
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
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1.IT資格おすすめランキングTOP10!就活・初心者向け一覧
まずはIT業界を目指す方におすすめなIT資格について、ランキング形式で10種類ご紹介していきます。いずれも未経験・新卒でIT企業への入社を目指す初心者向けの資格となっており、実務経験が必要で転職で有利になるタイプの資格は考慮していません。就活と並行して取得することも可能な資格ですので、ぜひ受験を検討してみましょう。
1位:ITパスポート試験
IT資格のおすすめランキング第1位は、ITパスポート試験です。通称「iパス」とも呼ばれる国家資格であり、ITに携わる社会人が備えておくべき基礎的なIT知識を問う資格です。これから社会人となる学生向けの試験内容となっており、コンピュータやIT技術の概念から、最新の技術や開発手法、企業経営やセキュリティなどの幅広い知識が試される資格です。
IT企業を目指す方にとっては登竜門としての立ち位置とされており、IT業界を目指すのであればぜひ取得しておきたい資格の一つです。令和5年度における年代ごとの割合では、10代〜20代が51%以上を占めており、IT業界を目指す若い世代を中心に受験している資格です。
ITパスポート試験は、ITに関する基礎的な知識を問うものなので、IT業界であればどの職種・業種を目指す場合にも活かすことができます。受験申し込みは日本全国で受け付けており、試験会場のコンピュータで回答するCBT方式、試験日程は公式ホームページにて3ヶ月後までの予定が記載されているので、試験会場・試験日程を確認して受験しましょう。
2位:基本情報技術者試験
IT資格のおすすめランキング第2位は、基本情報技術者試験です。ITパスポート試験の上位資格として位置付けられている国家資格で、IT業界での実務経験を持たない社会人や学生から高く支持されている資格です。出題範囲は、サーバー・ネットワーク・セキュリティなど。「ITエンジニアの登竜門」としても知られているため、ITパスポート試験の次に取得を目指したい資格です。
従来は年2回の試験日程でしたが、令和5年以降は年間を通じて受験可能となり、全国のCBTテストセンターに足を運ぶことで試験を受けることができます。基本情報技術者試験は業界での知名度も高く、新卒採用でアピールできれば選考を有利に進めることができるでしょう。
基本情報技術者試験に関しても、アピールできる職種・業種に制限はなく、どの企業に応募する際にもアピール材料として使うことができます。新入社員に対して取得を奨励している企業や、資格手当の対象としている企業も多いので、積極的に受験してみると良いでしょう。
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3位:応用情報技術者試験
基本情報技術者試験よりも難易度が高く、より高度な知識・スキルを求められるのが、IT資格おすすめランキング第3位の応用情報技術者試験です。名称の通り、IT業界での応用的な知識・スキルを問う資格であり、ITエンジニアとしてのレベルアップを図りたい方が受験する傾向にあります。
ITに関する知識が網羅的に出題され、出題範囲の広さと一つひとつの設問の専門性から、現役のエンジニアでも取得は容易ではない難易度となっています。そのため前述の2資格と比べると就活において必須資格ではありませんが、就活の際にアピールできるとライバルと大きく差をつけることが可能です。過去のプログラミング実績とともにアピールして、座学だけではなく開発経験もあることを伝えると、さらに評価が高まるでしょう。
応用情報技術者試験は職種・業種を問わずアピールが可能で、システムエンジニアやプログラマー、Webエンジニア、インフラエンジニア、組み込みエンジニアなどを目指している方に適しています。就活中に無理に取得するのではなく、長期的な計画を立てながら取得を目指すのがおすすめです。
4位:MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
IT資格のおすすめランキング第4位は、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)です。MOSは、Microsoft社のOffice製品の扱いについて問われる試験で、パソコンを使用する職種に応募するなら取得して損はない資格となっています。試験は実際にパソコンを操作する実技形式で行われ、Word・Excel・PowerPointなどのソフトの操作に長けていることをアピールできるため、IT業界以外に進む可能性がある方にもおすすめです。
MOSには、難易度やOffice製品のバージョンに応じて「一般レベル」「上級レベル(エキスパート)」の科目が用意されており、高難易度の資格ほど就活では高く評価されます。全国一斉試験と随時試験の2種類の受験方法から選ぶことが可能で、忙しい就活の合間を縫って受験することもできます。
MOSは特定の職種・業種で役に立つ資格ではなく、WordやExcelなどを駆使して日々の業務効率化を進められる人材であることをアピールする資格です。そのためどの企業に応募する時にも履歴書に書くことが可能で、特に企業向けの「Microsoft365」を導入している中小企業であれば、活躍の機会は多くなると考えられます。
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5位:AWS認定資格
AWS認定資格とは、米国のクラウドサービス大手でもあるAmazonが提供する「Amazon Web Services」の知識・操作が問われる資格です。AWSはクラウド市場ではトップクラスのシェアを誇っており、クラウド設計やクラウド運用ができるスキルをアピールできるので、活躍の幅が大きく広がるメリットがあります。
