ITコンサルタントは何をする?仕事内容とやりがいを紹介

ITコンサルタントは何をする?仕事内容とやりがいを紹介
ITコンサルタントは、企業の経営課題をITで解決へ導く専門職として注目されている一方、具体的にどんな仕事をするのかイメージしにくい職種でもあります。

本記事では、ITコンサルタントの仕事内容を5つのステップでわかりやすく解説し、必要なスキル、向いている人の特徴、年収ややりがい、就職に役立つ資格まで詳しく紹介します。未経験からITコンサルタントを目指すためのキャリアパスも解説しているので、職種研究やキャリア選択の参考にしてください。
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1. ITコンサルタントとは?

ITコンサルタントとは、企業が抱える経営課題をITを使って解決へ導く専門職です。現在は多くの企業でDX推進が進んでおり、ITをどう活用するかが競争力を左右する重要なテーマになっています。そのため、ITコンサルタントは「単にシステムに詳しい人」ではなく、経営視点と技術知識の両方を持つ存在として注目されています。ここではまず、ITコンサルタントがどのような役割を担う職種なのかをわかりやすく解説します。

ITコンサルタントは「ITで経営課題を解決するアドバイザー」

ITコンサルタントは、企業が抱える経営上の悩みや業務の非効率を、ITを活用して解決へ導くアドバイザーです。たとえば「売上を伸ばしたい」「業務負荷を減らしたい」「データ管理を効率化したい」といった課題に対して、どんなITシステムを導入すれば効果が出るのかを考え、提案から実行支援まで行います。

企業の経営層や現場担当者と対話し、状況を丁寧に整理しながら最適な方法を検討するため、論理的思考力やコミュニケーション力が重要になる仕事です。また、ITコンサルタントは技術者のようにコードを書く仕事ではなく、「何を作るべきか」「どんなIT施策が成果につながるのか」を決める立場にあります。ITの知識は必要ですが、最も重視されるのは課題の本質を見抜き、改善策を明確に示す力です。

システムエンジニアとの違い

ITコンサルタントとシステムエンジニア(SE)は、ITに関わる点では同じですが、担当するフェーズが大きく異なります。システムエンジニアは主に「どう作るか」を担当し、設計や開発といった技術面の実装を行う職種です。一方、ITコンサルタントは「何を作るべきか」を決める上流工程が中心です。

企業の経営課題を整理し、「この課題を解決するには、どのようなシステムを導入すべきか」「業務フローはどのように変えるべきか」といった方針を決めるのがITコンサルタントの役割です。そのため、クライアントとの打ち合わせや課題整理、提案資料の作成などに多くの時間を使います。
SEは技術スキルが中心となる一方、ITコンサルタントは技術とビジネスの両面を理解し、プロジェクト全体の方向性を決める職種といえます。どちらもシステム開発には欠かせない存在ですが、関わる領域が異なるため、役割分担を理解しておくことが重要です。

SIerとの違い

ITコンサルタントとSIer(システムインテグレーター)は混同されやすいですが、両者は「職種」と「業種」という違いがあります。SIerは、システム開発を一貫して請け負う企業の業種を指し、要件定義から設計・開発・保守運用まで幅広く対応します。一方でITコンサルタントは、企業の属する業界を問わず、「ITを活用した課題解決を支援する職種」です。

SIerに所属するエンジニアがシステムの実装部分を担当するのに対し、ITコンサルタントは経営視点からの戦略立案や要件定義などの上流工程に特化しています。プロジェクトでは、ITコンサルタントが作成した提案内容や要件定義書をもとに、SIerがシステムを実際に構築するケースが一般的です。

つまり、SIerは「システムを作る企業」、ITコンサルタントは「システムを使って何を実現するかを考える専門家」という違いがあります。両者は役割が補完関係にあり、共同でプロジェクトを進めることが多いのも特徴です。

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2. ITコンサルタントは何をする仕事?5つのステップで解説

