
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
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1.独立系SIerとは?
独立系SIerとは、大手メーカーや親会社に属さず、独自にシステム開発やITサービスを提供する企業のことです。幅広い業種の案件を扱うのが特徴です。
なお、SIer(エスアイヤー)は、System Integrator(システムインテグレーター)の略称です。企業の課題を解決するシステムのコンサルティングから設計、開発、運用・保守までの工程の一部、またはほぼすべてを請け負う会社を指します。「SI企業」「システムベンダー」「ITベンダー」と呼ばれることもあります。
独立系SIerの特徴
独立系SIer企業の特徴として、親会社などの資本関係がなく独立していることが挙げられます。ITシステム開発の際に、独立した判断で進められるのがポイントです。
たとえばメーカー系SIerの場合、親会社の製造するハードウェアを導入をする必要があるため、それに合わせたスキルやシステム構築が必要になります。独立系SIerではそういった制約がなく、独自の判断でシステムを構築できます。
また、受託する案件の選定や、開発で使用する言語の選択などもすべて自社で決められます。自由度が高いことが独立系SIer企業の大きな特徴といえるでしょう。
SIerの種類と概要
SIer企業は、メーカー系・ユーザー系・独立系・コンサル系・外資系などの種類に分けられます。以下でそれぞれの特徴について見ていきましょう。
メーカー系SIer
メーカー系SIerは、コンピューターや家電といったハードウェアメーカーの情報システム部門が分社・独立した子会社やグループ会社などの企業を指します。したがって、親会社のハードウェアやソリューションを含めたITシステムの提案が可能です。幅広い提案やシステム開発など、ITに関してトータルで顧客課題に対応することができます。
ユーザー系SIer
ユーザー系SIerとは、流通、製造、商社、金融などの大手の一般企業の情報システム部門が独立した企業のことです。主に親会社やグループ会社向けのITソリューション提案やシステム開発・保守などを行いますが、力のある企業は親会社やグループ会社以外の一般企業にも営業します。
関連記事:ユーザー系SIerのメリットは?他4種のSIer企業について
独立系SIer(独立系IT企業)
独立系SIerは、メーカー系SIerやユーザー系SIerとは異なり、親会社はなく独立資本の企業です。一般的に、「独立系IT企業」という場合は独立系SIerのことを指します。
独立系SIerは、親会社の意向に影響されずに経営できる点が最大の特徴です。一方で、親会社の資本で恩恵を受けるメーカー系SIerやユーザー系SIerとは異なり、比較的中小規模の企業が多い傾向もあります。
コンサル系SIer
コンサル系SIerは、いわゆるITコンサルティング会社を指します。ITシステム開発工程の中でも、主にコンサルティングを行うのが特徴です。ITの導入企画や戦略立案などを得意とし、多くはシステムの構築や開発よりも上流工程にあたるシステムの適用を検討します。
外資系SIer
外資系SIerは、海外資本のSIerのを指します。多くはグローバル市場で活躍する海外企業の日本法人で、いずれも企業規模が大きく、ブランド力があるのが特徴です。外資系SIerは、日本の企業とは制度面で異なり、能力主義や成果主義に基づき個の力が重視される傾向にあります。
関連記事:SIer(エスアイヤー)とは?仕事内容やSEとの違いを解説
独立系SIerの仕事内容
独立系SIer企業での仕事内容は、顧客に対するITの提案、ヒアリングなどの要件定義、設計、開発、運用・保守を行うことです。また、前述したとおり親会社のない独立資本の会社であるため、基本的には案件受注のための営業も行います。
独立系SIerの年収と将来性
レバテックキャリアに掲載されている求人を見ると、SIer企業の年収は約400万円~700万円が平均相場となっています。
ただし、これはあくまでもプログラマーやシステムエンジニア職の平均給与です。プロジェクトマネージャーやコンサルタントなどの職種にキャリアアップすれば、独立系SIerで1,000万円以上の年収を得られる可能性があります。
