\15年超の実績を持つレバテックが運営/
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1.AI(人工知能)とは
AIとは、「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」の略称であり、日本語では「人工知能」を意味します。
人間の脳が行う情報処理と、その情報を元にした認識や判断・予測・提案などをコンピュータによって再現する技術のことであり、1950年ごろにその言葉が定義されました。医療や産業などさまざまな分野で活用が進んでおり、現在ではAIによる音声認識や画像生成など、私たち消費者にとっても身近なものとなっています。
AIと機械学習の違い
「機械学習」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか? AIと近い意味合いで使われることも多いですが、正確にはAIの手法の一つとして「機械学習」があります。
人間の学習能力に相当する仕組みを再現し、入力されたデータからパターンを発見して、そのパターンから新たなデータの識別や予測を行うのが機械学習です。身近な例としては、Webサイト上でのチャットボットによる問い合わせ対応や、店舗の来客分析などがあります。
関連記事:新卒で機械学習エンジニアに就職するには?仕事内容や必要なスキルを解説
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2.AI導入のメリット
では、具体的にAIを導入することによってどのようなメリットがあるのでしょうか。AI活用のメリットを5つご紹介します。
業務の効率化により労働力不足の解消
企業がAIを導入することにより、従来は人がやっていた業務の一部をAIに任せることができるようになります。特に労働力不足の問題を抱えている企業にとっては、大きなメリットであると言えるでしょう。
人間は経験・スキルやそのタイミングの体調・精神状態などで業務の質にばらつきが生まれますが、AIの場合は常に業務の質を一定に保ちながら人以上に働くことができます。したがって、人は人にしかできないクリエイティブな業務に集中することが可能です。
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生活の利便性の向上
AIの発展は企業の業務や経営を手助けすることに限らず、私たち個人の生活の利便性を向上させるというメリットもあります。
身近なところでいえば、YouTubeやInstagramなどSNSのおすすめ表示にはじまり、近年普及しているスマートスピーカーなどのIoT家電もAI技術により実現しているものです。これらの商品・サービスが今後さらに発展することにより、私たちの生活はますます便利なものになっていくでしょう。
安全性の向上
人間が立ち入るには危険な場所や、過酷な労働環境における仕事をAIに任せることで、事故や怪我のリスクを低減し、安全性を向上させるというメリットもあります。
また、自動車産業においてはAIによる自動運転の実用化も大きなテーマの一つです。車内搭載のカメラやセンサーを通して、障害物への衝突などの危機を検知し、自動でブレーキを作動させることで事故を未然に防ぐことが期待できます。
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高度なデータ分析や予測
AIはビッグデータと呼ばれる大量のデータを分析し、予測するといった業務を得意とします。人間が行うよりも精度高く、素早くデータの分析や予測を行うことができ、AIによって分析されたデータを企業の経営戦略やマーケティングに活かして業績を上げることに成功している企業も多くあります。
人件費の削減
AIによる生産性向上の結果、人的リソースが限られた状態でも業務を遂行することが可能になり、人件費を削減することができる点もメリットの一つと言えるでしょう。
単純作業や流れが決まっている定型業務をAIに任せることで業務効率化も期待できるため、残業代や休日手当といったコストも削減できます。もちろん、AI導入時に費用はかかりますが、長期的に見ると会社全体のコスト削減につながります。
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3.AI導入のデメリット
一方で、AI導入にはデメリットも存在します。メリットとトレードオフであるものから、留意事項として現在でも検討が続いているものなど、デメリットについても理解したうえで活用検討するようにしましょう。
雇用の減少
AI時代への突入にあたって、「AIに仕事が奪われる」というのはよく聞くのではないでしょうか。「AI導入のメリット」でお伝えしたように、AIには業務を効率化することで労働力不足を解消するというメリットがある一方で、これは裏を返せば「既存の雇用が減少する」というデメリットでもあります。
一般事務員、コンビニ店員、タクシー運転手などの仕事に関わっている人は、近い将来AIが代替することによって職を失うという未来が予測されています。
しかし、すべての仕事がAIに奪われるわけではありません。AIが関わることができない創造性が求められるクリエイティブな仕事や、AIそのものの開発や運用に関わる仕事などはかえってニーズが高まっていくでしょう。AIに関わる仕事に関しては、最終章で詳しく解説します。
情報漏洩のリスク
企業活動でAIを活用する際、顧客情報などの機密情報はネットワークを利用して取り扱うことになります。したがって、社内の重要な機密データが外部からハッキングされたり、情報が漏洩する危険性があります。
