ES「実現したいこと」の書き方|将来の目標例文・面接対策を解説

ES「実現したいこと」の書き方|将来の目標例文・面接対策を解説
本記事では、企業が「実現したいこと」を聞く理由から、志望動機や将来の夢との違い、効果的な書き方の型、実際に使える例文、そしてNG回答の改善例までを解説します。さらに、準備段階で役立つ自己分析や企業研究の方法、思いつかないときの対処法も紹介しているため、説得力のあるESを書けるだけでなく、自分自身のキャリアビジョンを整理することにもつながります。
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1.企業がESで「実現したいこと」を聞く理由

就職活動におけるエントリーシート(ES)で、多くの学生が戸惑う質問のひとつが「仕事を通じて実現したいことは何ですか?」というものです。一見すると漠然とした問いに思えますが、企業がこの質問を設けているのは単なる形式的なものではありません。

採用担当者は、学生の回答を通じて「入社後の成長可能性」「価値観の方向性」「自社との適合性」を測ろうとしています。つまり、この質問は志望動機の言い換えではなく、企業にとって非常に重要な評価ポイントなのです。

ここでは、企業がなぜこの質問をするのか、その背景と意図を具体的に解説していきます。
 

  • ・自社にマッチした人材を見極めるため

  • ・志望度、意欲を確認するため

  • ・自社への理解度を知るため

自社にマッチした人材を見極めるため

第一に、企業は自社の組織風土や事業の方向性に合った人材を採用したいと考えています。新卒採用は中途採用と違い、経験や即戦力スキルよりも「将来性」や「適性」が重視されます。そのため「どのような目標を持って働きたいのか」という学生のビジョンを知ることで、入社後に長く活躍してくれるかを判断しているのです。

たとえば、ある学生が「社会課題の解決に貢献できる仕事がしたい」と回答した場合、CSR活動や社会的インパクトを大切にしている企業であれば高く評価されます。しかし、利益率や市場競争力を最優先に掲げる企業であれば、その目標はやや抽象的でマッチ度が低いと見られるかもしれません。こうした観点から、企業は「実現したいこと」を通じて、学生の価値観が自社の方向性と一致するかを確かめているのです。

もしここで大きなズレがあると、せっかく採用しても短期間で退職するリスクが高まります。採用には研修や教育のコストがかかるため、企業にとっては大きな損失です。逆に価値観が近ければ、スキル不足であっても将来的に会社の中核人材として育っていく可能性が高いため、ポテンシャルを重視して内定を出す傾向があります。

志望度・意欲を確認するため

次に、企業は学生の「志望度」や「働く意欲」を測る手段として、この質問を活用しています。実現したいことが具体的に語れる学生は、日頃から将来のキャリアについて真剣に考えている証拠であり、企業研究も入念に行っている可能性が高いと判断されます。

逆に「特にありません」「まだ決まっていません」といった曖昧な回答をする学生は、志望度が低いと見なされやすいのです。採用担当者は「うちで働きたい」という強い熱意を持つ人材を求めていますから、目的意識を持たない学生よりも、多少未熟でも明確な目標を持っている学生の方を優先して採用します。

また、就職活動は多くの企業に応募するのが一般的ですが、企業側からすると「第一志望かどうか」は重要な関心事です。そこで「実現したいこと」を通じて、その学生が自社でなければならない理由を推し量っているのです。例えば、「IT技術を活用して教育格差をなくしたい」という回答が、教育系のシステムを展開している企業に提出された場合、採用担当者は「当社の事業に強い関心を持っている」と高く評価するでしょう。

自社への理解度を知るため

この質問は学生の「企業研究の深さ」を見抜くためにも用いられます。説得力のある回答をするには、その企業がどのような事業を展開し、どんな課題解決に取り組んでいるのかを理解していなければなりません。もし事業内容とまったく関係のない目標を書いてしまうと、「この学生は当社のことをよく理解していない」と判断され、選考で不利になるでしょう。