なお、新卒のSIer企業での年収相場は約300万円〜400万円程度が一般的とされています。
また、独立系SIerをはじめとするSIerへのニーズは高く、将来性も十分にあるといえるでしょう。特に、クラウドやAI、データサイエンス、セキュリティなど、今後ますます需要が伸びると推測される領域に注力するSIer企業へのニーズは高まっていくと考えられます。
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2.代表的な独立系SIer企業一覧
代表的な独立系SIer企業を紹介します。
株式会社大塚商会
大塚商会は、SIer事業だけでなくオフィス機器販売やITインフラ構築支援も手がける総合IT商社です。中小企業向けのトータルIT支援を得意とし、システム導入だけでなく、複合機やネットワーク機器、セキュリティ製品の販売、運用保守までをワンストップで提供しています。
営業力に定評があり、全国に拠点を持つことで地域密着型のサービスを展開しています。
参考:株式会社大塚商会
株式会社オービック
オービックは独立系SIerの中でもトップクラスの売上を誇る企業で、特にERP(基幹業務システム)分野に強みを持っています。
OBIC7という自社開発の統合業務ソフトウェアを中心に、企業の会計・人事・給与・販売などの業務をトータルで支援しています。また、導入から運用支援まで一貫して手がけており、顧客は中堅〜大手企業が中心で業種も幅広く対応しています。
参考:株式会社オービック
TIS株式会社
TISは幅広い業種にサービスを提供する独立系SIerです。金融・製造・流通・公共といった多様な分野にITソリューションを提供し、大規模システム開発やクラウドサービスにも強みを持っています。
また、近年ではDX支援やデータ利活用といったコンサルティング領域にも力を入れており、上流工程からの開発案件の受注も増えています。
参考:TIS株式会社
富士ソフト株式会社
富士ソフトは独立系の中堅〜大手SIerとして、組込みソフトウェア開発や業務アプリ開発に強みを持った企業です。特に製造業や自動車業界向けの開発実績が豊富で、AIやIoTなどの先端技術にも注力しています。
近年ではクラウドやロボティクス事業にも進出しており、Pepperなどのロボットアプリ開発にも関わるなど、多角的な展開が特徴です。
参考:富士ソフト株式会社
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3.独立系SIer企業に就職するメリット
ここでは、独立系SIer企業のメリットについて解説します。
自由度が高い
独立系SIerのメリットとして、親会社からの制約がないため、開発で使用する製品の自由度が高いという点が挙げられます。
たとえば、親会社があるメーカー系SIerは、コスト的に他社の製品を使った方が顧客により良い提案ができる場合でも、親会社との関係から使用できないことが少なくありません。
しかし、独立系SIerはそのような制約がなく、ITシステム開発時にハードウェアやソリューションなどの製品を自由に選択できます。より顧客目線の提案やシステム開発を行えるのがメリットです。
幅広い業界の仕事ができる
親会社からの業務内容の制約がないことも、独立系SIer企業のメリットの一つです。
ユーザー系SIerの場合、親会社が使用するITシステムの開発が最優先とされることが多々あります。そのため、人やシステムなどのリソースを、親会社の意向を踏まえたうえで計画・運用する必要があり、業務内容に制約が発生してしまうことも少なくありません。
しかし、親会社のない独立系SIerの場合は、業務の制約がないため、比較的幅広い業界の仕事を行うことができます。
数多くのシステム開発に携わりスキルを磨ける
独立系SIerは、システム開発をメインに行っていることが多いようです。また、前述のとおり、親会社からの制約がないため、メーカー系やユーザー系SIerなどと比べ、案件内容が幅広いという特徴も。そのため、多様な案件のシステム開発に数多く携わり、スキルを磨くことができます。
成果・実力次第で活躍の幅を広げられる
独立系SIerは、年齢や経験年数よりも成果や能力を重視する企業が多い傾向にあります。実力次第で昇進も期待できるので、仕事やスキルアップに対するモチベーションを保ちやすいでしょう。