なお、悪意を持った外部のハッカーに限らず、企業内の人間が意図せずに情報を漏洩させてしまう危険性もあるため、AIを導入・活用する場合は専門知識を持った人材を常駐させることが必要です。
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責任の所在が不明瞭
AIを利用した機器が万が一人に危害を加えてしまった際、責任の所在がどうなるのかについては、現在の法律では規程されていません。たとえばAIを活用した自動運転の車が事故を起こした場合、車を製造したメーカーの責任になるのか、乗車していた人の責任になるのかは判断が難しい問題です。
このような問題に関して一つ一つ丁寧に法律で定めていかない限り、トラブルが発生する度に大問題になってしまう危険性があります。
思考プロセスが見えない
人間が検討・判断を行ったものであれば、「なぜそのような結論に至ったのか」というプロセスが明確にあるため、第三者から見てもその判断の妥当性が分かります。しかし、AIの場合は大量のデータを分析して答えを出すものの、思考プロセスは見えないため「なぜそのような結論になったのか」が分かりづらいというデメリットがあります。
これは「ブラックボックス問題」とも呼ばれており、医療や自動運転など人の命に関わる分野では特に重要な課題です。
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4.AIの活用事例
続いて、
続いて、身近なAIの活用事例を3つご紹介します。
タクシーの配車手配
AIタクシーとは、時期・時間帯によって乗客の位置や数を予測することができるAIを実装したタクシーです。必要なところに必要な台数の車が用意されることで乗客とタクシーの行き違いを削減し、タクシーの業務効率化向上や、ドライバー不足などの問題を解消することができます。
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顔認証ゲート
顔認証ゲートとは、人工知能の画像認識機能を活用することによって、カメラで撮影した顔画像と記録された顔画像データを照合して顔認証を行うシステムです。特に空港で活用されており、本人確認が素早くが行えるようになったことで審査官の負担が大幅に削減され、出入国の審査がスムーズになりました。
チャットボット
チャットボットとは、チャット上で人から送られた質問や依頼などにAIが自動で受け答えをし、コミュニケーションを取るシステムです。企業側は労働力を削減することができ、ユーザー側は即座に必要な返答をもらうことができるというメリットがあります。
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5.新卒向け|AI関連の職種
AIの活用が進んでいることで、IT業界でもAIに関わる職種の需要は高まってきています。最後に新卒向けのAIに関連する職種を3つご紹介します。
AIエンジニア
AIエンジニアとは、クライアントから依頼を受け、その要望に沿ったAIを設計・開発するエンジニアです。プログラミングスキルに加え、電気・電子回路、機械工学などのハードウェアに関する知識も求められます。
AIエンジニアになるためには、システムエンジニアやデータベースエンジニアなどから転職・社内異動するという方法と、新卒から目指すという方法があります。しかし新卒の場合、大学・大学院で専門的な知識・技術を身につけているということが前提になります。AIエンジニアの平均年収は、約500~600万円です。
関連記事:AIエンジニアの就職先は?仕事内容や必要なスキル
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データサイエンティスト
データサイエンティストとは、ビッグデータを分析し、企業の経営判断などに役立つものを抽出する仕事です。AIを活用することによって収集できる情報量は増えますが、実際に企業にとって有益なデータはどの情報なのかを分析し、取捨選択しなければ活用することができません。そこで、データサイエンティストが活躍するということです。
データサイエンティストには、プログラミングスキル、統計学、数学など多岐に渡る専門的な知識・技術が求められます。データサイエンティストになるためには、AIエンジニア同様、他のエンジニア職から転職するという方法と、採用枠は狭いですが新卒から目指すという方法があります。平均年収は、約500~600万です。
関連記事:データサイエンティストに新卒でなる方法|将来の展望から適性まで紹介します
営業・コンサルタント
営業・コンサルタントとは、AIを導入していない、または活用しきれていないクライアントに対して自社のAI技術を売り込むことや、アドバイスをする仕事です。クライアントからニーズを引き出した上で、自分の提案を納得させるだけの高いコミュニケーション能力や、どんな質問にでも返答できるITへの幅広い知識と自社製品への深い理解が求められます。
営業・コンサルタントは、新卒・文系でも比較的目指しやすい仕事です。平均年収は、約400~500万円です。
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6.まとめ
AI(人工知能)の研究開発が始まってから約70年経った今、AIは世の中の様々な場面で活用される技術となりました。しかし、これからの時代を築き上げていく技術とはいえども、メリット・デメリットの両方があることは事実です。IT業界を志望するにあたって、その両方を理解しておくことは重要です。
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