サマーインターンに全落ちした。これからどう行動すべき?【IT就活一問一答】

今回は、サマーインターンの選考に全落ちしてしまった場合の対応や本選考に向けた動き方について、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!

Q. サマーインターンに応募したものの、全落ちしてしまいました。どこにも参加できそうになく、絶望しています。ここから巻き返すために、今どう行動すべきでしょうか?
サマーインターンに応募するころから就活を始めたのですが、サマーインターンの選考結果が全滅してしまい、大変ショックを受けています。
周りの友人がサマーインターンに参加している話を聞くと、「インターンに参加した友人に差をつけられるのではないか」「本選考も絶望的な結果になったらどうしよう」と焦りや不安でいっぱいです。
このような状態でも、本選考までに挽回することはできるのでしょうか?今からやるべき具体的なアクションや、気持ちの切り替え方があれば教えてほしいです。
A. 「サマー不合格=本選考もダメ」ではありません。企業の約半数は「本選考に影響しない」と回答しています。
選考結果が出揃い、全落ちという現実を突きつけられると「自分はどこからも必要とされていないのではないか」とショックを受け、不安でたまらなくなりますよね。
しかし、調査データでも企業の半数以上が「インターンの不合格は本選考の合否に影響しない」と回答しています。 夏は多くの就活生がインターンに向けて一斉に動き出す「年間で最も応募が集中する激戦期」であるため、今回の結果だけであなたのポテンシャルが全否定されたわけではありません。
まずは「なぜ結果に繋がらなかったのか」の原因を冷静に整理し、モチベーションが下がっている状態からでも無理なく始められるアクションで、本選考に向けて巻き返していきましょう!
データで見る「就活生と企業の認識の違い」
株式会社i-plugの調査によると、学生と企業の間には「サマーインターンの不合格」に対する大きな意識のズレがあることがわかっています。
調査データに寄ると、学生の89.5%が「インターンシップの不合格は、本選考に影響する」と不安に感じている一方で、企業の55.5%が「インターンシップの不合格は、本選考に影響しない」と回答しているのです。
学生の9割近くが「落ちたら同企業の本選考も絶望的だ」と強い不安を感じているのに対し、企業側の過半数は「夏の不合格は本選考の合否に影響しない」と考えています。 つまり、サマーインターンで落ちてしまった企業であっても、本選考でリベンジして内定を獲得できるチャンスは十分に残されているということです。
出典:OfferBox「サマーインターンシップに関する意識調査」
なぜ落ちてしまったのか?陥りがちな「3つの原因」
秋以降の選考に向けて巻き返すために、まずは今回のサマーインターンの 選考でなぜ結果が出なかったのか、一度立ち止まって振り返ってみましょう。 実はスキルや目立つ実績がないことではなく、エントリー先や準備の方向に原因があった可能性もありますよ。
① 倍率が極端に高い人気企業ばかり受けていた
そもそもサマーインターンは、夏休みというまとまった時間が取れる多くの就活生が一斉に応募する時期です。 企業側の実施数自体も年間で最も多いのですが、それ以上に就活生からの応募が集中するため、人気企業の場合は1枠あたりの倍率が跳ね上がるという、構造的な難しさがあります。
もっと早くから準備してきた学生も同じ枠を狙って応募してくるため、有名企業や人気Web系企業ばかりを狙うと、どれだけ魅力的なポテンシャルを持っていても倍率が高すぎて落ちてしまうことがあります。 就活を始めたばかりの段階で落ちてしまった原因は、単純に「高倍率の企業にだけエントリーしていた」ことが原因かもしれません。
② 「なぜIT業界なのか」をまだ上手く言語化できていなかった
開発経験の有無を問わない選考であっても、「なぜIT業界やエンジニア職種に興味を持ったのか」という原体験や関心の高さは、ESや面接で重視されるポイントです。 ここを良く考えずに応募してしまうと、「興味を持ったきっかけ」や「これからどんな仕事をしてみたいか」を上手く言語化できていなかった可能性があります。
③ 開発未経験歓迎や育成に力を入れるIT企業を探していなかった
新卒採用を行っている企業の中には、「入社後の研修で1から技術を教える」という前提で採用を行っている企業が多く存在します。 経験者やスキルの高い学生が集まる一部の有名企業ばかりに目が向き、こうした「育成環境が整っている企業」を選択肢に入れられていなかった可能性があります。
今から無理なくできる「3つの巻き返し戦略」
落ち込んでやる気が下がっている時に、「今すぐプログラミングを猛勉強しよう」「何十社もESを書こう」といったハードルの高い行動を起こすのは難しいものです。
ここでは、モチベーションが下がってしまった時期でも始めやすい、3つの巻き返しアクションをご紹介します。
① 企業からの「スカウト」がある就活ナビサイトに登録してオファーを待つ
自分から求人を探して応募するエネルギーがない時期は、企業側から声をかけてもらえる就活も活用しましょう。
例えば、就活サービスに用意されているスカウト機能を活用するのがおすすめです。
プロフィール欄に「志望職種」「興味のある業務・業界」「どのようなエンジニアになりたいか」などの希望や、「プログラミング経験」「ガクチカ」などの経験・学習状況を具体的に登録しておくことで、あなたのポテンシャルや意欲に魅力を感じた企業から、直接オファーが届く可能性があります。
②開発未経験者の育成に力を入れている企業に目を向ける
新卒採用市場には、入社後の研修体制が手厚く、開発未経験者や文系出身者を積極的に採用している独立系SIerやIT企業、他業界のIT職種がたくさんあります。
こうした企業は、現時点での技術力よりも「人柄」「コミュニケーション能力」「新しいことを学ぶ意欲」を評価してくれる場合が多いです。 企業選びの軸を「未経験採用の実績」「研修制度の充実度」へと変えることで、選考の通過率は格段に上がります。
③ 選考なし・先着順の「1日完結オンラインイベント(オープンカンパニー)」で情報収集する
サマーインターンのような選考があるイベントではなく、選考なし・先着順で参加できる「1dayオンライン説明会・オープンカンパニー」を活用しましょう。
これらのイベントは10月〜1月の秋・冬期にかけても多数開催されます。選考に落ちるストレスや不安を感じることなく気軽に参加でき、企業や業界の基礎知識を効率よくインプットできます。
ここで得た知識は、秋以降の本選考のESや面接で話すための材料にもなります。
サマー全落ちからでも逆転はできる!小さな一歩から就活を再スタートしよう
サマーインターンの不合格が、本選考の合否に直結するケースは決して多くありません。
ここまでお伝えしたように、サマーインターンで落ちてしまった企業であっても、秋以降の本選考でリベンジするチャンスは十分に残されています。 大切なのは、自分を過剰に追い詰めることではなく、今回の結果から「何が足りなかったのか」を冷静に振り返り、次への改善に繋げることです。
まずはエントリー先の見直しやスカウトがもらえる就活ナビサイトへの登録、そして選考なしイベントへの参加など、落ちた原因を踏まえた上で今できる対策を着実に進めていきましょう!
この質問の回答者

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