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4.独立系SIer企業に就職するデメリット
ここでは、独立系SIer企業のデメリットについて解説します。
親会社が存在しないため安定性が低い
大規模な資本を持つ親会社がない独立系SIerは、独立採算企業として単独の資本で経営を行わなければなりません。自由である反面、メーカー系と比較すると資本力が低いため、社会情勢の影響を受けやすく、雇用面の安定性が課題になる場合があるのがデメリットです。
また、親会社から継続して案件を得られるわけではないので、仕事量や内容が不安定になりやすいというデメリットもあります。
納期や予算がタイトになりがち
独立系SIerのデメリットとして、納期や予算がタイトになりがちなことも挙げられます。独立系SIerが取引を行うのは、多くの場合、資本関係が全くない企業です。そのため、たとえ納期や予算が厳しくても、親会社やグループ会社のように融通はききません。
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5.新卒で独立系SIerになるのはきつい?入って苦労した方のよくある声
続いて、新卒で独立系SIerになった方がよくいう、辛いポイントや苦労したポイントについて解説していきます。必ずしもこの限りではありませんが、独立系SIerで辛いと感じるケースを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
客先常駐での業務がきつい
独立系SIerに新卒で入社した人の多くが感じるのが客先常駐の厳しさです。
基本的にSIerは自社ではなく、取引先企業のオフィスに出向いて作業するスタイルが一般的で、プロジェクト単位で数カ月〜数年単位で異なる現場に配属されます。
現場ごとに文化やルールが異なるため、適応力が求められるほか、孤独感を覚えることもあります。
また、自社の先輩がいないケースも多く、相談できる相手が少ないことから精神的にきついと感じる人もいます。特に新人時代はサポートが薄く、成長実感を得づらいという声も少なくありません。
技術よりも人月管理や雑務が中心になることがある
独立系SIerでは、新人が最初に任される仕事は、議事録の作成や会議のスケジューリング、テスト作業といった雑務とされがちな仕事が多く、エンジニアらしい仕事ができないと不満に思うケースもあります。
また、プロジェクトマネージャーが収支や稼働率に追われる関係で、技術的なチャレンジよりも効率優先になりがちで、開発の質より納期を守ることが重視される傾向があります。より最新のスキルや技術を身につけたい方は、独学の時間もある程度確保しておくことが求められます。
上流工程に携われるまでに時間がかかる
独立系SIerでは仕様通りに作ることが求められることが多く、自社でサービスを企画・設計するわけではありません。そのため、企画や要件定義といった上流工程には若手のうちはなかなか関われません。
大企業や官公庁の案件ではプロジェクトの規模も大きく、下流工程のテストやドキュメント作成に数年間携わることもあり、何のためにこのシステムを作っているのか分からないと感じる人もいます。スキルアップを実感しにくく、成長実感が薄いためにモチベーションを維持するのが難しいというケースもあります。
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6.他では身につかない、独立系SIerだからこそ身につくスキル
続いて、独立系SIerだからこそ身につくスキルを紹介します。他のSIerではなく独立系SIerだからこそ身につく能力もありますので、参考にしてみてください。
親会社等の影響を受けずにフラットに開発物を仕上げるスキル
独立系SIerは特定の親会社や系列に依存せず、さまざまな企業と対等な立場でシステムを開発・提供しています。そのため、顧客の要望に対してベンダーの指定や特定製品のしがらみに縛られず、中立的な視点で最適な提案をする力が身につきます。
例えば商材の選定や設計方針においても、自社の都合ではなく本質的な顧客課題を起点に考える必要があります。そのため、どの技術が本当にふさわしいのか?をフラットに判断していくことになり、技術的なスキルだけでなく技術選定に関する俯瞰力や判断力も自然と養われます。
7.クライアントの要望を引き出せる傾聴力
