
- 1.基本情報技術者試験は新卒就職に必須ではない
- 2.基本情報技術者試験が有利になる場面
- 3.基本情報技術者試験があると就職が有利になる職業
- 4.基本情報技術者試験を就職活動でアピールするには?
- 5.基本情報技術者とは?
- 6.基本情報技術者試験の難易度とスケジュール
- 7.基本情報技術者試験合格のコツは?
- 8.まとめ
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1.基本情報技術者試験は新卒就職に必須ではない
まず前提として、実際に就職活動を進めるうえで必ずしもこの資格が必要というわけではありません。私たちレバテックルーキーでもさまざまな求人を取り扱っていますが、必須要件に基本情報技術者を課しているケースはあまり見ることはありません。そのため、就職活動をするうえで勉強しようと考えていた方は、本当にこの資格の取得が必要なのかを今一度考えたうえで資格取得を検討するようにしましょう。
基本情報技術者試験が必須ではない理由
基本情報技術者の資格が必須ではないのには以下の2点の理由が挙げられます。
実務スキルが重視されるから
IT業界、特に自社開発企業では、資格よりも実務でのスキルや実績が重視されます。たとえば、GitHubに公開しているプロジェクトや、参加したハッカソンでの実績などが該当します。そのため、資格取得よりも開発経験や実務経験を積む方がより評価されやすくなる可能性が高くなります。
他の方法で知識を証明できるから
基本情報技術者試験で学ぶ内容は確かに重要ですが、必ずしも資格で証明しなければならないわけではありません。ある程度のレベル以上の開発物を製作した経験があれば、基本情報技術者試験の内容が盛り込まれたクオリティのものになっているため、ポートフォリオを充実させることで、自身のスキルをアピールできるのです。
基本情報技術者の資格が活きる企業もある
ただ、中には基本情報技術者の資格が活きる企業や業界もあります。例えば大手SIer企業や受託開発企業の中には、新卒入社した学生にまず基本情報技術者の資格を取らせるとこもあり、その点もしすでにこの資格を持っていればそれだけ早いスタートダッシュを切ることができます。そのため、興味のある企業によっては基本情報技術者の資格が選考上有利に働く可能性もあります。
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2.基本情報技術者試験が有利になる場面
基本情報技術者試験の取得は、それが直接内定につながるというわけではありません。
一方で、以下のような一部の場面では有利となる可能性があります。
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・新卒でIT業界への就職活動を進めるとき
・大企業に就職したいとき
・IT業界へキャリアチェンジするとき
・キャリアアップを計るとき
新卒でIT業界への就職活動を進めるとき
新卒でIT業界を目指す場合、基本情報技術者試験の取得は有利になる可能性があります。新卒であれば、IT関連の実績としてアピールすることも可能です。また、取得が熱意の現れとして評価されることも考えられます。「IT業界の会社に就職したいとの思いから取得しました」と伝えれば、志望度の高さを伝えられるでしょう。
しかし、新卒の場合は人柄やコミュニケーション面での評価も大きいです。そのため、基本情報技術者の取得はあくまでもアピールポイントの一つとして捉えておくようにしましょう。
関連記事:IT企業へ新卒就職するためには?自分に合った業界・職種を見つけて就活しよう
大企業に就職をしたいとき
大企業への就職や転職をする上では、基本情報技術者試験などの資格を取得しておくと有利になる可能性があります。
基本情報技術者試験は国家試験です。そのため、知識レベルを計る上で一定の信頼性があります。大企業の場合、ポジションへの配置の際にはこのような客観的に分かりやすい基準が重視される事も多いです。
ただし、基本情報技術者試験を取得していることが必ずしも選考や人事配置で有利になるということではありません。あくまでも「取得していないよりは有利になる場合がある」といった範囲にとどまります。
IT業界へキャリアチェンジをするとき
別の業界からIT業界へキャリアチェンジするときは、基本情報技術者試験を取得しておくことで有利となる場合があるでしょう。
IT関連の知識があるという評価に加え、新卒と同じように熱意をかってくれる可能性があります。IT業界未経験ながら「資格を取ってでも志望している」という姿勢は、一つのアピールポイントです。
入社後に身に着けるような知識も、試験勉強を通じて先取りできる部分もあります。事前に取得しておけば、入社後に携わる業務でも役立つでしょう。