ITコンサルタントの仕事は幅広いですが、実際のプロジェクトの進み方を知ると具体的なイメージがつきやすくなります。

ここでは、ITコンサルタントがどのような流れで仕事を進めているのかを、5つのステップに分けてわかりやすく解説します。新卒で入社した場合も、まずは先輩のサポートとしてこれらの工程に段階的に関わっていくことになります。

STEP1:クライアントの課題ヒアリング・現状分析

最初のステップは、クライアントが抱えている課題を正確に把握することです。ITコンサルタントは、企業の現場担当者や経営層にヒアリングを行い、業務フローやシステムの使い方、経営上の課題などを丁寧に整理します。ここでの理解が浅いと、その後の提案やシステム導入がうまくいかないため、とても重要な工程です。

たとえば、「営業メンバーが毎日残業している」「データ管理が複雑で分析に時間がかかる」「紙の申請が多く非効率」といった課題があった場合、その原因や背景にある業務ルールを細かく確認していきます。

新卒ITコンサルタントは、ヒアリングの場で議事録を作成したり、聞いた情報を図解にまとめたりする補助業務を担当することが多いです。こうした業務を通して、課題の捉え方や業務理解の方法を学んでいきます。

STEP2:ITを使った解決策の立案・提案

課題を洗い出したあとは、どのように解決するかを考えるステップに移ります。ITコンサルタントは、業務改善の観点とITの知識を組み合わせながら、クライアントの課題に最適なシステムや仕組みを提案します。

例えば、ERPやCRMなどのパッケージシステムを導入するのか、新しいシステムを開発するのか、あるいは既存の運用ルールを変えるだけで解決できるのかなど、複数の選択肢を比較検討します。

提案書・プレゼン資料を作成するのもITコンサルタントの重要な仕事です。新卒のうちは先輩のアイデアをもとに資料を整えたり、データをグラフ化したりといったサポートから始め、少しずつ提案内容の作成にも関わっていきます。

STEP3:要件定義・基本設計など上流工程のとりまとめ

クライアントと提案内容の方向性が合意できたら、次に行うのが要件定義です。これは「どんなシステムを作るか」を細かいレベルまで決めていく工程で、システム開発の上流部分にあたります。

ITコンサルタントは、クライアントが求める機能と、実際に開発チームが実現できる内容にズレがないよう調整しながら、要件を明確にしていきます。業務フローの見直しやデータの整備方針などもここで検討されるため、非常に重要なフェーズです。

この工程で作成される要件定義書や基本設計書は、その後のシステム開発の土台となるため、丁寧なヒアリングと正確な整理が求められます。新卒メンバーは、資料作成や情報整理の部分から実務に参加していきます。

STEP4:開発チーム・SIerとの調整やプロジェクトマネジメント

実際の開発が始まると、ITコンサルタントはプロジェクト全体がスケジュール通りに進むよう管理する役割を担います。開発作業そのものはエンジニアやSIerが担当しますが、ITコンサルタントはその進行状況を把握し、クライアントへの報告や課題の調整を行います。

例えば、追加の要望が発生した場合には「納期に影響しないか」「予算内で対応できるか」などを整理し、クライアントと開発側の双方が納得できるよう調整します。また、テストフェーズでは動作確認の計画や、実施時の問題点の整理にも関わります。
プロジェクト全体を俯瞰しながら関係者をまとめる必要があるため、コミュニケーション力や調整力が求められる工程です。

STEP5:導入後の効果検証・追加改善の提案

システムがリリースされた後も、ITコンサルタントの仕事は続きます。導入したシステムが本当に効果を発揮しているかを確認し、必要に応じて改善提案を行うフェーズです。

たとえば、「作業時間はどれくらい削減されたか」「売上は向上したか」「ユーザーが困っているポイントはないか」など、データをもとに成果を分析します。また、導入後に新しい課題が見つかることも多いため、追加の機能改善や運用の見直しを提案することもあります。

