすすめです。大量使用される素材や使い捨て用品など、大量生産をしている企業には生産管理の仕事があるので、就職先には困らないでしょう。職業としては生産管理部門長や生産管理責任者、工場長などがあります。

品質管理

品質管理は、製品や部品の品質が一定に保たれるように管理する仕事です。顧客のニーズに合った製品を、納期を守って量産できるシステムを構築します。海外に工場がある場合、製造部門などとの連携だけではなく、英語力やコミュニケーション能力も必要になってきます。
高品質の製品・部品を納品し続けることで企業やメーカーの信頼が保たれているため、会社と製品に対する信用を担うところにやりがいがあります。

職業としては、品質管理部門長や品質管理責任者があります。ものづくり企業であれば仕事があるので、就職先には困らないでしょう。

技術営業

技術営業は、専門知識を生かしてクライアントに製品やサービスを導入するように働きかけて技術提案をし、会社の売り上げに貢献します。代表的な職業にサービスエンジニアがあり、営業に必要とされるマネジメント能力や顧客のニーズに応える力に加えて、エンジニアとしての専門知識も必須です。

工学のバックグラウンドで培った専門的知識は、顧客の不安や懸念を解消し、導入に至らせるうえでプラスに働きます。詳細な説明ができると、製品や企業への信頼へとつなげられるでしょう。就職先は、企業やメーカーが中心で、システム営業や新製品などの案内をするルート営業として採用されます。

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3. 理学部生におすすめの職業一覧

理学部は、数学科、物理学科、生物学科、化学科、地学科などの専門分野があり、学科や学部によって専門性を活かしにくいケースもあります。自分の専門性が、どの分野の役にたつかを考えることが大切です。ここからは理学部生に適した職業を紹介していきます。

研究職

工学部と同様に、研究職に就くためには、基本的に大学院へ進学して学位を取得する必要があります。就職先としては、大学の研究室のほか、繊維や化粧品などのメーカーなどが挙げられますが、研究職は人気なので狭き門である点は押さえておきましょう。

大学の研究室では事象や理論に関する基礎研究を担い、メーカーに就職した場合は主に新製品を開発するために必要な研究に従事します。興味・関心がある研究をできるという利点はありますが、過程よりも成果を強く求められます。そのため、挫けずに努力できる人にはおすすめです。リサーチャーや大学職員、化粧品メーカーや食品メーカーなどの研究職に就職できます。

品質管理

品質管理は、食料や飲料、化粧品、医薬品などのさまざまな製品の安全な品質を確保する仕事です。品質管理部門長や品質管理責任者などがあり、その主な業務は製造工程において製品に不備がでないように実施する生産ラインのチェックや、製品の検査・分析を行います。不備がある製品が世間に出回ると大きな問題になるので、企業やメーカーの信用に関わる仕事と言えるでしょう。

品質管理はトラブルを事前に防ぐ役割が強いので、現場での具体的な素案を作る能力や、迅速な判断が養われる点がおすすめポイントです。地道な作業を繰り返し、粘り強くこなすことに慣れている人に向いています。近年ではバイオベンチャーや再生医療分野での就職口も増えてきています。

生産技術

生産技術は、製品や部品を安全かつ効率的に量産するための体制を整える仕事です。就職先は主に工場で、生産技術責任者や工場長を任されることもあるでしょう。仕事内容は、既存の生産ラインの改善、新規生産ラインの提案、コストの見直しなど多岐に渡り、広い視野のもとで改善点について検討したり、製品の設計部門と密にコミュニケーションを取りながら意見を反映させたりします。

専門的なスキルや知識を要するため、理学部出身であることが有利に働きます。生産技術は、品質管理と同様に製造業において必須の仕事であり、就職先は豊富でしょう。

教員

必要な単位を履修して教員免許を取得すると、小学校や中学校、高校の教員として働けます。免許は必要ありませんが塾講師も選択肢に入るでしょう。専門の単位とは別に、教員になるための単位を取る必要があるので、履修スケジュールはハードになりますが、学生のうちに使える時間をフルに使って教員免許を取得しておきましょう。

また、大学卒か大学院卒で取得できる教員免許が異なります。大学卒の場合は一種免許状、大学院卒では専修免許状を取得できますが、免許による指導範囲の違いはありません。自然や科学に関する理解が深く、学問の魅力をよく理解しているため、人に教えて伝える仕事も適しています。大学や大学院で学んだ化学や物理学、数学の知識をそのまま活かした仕事をしたい人にもおすすめの仕事です。

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4. 農学部生におすすめの職業一覧

農学部は、農学や水産学、畜産学、林業などの専門分野がありますが、基本的には動植物を相手にした仕事が中心となります。ここからは農学部生に適した職業を紹介していきます。

研究職

他の学部と同様、農学部出身者が研究職に就くためには、基本的には大学院を卒業する必要があります。新しい食品や製品を作り出すための研究や、品種改良や農薬の研究、植物や種子の研究などをするうえで、学部で得た知識やスキルを存分に活かすことができる点がおすすめです。

主な就職先は大学の研究室や研究所、食品や園芸系のメーカーなどです。農学分野は、生きる上で不可欠な食に深くかかわる分野であり、成果を得られれば多くの人に還元できる点でもやりがいを感じられます。職種としては、助手やポスドク、研究開発プロジェクトリーダーなどがあります。