独立系SIerでは要件定義などの上流工程を任される機会も多く、顧客と直接対話する場面が豊富にあります。親会社をもったSIerだと、親会社側からある程度作りたいものを指定されているためそこまで企画・設計に時間をかけることは少なく、開発に集中することができます。
独立系SIerでは一からヒアリングしつつ開発を進めていくので、これを作ってほしいと言われた内容をそのまま実装するのではなく、なぜそれを求めているのか?という本質を理解する力が重要です。そのため、ヒアリングの過程で顧客の言葉の裏にある課題を丁寧に掘り下げていく傾聴力が鍛えられます。
多様な業界・業務知識に基づいたシステム設計スキル
独立系SIerは業界特化ではなく、製造・金融・流通・公共など幅広い業種の案件を取り扱います。そのため、配属先やプロジェクトによって業界ごとの業務フローや商習慣、法制度などを理解し、システムに落とし込む力が求められます。これは、特定業界に特化したSIerや親会社関連の案件を請け負うSIerではなかなか得られない経験です。
多様な業界の業務を短期間で理解し、最適な仕組みを構築するという経験を繰り返すことで応用力と構造的思考が鍛えられ、どんな課題にも柔軟に対応できるSIerに成長していきます。
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8.独立系SIer企業の選び方
続いては、独立系SIer企業の選び方を紹介していきます。
安定した業績の企業を選ぶ
優良企業とされる独立系SIerを選ぶ際には、業績が安定しているかをチェックしましょう。一般的に企業規模が大きい企業は経営が安定している場合が多く、中長期的に安心して働ける可能性が高くなります。また、大規模なITシステム開発プロジェクトも多く、幅広いシステム開発に携われるチャンスも増えるでしょう。
一方で、近年はこれまで安定していた大企業や有名企業でも業績が悪化したり、破綻してしまったりする事例も発生しています。そのため、業績の安定性に加え、業界の動向や事業の将来性にも着目することが大切です。
業界での強みがある企業を選ぶ
独立系SIerの優良企業を選ぶ際には、特定の業界に強みを持っているか、技術力に強みを持っているかなどを確認すると良いでしょう。何らかの強みを持っている企業はその領域のシェアが高い場合が多く、経営が安定している傾向にあります。
元請けで案件を獲得している企業を選ぶ
優良企業とされる独立系SIerを選ぶ際には、元請け(1次請け)で案件を獲得しているかを確認することも大切です。IT業界のビジネスは、顧客企業から直接案件を依頼される元請け、そこからさらに別会社に委託する2次請け、またさらに別会社に委託する3次請け…というように、ピラミッド構造の仕組みになっています。
元請け企業から2次請け、3次請けと外注委託を重ねるほど、中間マージンを差し引かれるため報酬は少なくなり、労働環境や給与が悪くなる傾向があるようです。優良企業で働きたい方は、元請けで案件を獲得している独立系SIerを選ぶと良いでしょう。
高い営業力や実績がある企業を選ぶ
「高い営業力や実績があるか」も、優良な独立系SIerを選ぶ際の大切なポイントです。前述したとおり、親会社がない独立系SIerは、自社で営業して案件を獲得しなければなりません。
そのため、営業力は企業の業績をダイレクトに左右します。幅広い業界につながりを持ち、高い営業力がある独立系SIerであれば、実績も豊富にあるはずです。将来的にも、案件が獲得できず仕事がない…という事態に陥る可能性は低いでしょう。
待遇が良く離職率が低い企業を選ぶ
優良企業とされる独立系SIerを選ぶ際には、待遇面や離職率の確認も大切です。離職理由は人それぞれで異なるため、一概に企業に問題があるとは言えませんが、離職率が高い場合は、待遇面や労働面などで働きづらい環境があることも考えられます。
近年はコンプライアンスを重視し、社員の働きやすい環境づくりに力を入れる優良企業が多くありますが、そうでない独立系SIer企業も存在するでしょう。応募前に、待遇や離職率はしっかりと確認してください。
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9.新卒で独立系SIerに就職するためには
