プログラマーが楽しいと感じる7つの瞬間!職場選びのコツと楽しめない時の対処法も

プログラマーが楽しいと感じる7つの瞬間!職場選びのコツと楽しめない時の対処法も
IT業界で活躍するプログラマーは、ものづくりの楽しさやチームワークの充実感、クライアント企業から感謝されるやりがいなど、さまざまな魅力がある職種です。実際にプログラマーとして働いている先輩からも、「プログラマーは楽しい」という意見が寄せられることが多いです。 しかしプログラマー未経験の方からすると、「コードを書くだけの地道な作業のどこが楽しいのかわからない」と感じることもあるでしょう。 そこで本記事では、プログラマーの仕事が楽しいと感じる7つの瞬間とともに、プログラマーとして楽しく働ける職場選びのコツや、入社後の仕事を楽しめない場合の対処法についてご紹介します。
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1.プログラマーが楽しいと感じる7つの瞬間

プログラマーの仕事が楽しいと感じる瞬間として、ここでは以下7つについて詳しくご紹介します。
 

  • ・開発したプログラムが想定通りに動いた時

    ・美しいソースコードを書けた時

    ・クライアント企業から感謝された時

    ・新たな技術を使って開発に取り組む時

    ・チームで協力してプロジェクトを完遂できた時

    ・バグ・エラーを解決できた時

    ・興味・関心のあるITサービスを担当できた時


上から順番に解説しますので、プログラマーの仕事に対する職種研究の参考にしてみてください。

開発したプログラムが想定通りに動いた時


プログラマーが楽しいと感じる瞬間として、開発したプログラムが想定通りに動いた時が挙げられます。これまで何ヶ月もかけてコードを記述してきたプログラムが、エラーや不具合なく仕様書通りに動いた時、プログラマーとしての達成感を得られるのです。システム開発におけるソースコードは、毎日コツコツと積み上げることで完成する性質があります。

そのため開発したプログラムが完成した際には、職人として一つの作品を作り上げた瞬間のような充実感があります。プログラマーとしてのキャリアが長い方でも、プログラムが完成した時の楽しさをモチベーションとして仕事に取り組んでいることが少なくありません。

美しいソースコードを書けた時

プログラマーが記述するソースコードは、同じシステムを開発する場合にも何通りもの書き方が存在します。必要十分かつ処理負担の少ないソースコードは、プログラムとしての完成度が高いことはもちろん、周囲のプログラマーからは美しい・読みやすいソースコードと評価されることがあります。プログラマー仲間からも評価される美しいソースコードを書けるようになった時に、プログラマーとしての成長を感じ、やりがいを得られる方も多いのです。

ただし、プログラマーとしてのキャリアがまだ少ないうちは、美しいソースコードを書くことよりも、正確にプログラムを記述することに意識を向けた方が良い場面もあります。プログラマーとしての経験を積み、スキルが習熟してきた頃になって初めて経験できる楽しさと言えるでしょう。

クライアント企業から感謝された時

IT業界で活躍するプログラマーの多くは、クライアント企業の依頼に応じてシステム開発に取り組む「受託開発」に携わります。受託開発では、クライアント企業の依頼に応じてシステムを構築し、期待に応えられる製品を納品できれば、直接感謝の言葉を受け取れる仕事でもあります。

自分が開発しているプログラムが何のために使われているのかわからない状態で仕事に取り組むよりも、顔の見える相手の役に立つシステムに携わっていることを実感しながら働く方が、モチベーションも高まりやすいでしょう。これは自社サービスの開発に携わる自社開発プログラマーは経験できないやりがいであり、受託開発のプログラマーならではの楽しさです。

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新たな技術を使って開発に取り組む時

プログラマーが楽しいと感じる瞬間には、新たな技術を使って開発に取り組む場面が挙げられます。業界でも注目を集める新しいプログラミング言語やフレームワーク、トレンドの技術などを用いることで、新たな発見や開発の楽しさを改めて実感しながら仕事に取り組めるのです。

新たな技術を使って世の中にないITサービスを生み出すことがやりがいにつながる方もいれば、業界のプログラマーに先んじて最先端のスキルを身につけられることに楽しさを見出す方もいます。こうした楽しさを実感したい方は、実績ある技術を重視する大手企業よりも、ベンチャー企業・スタートアップ企業を優先して選考を受けてみると良いでしょう。

チームで協力してプロジェクトを完遂できた時

プログラマーの仕事は一人で完結するものではなく、同僚のプログラマーやシステムエンジニア、プロジェクトマネージャーなどが協力しながらプロジェクトを進める必要があります。担当するプロジェクトを完遂し、依頼されたシステムの納品が完了した際には、チームメンバー全員で達成感を共有できる楽しさがあります。