例えば、メーカーを志望している学生が「ITを通じて世界中の人にサービスを届けたい」と書いた場合、その学生が志望企業の事業内容を深く理解していないことが伝わってしまいます。逆に「ものづくりの現場で培った技術を活かし、社会のインフラを支える製品を開発したい」と書けば、企業の事業内容とリンクしているため、理解度の高さが伝わります。

企業はこうした回答から、学生がどれだけ事業に関心を持ち、深く調べているかを把握しようとしているのです。これは単に知識量の確認ではなく、「入社後に積極的に学び続ける姿勢があるか」を推測する材料にもなります。

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2.「実現したいこと」と混同しやすい項目の違い

ESで「実現したいこと」を書く際、多くの学生がつまずくのは「他の質問とどう違うのか」という点です。志望動機や将来の夢、さらには面接でよく聞かれる「当社で実現したいこと」と混同してしまい、内容が曖昧になったり重複したりするケースが少なくありません。ここでは、それぞれの質問との違いを整理し、ESで適切に答えるための視点を解説します。

志望動機との違い

志望動機は「なぜその企業を志望するのか」を説明するものであり、企業に応募した理由を中心に語るものです。これに対して「実現したいこと」は、将来的にどんな成果をあげたいか、どんな働き方をしたいかといった、自分自身の目標にフォーカスしています。

混同すると「御社の社風に惹かれたから志望しました」というように、志望動機の延長線上で終わってしまい、具体的なビジョンが伝わりません。正しく答えるには「だからこそ御社でこういうことを成し遂げたい」と、自分の実現したいことを中心に据える必要があります。

志望動機は出発点、「実現したいこと」は目的地。この違いを意識すると、文章の重複を避けながら説得力を持たせられるでしょう。

将来の夢・人生で成し遂げたいこととの違い

「将来の夢」や「人生で成し遂げたいこと」は、ESよりも自己PRや面接で問われることが多く、個人の生き方全般に関わる大きなテーマです。例えば「起業して社会課題を解決したい」「世界中を旅しながら働きたい」といった回答は、人生観や価値観を示すには適しています。

一方、ESの「実現したいこと」はあくまで「仕事を通じて」の範囲に絞って答えるのが基本です。規模が大きすぎたり抽象的すぎたりすると、企業にとって現実味が薄く、採用評価にはつながりません。企業は「入社後にどのように貢献できるか」を知りたいので、「人生での大目標」をそのまま書くのではなく、「仕事の中でまずはどういうことを実現したいのか」と具体化して伝えることが重要です。

面接での「当社で実現したいこと」質問との違い

面接では「当社で実現したいことを教えてください」という形で質問されることがあります。これはESでの「実現したいこと」と似ていますが、ニュアンスが異なります。ESでは比較的広い視点で「仕事を通じて何を実現したいのか」を書くのに対し、面接で聞かれる「当社で実現したいこと」は、その企業でしかできないことや、その企業だからこそ挑戦したいことを答えるのがポイントです。

たとえばESでは「人々の生活を豊かにするサービスを提供したい」と書いたとして、面接ではさらに踏み込んで「御社が展開している○○事業を通じて、特に△△の領域で価値を届けたい」と具体的に言い換える必要があります。

つまり、ESは将来像を示す場所であり、面接はその将来像と企業の事業を直結させる場、と役割を分けて理解すると混同を避けられます。

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3.ESで「実現したいこと」を書く前の準備

ESで「実現したいこと」を書こうとしても、いきなりペンが止まってしまう人は少なくありません。なぜなら、自分の目標や将来像を整理せずに書こうとすると、抽象的でありきたりな内容になりやすいからです。説得力のある内容にするためには、事前準備が欠かせません。