クライアントと長期的に関係を築きながら企業の成長に貢献できるため、このフェーズにやりがいを感じるITコンサルタントも多いです。

ITコンサルタントの1日のスケジュール例

ITコンサルタントの仕事は、会議・資料作成・調査・調整など多岐にわたります。ここでは、実際の働き方をイメージしやすくするために、典型的な1日の流れを紹介します。

9:00〜 メールチェック・今日のタスク整理
クライアントや社内メンバーからの連絡を確認し、その日行う作業を整理します。
10:00〜 クライアントとの定例ミーティング
進捗報告や課題の共有を行います。新卒は議事録作成を担当することが多いです。
11:30〜 資料作成・データ整理
提案資料や要件整理のスライドを作成します。
13:00〜 社内ミーティング(開発チーム・SIerとの進捗確認)
仕様変更や課題について話し合い、対応策を検討します。
15:00〜 調査・分析作業
必要に応じて市場調査や業務データの分析を行います。
17:00〜 翌日ミーティングの準備
資料の最終確認やタスク整理を行い、次の日に備えます。

このように、1日はさまざまな業務が入り混じるため、タスク管理とコミュニケーションが重要な職種です。

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3. 新卒ITコンサルタントが最初に任される主な仕事

新卒でITコンサルタントとして入社した場合、いきなり経営者の前で提案したり、プロジェクトの中心を任されたりするわけではありません。まずは先輩コンサルタントのサポート業務からスタートし、プロジェクトの進め方や業務理解を少しずつ積み重ねていきます。ここでは、新卒が最初に経験することが多い代表的な業務をわかりやすく紹介します。

議事録作成

まず任されることが多いのは、会議での議事録作成です。クライアントとの打ち合わせでは、課題の共有や方向性の確認、仕様の検討など多くの情報が飛び交います。新卒はその内容を正確にまとめ、会議後に参加者へ共有する役割を担います。聞いた情報を整理し、抜け漏れなくまとめる力は、コンサルタントにとって欠かせないスキルのひとつです。

提案資料の作成補助

次に多いのが、提案資料や調査資料の作成補助です。先輩コンサルタントの指示を受けながら、スライドの構成を整えたり、図表を作り直したり、統計データをグラフ化したりします。PowerPointやExcelを使う場面が多いため、これらの操作に慣れておくとスムーズに業務に取り組めます。

市場調査などのリサーチ

市場調査や業界の情報収集も新卒が担当しやすい業務です。競合企業のサービス内容や、業界のトレンド、参考になる事例などを調べてまとめることで、プロジェクトの方向性を検討する材料になります。情報を集めるだけではなく、目的に応じて整理し、わかりやすく報告する力が求められます。

プロジェクト管理の補助

プロジェクトの進行に関わるタスク管理の補助を担当することもあります。スケジュール表の更新や、会議のアジェンダ準備、チームメンバーへの連絡など、プロジェクトが円滑に進むようにサポートする役割です。地道な作業ではありますが、こうした業務を通してプロジェクト管理の基礎を身につけることができます。

このように、新卒ITコンサルタントが最初に任される仕事は、プロジェクトの土台づくりや情報整理に関わるものが中心です。どれも簡単に見えるかもしれませんが、コンサルタントとして成長するための重要なステップとなる業務です。こうした経験を積み重ねることで、やがてクライアントの前で提案したり、プロジェクトの中心メンバーとして活躍できるようになります。

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4. ITコンサルタントになるために必要なスキル

ここからはITコンサルタントとして活躍するために習得しておきたいスキルをご紹介します。就活対策の一環として、これらのスキルを磨くことに力を入れてみてください。

システム開発・ITインフラの基礎知識

ITコンサルタントには、システム開発の基本的な知識とスキルが不可欠です。プログラミング言語の扱いや、サーバー・ネットワーク、クラウドサービスなどのITインフラを手掛けるスキルも要求されます。実際にコーディングを担当することは少なくても、技術的なコミュニケーションが取れなければクライアント企業やエンジニアとの信頼関係を築くことができなくなります。また、ウォーターフォール型やアジャイル型といった開発手法への理解や、要件定義から設計、テスト、運用までのシステム開発プロセス全体の知見も必須です。

