インターンのグループワークで発言できなかった。選考結果に直結する?【IT就活一問一答】

今回はグループワークで発言できなかった時の選考への影響について、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!

Q. IT企業のインターンでグループワークに参加したのですが、まったく話せずに終わってしまいました。選考への影響は大きいでしょうか?
先日、SIerのインターンシップに参加しました。
グループワークで周りの学生がITの知識や経験を活かしてどんどん議論を進める中、自分は知識がないこともあって発言の輪に入れず、ほとんど喋れないまま終わってしまいました。
他の学生のすごさにに圧倒されて落ち込んでいますし、「これでは選考にも通らないのでは?」と不安を抱えています。 グループワークで発言できなかった場合、やはり評価は厳しくなるのでしょうか?今からでも挽回できる方法があれば教えてほしいです。
A. 発言の少なさが即不採用に直結するとは限りません。振り返り時間での分析と、これからの行動で挽回できる可能性はあります。
周りの知識量や議論のスピードに圧倒されて発言できなかったとき、「自分はIT企業に向いていないのかもしれない」と落ち込んでしまいますよね。
ですが、IT企業のワークにおいて、専門知識の多さや発言数の多さだけが評価対象というわけではありません。
特にSIerの仕事はチームで進めることが大前提だからこそ、企業側は知識の量以上に「チーム内での協調性」や「自分の立ち回りを客観的に振り返り、改善できる姿勢」をしっかりと見ています。
うまく話せなかったことをそのままにせず、インターンの終盤にある振り返りの時間や事後アンケートを活かすことで、「課題を自ら認識し、次に活かせる前向きな学生」として評価に繋げられる可能性はありますよ。
企業がグループワークで見ているポイント
企業側がグループワークで見ているのは、単なる「喋りの上手さ」や「知識の披露」ではありません。就活生が見落としがちだけど実はしっかりと評価されている、2つの視点を押さえておきましょう。
チームで動くための協調性
SIerの実務は、営業やエンジニア、顧客など多種多様なメンバーと協力して進めるチーム開発が基本です。そのため、いくら知識があっても他者の意見を聞かずに一人で突っ走る学生は、組織での適性が懸念されてしまいます。
逆に知識が少なかったとしても、「相手の意見にしっかり耳を傾け、チームのゴールに向けて自分ができる形で貢献しようとする姿勢」は、プラスのポテンシャルとして評価されます。
「振り返り時間」や「事後アンケート」での客観的な分析力
多くのインターンシップでは、ワークの最後に「振り返りの時間」が設けられており、終了後には「感想・振り返りアンケート」の提出が求められます。
企業側はここで、学生が「今日の自分の動きを客観的に見直せているか」「至らなかった点に対して、具体的な改善策を考えられているか」という成長の伸びしろもチェックしています。
技術的な知識が無くてもチームに貢献できるアプローチ
次回以降のワークでは、以下の役割を意識してチームの進行を支えてみましょう。
タイムキーパー + 議論の軌道修正
ただ時間を測るだけでなく、全体の進捗を意識してチームに声をかけるアプローチです。
具体的な行動
「残り10分になったので、そろそろ全体のまとめや発表スライドの整理に入りませんか?」と全体に声をかけます。
狙い・効果
議論が白熱してくると忘れがちな時間配分を冷静に管理し、チームを時間内にゴールへ導く重要な役割を果たすことができます。
書記 + 発言の視覚化
メンバーの発言をまとめ、共有画面やメモ帳を使って整理するアプローチです。
具体的な行動
共有ドキュメントへのメモ作成を買って出て、ただ発言を書き留めるだけでなく「今出た意見は、A案とB案の2つに整理できそうですね」と俯瞰した目線で整理します。
狙い・効果
散らかりがちな意見を構造化して見せることで、メンバー全員の思考をサポートし、議論をスムーズに進めるきっかけを作れます。
基本に立ち返る問いかけ
議論が専門的な仕様の話ばかりに偏ったときに、シンプルな疑問を投げかけるアプローチです。
具体的な行動
「使う人の視点から見ると、この操作や機能は少し複雑すぎませんか?」と、顧客やユーザーの立場からの意見を投げかけます。
狙い・効果
技術論に終始しがちな議論に、「使う人の利便性」という本質的なビジネスの視点を取り戻す役割を果たせます。
今回の経験をプラスに変える振り返りの時間
グループワークで「うまく話せなかった」という場合は、インターン中の振り返りの場を活用することで、少しでも前向きな評価へと転換する努力をしてみましょう。
振り返り時間や事後アンケートで伝えるべきこと
アンケートや最後の振り返りでは、以下のような流れで自分の状況と今後のアクションを正直かつ論理的に記述します。
1.現状の客観的な認識
「今回は自分の技術的な知識が追いつかず、議論自体をリードすることができませんでした」と至らなかった点を率直に認めます。
2.自分なりに取り組んだ工夫
「その分、書記としてメンバーの意見を整理し、全体が見えやすくなるようサポートに注力しました」と、できる範囲で尽くした行動を伝えます。
3.今後の具体策
「今後は議論に深く参加できるよう、ITの基礎知識の自主学習を進めてまいります」と、具体的な改善行動を添えます。
このように記述することで、採用担当者に「自分の現在地を正確に把握し、課題解決に向けて行動を起こせる学生だ」という好印象を残すことができます。
失敗は自分の「現在地」を知るチャンス!できる役割から一歩ずつ進もう
グループワークでうまく話せなかった経験を、「自分にはIT業界が向いていない」と諦める理由にする必要はまったくありません。
むしろ、今の自分に足りないものや、これから伸ばすべきポイントに気づけた貴重な機会です。
技術や専門知識は、これからの学習や経験によっていくらでも補っていくことができます。
まずは「タイムキーパー」や「整理役」など、今の自分にできる役割からチームに貢献するアプローチを試してみましょう。
失敗を次に活かそうとする姿勢こそが、今後の就活であなたを大きく成長させてくれますよ!
この質問の回答者

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