キャリアアップを計るとき
IT業界に身を置いている方でキャリアアップを考えている方も、基本情報技術者試験を取得しておくことで得られるメリットがあります。
キャリアアップするにあたっては、社内・社外問わず実績を出すことが何よりも重要ですが、資格取得でも有利にはたらく可能性が高いです。
ITの知識があると客観的に評価できる資格があれば、信頼性もあるためキャリアアップの場面でも有利になるでしょう。
ただし、基本情報技術者試験はITについての基礎知識的なレベルなので、目指す地位や環境によっては取得したところで意味をなさない可能性があるので注意してください。
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3.基本情報技術者試験があると就職が有利になる職業
続いて、基本情報技術者試験に合格するとどのような職種への就職が有利になるのかを確認します。
プログラマー
プログラマーは、システムエンジニアやWebデザイナーが作成した設計書を元に、実際のプログラミングを行う職種。人とのコミュニケーションやデザインよりも、黙々と作業をすることが好きな方におすすめの職業です。
プログラマーには、プログラミングスキルはもちろん、システム開発などの基本的な知識も求められます。基本情報技術者試験の勉強で学んだ知識が役に立つでしょう。
関連記事:新卒向け!プログラマーの仕事内容とキャリアアップ方法を徹底解説
システムエンジニア
システムエンジニア(SE)は、クライアントの業務分析、システム設計、プログラミング、テスト、運用までシステム開発を一貫して担当する職種です。
クライアントとの打ち合わせで要望を聞き出し、その希望どおりに設計図を作成する必要があります。そのため、コミュニケーション能力や論理的思考力など、さまざまなスキルが要求されるでしょう。プログラミングだけではなく、クライアントへのコンサルティングから営業まで総合的に関わりたい方におすすめです。
システムエンジニアはクライアントのあらゆる要望や疑問に答える必要があることから、網羅的にITの知識を学べる基本情報技術者試験が役に立ちます。
関連記事:新卒でSEになるためにしておくべき準備|仕事内容や必要な資格、求められるスキルまで解説
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、ネットワークやサーバーなどのITサービスが成立する上での基盤を設計・運営する職種です。クライアントの目的に応じたサーバーの選定、システム運用に最適なOS・ソフトウェアのインストールやネットワークの構築、トラブル・障害などへの対応を行います。
ネットワークやセキュリティの知識が求められるため、基本情報技術者試験を通して学んだ知識が役に立ちます。
関連記事:インフラエンジニアとは?仕事内容・必要スキルと就活のポイントを紹介
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、ネットワークに特化した技術者です。企業のコンピューターや電子機器をつなぎ、最適なネットワークを構築します。クライアントが求めるネットワークの設計や構築のほか、構築後の運用・保守も重要な仕事です。
ネットワークエンジニアの代表的な資格は「ネットワークスペシャリスト試験」ですが、新卒の場合まずは基本情報技術者試験で基礎力をつけると良いでしょう。
関連記事:ネットワークエンジニアに新卒でなる方法|企業選びのポイントまで解説
アプリケーションエンジニア
アプリを開発するアプリケーションエンジニアの仕事にも、基本情報技術者試験の内容が役立ちます。
アプリケーションエンジニアが開発するのは、企業が使用する業務系アプリやブラウザで利用できるWebアプリ、スマートフォン用のスマホアプリなど。いずれの場合も、システムの設計や構築、できあがったプログラムのテストなどが業務内容となります。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、クライアントにITの課題をヒアリングし、要件定義や解決策の提案をする職種です。
クライアントのIT関連の課題を解決するのが仕事なので、システムの知識があれば当然ながら要件定義や提案の質が高まります。基本情報技術者試験に合格することで、信頼性の高いコンサルタントに必要な知識を身につける第一歩になる可能性があるでしょう。
関連記事:新卒でITコンサルタントになるために知っておくべきこと7選
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4.基本情報技術者試験を就職活動でアピールするには?
