
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
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1. エントリーシートの提出方法は手書き?パソコン?どちらが主流か
近年、就活のデジタル化が進み、多くの企業がエントリーシートをパソコンで作成・提出する形式を採用しています。特に大手企業やIT業界、グローバル企業では、応募者管理の効率化やデータ保存の観点からオンライン提出が一般的です。
一方で、老舗企業や地域密着型の中小企業では、手書きを指定するケースもまだ一定数存在します。手書きからは応募者の人柄や誠実さが伝わると考える企業もあり、完全になくなったわけではありません。
まずは、志望する企業の募集要項や説明会で、提出形式の指定がないかを必ず確認しましょう。
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2. エントリーシートを手書きで提出するメリットとデメリット
エントリーシートは就職活動において自分を企業に知ってもらう重要な書類です。手書きのエントリーシートは、今では提出する人が減少傾向にありますが、実際にはパソコン作成にはない独自のメリットが存在します。
ただし手書きだからこそ発生するデメリットもあり、提出形式を選ぶ際には慎重に判断することが大切です。
ここでは、手書きで提出する際のメリット・デメリットを詳しく解説します。
メリット
個性や人柄が伝わる
手書きの大きな魅力は、文字を通じてその人の個性や人柄がダイレクトに伝わる点です。
・筆圧や書き癖
力強い筆圧はエネルギッシュな印象、やわらかい筆致は丁寧さや落ち着きを感じさせます。
・字の形やバランス
字がきれいでバランス良く整っていれば、几帳面さや誠実さが伝わりやすいです。
例えば体育会系の企業であれば、力強くはっきりした字が「リーダーシップありそう」という印象を与えることもあります。
採用担当者の中には「手書きの文字からその人の性格や仕事への向き合い方が伝わる」と話す方も多く、文字そのものがアピール材料になるのが手書きの魅力です。
志望度の高さが伝わる
手書きは時間も労力もかかるため、提出されたエントリーシートには「この企業に入りたい」という熱意がにじみ出やすいものです。
-
・丁寧に書かれた文字やレイアウト
・バランスよく配置された文章
こうした要素は「時間をかけて取り組んだ」という証拠となり、企業への誠意が伝わります。
一方、走り書きのような乱雑な字や、文字のサイズがバラバラなエントリーシートは「志望度が低いのでは?」と見られてしまうこともあります。
手書きの提出を考えるなら、時間をかけて清書する覚悟が必要です。
ライバルとの差別化ができる
現在は多くの学生がパソコン提出を選ぶため、手書きのエントリーシートは「珍しさ」という強みを持っています。
-
・手書きにすることで他の学生との差別化が図れる
・採用担当者の印象に残りやすい
ただし、差別化だけを狙って手書きを選び、中身が伴っていないと逆効果です。「あえて手書きにした理由」や「なぜ自分が手書きを選んだのか」という軸があればより強いアピールにつながります。
デメリット
清書や書き直しに時間がかかる
手書きは、誤字や文の表現を修正するたびに新しい用紙に書き直す必要があります。
-
・誤字脱字の訂正が簡単にできない
・下書きや清書で時間が倍以上かかる
就活はエントリー数が多くなるほど一枚に割ける時間が減るため、手書きが負担になることは否めません。
読みにくい字は評価を下げるリスクがある
字がきれいであれば好印象ですが、字が雑だと逆に悪印象を与えるリスクが高いです。
-
・読みづらい字 → 内容が伝わらない
・読み飛ばされる恐れ
字に自信がない場合は、後述する書き方の工夫や練習が必須です。
郵送や提出が手間
手書きの場合、以下のような物理的負担も生じます。
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・プリンターが必要(用紙印刷のため)
・郵送の手間とコストがかかる
・提出期限ギリギリだと間に合わないリスク
特に複数企業へエントリーする場合、手書きは大きな労力になる可能性があります。
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3. エントリーシートをパソコンで提出するメリットとデメリット
デジタル化が進む現代では、エントリーシートをパソコンで作成することが主流になりつつあります。
「個性が出にくい」という懸念はあるものの、パソコン提出には効率や精度の面で非常に大きな利点があります。
ここではパソコン提出の具体的なメリット・デメリットを詳しく解説します。
メリット
作成の手間や時間を短縮できる
パソコン作成はスピーディーかつ効率的です。
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・誤字脱字はすぐに修正可能
・コピペを活用できる
・志望動機や自己PRを複数の企業向けに微修正して使い回せる
例えば、志望動機の一部を企業ごとに差し替えれば、効率的に複数社へエントリーできます。手書きのように最初から全て書き直す必要がないのが大きな利点です。
