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1. PHPとは
まず、PHPの概要について解説します。
PHPとは、WEBアプリケーション開発に特化したサーバーサイド用のスクリプト言語です。記述が比較的簡単で初心者にも扱いやすいのが特徴で、FacebookのWebアプリケーションにも一部使用されるなど世界中で人気があります。
近年Webアプリケーションを開発する企業は急速に増えており、学生のうちからスキルを習得しておくことは就活時の大きな強みになるでしょう。
なお、プログラミング言語は、大きくスクリプト言語とコンパイル言語の2種類に分けられます。スクリプト言語は、文法が簡単でソースコードを書けばすぐに実行ができ、学習も比較的しやすいと言われています。一方でコンパイル言語は、記述後コンパイルして機械に分かるようにする手順が必要なため、学習難易度が高いとされている言語です。
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2. PHPでできること
次に、PHPでできる代表的な機能とサービスについて解説します。
PHPには、メール送信などを簡単に行うためのさまざまな関数がビルトインされています。また、Laravelなどのフレームワークを活用して、Webアプリケーションで一般的に使われるログインなどの機能を素早く実装することが可能です。
以下では具体例として、PHPでできる機能やサービスを説明します。
機能
ログイン機能の作成
ネット通販やSNSなどさまざまなWebサービスには、ユーザー情報にアクセスするためにIDとパスワードでログインを行う「ログイン機能」があります。PHPでは関数やフレームワークを用いて、新規登録や認証、パスワード変更といった「ログイン機能」の一連の処理を効率的に実装することができます。
お問い合わせフォームの作成
PHPには、メール送信関数などフォーム機能を簡単に作る部品集が用意されており、ユーザーがサイト運営者などに問い合わせを行うための「お問い合わせフォーム」を簡単に作成できます。
予約システムの作成
「予約システム」とは、日付や時間・空き状況などをシステムから自動的に取得して表示し、ユーザーが必要な情報を入力すると、予約完了メールを送信する機能です。多くのホテルやレストランなどでは、この「予約システム」を使ってWeb上で予約の管理をしています。PHPに用意されている関数を組み合わせれば、これらの一連の処理を簡単に実装することが可能です。
サービス
ECサイトの作成
ECサイトの多くは通販サイトであり、購入時の会員情報にアクセスする際のログイン、配送スケジュール日の予約指定、商品へのお問い合わせなど、前述の機能をすべて必要とするため、構築にはPHPが向いています。また「EC-CUBE」というOSSのECサイト作成システムもPHPで作られています。
SNSの作成
SNSではログイン機能はもちろんのこと、メッセージの投稿や掲示板などPHPが得意とする機能を多く使います。また、グループ同士の連携や友達リコメンド機能などはデータベース連携が必要とされますが、PHPでは容易に作成することが可能です。
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3. PHPで開発されたサービス事例5選
次に、PHPで開発された5つのサービス事例を紹介します。
世界的に使われているSNSであり、PHPを使って開発された最も有名なサービスと言えるでしょう。友達やフォロワーの掲示板連携など、PHPの得意分野が活かされています。なお、開発当初はPHPが使われていましたが、現在ではPHPを独自に改良した「Hack」という言語が開発に使用されています。
ぐるなび
ぐるなびは、レストランや居酒屋など多くの飲食店が紹介されている著名なグルメ情報サイトで、会員登録や予約などの典型的なPHPの得意機能を使って構築されています。初心者でもPHPを学習すると、比較的早い段階で同様なサイトを作ることも可能です。
WordPress
WordPressは、サイトやブログなどの構築ができるCMS(コンテンツ管理システム)で、非常に多くのサイトで利用されています。このWordPress自体がPHPで作られており、PHP技術があるとWordPress自体をカスタマイズすることもできます。
Slack
Slackは、近年利用者が急増しているコラボレーションツールで、将来的にはメールに替わるとも言われています。WEBブラウザで手軽に利用できるのが特徴で、PHPとJavaScriptなども組み合わせて作られています。
Wikipedia
インターネット上のフリー百科事典として有名なWikipediaのサイトは、PHPで開発されています。誰でも編集できるように作られており、初心者にとってはPHPで作成されたとても参考になるサイトです。
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4. 学生におすすめのPHP学習方法
最後に、 学生におすすめのPHP学習方法について、メリット・デメリットを含めて解説します。
独学で学ぶ
独学で学ぶ際には、参考書などの書籍、オンライン学習サイト、質問サイトを活用しましょう。なお、オンライン学習サイトは「Progate」「ドットインストール」「Udemy」 などがおすすめです。
メリット
書籍やオンラインサイトなどの活用は、スクールなどでの学習方法に比べて低コストで学習できます。応用編など途中から有料になる場合もありますが、オンライン学習サイトや質問サイトの中には無料のものも多いです。また、自身の好みや学習レベルに合った書籍やコンテンツを自由に選ぶことができるのも大きなメリットです。
デメリット
自由に書籍やコンテンツを選べる分、自分に合ったものをしっかりと選択する必要があります。また、わからないことは自分で解決しなければならないため、最後までやり通す計画性や強い意思が必要です。独学に慣れているか、ある程度のベース知識がある人に向いています。未経験で独学ではハードルが高いと思える場合には、スクールの受講も検討しましょう。
プログラミングスクールで学ぶ
多くのプログラミングスクールにはPHPの学習コースがあります。スクール選択の際には、現役エンジニアによるマンツーマン指導があるか、スキルが身につくプログラミング開発実技ができるかといったポイントを押さえておきましょう。
メリット
プログラミングスクールではコース内でしっかりとスケジューリングされているため、一定期間内に確実にスキルを習得することができます。また、わからないところはプロの講師にすぐに質問でき、理解できるまで対応してもらえます。短期間にしっかりと学びたい人には近道と言えます。
デメリット
しっかりと学べる一方で、他の学習方法に比べるとどうしても費用が高くなります。無料体験なども活用し、コストを含めて自分に最適なスクールを見つけましょう。
資格を取得する
学生の場合、初心者向けで学割も利用できる「PHP技術認定初級試験」の取得がおすすめです。
メリット
資格試験対策の勉強をすることで、ITの知識を体系的に習得できます。また、ITの基礎的な知識を習得している証明にもなり、就活時にアピールできます。
デメリット
資格取得の準備には時間や労力が必要で、タイミングも試験に合わせなければいけません。しっかりとスケジュールを管理して、学業や就活と両立できるように計画的に進める必要があります。
WebサイトやWebアプリケーションを構築する際には、顧客情報や予約情報などのデータベースへのアクセスや、Web上でのキャッチーな動きなども求められます。そのため、将来的にはデータベースの知識や、動きのあるサイトを作れるJavaScriptも合わせて習得するとよいでしょう。
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5. まとめ
PHPはWebサイトを構築する際に使われる代表的なプログラミング言語です。比較的何インドの低い言語であるため、Webサイトの構築に興味がある学生は、早いうちから学習をはじめておくことをおすすめします。PHPができることや開発事例などの情報も把握しておくことで、プログラミング学習をより効率的に進められるでしょう。
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