特に近年はDX推進の流れの中で、クラウド環境や情報セキュリティといった分野への理解も重要になっています。技術的な専門性と広い視野の両方を持ち合わせることで、クライアント企業に寄り添った最適な提案ができるITコンサルタントとして評価されるでしょう。

プレゼンスキル・コミュニケーションスキル

ITコンサルタントの仕事は、技術的な知識を持っているだけでは務まりません。クライアント企業の経営層や現場の担当者、協力企業のエンジニアなど、さまざまな立場の人々と円滑にコミュニケーションを取る能力が求められます。特に重要なのは、複雑な技術的内容を非エンジニアにもわかりやすく説明するスキルです。

新たな開発プロジェクトを提案するプレゼンの場では、クライアント企業が抱えている課題とその解決策を、論理的かつ説得力ある表現を用いて提案できなければなりません。また、クライアント企業がまだ言語化できていない真のニーズを引き出すためのヒアリングスキルも重要になります。プロジェクト進行中には、関係各所との調整や交渉、時には対立するメンバー同士の意見の仲裁役も担うため、高い対人折衝能力とリーダーシップも求められます。

経営者視点・ビジネススキル

ITコンサルタントとして成功するためには、経営者視点とビジネススキルも不可欠です。クライアント企業の経営課題を理解し、提案するIT投資がどのような成果につながるかを明確に示せなければなりません。具体的なコスト削減・売上アップなど、定量的な効果を明確な根拠とともに算出する能力が求められます。

また、業界知識や市場動向の理解も重要で、クライアント企業が属する業界特有の課題や競争環境を把握した上で、提案へ進む必要があります。ほかにも財務諸表を読み解く力や、競合他社を含めたビジネスモデルの分析力、デジタルマーケティングの基礎知識なども役立ちます。このように経営・ビジネスとITの両方を理解することで、クライアント企業のビジネスパートナーの地位を確立できるのです。

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5. ITコンサルタントに向いている人の特徴

ITコンサルタントは、技術とビジネスの両方を理解しながら課題を解決する仕事のため、向いている人の特徴がいくつかあります。ここでは、新卒の方が自分に適性があるかどうかを判断しやすいよう、わかりやすく解説します。

まず、論理的に物事を整理し、筋道立てて考えることが得意な人はITコンサルタントに向いています。クライアントの課題は複雑なことが多く、表面的な問題と根本原因が異なるケースも少なくありません。状況を正しく整理し、課題を分解して考える力が重要になります。

次に、コミュニケーションを通じて相手の意図をくみ取れる人も活躍しやすいです。ITコンサルタントは経営層、現場担当者、開発エンジニアなど、さまざまな立場の人と会話します。それぞれ求めているものが違うため、相手が何を知りたいか、どんな情報が必要なのかを考えながら伝える姿勢が求められます。

また、自ら学ぶ姿勢を持ち、変化を楽しめる人も向いているタイプです。IT分野は進化が早く、常に新しい技術やサービスが登場します。コンサルタントとして価値を提供し続けるためには、最新の情報をキャッチアップし、自分の知識を磨き続けることが欠かせません。

さらに、プロジェクトを前に進めるために主体的に行動できる人も適性があります。プロジェクトには予想外のトラブルや調整がつきものですが、受け身ではなく自ら動いて解決策を探せるタイプの人は成長が早いです。

このように、ITコンサルタントに向いている人は「論理的思考力・コミュニケーション力・学習意欲・主体性」をバランスよく持っている傾向があります。すべてを完璧に備えている必要はありませんが、これらの素質がある人はコンサルタントとして大きく成長できるでしょう。

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6. ITコンサルタントの年収・待遇

ITコンサルタントは、IT業界の中でも比較的高い年収水準で知られている職種です。専門性が高く、企業の経営課題に深く関わる仕事であることから、スキルや経験によって評価が大きく上がる特徴があります。ここでは、年収の目安とキャリア別の水準、さらに大手ファームの傾向や評価体系について詳しく説明します。

