IT業界のインターン応募に出遅れてしまった。巻き返す方法を知りたい【IT就活一問一答】

IT業界のインターン応募に出遅れてしまった。巻き返す方法を知りたい【IT就活一問一答】
「こうした方がいいと見た」「これは良くないと聞いた」けど、「実際どうなの?」ともやもやしていることはありませんか?
今回はIT業界のインターン応募に出遅れてしまった場合の巻き返し方法について、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!
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Q. 7月からIT業界のインターンに応募し始めたのですが、募集を締め切っている企業もあり、出遅れてしまったようです。今から巻き返す方法はありますか?

少し前から就活を始めたのですが、最初は他の業界をメインに見ていたこともあり、IT業界のインターンに応募し始めたのが、7月に入ってからになってしまいました。


いざ調べてみると、有名企業や大手IT企業のインターン募集はすでに締め切られているところも多く、「春から動いていた周りの就活生に比べて、完全に遅れてしまった…」と焦りを感じています。


私自身、プログラミング経験も特になく、IT業界へアピールできるような実績やスキルもありません。そのような学生が7月から就活をスタートしても、しっかり巻き返して、インターン参加や早期選考に繋げるための具体策があれば教えてほしいです。

A. 7月スタートは決して手遅れではありません。「秋以降の本番」を見据えて正しく動くことで、十分に巻き返せます!

もっと早くから動き出していた学生がいることに気づくと、「もう追いつけないのではないか」と焦ってしまいますよね。しかし、6月にインターン募集を締め切る一部の超早期企業だけを見て、「もう遅いんだ」と判断してしまうのは時期尚早です。


新卒のIT採用市場全体で見ると、インターンシップの募集枠や本選考に向けた選考ルートは、7〜8月にピークを迎える夏インターンだけでなく、秋・冬(10〜1月)にかけてさらに拡大していきます。


さらに、IT業界では夏〜秋にかけてすでに「早期本選考」を開始する企業も多く存在するのが大きな特徴です。つまり、今は「夏インターンへのエントリー」を進めつつ、「本選考に進むための準備」を今すぐスタートさせるのがベストです。


まずはIT業界の採用スケジュールとインターン募集枠の実態を正しく把握し、7月からでも間に合う行動をとりましょう。なかなか選考につながらないエントリーで消耗するのを防ぎ、打率を上げて確実に選考を通過するための「巻き返し戦略」を詳しくお話しします。

企業の採用スケジュールと実態

まずは現在のIT業界の採用スケジュールと、企業が面接で何を見ているのかという実態を正確に知っておきましょう。具体的なポイントとしては、次の2つです。

IT企業の採用活動は、「夏~冬のインターン」と「早期本選考」

IT企業のインターン募集は、夏で終わりではありません。実際には7〜8月にかけて募集を開始する企業や、秋・冬に開催される早期選考直結型インターンの方が、開催数・枠数ともに多くなります。


さらに、IT業界では夏インターンと並行して、あるいは夏明けから早くも本選考(早期選考)の受付を開始する企業も少なくありません。「夏インターンに間に合わなかったら終わり」ではなく、インターンを狙いつつ本選考の準備を整えていくことで、早期内定のチャンスを一気に引き寄せることができます。

企業が求めているのは「就活を早く始めた人」ではなく「実際に手を動かしている人」

面接官が学生を見る際の基準は、「いつ就活を始めたか」という時期の早さではありません。「エンジニアになりたいと思ってから、実際にどんなアクションを起こしたか」という行動力や自走力です。


現時点でのスタート時期の遅さは、今日からの自発的な取り組みでいくらでもカバーすることができます。

7月にインターン応募を始めた学生が取るべき「巻き返し戦略」

春から動いている就活生と同じ戦い方(倍率が極めて高い大手の夏インターンだけに絞るなど)を今からしてしまうと、準備不足で全落ちし、就活に対するモチベーションが下がってしまう危険があります。


7月からインターンに応募する場合は、効率と打率を重視した以下の4つの戦略にシフトしましょう。

1. 大手の夏インターンは「場数を踏むため」と割り切り、中堅・中小SIerも視野に入れる

倍率が数百倍になるような有名大手の夏インターンだけに絞ると、落ち続けた際に持ち札がゼロになってしまいます。


まずは実際の面接やWebテストに慣れるための「場数を踏む機会」として割り切って挑戦しつつ、並行して8月〜9月に開催される中堅・中小SIerやITコンサルのインターンにもしっかりエントリーしておきましょう。


持ち札を確実に確保しながらIT業界の理解を深めることが、秋以降の成功率を飛躍的に高めます。

2. インターン応募と並行して「早期本選考」に進む準備を今すぐ始める

先にお話しした通り、IT業界では夏から秋にかけて本選考をスタートさせる企業が多くあります。インターンの結果を待ってから動き出すのではなく、今から本選考を見据えた準備(自己分析の言語化、Webテスト対策、面接で話すエピソードの整理)を同時に進めておきましょう。


早期本選考の準備をいち早く整えておくことで、夏インターンで出遅れた分を「本選考での早期内定」という形で巻き返すことが可能になります。

3. 他業界を見てきた強みを「志望動機」に活かす

無理に「昔からIT業界一本で絞って探しています」と話す必要はありません。面接では、他業界を見てきた経験をそのまま強みに変えてしまいましょう。


例えば、「〇〇業界や××業界を見る中で、どの業界の課題解決においてもITシステムが不可欠であると痛感しました。そこから、単にITを使う側ではなく、自ら技術や仕組みを提案して社会の課題を解決できるエンジニア側になりたいと考え、IT業界を志望しました」と伝えることで、他業界を見てきたからこそ語れる説得力の高い志望動機が完成します。

4. 今日から「プログラミング学習を開始したという事実」を作る

IT業界のインターン面接では、「プログラミングの勉強などは何か始めていますか?」とかなりの確率で質問されます。


ここで「まだ何もしていません」と答えてしまうと消極的な印象を与えますが、「Progateを始めて現在HTML/CSSの基礎を終え、JavaScriptに触れ始めています」といった具体的な進捗を一つ答えられるだけで、面接官の評価はガラリと変わります。


「自分で調べて学習をスタートさせた」という事実を作るだけで、スタート時期の遅れを挽回できますよ。

就活は早期スタートが全てじゃない。「今からの準備」でチャンスはつかめる

就活は「誰よりも早く始めること」を競う活動ではなく、「自分自身が納得のいくキャリアの選択をすること」を目指す活動です。


7月というタイミングから動き出したことや、これまで他の業界を見てきたプロセスは、決して「遅れ」や「無駄」ではありません。


むしろ、さまざまな業界をよく知った上で「それでも技術で社会の課題を解決したい」と選んだ強い納得感こそが、面接官の心を動かすあなただけのオリジナリティになります。


「早く動いているライバル」を追いかける必要はありません。他業界を見てきた広い視野と、これから積み上げる自発的なアクションを自信に変えて、自分だけの納得のいくキャリアを掴み取りにいきましょう!

この質問の回答者

二宮プロフィール

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