文章校正ツールが使える
パソコンなら、文章を整えるためのツールを活用できます。
-
・文法チェック
・誤字脱字の自動検出
・読みにくい表現の修正提案
こうしたツールを使うことで、文章の質を短時間で引き上げることが可能です。
ただし、ツールの修正だけに頼ると表現が平凡になりがちなので、最終的には自分の言葉で整えることが大切です。
採用担当者にとって読みやすい
パソコン提出のエントリーシートはフォーマットが整いやすく、文字の大きさも均一で非常に読みやすいです。
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・大量のESを読む採用担当者に優しい
・内容に集中して読んでもらえる
・読み飛ばされにくい
特に人気企業では、数百枚単位のエントリーシートをさばくため、読みやすさは非常に重要な評価ポイントです。
デメリット
個性が伝わりにくい場合がある
パソコン作成は整然とした見た目にはなるものの、
-
・書き手の人柄が伝わりにくい
・熱意が薄いと受け取られることがある
というリスクがあります。
ただし、多くの企業は「個性より内容重視」であり、文章内容や具体性があれば問題ありません。
ミスに気付きにくい
修正が簡単な分、最後の確認を怠りがちになる点も注意です。
-
・コピー&ペーストで社名を間違える
・誤字脱字の見落とし
提出前は必ず全体を印刷して確認するなど、アナログチェックも活用しましょう。
提出形式の確認が必須
デジタル提出の場合、企業によって指定が異なります。
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・PDFで提出が必須の企業
・オンラインフォームのみ受付の企業
・Word形式で提出を求める企業
ファイル形式やファイル名を誤ると、受理されない恐れがあります。提出前には必ず要項を読み込みましょう。
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4. 企業が手書きを指定する理由とは?
近年、多くの企業ではエントリーシートのデジタル化が進んでいますが、それでもあえて「手書き提出」を指定する企業は存在します。
では、なぜ企業は手書きのエントリーシートにこだわるのでしょうか?
ここでは、企業が手書きを指定する主な理由を解説します。就活生にとって、企業の意図を理解することは対策を立てるうえで非常に重要です。
筆跡から人柄や性格を知りたい
手書きの文字には、その人ならではの癖や雰囲気が現れます。
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・筆圧の強さや線の勢い → エネルギッシュさ、意思の強さ
・字の大きさや余白の取り方 → 几帳面さ、計画性
・全体のバランス → 丁寧さ、誠実さ
採用担当者の中には「文字を見れば、その人の性格がだいたい分かる」と話す人もいます。
とくに「人柄採用」に力を入れる企業では、筆跡を通して応募者の本質を知りたいという狙いがあるのです。
志望度の高さを測るため
手書きのエントリーシートは、書くのに時間も労力もかかります。
-
・下書き→清書という手間
・ミスをすると書き直しが必要
・丁寧に書く集中力
この「大変さ」を乗り越えて提出してくれるかどうかを、志望度のバロメーターにしている企業もあります。
たとえば人気企業や大手企業は応募者が多いため、手書き指定で「本当に志望度が高い人」をふるいにかけるケースも少なくありません。
代筆防止のため
パソコン作成の書類は、誰でも簡単に他人に頼んで作成してもらえます。
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・就活塾
・友人や家族
・コンサルサービス
こうした「代筆リスク」を減らすために、手書きを指定する企業もあります。筆跡は個人特有のものなので、他人が真似するのは難しいからです。
とくに採用人数が少ない中小企業や、信頼関係を重視する企業では、「本人が書いた証拠」として手書きに価値を置いていることがあります。
社風や文化を大切にしている企業が多い
歴史の長い老舗企業や、伝統を重んじる企業では、以下のような理由で手書きが支持されることもあります。
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・書類文化が根強い
・紙ベースで管理する文化が残っている
・社員に「丁寧さ」を求める風土
たとえば製造業や教育・福祉系、行政関連の企業などでは、手書きを重視する傾向があります。
手書きを求める企業=古い体質、というわけではなく、その企業の価値観や業務スタイルが背景にあるのです。
顧客対応力を見極めたい
手書きの文字には、相手への気遣いや心配りが表れます。
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・読みやすい字を書く努力
・美しいレイアウト
・丁寧な文字の形
こうした点は、営業職や接客業など「人と接する仕事」に直結するスキルとして評価されることも。手書きの文字を通して「顧客の立場を考えられるか」を見る企業もあるのです。
このように、企業が手書きを指定する背景には、単に昔ながらの慣習だけでなく、志望度や人柄を深く知ろうとする意図が隠されています。指定があった場合は、必ず従うのが大前提です。