出題されるのは、データベース・ネットワーク・セキュリティなどの分野で、「AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト」という難易度が最も一般的です。基本的には実務経験を持つ現役エンジニア向けの資格ですが、未経験の学生であっても合格を目指すことは十分に可能です。
AWS認定資格は、クラウドサービスを扱うインフラエンジニアの募集に応募する際に、特に評価が高まる資格です。サーバーエンジニア・ネットワークエンジニア・クラウドエンジニアなどもAWS認定資格を活かせる職種なので、これらの職種に応募することを考えている方は、ぜひ取得を検討してみてください。
6位:情報セキュリティマネジメント試験
セキュリティエンジニアを目指す人向けの登竜門として知られる、情報セキュリティマネジメント試験がIT資格のおすすめランキング第6位です。サイバー攻撃やウイルス感染からシステムを守るためのセキュリティ対策には多くの企業が関心を持っており、セキュリティに詳しい人材はどの企業からも重宝されます。
問われる内容は、セキュリティ対策についての基礎的な知識となっているため、実務経験がない方であっても取得するのは難しくありません。基本情報技術者試験などと同様に国家資格の一つなので、今後IT業界を目指す方にとっては取得しておいて損はないでしょう。
情報セキュリティマネジメント試験が最も評価されやすいのはセキュリティエンジニアの募集ですが、セキュリティ対策の知識が重要となるインフラエンジニア全般でも評価されやすい資格です。サーバーエンジニアやネットワークエンジニアを経て、セキュリティエンジニアへステップアップする方も多いので、これらの職種を目指したい方におすすめです。
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7位:Ruby Silver
IT資格のおすすめランキング第7位のRuby Silverとは、日本生まれのプログラミング言語であるRubyの知識・スキルを問う資格です。Rubyはシステム開発において高い人気を誇るプログラミング言語であり、日本語の教材も豊富なので、初心者向けのプログラミング言語としてもおすすめです。
このRubyを学習する時のマイルストーンとして、Ruby Silverの試験を申し込んでモチベーションを高め、実力チェックを兼ねて受験することをおすすめします。Ruby Silverは全国のCBTテストセンターで通年受験することができるので、忙しい就活の合間に取得することも可能です。
Rubyという言語は、Webアプリの開発やECサイトの構築などに活用されることが多いため、Web開発に携わるエンジニアの募集の際に評価されやすいです。Rubyエンジニアという職種で募集されているケースもあるので、資格取得の際にはエントリーしたい企業の求人をチェックしておきましょう。
8位:Java Bronze
Java Bronzeも同様に、人気プログラミング言語のJavaの知識・スキルを問う資格です。Oracle社が運営する認定資格の一つで、非常に知名度が高く、Web開発を手掛ける企業からは高く評価されています。Oracle社のJava認定資格には、中級レベルのJava Silverと上級レベルのJava Goldも存在するので、プログラミング学習の進み具合によって受験するレベルを選択すると良いでしょう。
JavaはIT業界でも特に人気のプログラミング言語であるだけではなく、Javaを使う求人も豊富です。そのため未経験の方でも取得しておく価値が非常に高い資格で、Webエンジニアとして活躍したい人におすすめです。CBT方式で通年受験が可能ですが、受験料が税込37,730円とやや高額なので、十分にスキルを身につけてから受験することをおすすめします(2024年4月現在)。
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9位:ITストラテジスト
IT資格のおすすめランキング第9位は、ITストラテジストの資格です。企業のIT戦略を策定するための非常に高度な専門知識を問う資格で、現役のエンジニアにとっても取得は容易ではありません。要件定義やシステム設計といった上流工程に関する知見や、経営戦略の実現に向けたIT活用のスキルが求められ、取得できるとエンジニアとして大きくキャリアアップできる資格です。
ITストラテジストはITコンサルタントとしての側面が強い資格なので、将来はITを活用したコンサルティングに携わりたい方に適しています。難関資格であることから資格手当を支給している企業も多く、就活中から学習を進めておくと将来のキャリアにもプラスに働きます。試験日程は年に1回、筆記試験によって受験することに注意しましょう。
10位:プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネージャ試験は、システム開発プロジェクトの責任者として、マネジメント業務に携わる高い知見を持っていることを証明する資格です。マネジメントスキルはどの企業に入社する時にも高く評価されるため、プロジェクトマネージャ試験の資格をアピールすることで将来の幹部候補として採用されやすくなるでしょう。
プロジェクトマネジメントのスキルは、企業で働く時だけではなく、独立してフリーランスになる時にも生かされるスキルです。そのため将来はフリーランスのエンジニアとして、上流工程からシステム開発に取り組みたい方に適しています。こちらの資格も年1回の試験日程で、筆記試験による解答が必要となっています。
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2.ランキング上位のIT資格を取得する時の注意点
IT資格のおすすめランキングで紹介した資格を取得しておくことは、選考を有利に進めることに役立ちますが、資格取得の際には押さえておくべき注意点も存在します。ここでは以下の3つの注意点について詳しく解説します。
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・資格取得の目的を明確にしておく
・志望業界・希望職種に合わせた資格を学ぶ