もともと一人で黙々と作業できることを魅力に感じてプログラマーを目指した方の中にも、チームで開発プロジェクトに参加し、仲間のエンジニア・プログラマーと連携しながら仕事に取り組むことの楽しさを実感するケースは多いです。個人プレーよりもチームプレーの方が楽しめるタイプの方は、ぜひプログラマーを目指してみてください。

バグ・エラーを解決できた時

担当するシステム開発において発生したバグ・エラーの原因を特定し、問題を解消できた時も、プログラマーとして楽しさを実感できる瞬間です。バグ・エラーの修正作業は、間違い探しや推理クイズのような側面を持つので、楽しめる方にとっては大きなやりがいを得られる仕事でもあります。

開発規模が大きくなるとすべてのバグ・エラーを完全に修正するのは難しくなりますが、不具合を解消してスッキリした気分で帰宅できた時に、プログラマーの仕事の楽しさが感じられるのです。

興味・関心のあるITサービスを担当できた時


プログラマーとして働く際に、自分が興味・関心のあるITサービスの開発を担当できた時にも、楽しさを実感することが多いです。たとえばスマホゲームが好きでゲームプログラマーを目指した方が、自分が好きなシューティングゲームの開発プロジェクトにアサインされた時、「プログラマーをやっていて良かった」と実感することがあるのです。

ほかにも、ECサイトの運営に興味があるWebプログラマーが、業務の一環としてECサイトの新規立ち上げを任された時にも、楽しく仕事ができる瞬間がやってきます。プログラマーとして入社して後悔しないためにも、自分の興味・関心に合わせて企業の事業内容をチェックしておくのがおすすめです。

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2.プログラマーとして楽しく働くための職場選びのコツ


前述の通り、プログラマーは仕事の中で楽しさを感じる瞬間は多いですが、職場選びを間違えてしまうとブラック企業に入社してしまったり、社風・風土が合わない職場でミスマッチを起こしたりする可能性が出てきます。ここからはプログラマーとして楽しく働くための職場選びについて、5つの観点からご紹介します。
 

  • ・未経験から丁寧に指導・教育する風土があること

    ・プログラマーのスキルアップ支援に積極的なこと

    ・残業・休日出勤が少ないこと

    ・同年代や立場の近いプログラマーがいること

    ・好奇心が湧くプロダクト・事業内容であること


これらのポイントを踏まえながら、プログラマーとして楽しく働ける職場を見極めましょう。

未経験から丁寧に指導・教育する風土があること


未経験からプログラマーとして就職し、楽しく働くためには、新人を丁寧に指導・教育する風土がある企業を選ぶのが大切です。教育体制が充実していることはもちろん、新入社員インタビューや会社説明会を通じて、新人プログラマーを丁寧に指導していることが伝わる企業を選ぶのが理想的です。

IT業界のブラック企業の中には、新人プログラマーに十分な研修を行わないまま別の職場へ派遣したり、教育コストをカットするために家電量販店やコールセンターなどのプログラマーとは関係のない職場へ配属されたりするケースもあります。そうした事例がないかを社員の口コミサイトやSNSを通じてリサーチしておきましょう。

プログラマーのスキルアップ支援に積極的なこと

自社のプログラマーのスキルアップ支援を積極的に行っていることも、プログラマーとして楽しく働くためには欠かせません。資格取得支援制度や社内勉強会、書籍購入費用の補助など、プログラマーのスキルアップを応援する仕組みがある企業を選ぶことで、スキルアップする楽しさを実感し、新たな技術に触れながら高いモチベーションで業務に取り組めるメリットがあるからです。

スキルアップのためにすべて自腹で学ばなければならない環境では、プログラマーとしてレベルアップしようとする意欲も生まれにくく、日々の仕事で楽しみを見出しにくくなってしまいます。将来のキャリア形成を有利に進めるためにも、プログラマーのスキルアップ支援が手厚い環境を選ぶと良いでしょう。

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残業・休日出勤が少ないこと


楽しくプログラマーの仕事を続けるための条件として、残業・休日出勤が少ないことも挙げられます。残業・休日出勤が多く、不規則な働き方で労働時間が長くなってしまえば、プログラマーの仕事を楽しむ余裕がなくなってしまいます。残業・休日出勤が多い職場なのかは、企業に入社する前は判断しにくいものの、離職率や社員の口コミなどをもとに調べると良いでしょう。

ただし、受託開発で人手不足が続いている現場では、どうしても一人ひとりのプログラマーへの負担が大きくなってしまい、残業・休日出勤が発生してしまうことも多いです。特に納期前でプロジェクトが思うように進んでいない場合には、どれだけホワイトな職場であったとしても残業が求められることがあるので注意しましょう。

同年代や立場の近いプログラマーがいること


プログラマーが楽しく働くためには、同年代や立場の近いプログラマーが在籍していることもポイントです。同期入社のプログラマーや年の近いプログラマーがいる現場では、プログラマー同士で意気投合しやすく、高いチームワークを発揮したり、プライベートでの付き合いがある仲間を見つけられたりするメリットがあるからです。