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5. 企業指定がない場合はどちらを選ぶべきか
企業によっては、エントリーシート提出方法について「手書き」か「パソコン」かを明確に指定していない場合があります。
こうしたとき、どちらを選ぶべきか迷う就活生も多いでしょう。
結論としては、以下の視点で判断するのがポイントです。
基本はパソコン提出がおすすめ
ほとんどのケースで、企業はエントリーシートの内容を重視しています。文字の美しさや手書きの労力そのものが合否を決める要素にはなりにくいです。
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・読みやすい
・修正しやすい
・時間を有効に使える
パソコン提出にすることで、志望動機や自己PRを何度も練り直せます。複数社への応募にも対応しやすいので、時間の限られた就活生には大きなメリットです。
もし企業が特に指定していなければ、パソコン提出で問題ありません。
手書きを選ぶ場合のケース
ただし、以下のようなケースでは、あえて手書きを選ぶのも有効です。
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・志望企業が伝統を大事にする業界(例:製造業、行政、教育)
・社員の年齢層が高い
・対人関係やホスピタリティを重視する職種
・ライバルと差をつけたい場合
手書きには「努力」「丁寧さ」「個性」が出やすく、企業によっては高評価につながる可能性があります。
注意点:手書きに固執しすぎない
「手書きの方が熱意が伝わる」と考えて、すべての企業に手書きを出すのはおすすめできません。
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・書き直しに時間がかかりすぎる
・内容のブラッシュアップが遅れる
・エントリー数を減らす原因になる
結局、就活で重要なのは「何を書いているか」です。時間と体力を無駄に消耗するより、パソコン提出で内容を磨き込む方が、結果的に選考を有利に進められることが多いのです。
企業研究を徹底する
「企業指定なし」の場合は、自分で判断するしかありません。そこで最も重要なのが企業研究です。
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・社員紹介や採用HPで社風を調べる
・OB・OG訪問で情報を集める
・説明会で「提出方法」を確認する
企業によっては「パソコンでも手書きでも構わないが、手書きだと目立つから有利になる」と言う担当者もいます。迷ったときは、採用担当者に直接質問するのも良い方法です。
結論
-
・指定がない場合 → 基本はパソコン提出
・手書きが活きる企業や職種では → 手書きも検討
・ただし無理に手書きにこだわらず、最優先は内容
自分の志望業界や企業の文化をしっかり調べたうえで、提出方法を選びましょう。
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6.エントリーシートを手書きする時のポイント
次に、エントリーシートを手書きする時に押さえておきたい書き方のポイントをご紹介します。エントリーシートを書き始める前に、次のポイントを理解しておくことで、書き直しの手間を減らすことができるでしょう。
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・パソコン・スマホで下書きしてから書く
・文字の大きさやスペースのバランスを取りながら書く
・予備の用紙を多めに用意する
それぞれのポイントを詳しくご紹介します。
パソコン・スマホで下書きしてから書く
手書きのエントリーシートを書く時にも、まずはパソコン・スマホを使って下書きを作成するのがおすすめです。パソコンを使ったエントリーシートのメリットでもある、作成の手間・時間を短縮できる点や、文章校正ツールを使える点が効率をアップさせてくれることが理由です。文字数の指定がある場合にも、文字数カウントツールなどを使えば正確に算出できるため、まずは下書きをパソコン・スマホを使って用意してみましょう。
文字の大きさやスペースのバランスを取りながら書く
下書きした原稿をエントリーシートに清書する時には、文字の大きさやスペースのバランスを取りながら書くことが重要です。書き進める中でスペースが不足して不自然に文字が小さくなってしまったり、文字が小さすぎたせいでスペースが余ってしまったりすると、見た目の印象が悪く選考でも不利になってしまいます。話の区切りで適度に改行を入れる、または下書き用の用紙で文字サイズを調整するなどの対策で、見た目のバランスが良いエントリーシートを目指しましょう。
予備の用紙を多めに用意する
エントリーシートをプリントアウトする時には、同じ用紙を何部かコピーしておき、下書きや練習用に使えるよう準備しておくのもおすすめです。予備のエントリーシートで文字の大きさやスペースのバランスを調整したり、メモを残しながら下書きを書いたりすることもできるからです。もちろん書き損じた時の備えにもなるため、できるだけ多めの用紙をプリントアウトしておきましょう。