ここでは、実際にESに取り組む前にやっておきたい3つのステップを紹介します。

自己分析で強みや価値観を洗い出す

まず取り組むべきは自己分析です。自分の性格や強み、学生時代に注力してきたことを振り返り、「なぜそれを大切にしてきたのか」「そこから得られた価値観は何か」を掘り下げましょう。例えば「仲間と協力して成果を出す経験が多かった」人なら、「チームワークを活かして大きな成果を実現したい」といった形でESに結びつけられます。

自己分析を十分に行っていないと、周囲にありふれた表現や、誰でも言えるような抽象的な目標しか出てきません。逆に、自分の経験と価値観に基づいた内容であれば、自然とオリジナリティが生まれ、読み手に「この学生なら実現できそうだ」と思わせることができます。

企業研究で事業・制度との接点を探す

次に欠かせないのが企業研究です。「実現したいこと」がどんなに立派でも、その企業で実現できなければ説得力がありません。企業の公式サイトや採用ページ、事業内容やニュースリリースを確認し、自分の目標とつながる部分を探しましょう。

例えば「AIを活用して社会の課題を解決したい」という学生なら、AI事業を展開している企業や、技術開発に投資している企業であれば具体的に書きやすくなります。また、企業の制度や研修内容に注目し、「この制度を活用してスキルを磨きたい」といった形で接点を示すと、より現実的なアピールになります。

企業研究を通じて「企業の方向性と自分の目標が交わる点」を見つけることが、説得力のあるESを作る鍵です。

インターンやOB訪問でヒントを得る

最後に有効なのが、インターンやOB・OG訪問といった実体験からヒントを得る方法です。説明会やウェブサイトだけでは分からない「現場のリアルな声」に触れることで、より具体的な目標が見えてきます。

例えば、インターンで「自分が成果を出すには論理的な分析力が重要だ」と感じたなら、「入社後は分析力を磨き、データを活かした提案で成果を出したい」と書くことができます。また、OB訪問で「この企業は挑戦を歓迎する文化がある」と聞いたら、「失敗を恐れず挑戦し、事業成長に貢献したい」と目標を言語化しやすくなるでしょう。

こうした実体験は、単なる理想論ではなく「現実に基づいた目標」として評価されやすくなります。ESの説得力を高めるために、積極的に情報収集を行いましょう。

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4.高評価につながる「実現したいこと」の書き方の型

ESに「実現したいこと」を書くとき、ただ思いついた内容を並べるだけでは、採用担当者に響きません。評価される文章には一定の「型」があります。型を意識することで、論理的かつ読みやすい文章になり、目標の説得力を大きく高めることができます。ここでは代表的な3つの型を紹介します。

PREP法で整理する(結論 → 理由 → 具体例 → 再結論)

PREP法とは、Point(結論)→ Reason(理由)→ Example(具体例)→ Point(再結論) の順に構成する文章の型です。ビジネスシーンでよく用いられる手法で、採用担当者にとっても読みやすく、納得感を得やすいのが特徴です。

例えば以下のような形になります。

・結論:「私は、IT技術を活用して多くの人の生活を便利にするサービスを実現したいです。」
・理由:「学生時代にシステム開発のアルバイトを経験し、技術が社会に与える影響力の大きさを実感しました。」
・具体例:「実際に開発したアプリで利用者から『毎日の業務が楽になった』という声をいただき、大きなやりがいを感じました。」
・再結論:「その経験を活かして、御社でも人々の生活を支えるサービスを提供していきたいです。」

この流れを意識すると、文章が自然にまとまり、説得力のあるESを作成できます。

STAR法で具体的に描写する(状況 → 課題 → 行動 → 結果)

STAR法は、Situation(状況)→ Task(課題)→ Action(行動)→ Result(結果) の流れで経験を語るフレームワークです。特に「なぜその目標を実現したいと思ったのか」を説明する場面で有効です。

例えば、次のように展開できます。

・状況:「大学のゼミで地域課題を解決するプロジェクトに参加しました。」
・課題:「地域住民がデジタルサービスを使いこなせていないという課題がありました。」
・行動:「私はチームをまとめ、初心者向けの操作マニュアルを作成し、説明会を開催しました。」
・結果:「その結果、参加者の7割がサービスを継続利用してくれるようになりました。」