ここでは、基本情報技術者試験の合格を就職活動でアピールするためのポイントについて解説します。基本情報技術者試験は資格取得がゴールではなく、どう活かすかが鍵になります。ここではこの資格の活かし方や良いアピール方法について紹介していきます。
資格取得の目的を明確に伝える
単に「基本情報技術者試験を取得しました」というだけでは、採用担当者に強い印象を与えることは難しいです。大事なのは、この資格を取得することで自分がどのような成長を遂げたかを伝えることです。たとえば、以下のように具体的なエピソードを交えて説明しましょう。
ITの基礎知識を体系的に学ぶために資格取得を目指した
基本情報技術者試験の魅力は、幅広いIT知識をつけることでさまざまな問題に対処することができるスキルをつけられる点です。そのため、一つの技術に特化することなく、ITの幅広い知識を網羅することで、開発だけでなく、プロジェクト全体を理解する力をつけたという視点でアピールすると、幅広い業務に対応できる人材であることを強調できます。
問題解決能力を向上させるために資格取得を目指した
資格取得がゴールではなく、明確に問題解決をするために資格取得をしたという旨を伝えられると良いでしょう。例えば、「アルゴリズムやデータベースの知識を身につけ、実際のプロジェクトで効率的なコードを書けるようになった」という実績をアピールすると、資格取得が実務に直結していることを示せます。
資格取得した後の経験をアピールする
資格を取った後、それをどう実際のスキルや成果に結びつけたかが重要です。
例えば、資格で学んだ内容を活かして、自作のWebアプリやツールを開発した経験があれば、そのプロジェクトをポートフォリオに加えてアピールしましょう。具体的な成果物があることで、採用担当者はあなたのスキルをより明確にイメージできます。
また、資格取得を足がかりに、さらに深い分野(例えばクラウド、セキュリティ、データ分析など)の学習に取り組んだり、勉強会に参加して得た知見を具体的に説明することで、継続的に学習し成長している姿勢を見せることができます。
資格を通じて身につけたソフトスキルもアピールする
ITの資格というと知識や開発スキルがメインとなりますが、資格習得に至るまでに培ったソフトスキルもアピール材料となります。具体的には以下のようなソフトスキルはアピール材料になるでしょう。
計画的な学習と時間管理能力
資格取得までのスケジュールをどのように管理し、効率よく勉強を進めたかを説明することで、プロジェクトの進行やタスク管理にも長けていることを伝えられます。
論理的思考と問題解決能力
アルゴリズムやデータベースの問題を解く際に培った論理的思考やトラブルシューティング能力をアピールすることで、実務に直結する論理的思考力、問題解決能力をアピールすることができます。
志望企業との関連性を示す
基本情報技術者試験の合格が、志望企業の事業やプロジェクトにどのように役立つかを具体的に述べることで、採用担当者に強い印象を残すことができます。例えば、志望する企業がWeb開発を主軸としているなら、資格で得たネットワークやセキュリティ知識がどう役立つかといった点をアピールするようにしましょう。
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5.基本情報技術者とは?