開発職

職場によっては研究と開発が一体になっているところもありますが、開発を単体で扱う場合は、研究により得られた知見をもとにして実際の製品・商品を開発する仕事を指します。具体的には、食品や農薬、種子や化粧品といったものを製品化するための仮説検証を繰り返します。加えて法律で定められている安全性などの要件を満たすことも視野に入れなければなりません。

近年、農業や食料関係は注目を浴びている分野ですから将来性があります。明確な名称がつけられている開発職はありませんが、将来的に開発責任者などの役職を狙えます。農学の知識を活かして様々な人の役に立つ仕事ができるでしょう。

品質管理

工場などで製造された商品の安全性・品質をチェックするといった品質管理をする仕事もあります。特に食品などに対しては、国際的に推奨されているHACCPという基準を用いて、農薬の残留量や微生物汚染などを検査・確認します。品質管理の仕事には、不良品が出た場合の調査、報告、対策、クリーンな生産工程を保つための衛生管理やルール決めなども職務の範疇です。

出荷前の最終チェックを任されることもあり、責任重大である一方、やりがいもまた大きなものとなる点がおすすめです。食品工場の品質管理部門や、農薬メーカーの品質管理部門などに就職できます。

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5. 土木・建築学部生におすすめの職業一覧

土木・建築学部生はインフラ系に強いという特徴があります。ここでは土木・建築学部生に適した職業を紹介します。

設計分野

設計やデザインをする仕事には、建築家や設計士、建設コンサルタントなどの職業があります。資格が必要になる建物の設計は、建物の内観・外観や造作を設計する意匠設計と、建築物の基礎となる骨組みを設計する構造設計、電気や水道などの設備設計に分けられます。

近年の大規模自然災害などにより、建物の強度はこれまで以上に重視されており、新しいデザインも求められるようになっているため、今後ますますニーズが高まっていく業種です。就職先も、設計事務所、ゼネコン、ハウスメーカーや工務店などさまざまで、オリジナリティーを生かしつつ、安全で快適な住まいづくりに関われます。

施工分野

施工の仕事には、建築施工管理技士や、土木施工管理技士などの職業があり、安全な施工がされるように安全管理や工程管理を担います。建築施工管理技士は、建造物の工事の指導・監督を、土木施工管理技士は、河川やダム、道路などのインフラに関わる工事の指導・監督を担当します。

人々の生活を支える建造物やインフラ設備を作り上げて残すことができ、達成感や同業者との連帯感も得ることができます。施工分野の就職先は、設計分野と同じくゼネコン、建設会社、ハウスメーカーや工務店などが中心です。

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6. 医療系学部生におすすめの職業一覧

医療系学部は、主に医学部医学科、医学部看護学科、放射線科、薬学部、歯学部などの専門分野があり、それぞれの専門職に就職する傾向が強いと言えます。ここでは医療系学部生に適した職業を紹介します。

医療従事者

医療系学部は、卒業後の進路を見据えて資格取得を目標にする学生が多い分野です。所属する学部・学科によって、医師、看護師、薬剤師、救急救命士、放射線技師、臨床検査技師、言語聴覚士といった幅広い職業に就職できます。

医療現場で患者の診察や治療、世話をするうえでは専門的知識や技術、実務能力が求められることから、超高齢社会を迎えた現代において確実なニーズがあります。おすすめポイントは、安定した仕事と収入を得られる点です。就職先は、総合病院や介護施設、薬局や医療サービス分野が中心となるでしょう。

研究職

研究者として各医療系分野の研究をすることも可能ですが、基本的に研究職に就くためには、終始以上の学位習得が必須です。主な就職先は、大学の研究室や研究所、民間の医療技術メーカーなどになります。

例えば、研究に従事する医師は研究医と呼ばれ、基礎研究または臨床研究を行います。医療従事者として仕事をしつつ研究をする医師もおり、医療の最前線で活躍しながら医学の発展に寄与することも可能です。また、製薬会社や化粧品会社などで開発や安全性の検証の研究、治験の監督も、大変やりがいのある仕事です。

行政

医療従事者、研究職ではなく行政の仕事を選択することもできます。行政にかかわる仕事として特にメジャーなものは、厚生労働省に入り医系技官としての就職です。医系技官になるには、医師免許または歯科医師免許が必要であり、医学的な知識に加えて行政スキルが求められます。

専門知識を生かして保健医療のシステムづくりに携わる仕事ですから、国全体に影響を及ぼします。責任重大ですが、その分やりがいもあります。複数の業種と連携もするので、チームワークが得意な人などにおすすめです。医系技官のほかにも、都道府県庁や保健所などで働く公衆衛生医師などがあります。

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7. 文系就職も選択肢のひとつ

これまで理系の職業や仕事について紹介しましたが、理系学生は理系以外の進路も視野に入れられることから「文系就職」のニーズが高まっています。文系就職とは、理系学生が銀行や商社、コンサルティングといった文系職に就職することを指します。

文系学生との差別化を容易に図れる理系学生にとって、文系職の選択は就職を有利に勧められます。たとえば、金融業界や商社、コンサルタントなどは、前述した理系の学生ならではの専門性や論理的思考力、データ分析力が求められます。膨大なデータの統計・解析を行い、技術的な知識をもとに営業を展開できるのは理系学生のアドバンテージです。

文系就職をする理系学生はまだそれほど多いとは言えないため、差別化が測りやすいでしょう。文系就職を選択する場合は、早目の情報収集や入念な準備をして臨みましょう。

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8. なりたい職業がわからないときはどうする?

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