このエピソードを踏まえて「社会の課題解決に貢献できるサービスを作りたい」と目標をつなげれば、根拠ある説得力を持たせられます。

穴埋め式テンプレート

文章を書くのが苦手な人におすすめなのが、穴埋め式のテンプレートです。自分の考えを整理しながら書けるため、内容がぶれにくく、短時間でまとめられるのが利点です。

「私は【実現したいこと】を達成したいと考えています。なぜなら【理由・きっかけ】を通じて、その必要性を強く感じたからです。そのために【具体的な行動プラン】を行い、将来的には【企業にどう貢献するか】を目指します。」

このテンプレートをベースに書いたあと、表現を整えたり、PREP法やSTAR法の要素を加えたりすることで、完成度の高いESに仕上げられます。

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5.実現したいことを魅力的に伝えるコツ

ESで「実現したいこと」を記入する際、同じような内容でも表現方法や切り口によって印象は大きく変わります。採用担当者に「この学生と一緒に働きたい」と思わせるには、伝え方の工夫が欠かせません。

ここでは、魅力的に伝えるための具体的なコツを解説します。

応募企業で実現できることを選ぶ

「実現したいこと」がどれほど立派でも、その企業で実現できない内容では意味がありません。たとえば「世界中の人々を食で幸せにしたい」という目標をIT企業に提出しても、評価にはつながりません。応募先の事業やサービスに関連する目標を設定することで、「企業研究をしっかりしている学生だ」と伝わります。

採用担当者は「この学生が入社後に何を実現してくれるか」を見ています。企業での業務と直結する内容に絞り込むことが、選考通過の第一歩です。

なぜ実現したいのかを根拠とともに伝える

ただ「○○を実現したい」と書くだけでは説得力がありません。なぜその目標を持つに至ったのか、背景やエピソードを交えて説明することで、文章に厚みが出ます。

例えば「エンジニアとして人々の生活を便利にするサービスを作りたい」と書く場合、根拠として「アルバイトでシステム開発を経験し、利用者から感謝の言葉をもらった経験がきっかけ」と付け加えると、読み手に納得感を与えられます。

実現のための具体的な行動プランを書く

目標を掲げるだけでなく、そのためにどう行動するかを示すと、採用担当者に「この学生は入社後の姿を具体的にイメージできている」と伝わります。

例えば「グローバルに活躍できる人材になりたい」という目標なら、「入社後は語学研修や海外プロジェクトに積極的に参加し、国際的な経験を積みたい」といった具体的プランを添えると効果的です。

応募企業へ貢献する視点を持つ

「実現したいこと」が自分の成長だけに偏ると、「自己中心的」と捉えられるリスクがあります。企業は利益を追求する組織ですから、「自分の実現したいことが、結果的に企業や社会にどう貢献するのか」を明示することが重要です。

例えば「専門スキルを磨きたい」とだけ書くのではなく、「専門スキルを活かして、顧客満足度を高め、御社の競争力向上に貢献したい」とつなげることで、評価が高まりやすくなります。

すでに取り組んでいる勉強・活動をアピールする

「実現したいこと」に向けて、すでに具体的な取り組みを始めていることを伝えると、信頼性が増します。例えば「エンジニアとして活躍したい」なら「現在、Pythonを独学で学習し、資格取得に挑戦しています」といった活動を記載すると効果的です。

このように「目標 → 行動 → 成果」という流れを示すことで、言葉だけでなく実行力のある人材だと印象づけることができます。

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6.「実現したいこと」の例文集

「実現したいこと」は抽象的なテーマであるため、言葉にしづらい就活生も多いものです。そこで参考になるのが例文です。具体的な回答例を読むことで、自分の経験や志向と重ね合わせ、どのように文章を構成すればよいかイメージできます。