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7.エントリーシートを手書きする時に気をつけたい注意点
手書きのエントリーシートを提出する場合、基本的なビジネスマナーとして文書を提出する時のルールを守らなければなりません。特に気をつけたいのが、以下の3つの注意点です。
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・消せるボールペンは使わない
・修正ペンや二重線を使用しない
・提出前にコピーを取っておく
一つひとつ順番にご説明します。
消せるボールペンは使わない
摩擦熱でインクが透明になるタイプの消せるボールペンは、エントリーシートや履歴書といった書類を書く時には使用しないことが大切です。後から修正・上書きできてしまう消せるボールペンは、公的な書類では使うことはできず、役所などでは提出を受け付けられないこともあります。エントリーシートも同様で、消せるボールペンで書いた書類は低評価の原因となってしまいます。
また、消せるボールペンのインクは直射日光やコピー機の熱により、思わぬところで消えてしまうことも考えられます。選考での減点を防ぎ、意図しないトラブルを発生させないためにも、消せるボールペンは使わないようにしてください。
修正ペンや二重線を使用しない
エントリーシートを書く時に誤字・脱字があった場合、修正ペンや修正テープなどで修正せず、新しい用紙を用意して書き直すようにしましょう。二重線で訂正するのも避けた方が無難です。手書きのエントリーシートは見た目の印象が大きく影響する分、修正ペンや二重線での訂正は悪目立ちしてしまい、マナー違反や意欲のない応募と受け取られてしまうこともあります。
手書きでエントリーシートを書く時には、ミスはどうしても発生してしまうものですので、事前に用紙を多めに準備してすぐに書き直せるように準備しておくことが大切です。
提出前にコピーを取っておく
手書きのエントリーシートが完成したら、そのまま送付するのではなく、必ず完成版のコピーを取っておきましょう。エントリーシートの内容は、その後の選考の面接でも尋ねられることがあり、スムーズな受け答えができなければエントリーシートの内容に疑いを持たれたり、説得力が失われてしまったりする可能性が出てきます。
そのため完成したエントリーシートのコピーは常に手元に用意しておき、面接対策に活用しましょう。
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8.字が汚い人でも手書きのエントリーシートを綺麗に書くコツ
企業から手書きのエントリーシートの提出が求められたが、字が汚いことにコンプレックスがある場合、どのように書けば評価が下がらないのか気になることでしょう。ここでは手書きの文字に自信がない方でも、綺麗なエントリーシートを書くコツを3つご紹介します。
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・書道の基本を押さえて書く
・文頭の空白や改行を入れる
・文字の大きさを揃える
一つひとつ順番に解説していきます。
書道の基本を押さえて書く
手書きの文字を綺麗に書くためには、書道の基本である「とめ・はね・はらい」を意識することがポイントです。特に漢字を美しく書くためには、この書道の基本を押さえておかなければなりません。一文字一文字「とめ・はね・はらい」を意識しながら書くことにより、自然と走り書きを防いで丁寧に書けるようになるメリットもあります。
毛筆でじっくりと書く意識を持ちながらボールペンを動かすようにすると、「とめ・はね・はらい」が美しい綺麗な文字で書けるようになるでしょう。
文頭の空白や改行を入れる
エントリーシートを書く時には読み手にとっての読みやすさも考え、文頭の空白や改行を入れながら書くことも大切です。特に話の切り替わりの部分では、文章をそのまま続けるのではなく、改行と文頭の空白を入れて段落を切り替えると良いでしょう。段落がはっきりと分かれていれば、テーマが切り替わることを読み手に意識してもらうことができます。
改行や空白がなく、記入スペースにぎっしりと文字が埋まっているエントリーシートは、採用担当者にとっては非常に読みづらく、せっかくの熱意が伝わりにくくなってしまいます。事前に下書きで文字サイズやスペースの使い方を調整しながら書くことで、字が汚くても読みやすいエントリーシートを作ることができるでしょう。
文字の大きさを揃える
エントリーシートの第一印象を大きく左右するのは、字が汚いか綺麗かというよりも、文字の大きさに不揃いがないかという点です。たとえば書き出しの部分では力強く大きな文字サイズで書かれているにも関わらず、締めの部分ではスペースが不足したせいで窮屈な文字サイズで書かれていると、計画性がない人物と評価されることも考えられます。
エントリーシートを読む採用担当者は、40代〜50代のベテラン社員であることも多いです。あまりに小さすぎる文字で書いたエントリーシートは読みにくさにもつながるため、できるだけ大きめの文字で統一しながら書くと良いでしょう。
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9.手書きエントリーシートが活かせる業界・企業とは?