前述したように、独立系SIerは会社によって個性があります。自身の希望条件とマッチする企業を自分で探そうとすると時間や手間がかかります。そのため、IT系に特化した就活支援サービスを活用することがおすすめです。エージェントを利用すると、希望条件に合った企業を無料で紹介してもらえます。非公開求人を紹介してもらえる可能性があるのもメリットです。
また、ESや面接などの選考対策を徹底することも重要です。人気の企業であるほど採用の難易度も高まります。対策を徹底し、就職したい企業に伝えたいことを確実にアピールできるよう準備を整えましょう。エージェントでは、ESの添削や面接対策のサポートもしています。
また、インターンシップへの参加もおすすめです。インターンシップでは、その企業が行う事業や業界について、社内の雰囲気などを目で見て体感でき、就職後のギャップを軽減できます。インターンシップへの参加者に選考を優遇する企業があるので、機会があれば参加するのが得策です。
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10.新卒で独立系SIerに就職するためのステップ
独立系SIerへの就職活動は、大手SIerやメーカー系SIerなど他のSIerと比べて大きく異なるわけではありません。説明会・ES・適性検査・面接といった一般的なステップを踏みます。
ただし、独立系SIerは企業規模が中堅〜中小であることが多く、採用活動が比較的コンパクトに行われる傾向があります。このため、選考結果がESや面接での個別対応力に左右されやすく、準備の丁寧さが結果に直結します。最後に、新卒で独立系SIerに就職するためのステップを紹介していきます。
業界・企業分析は丁寧に
独立系SIerは一括りにされがちですが、各社ごとに強みや事業領域が大きく異なります。
例えば、ある企業はERPに特化していたり、ある企業は製造業向けの組込み系に強かったりと、技術分野や顧客層、働き方に差があります。
そのため、業界構造を理解したうえで、「なぜ独立系なのか」「なぜその会社なのか」を明確に言語化しておくことが重要です。
親会社がない分経営スタンスや将来性も自社に依存しているため、決算資料やプレスリリースを活用しながら企業分析を行い、自分の言葉で語れるように理解しておく必要があります。
ESの書き方
エントリーシートでは、「なぜIT業界なのか」「なぜSIerなのか」「なぜその企業を選んだのか」を明確に説明することが求められます。
特に独立系SIerでは、ただの開発支援ではなく顧客の課題解決まで踏み込んだ提案が求められる分、技術志向だけでなく業務支援や課題解決への関心を持つ人材が求められる傾向があります。
そのため、チームでの協調性やサークル・アルバイトで周りの人と信頼関係構築をしたエピソードを盛り込むと効果的です。また、「幅広い業界に関われることに魅力を感じた」「現場に近いところで課題解決に携わりたい」など、独立系SIerならではの働き方に触れることで説得力が増します。
面接対策
面接では、ITやシステム開発への理解だけでなく人柄や主体性が重視されます。
独立系SIerでは客先常駐や多様な業界との関わりが前提となるため、初対面の人とも信頼関係を築けるか、自走力を持って業務にあたれるか、といった点が見られます。
そのため、チームで成果を出した経験や周りの人と困難を乗り越えたエピソードなどを、自分の言葉で伝えられるよう準備しておくとよいでしょう。また、技術に自信がない文系学生でも、技術を学ぶ姿勢や業務理解の意欲を示すことで好印象を与えることが可能です。
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11.まとめ
新卒でITエンジニアを目指す際、候補の一つとして挙げられるSIer。そのSIerには5つの種類が存在します。その中でも親会社のない独立系SIerは、メーカー系SIerやユーザー系SIerと異なり、自由な戦略を打ち出したり、案件や使用する製品を親会社に縛られず選択したりすることができる点が大きなメリットです。一方で、安定性の低さやタイトな納品スケジュールといったデメリットもあります。
最適な働き方ができる優良IT企業を選択するには、独立系SIerも含めた各種SIerの特徴やメリット・デメリットに加え、企業ごとの強みや実績、定着率などに着目することが大切です。
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