平均年収の目安とキャリア別の年収水準

ITコンサルタントの平均年収は約500〜800万円程度が目安とされています。もちろん企業規模や担当するプロジェクトの難易度によって幅がありますが、若手のうちから比較的高い報酬を得やすい職種です。

新卒で入社した場合、最初は400万円台後半〜500万円前後の年収水準が一般的です。その後、経験を積んでチームの中心となるコンサルタント(アソシエイト〜シニアレベル)にステップアップすると、年収は600万円〜800万円ほどに上がります。さらに、プロジェクト全体を率いるマネージャークラスになると、年収1,000万円以上を目指すことも可能です。

このように、キャリアに応じて明確に年収が上がっていくのがITコンサルタントの特徴です。経験と実績が評価されやすいため、自分の成長がそのまま待遇に反映されやすい環境といえます。

大手コンサルファームの給与水準例

大手コンサルティングファームでは、一般企業と比較してさらに高い年収水準が設定されています。新卒の段階でも、年収500〜600万円台でスタートするケースが多く、業界全体で見ても高めの待遇が特徴です。

アソシエイトクラスに昇格すると、年収は700〜900万円ほどに上昇し、プロジェクトマネージャーに相当するポジションに進むと1,000万円〜1,500万円を超えることも珍しくありません。専門領域を持つシニアコンサルタントや、戦略領域を担当する上位層はさらに高い報酬を得ることもあります。

大手ファームはプロジェクトの規模が大きく責任も重いため、それに見合った報酬が設定されています。ハードワークな環境というイメージを持つ人もいますが、その分成果に応じて待遇が上がる仕組みが整っているのが魅力です。

成果主義の評価体系と昇進スピード

ITコンサルタントの待遇が高い背景には、成果主義の評価体系が根付いていることがあります。プロジェクトでの貢献度や成果が明確に評価され、実力に応じて昇進・昇給がスピーディーに行われる環境が整っています。

若手であっても、クライアントとのコミュニケーション力や資料作成の質、課題整理のスキルなどが高く評価されれば、早期に昇格を目指すことができます。入社3〜5年でマネージャー層に到達するケースもあり、努力と実力がそのままキャリアに反映される点が大きな魅力です。

ただし、成果主義だからこそ、プレッシャーを感じる場面もあり、責任感を持って仕事に取り組む姿勢が求められます。自分の成長と成果が待遇に直結する環境で働きたい人には、非常に向いている職種といえるでしょう。

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7. ITコンサルタントのやりがいと難しさ

ITコンサルタントは、企業の経営課題をITで解決するという大きな役割を担う職種です。その分、やりがいを感じる場面も多い一方で、難しさやプレッシャーを感じる場面もあります。ここでは、ITコンサルタントという仕事の魅力と現実を正しく理解できるよう、やりがいと大変さの両面を紹介します。就活生が職種理解を深めるためにも、ぜひ参考にしてください。

クライアントの課題をITで解決できる達成感

ITコンサルタントのやりがいで最も大きいのは、クライアントの課題が解決し、その成果を数字や声として実感できることです。企業の経営課題は簡単ではなく、長年の運用ルールや組織の文化に根付いているケースもあります。その課題を丁寧に整理し、最適なITシステムや仕組みを提案することで、実際に効果が表れる瞬間は大きな達成感につながります。

例えば、業務効率化を目的にシステムを導入した企業で残業時間が大幅に削減されたり、営業支援システムによって売上が伸びたりといった具体的な成果が出ると、クライアントから感謝される機会も多くなります。目に見える成果をつくれることが、ITコンサルタントという仕事の魅力の一つです。

さらに、プロジェクトを通じてクライアントの業界理解が深まるため、自分の知識が広がることもやりがいにつながります。ITとビジネスの両方に関わるからこそ、スキルの幅が広がり、自身の成長を実感しやすい職種です。

高い専門性と責任を伴う厳しさ

一方で、ITコンサルタントには高い専門性と責任が求められる厳しさもあります。提案したシステムや改善策が企業の業務に大きく影響するため、判断ミスがプロジェクト全体に及ぶ可能性もあります。また、クライアントや開発チームとの調整が複雑になることも多く、コミュニケーションの難しさを感じる場面もあります。