一方で、年の離れたベテランエンジニアばかりの職場では、教育体制は整っているかもしれませんが、周囲と話が合わずに孤独感を抱えてしまう可能性があります。プログラマーとしての就職先を選ぶ時には、活躍しているプログラマーの年代についてもリサーチしておくことが、楽しく働くためのコツです。

好奇心が湧くプロダクト・事業内容であること


プログラマーが楽しく仕事に取り組みたいと考えるなら、好奇心が湧くようなプロダクト・事業内容を扱っている企業に入社するのも効果的です。自分自身が興味・関心のある分野で活躍している企業に入社すれば、不慣れな現場であったとしても楽しく働き続けられるからです。その分野への好奇心を活かして、スキルアップや資格取得に取り組み、キャリアアップを果たせることも多いでしょう。

一方で、プログラマーとしての待遇は良いものの、自分にとって興味がないプロダクトを開発している現場では、仕事内容に楽しみを見出せずにミスマッチを起こしてしまう可能性もあります。自分がプログラマーとして作りたいのはどのようなITサービスなのかを明確にした上で、企業選びを進めましょう。

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3.プログラマーの仕事が楽しめない場合の対処法


最後に、プログラマーとして企業へ入社した後、仕事が楽しめないと感じた場合の対処法についてもご紹介します。
 

  • ・プログラマーとしての基礎を学び直す

    ・プログラマー仲間を作る

    ・転職して業界を変えてみる


プログラマーとして楽しく働き続け、長期的なキャリア形成を有利に進めるためにも、これらの対処法を頭に入れてから就活に臨んでみてください。

プログラマーとしての基礎を学び直す


プログラマーとして入社後、仕事が楽しめないと感じた場合には、一度プログラマーとしての基礎を学び直すのがおすすめです。プログラマーの仕事内容が難しすぎると感じ、どれだけ経験を積んでも仕事に慣れない場合には、プログラミング言語を基礎から学び直すことでプログラマーの仕事を楽しめるようになる可能性があります。

プログラミング言語やIT技術について基礎から学び直すことで、普段から手掛けているプログラマーの仕事への理解が深まり、自分の仕事にやりがい・充実感を得られるようになることも考えられます。その際には、IT系の国家資格やプログラミング言語ごとの認定資格を取得すると、基礎を学びながら保有資格を増やせるのでおすすめです。

プログラマー仲間を作る


プログラマーの仕事が楽しめない場合の対処法として、プログラマー仲間を作ることも有効です。プログラマーの大変さや厳しさについて共有できる相手がいると、日々の仕事に取り組むモチベーションが高まりやすくなります。プログラマー仲間とともに勉強会に取り組むなど、キャリア形成の観点からも有利になることがあります。

今の職場で信頼できる仲間を作ることにより、仕事に楽しみを見出しやすくなったり、職場に愛着が湧いて前向きに業務へ取り組めるようになるでしょう。孤独な働き方が原因でプログラマーの仕事が楽しめずにいる場合には、社内外を問わずプログラマー仲間を探すことを心がけてみてください。

転職して業界を変えてみる


プログラマーとしての仕事は嫌いではないが、手掛けているプロダクトに興味がないという場合には、転職して業界を変えてみると良いでしょう。たとえばWeb開発に興味があるにも関わらず、組み込みシステムの開発業務に従事している場合、仕事内容に興味・関心が向かずに仕事がつまらないと感じてしまうでしょう。

プログラマーとしての仕事をスタートして、初めて自分の興味がある分野が見えてくるというケースも珍しくないので、やってみたい仕事が明確なのであれば早めに転職活動に取り組んでみましょう。次の職場でも不満を抱えてしまわないよう、本記事で挙げてきた職場選びのコツを参考にしてみてください。

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4.まとめ


プログラマーの仕事が楽しいと感じる瞬間として、本記事では以下の7つのシーンをご紹介してきました。
 

  • ・開発したプログラムが想定通りに動いた時

    ・美しいソースコードを書けた時

    ・クライアント企業から感謝された時

    ・新たな技術を使って開発に取り組む時

    ・チームで協力してプロジェクトを完遂できた時

    ・バグ・エラーを解決できた時

    ・興味・関心のあるITサービスを担当できた時


こうしたやりがい・魅力があるからこそ、プログラマーは今も高い人気を誇る職種となっているのです。ただしブラック企業に入社してしまうと、プログラマーの仕事に楽しみを見出しにくくなるため、職場選びは慎重に行うようにしましょう。

プログラマーとして入社後に仕事がつまらないと感じた場合には、本記事で解説してきた対処法も実践しながら、後悔のないキャリアを歩み始めてみてください。

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