以下では、職種別・業界別、さらには「社会人として実現したいこと」や「当社で実現したいこと」といった観点別に例文を紹介します。単なるコピーではなく、自分の価値観や経験に置き換えて活用してください。

職種別の例文

営業職

「私は営業職として、お客様にとって最適な解決策を提案できる存在になりたいと考えています。学生時代にイベント運営でスポンサー企業との交渉を経験し、相手の課題を理解して提案する力の重要性を学びました。入社後は御社の幅広いサービスを理解し、お客様ごとに最適なプランを提案することで、信頼される営業を実現したいです。」

事務職

「私は事務職として、組織全体が円滑に業務を進められる環境を実現したいと考えています。大学でゼミの運営を担当した際、資料作成やスケジュール管理を徹底することで、研究発表を滞りなく実施できました。この経験を活かし、正確で迅速な事務処理を通じて、御社の社員の方々が本業に集中できるよう支えていきたいです。」

エンジニア職

「私はエンジニアとして、人々の生活をより便利にするシステムを実現したいと考えています。プログラミングの学習を続け、学内プロジェクトでアプリ開発を行った際、利用者から『毎日の作業が楽になった』と感謝された経験があります。御社に入社後も新しい技術を積極的に習得し、ユーザーに価値を提供できるサービス開発に取り組みたいです。」

企画・開発職

「私は企画職として、新しいアイデアを形にし、社会に価値を届けることを実現したいと考えています。大学で地域イベントの企画を担当し、SNSを活用した集客で過去最高の参加者数を達成しました。その経験を活かし、御社の新規事業開発においてもユーザーの視点に立った企画を提案し、事業成長に貢献したいです。」

クリエイティブ職

「私はデザイナーとして、人々の心を動かすクリエイティブを実現したいと考えています。アルバイトで店舗のポスター制作を担当した際、『売上が伸びた』と感謝されたことが大きな喜びでした。御社では広告やデザイン制作を通じて、多くの人の感情に響く表現を届け、ブランド価値向上に貢献していきたいです。」

業界別の例文

IT業界

「私はIT業界で、技術を通じて社会課題を解決することを実現したいです。大学の研究でAIを活用した分析を経験し、データから新しい価値を生み出す面白さを学びました。御社に入社後はAI技術を活用し、人々の生活を便利で豊かにするサービスを開発したいです。」

金融業界

「私は金融業界で、多様な人々が安心して生活できる環境を実現したいと考えています。ゼミで金融教育に関する調査を行った際、正しい知識が生活の安定に直結することを実感しました。御社では資産形成やリスク管理の提案を通じて、顧客の将来を支える存在になりたいです。」

メーカー

「私はメーカーで、人々の生活を支える製品を実現したいです。大学での工学実験で試作品を改良し続け、使いやすさが評価された経験から、ものづくりのやりがいを感じました。御社では製品開発に携わり、安全性と利便性を兼ね備えた製品を世に送り出したいです。」

広告・メディア

「私は広告業界で、人々の心に残るメッセージを実現したいと考えています。サークルでイベント告知を担当し、キャッチコピーの工夫で来場者数が大幅に増加した経験があります。御社に入社後は、クリエイティブを通じてクライアントの価値を社会に広めることに挑戦したいです。」

商社

「私は商社で、世界と日本をつなぐ架け橋を実現したいと考えています。留学中に現地企業との交流を経験し、ビジネスを通じて国と国がつながる意義を実感しました。御社のグローバルネットワークを活かし、新たなビジネスチャンスを開拓することで社会に貢献したいです。」

社会人になって実現したいこと

「社会人として、常に学び続け、変化に対応できる人材でありたいと考えています。学生時代に複数のアルバイトを経験し、新しい環境に挑戦することで成長できたと感じました。社会人になってからも、業務を通じて新しい知識やスキルを吸収し、成長を続けていきたいです。」