IT分野は技術の進化が早く、最新の知識を学び続ける姿勢も必要です。研修や勉強会、資格取得など、コンサルタントとしての価値を高めるための努力が常に求められます。プロジェクトの進行状況によっては繁忙期が続くこともあり、タスク管理やストレスコントロールも欠かせません。

ただし、この厳しさを乗り越えることで大きく成長できるのがITコンサルタントの特徴です。知識、調整力、思考力など、ビジネスのあらゆる場面で活躍できるスキルが身につくため、将来のキャリアの幅も広がりやすい職種です。

「やめとけ」と言われる理由と実際のところ

ネット上では「ITコンサルタントはやめとけ」という意見を見ることがありますが、その多くは仕事の厳しさを表したものです。確かに、ITコンサルタントはプレッシャーの大きい職種であり、スケジュール管理や関係者調整など、責任のある業務が続くことがあります。

「やめとけ」と言われる主な理由としては、以下のものが挙げられます。
 

  • ・業務範囲が広く覚えることが多いこと

  • ・プロジェクトの忙しさに波があり時間管理が難しいこと

  • ・論理的思考やコミュニケーション力が求められること


ただし、これは裏を返せば「成長意欲のある人には非常に向いている」ということでもあります。ITコンサルタントは成果主義の環境が多く、若手でも早く成長できる機会に恵まれています。また、クライアントからの感謝やプロジェクトの成功体験など、他の職種では味わえないやりがいも多いです。

実際には、適性のある人が正しく努力すれば、大きな達成感と高い専門性を得られる職種です。「やめとけ」という意見をそのまま受け取るのではなく、仕事のリアルを知ったうえで、自分に合っているかどうかを判断することが大切です。

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8. ITコンサルタントの就職に役立つ資格

ITコンサルタントとしてのキャリアを歩むなら、次のような資格を取得しておくと、就活・転職活動で高い評価を得やすくなります。
 

  • ・応用情報技術者試験

  • ・ITストラテジスト試験

  • ・中小企業診断士


今後取得する資格選びの参考として、ぜひ取り入れてみてください。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、ITコンサルタントを目指す上では土台となる国家資格です。システム開発の基礎知識からプロジェクト管理、セキュリティまで幅広い分野をカバーしている資格であり、エンジニア経験豊富な方を対象とした難易度となっています。現役エンジニアであっても合格は容易ではないものの、ITコンサルタントとして必要な技術力を証明できるため、就職・転職時の強力なアピールポイントになります。

応用情報技術者試験に合格しておくと、より上位に位置するIT系の国家資格、もしくは中小企業診断士のような国家資格において、一部の科目が免除される制度を利用できます。そのためより難易度の高い資格の取得を視野に入れている場合には、早めに取得しておくと大きなメリットが得られる資格となっています。

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験は、IT系の国家資格の中でも最高レベルに位置づけられる資格です。ITコンサルタントの仕事内容にも関わりが深く、高度な専門性を証明する強力な武器となります。ITストラテジスト試験では、企業のIT戦略立案能力や、経営とITの橋渡しができる人材としてのスキルが問われます。

合格率は約15%前後と非常に難易度が高い資格ですが、ITコンサルタントを目指す過程で取得できると、ITと経営の両方を理解できる人材として高く評価されます。実務経験を持った方でないと合格は難しいとされているので、就活対策として無理に合格を目指す必要はありません。年収アップや上位ポジションへの昇進を目指す時に活用できるよう、長期的な学習計画を立てながら受験してみましょう。

中小企業診断士

中小企業診断士は、国家資格の中では唯一のコンサルタント向けの資格です。もちろんITコンサルタントの仕事内容と相性がよく、ITコンサルタントとして活躍の幅を広げるのに有効です。企業経営・経済・財務・法務など、ビジネス全般に関する幅広い知識を問うもので、ITの枠を超えた総合的なコンサルティング能力を習得できます。