「基本的にはパソコン提出がおすすめ」とはいえ、手書きエントリーシートが武器になる業界・企業も確かに存在します。
企業によっては、手書きの文字から人柄や熱意を感じ取りたいという思いが強く、あえて手書きを評価するケースがあります。ここでは、手書きが活きる代表的な業界・企業の特徴を詳しく紹介します。
年齢層が高い企業・老舗企業
伝統を重んじる老舗企業や、社員の年齢層が高い企業は、紙文化や書類文化が根強い傾向にあります。
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・これまで手書き書類を大切にしてきた
・デジタルより「書面の丁寧さ」を評価する文化
・ベテラン社員が多く、手書きに親しみを感じる
たとえば、老舗製造業、歴史ある建設業、伝統工芸関連など、長い歴史を持つ企業では「手書き=誠実」「丁寧さの象徴」としてプラス評価されることがあります。
対人スキルを重視する企業
営業職や接客業など、人と接する場面が多い職種では、手書き文字が「相手を思いやる気持ち」の象徴として受け止められることがあります。
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・読みやすい文字を書く配慮 → 顧客意識の高さ
・丁寧に書く姿勢 → 誠実さ、真面目さ
特に体育会系の社風が強い企業や、対人関係を重視する企業では、手書きで提出することで「相手を思いやる姿勢」をアピールできます。
教育・福祉業界
人への思いやりや誠実さが問われる教育・福祉業界も、手書きのエントリーシートが好まれる傾向があります。
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・教員採用試験や福祉関係では、手書きが標準のことも
・相手を思いやる性格を文字から感じ取りたい
手間をかけて手書きしたエントリーシートは、教育や福祉の「人を支える仕事」に通じる姿勢を示すアピール材料になります。
中小企業
大企業よりも独自の採用基準を持つ中小企業では、手書きを好むケースもあります。
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・手書き=熱意の証
・個性を知りたい
・一人ひとりをじっくり見る文化
特に採用人数が少ない企業では、「手書きならではの個性を知りたい」という思いが強い場合があります。
学生人気が高い企業
応募者が多い人気企業では、手書きエントリーシートが差別化の武器になる場合もあります。
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・手書きのインパクトで印象に残る
・「熱意がある」と思わせる可能性が高い
ただし、人気企業では大量のESが集まるため、文字が汚かったり、手書きの中身が薄いと逆効果になることも。見せ方の工夫が重要です。
まとめ
以下に該当する企業を志望するなら、手書きも選択肢のひとつとして検討しましょう。
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・社員の年齢層が高い
・伝統や文化を重視する企業
・対人スキルが重視される業界
・教育・福祉など人を支える業界
・中小企業で個性を重視する企業
・学生人気が高く差別化が必要な企業
ただし、手書きにこだわり過ぎず、自分に合った提出方法を選ぶことが大切です。
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10.まとめ
近年ではエントリーシートの提出方法は、パソコンで作成したものをメール・Webから出すものが一般的です。手書きのエントリーシートは個性・性格を表現しやすく志望度の高さが伝わりやすいメリットがありますが、作成に時間がかかり採用担当者への負担になるデメリットが考えられます。
そのため基本的にはエントリーシートはパソコンで提出することが望ましいですが、手書きの指定がある場合や手書きが評価されやすい企業の場合には、本記事で解説したポイントを踏まえながらエントリーシートを書き進めるようにしてください。
ITエンジニアを目指す新卒学生向け就活エージェントならレバテックルーキー
レバテックルーキーは、レバテックが運営するITエンジニア専門の就活エージェントです。多数のITエンジニアのキャリア支援経験のあるアドバイザーが、あなたのスキルと希望に合わせた企業の紹介から、人事目線での面接対策など、就職までを一貫してサポートします。ES添削、面接対策、ポートフォリオ作成サポートなども実施していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。
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