「当社で実現したいこと」ES/面接での回答例

「私は御社で、ITを活用して教育格差を縮小する取り組みを実現したいと考えています。学生時代に学習支援ボランティアを行い、教育環境の差が子どもの将来に大きな影響を与えることを実感しました。御社が展開するEdTech事業に携わり、一人でも多くの子どもに学ぶ機会を提供したいです。」

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7.NG例と改善例の比較

「実現したいこと」をESに書く際、内容次第で評価が大きく変わります。意欲があるつもりで書いても、採用担当者からは「抽象的すぎる」「自己中心的」と受け取られるケースも珍しくありません。

ここでは、よくあるNG例と、それをどう改善すれば効果的に伝わるのかを具体的に比較して解説します。

抽象的すぎる回答 → 具体化した改善例

NG例

「社会に貢献したいです。」

このような回答は前向きに見えますが、あまりにも抽象的で誰でも書ける内容です。企業側は「具体的に何を通じてどう貢献したいのか」が知りたいので、印象に残りません。

改善例

「私は、IT技術を活用して地域医療を支える仕組みを実現したいと考えています。大学で情報システムを学ぶ中で、地方の病院が人材不足に直面していることを知り、遠隔診療の可能性に関心を持ちました。御社の医療向けサービスに携わり、地方でも安心して医療を受けられる環境づくりに貢献したいです。」

このように具体化することで、学生の関心分野や企業との接点が明確になり、採用担当者に強い印象を与えられます。

自己中心的すぎる回答 → 企業貢献を加えた改善例

NG例

「自分のスキルを磨いて一流のエンジニアになりたいです。」

自己成長の意欲を示すのは悪いことではありませんが、これだけでは「会社を利用して成長したいだけ」と受け取られる可能性があります。

改善例

「私は、一流のエンジニアとして技術力を高めると同時に、その力で御社のサービス品質を向上させたいと考えています。学生時代にアプリ開発を経験し、利用者からのフィードバックを活かすことで成果を上げられた経験があります。御社でも最新技術を学び続け、より使いやすいサービス開発を通じて企業と社会に貢献したいです。」

このように「自分の成長」と「企業への貢献」をセットで語ると、説得力とバランスが生まれます。

起業・独立を強調する回答 → 長期的に企業で成長する改善例

NG例

「将来は起業して自分の会社を持ちたいです。」

チャレンジ精神を評価する企業もありますが、多くの場合は「すぐに辞めてしまうのでは」と警戒されます。ESの段階であえて強調するのは避けるべきです。

改善例

「私は、将来的には新規事業を立ち上げられる人材を目指しています。そのためにまずは御社で経験を積み、既存の事業を支える中で企画力やマネジメント力を磨いていきたいです。長期的に御社の成長を牽引できる人材として貢献したいと考えています。」

「独立」ではなく「社内で新規事業を創出したい」と表現することで、同じ挑戦意欲を示しつつ、企業にとって魅力的な人材像に近づきます。

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8.ESで「実現したいこと」が思いつかない場合の対処法

ESを書く際に「特に大きな夢や目標がない」「何を書けば良いのか浮かばない」と悩む学生は少なくありません。無理に背伸びした理想を書いても説得力がなく、逆に評価を下げてしまう可能性があります。そのようなときは、自分の経験や企業が求める人物像に立ち返りながらヒントを得ることが大切です。

ここでは、「実現したいこと」が思いつかないときの具体的な対処法を紹介します。

企業の求める人物像を参考にする

応募する企業の採用ページや求人情報には、必ず「求める人物像」が記載されています。ここには企業が期待している行動特性や価値観が反映されているため、自分の目標を考えるうえでのヒントになります。

例えば「挑戦心を持って取り組める人材」と書かれていれば、「新しい業務に積極的に挑戦し、事業成長に貢献したい」という形で「実現したいこと」を組み立てられます。企業の期待に沿った目標を設定することで、採用担当者からも「理解度が高い」と評価されやすくなります。