ITコンサルタントがクライアント企業の経営課題を理解し、経営者目線でIT戦略を提案する際にも、この資格で学べる知識が大いに役立ちます。1次試験・2次試験を含めた試験全体で合格率は約4%と最難関の資格ですが、就活対策や転職活動のために取得できた際には、ITコンサルタントのキャリアに一気に近づくことができるでしょう。

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9. 未経験からITコンサルタントになるためのキャリアパス

最後に、未経験からITコンサルタントになるためのキャリアパスの一例をご紹介します。
 

  • ・まずはエンジニアやプログラマーとして現場経験を積む

  • ・経営やビジネス、マネジメントの基礎を学ぶ

  • ・金融、製造など特定分野の開発経験を増やす


これらのキャリアパスを指針として、理想の働き方を手に入れるためのキャリアプランを立ててみてください。

まずはエンジニアやプログラマーとして現場経験を積む

未経験からITコンサルタントを目指す場合、まずはエンジニアやプログラマーとして実務経験を積むことが王道のキャリアパスです。システム開発の現場で実際に設計・コーディングやテスト作業などを経験することで、IT系の基礎知識と実践的なスキルを身につけることができます。

特に大規模なプロジェクトに参加し、要件定義から運用・保守までの一連の流れを経験しておくことが有効です。現場での経験は、将来ITコンサルタントとしてクライアント企業に提案する際の、説得力向上にもつながるからです。また、開発チームのリーダーやプロジェクトマネージャーなどのポジションを経験できれば、チームマネジメントやリーダーシップを養うこともできます。目安としては3〜5年程度の実務経験を積んだ後、コンサルティング会社への転職を検討するのが一般的なステップです。

経営やビジネス、マネジメントの基礎を学ぶ

エンジニア・プログラマーとして実務経験を積むことができたら、次のステップとして経営・ビジネス・マネジメントの基礎知識を習得することが重要です。ビジネススクールやMBAプログラム、企業内研修などを受講したり、独学で専門書を通じて学んだりと、勉強する手段は豊富にあります。

その際には、前述した「中小企業診断士」のようなビジネス系の資格を取得するのも有効です。技術と経営の両方を理解できるITコンサルタントを目指すことで、クライアント企業からの大きな信頼を獲得することができるでしょう。

金融・製造など特定分野の開発経験を増やす

ITコンサルタントとしての市場価値を高めるためには、特定の業界や分野に特化したスペシャリストになることも効果的です。金融・製造・医療など、各業界には固有のビジネスモデルや課題、法規制があります。特定業界のシステム開発プロジェクトに複数回参加し、その業界特有の知識やノウハウを蓄積することで、専門性の高いITコンサルタントとして差別化できます。

たとえば金融業界であれば、会計システムや決済システム、リスク管理システムなどの開発経験があると、金融系に強いITコンサルタントとして活躍しやすくなるでしょう。製造業であれば、生産管理システムやIoTを活用した工場現場の業務効率化などの知見が重宝されます。業界特化型のITコンサルタントは、一般的なコンサルタントよりも高収入・好待遇を得られることが多く、将来的な独立の際にも有利に働きます。

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10. まとめ

ITコンサルタントは、企業の経営課題をITで解決する重要な役割を担う職種です。仕事内容はヒアリングから提案、要件定義、プロジェクト管理、導入後の改善まで多岐にわたり、幅広い知識とコミュニケーション力が求められます。一方で、クライアントの課題解決に直接貢献できるため、大きな達成感と成長機会の多い職種でもあります。

新卒の場合は、資料作成や議事録作成などのサポート業務から始まり、経験を積むことで徐々に上流工程や提案業務に関わっていけます。必要なスキルや資格を身につけることでキャリアの幅も広がり、将来的には高い専門性と高収入を目指すことも可能です。

ITコンサルタントの仕事内容や求められるスキル、やりがいや難しさを理解したうえで、自分の適性やキャリアプランに合わせて選択することが大切です。ITを活用して企業の成長を支える仕事に興味がある方は、ぜひITコンサルタントをキャリアの選択肢として検討してみてください。

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