そもそも基本情報技術者試験とは、「情報処理技術者試験」の区分の1つで、初級者向けに位置づけられている国家資格です。ITエンジニアとしての基礎知識を幅広く習得できる内容で、IT業界でのキャリアの第一歩として多くの人(年間10万人以上)が受験しています。
試験の内容はITに関する幅広い内容が問われており、基礎理論やアルゴリズム・データベースなどについて問われるテクノロジ系、プロジェクトマネジメントなどについて問われるマネジメント系、戦略・システム戦略などについて問われるストラテジ系の3種類から構成されています。
関連記事:試験要綱・シラバスについて
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6.基本情報技術者試験の難易度とスケジュール
ここでは、基本情報技術者試験の難易度や試験のスケジュールについて詳しく解説します。
難易度
基本情報技術者試験は、数ある国家資格のなかでも比較的難易度の低い試験となります。
勉強時間としては、200時間前後が一つの目安になると言われているようです。1日2時間勉強した場合、3か月ほどかかるでしょう。
ただし、ITに関する知識が全くない場合などは余裕をもった勉強時間を確保する必要があります。続いては試験スケジュールについてご紹介しますので、受験を考えている方は勉強スケジュールを建てる際の目安にしていただければと思います。
関連記事:基本情報技術者試験の合格率は?難易度や勉強にかかる時間について
試験スケジュール
基本情報技術者試験期間は、主に春季試験と秋季試験の2つに分かれます。各時期の試験スケジュールについては、以下の通りです。
応募期間 | 試験日 | 合格発表 | |
春季試験 | 1月~2月 | 4月~5月 | 6月 |
秋季試験 | 7月~8月 | 10月~11月 | 12月 |
毎年、上記のような日程で行われます。試験日は、一定期間のなかから好きな日にちを選んで受検が可能です。具体的なスケジュールは毎年発表されますので、適宜チェックしておきましょう。
就職活動も並行する場合、試験日から逆算して計画的に勉強時間を確保できるように準備しておくことが大切です。
参考:【独立行政法人情報処理推進機構】スケジュール、手数料など
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7.基本情報技術者試験合格のコツは?
基本情報技術者試験に短期間で合格するためには、インプットよりアウトプット重視の学習計画を立てるようにしましょう。基本情報技術者試験は、過去に出題された問題と同じタイプの問題を多く出題する傾向があるためです。以下では、基本情報技術者試験に効率良く合格するコツを紹介します。
短期間でインプットできるテキストを選ぶ
短期間で知識のインプットができるテキストを選びましょう。上で述べたように、アウトプットに時間を割きたいため、インプットを少なめにして学習を進めるのが合格のカギとなります。
端的で分かりやすい表現や、網羅性よりも頻出論点を重点的に取り上げて解説しているテキストの活用がおすすめです。イラストや図表などが多用された、視覚的に理解しやすいテキストも効率アップに有効でしょう。
過去問を分析して出題傾向を知る
基本情報技術者試験、特に午前の試験では、多くの問題が過去問と同じ論点から出題されます。平均50%〜60%の問題が過去問に似ているとされ、ほぼ毎回出題される定番の問題もあるようです。
そのため、短期間の学習で合格するには、まずは過去問に目を通して試験内容や出題傾向を把握しましょう。運転免許の学科試験と同じように、過去問や模擬問題を繰り返し解いて形式に慣れておくことが合格への近道です。
オンライン学習サイトを利用する
基本情報技術者試験の勉強には、オンライン学習サイトも効果的です。
オンラインサイトを活用するメリットとして、自身の学習進度に合わせたサイトを選べたり、苦手分野に特化したサイトを選べたりすることが挙げられます。YouTubeのような動画媒体でも学習コンテンツが提供されているため、お金をかけずに効率良く勉強できるでしょう。
スクールに通う
資格予備校やプログラミングスクールに通うのも良い方法です。スクールではプロの講師が試験を分析し、合格するために最適なカリキュラムを提供しています。
基本情報技術者試験は出題範囲が広いため、ゼロから勉強を始める場合、独学では効率的な学習が難しいこともあるでしょう。その点、スクールでは不明点をすぐに確認できるため、スムーズな学習が可能です。
独学よりも費用はかかりますが、資金に余裕がある場合は、スクールの活用も検討してみてください。
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8.まとめ
基本情報技術者試験は、就活で有利になる可能性がある資格です。IT業界への志望熱意アピールや、入社後の業務に役立つような知識を得ることができます。
ただし、取得すれば内定につながるということはありません。あくまでも「一つの評価対象」になるとの認識にとどめておきましょう。
基本情報技術者試験は、国家資格でありながら比較的合格しやすい試験です。そのため、IT業界を志す就活生や、業界未経験からIT業界に転職される方などは取得しておくことをおすすめします。
関連記事:新卒の就職にはプログラミング資格取得がおすすめ!メリット&選び方を解説
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