自己分析で達成したいことを洗い出す

「実現したいこと」が思いつかない場合、自分の過去の経験からヒントを探すのが効果的です。アルバイトや部活動、学業の中で「やりがいを感じた瞬間」や「努力が報われた経験」を振り返りましょう。

例えば「人をサポートして感謝されたときにやりがいを感じた」のであれば、「事務職として社員を支え、組織の成果につなげたい」という形でまとめることができます。大きな夢でなくても構いません。「自分が大切にしてきた価値観を仕事で活かす」という視点で考えれば、自然と説得力のある目標が見えてきます。

インターンや職業体験に参加する

もし具体的なイメージが湧かない場合は、インターンや職業体験、OB・OG訪問に参加するのも有効です。実際に働く社員の声を聞いたり、業務を体験したりすることで「自分もこの仕事を通じて○○を実現したい」と具体的に描けるようになります。

例えば、インターンで営業活動を体験した学生が「人と信頼関係を築くことにやりがいを感じた」と気づき、「御社の営業として顧客の課題解決に貢献したい」と答えられるようになるケースもあります。リアルな現場に触れることで、机上の空論ではない「実現したいこと」が見えてくるのです。

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9.ESで「実現したいこと」を書く時の注意点

「実現したいこと」をうまく書けたとしても、内容や表現次第で評価を落としてしまうケースがあります。特に、誤解を招いたり、企業にとってマイナス印象につながる書き方は避けなければなりません。

ここでは、ES作成時に気をつけたい3つのポイントを解説します。

起業や独立についてアピールしない

就活生の中には「将来は起業したい」と考えている人も少なくありません。しかし、それをESに書いてしまうと「せっかく採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」と懸念され、評価が下がる恐れがあります。

もちろん起業家精神はポジティブな要素ですが、選考段階では「企業に長く貢献してくれる人材か」が重要視されます。書く場合は「御社で経験を積んだ上で、事業創出に挑戦したい」といった形で社内での挑戦に結びつけるのが無難です。

低すぎるハードルを設定しない

「実現したいこと」を記入する際に、あまりに小さな目標を書いてしまうと「意欲が低い」と判断されかねません。例えば「正確に出社時間を守りたい」「一人前の社会人になりたい」といった内容は、当たり前すぎて評価につながりません。

重要なのは「少し背伸びすれば達成できそうな目標」を掲げることです。採用担当者は、現実的かつ挑戦的な目標を立てられる学生を評価します。

自分の成長だけを考えた書き方を避ける

「自分のスキルを伸ばしたい」「成長したい」という自己成長の目標は前向きですが、それだけでは「会社を利用するだけ」と捉えられてしまう可能性があります。

避けるべきは「自分が成長したいから御社で働きたい」という一方的な表現です。代わりに「自分の成長を通じて企業や社会にどう貢献するのか」を加えることで、内容にバランスが生まれます。例えば「営業力を高めたい」だけでなく「営業力を高め、顧客満足度を向上させることで御社の事業拡大に貢献したい」と書くと、採用担当者にとって魅力的な回答になります。

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10.まとめ

ESで「実現したいこと」を問われる理由は、企業が学生の価値観や志望度、自社とのマッチ度を確認し、「長く貢献してくれる人材か」を見極めるためです。

効果的な回答には、自己分析による強みの把握と、企業研究に基づいた目標との接点の明確化が不可欠です。書く際は、論理的な構成(PREP法等)を意識し、具体的な行動プランを交えて実現可能性を示しましょう。自己成長だけでなく、企業への貢献視点を盛り込むことが評価の鍵となります。

この設問は自身のキャリアを深く考える機会でもあります。抽象的・自己中心的な表現を避け、納得感のある目標を言語化することで、入社後の活躍を人事に印象づけましょう。

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ITエンジニアの就活に特化しているからこそ分かる選考のポイントをお伝えしていますので、ITエンジニアとして就職したい方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。

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