・難易度が低すぎる資格はアピールしない
これらのポイントを踏まえた上で、資格取得のための勉強を始めるようにしてください。
資格取得の目的を明確にしておく
ランキング上位のIT資格を勉強する時には、まずは資格取得の目的を明確にしておくことが大切です。就活でよくあるのが、資格取得自体をゴールとしてしまい、資格の活かし方をイメージできていないケースです。確かに資格取得をゴールとしてプログラミング学習に取り組むことで、目標が明確になってモチベーションが高まるメリットはあるでしょう。しかし取得した資格の活かし方をイメージできていなければ、途中でモチベーションが低下してしまったり、就活の軸がぶれてしまったりする可能性があります。
その資格を取得後、どのような業種のIT企業に入社して、どの職種として活躍したいのか、まずは業界研究・企業研究によって明らかにしておきましょう。
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志望業界・希望職種に合わせた資格を学ぶ
エンジニア向けのIT資格の中には、特定の業界・職種で評価されやすいものが存在します。たとえばAWS認定資格であれば、Webエンジニアやプログラマーよりも、インフラエンジニアで高く評価されやすいです。Webエンジニアを目指すのであれば、Ruby SilverやJava Bronzeなどのプログラミング資格が役立つでしょう。
興味のある資格ありきで考えるのではなく、自分がどの業界・どの職種に応募したいのかを決めてから、その役に立つ資格を取得することで、最短最速で内定を獲得できるでしょう。
難易度が低すぎる資格はアピールしない
IT業界を目指すにあたっては、一定のITスキルを持っていることが前提とされるため、中学生・高校生向けのIT資格や、高齢者向けのIT入門資格を履歴書に書いてしまうと、マイナスイメージを与える原因になります。少なくともITパスポート試験よりも難易度が低いIT資格については、履歴書で書くのは避けた方が良いでしょう。
履歴書に書ける資格が少なく、難易度の低いIT資格も盛り込みたいと考えている場合にも、なるべく難易度が高く知名度が高い資格を目立つ位置に書くことをおすすめします。
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3.ランキング上位のIT資格よりもエンジニア就活で重要なこと
最後に、ランキング上位のIT資格を取得するよりもエンジニア就活で重要とされる要素についてもご紹介しましょう。
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・コミュニケーションスキル・マネジメントスキル
・プログラミングスキルを活かした開発実績
・自発的にスキルアップに取り組む姿勢
本記事で紹介したIT資格に加えて、これらのポイントをアピールしながら就活に臨んでみてください。
コミュニケーションスキル・マネジメントスキル
IT系エンジニアの新卒採用では、技術面に関しては入社後の研修で教育しようと考える企業が多く、選考時にはコミュニケーションスキルやマネジメントスキルなどを評価するポテンシャル採用を実施している企業が大半です。エンジニアやプログラマーの仕事では、コミュニケーションスキルは不要というイメージを持たれがちですが、実際にはクライアント企業との打ち合わせやチームメンバーとのやり取りで円滑なコミュニケーションは必須です。そのため選考を有利に進めるためにも、これらのスキルを積極的にアピールしてみましょう。
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プログラミングスキルを活かした開発実績
本記事で挙げてきたIT資格を取得して座学で知識を身につけてきたことに加えて、プログラミングスキルを使った開発実績を作って実戦経験も持つことをアピールできれば、ライバルに大きく差をつけて選考を有利に進めることができます。たとえばWeb開発で自分のサービスをローンチ(公開)した経験があると、Webサービスの設計から開発までの知見を持った即戦力人材として評価されます。
プログラミング言語を学ぶ過程で、作ってみたいWebサービスのアイデアが浮かんだ時には、開発実績としてアピールするためにも積極的にコードを書いてみましょう。
自発的にスキルアップに取り組む姿勢
取得したIT資格をアピールすると同時に、自発的にスキルアップに取り組める人材であることを伝えるのも効果的です。学生のうちからIT資格を積極的に取得してきた方であれば、入社後も積極的にスキルアップに取り組み、自社に貢献してくれると判断されやすくなります。そのためエントリーシートや面接で資格について伝える時には、成長意欲や上昇志向が高いことをアピールしてみましょう。
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4.まとめ
本記事ではIT資格のおすすめランキングTOP10として、以下の10種類の資格をご紹介しました。
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・ITパスポート試験
・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験
・MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
・AWS認定資格
・情報セキュリティマネジメント試験
・Ruby Silver
・Java Bronze
・ITストラテジスト
・プロジェクトマネージャ試験
いずれもIT業界では知名度が高く、就活で評価されやすい資格となっていますので、難易度の低いものから順番に取得を目指してみることをおすすめします。ただし、その際には資格取得の目的を明確にしておき、志望業界や希望職種で役立つことを確認した上で、受験計画を立てることを忘れないようにしてください。
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